今回は「いっぷくからありがとう」さんの2023年04月06日の記事を紹介します。
「短編集について」
ここ2日間のお話は、神さまの御業の真実を基に書き起こした短編集です。
神さまは、私たちに常に働きかけています。
一瞬たりとも途切れることはありません。
その神様の御業は隠されて見えません。
神さま自身が私たち当事者の背後に隠れ、働きかけているからです。
地球での壮大な劇を演じている私たちは、その劇に没頭し、
あたかも自分の意志で判断し動き、様々な出来事を経験しているように感じていますが、
神さまは、全ての出来事の背後で、膨大な出演者の時間を調整し、環境を整え、配役を決め、その出来事が最適なタイミングで起きるように取り計らっています。
更に沢山の当事者の意識に同時に入り、各々にひらめきを与え、
彼らがあたかも自分の意志で行動したかのように見せ、その出来事を私たちに経験させてくださっています。
全て神様の掌の中で行われている経験です。
何故神様は、そのようなことをなさるのか?
それは私たちに神様の「愛」の経験をさせるためです。
私たちは今、この地球を舞台にした壮大な劇を演じている最中です。
そこには沢山の喜びと悲しみがあります。
本来、それらの感情は、決して私たちの魂を傷つけることはありません。
ただ深い喜び、深い悲しみは、私たちの魂を激しく揺さぶります。
喜びの絶頂に上り、人を見下してしまうこともあれば、悲しみの淵に沈み、全ての存在を憎む経験さえ引き起こします。
こうして私たちの魂は、感情と言う暴風に吹かれ、両極端を行ったり来たりを繰り返し、魂の学びを深めます。
こうして悠久の時を経ながら私たちの魂は、だんだんと進化の階段を上っていきます。
時間の始まりの時、この宇宙の発生と同時に私たちの魂は、神様から分裂しました。
私たちの魂は神様と同じ属性を持っています。
それは愛と許しと言う属性です。
そして私たちの住むこの地球は、神様から頂いた魂を飛躍的に進化させる目的で作られました。
永遠のイノチと、そして魂の発生から全ての記憶と経験を持つ私たちの意識から、
地球転生の間、肉体に入ることにより一時的に記憶を抹消されます。
同時に、肉体を持ったがゆえに、「感情」を経験することができるようになりました。
これらの環境が整ったこの地球は、今まで正しく機能し、沢山の宇宙的生命体の魂の進化に寄与してきました。
宇宙の仕組みは全て波のバイオリズム的な構造になっています。
良い時と、悪い時、山と谷の時代が繰り返し押し寄せます。
ここ2万6千年間は地球にとって悪い時期、つまり谷の時期でした。
自我と欲望の強い地球外知的生命体の働きと、
私たち地球人自身の持つ怠惰で他人依存的な傾向、
自分さえ良ければの他人を顧みない欲望。
それらの個々の沢山の小さな灰汁(アク)が凝り固まり、悪の精神が巨大化し蔓延しました。
その波長に同調し付け入り助長し、その負の方向性を持つエネルギーを欲する地球外の生命体も集まるようになりました。
時代が極まりつつあったのです。
このような山と谷の時代を地球は繰り返し、過去には大きな地球規模の大変動が行われました。
悪が極まれば次の時代は善が力を付けます。
但しその過渡期に於いて、人々は大変な時代を通過しなければなりません。
神々と遮断され、悪魔的なオーラが支配する世界では、
・神々が瞬間瞬間にも私たちに働きかけてくださっていること、
・私たちが神々と同じ属性を持っていること、
・すべての生命体にとって死は存在しないこと。
それらを理解することができなくなり、
結果としてこの地球と言うせっかくの学びの場を、精神の牢獄、地獄と化してしまうのです
空海の仰った「生きながら地獄に生きる」とはこのことです。
今、このような人々が急激に増えています。
本来の私たちの魂はイキイキと伸びやかで、生命力に満ち溢れ自由闊達であったはずです。
言葉の遊びではなく、本当に地球の精神世界(次元)は大きく2つに分かれようとしています。
今、生きながら精神の牢獄に住む人は、死してなお、そちらの世界に足を踏み入れることでしょう。
ですが逆に、この悪の極まった時代でさえ、神々の崇高な意思を感じ取り、
生死を超え愛の繋がりを大切にしようとする人も必ずいるはずです。
この短編の物語では、神々の隠されたご意思を、物語を媒介として、
正しく知っていただこうと試みています。
本来、神々の意図は肉体を持つ人間には見えません。
感じ取ることも難しいものです。
そのため、魂の進化の星、地球でさえ、生命体が魂の経験を積み、
神々に近づき進化するためには、多くの時間を必要としました。
ですが、この地球が2万6千年ぶりに大きく変わろうとしている今、
精神的な次元が分離しつつある今、
多くの方々に神々の愛と、その御業の意味を知っていただき、
真の幸せを掴んでいただくことで、新しい時代の夜明けを迎えていただきたいと願っています。
感情の星、地球で、どんなに辛く悲しいことも、肉体を去り、
永遠のイノチに戻り、永遠の記憶が蘇った時、その深淵なる神々の計画を正しく知ることになります。
悲しい別れをした魂とも、必ず笑顔で再会することになります。
どうか残りの人生、魂を輝かせて生きてください。
肉体を持っての生活は一瞬で終わります。
縁ある魂たちは、肉体的な死をもってしても、気持ち・心を共有しています。
どうか暗黒の憎しみで心を満たさないでください。
空虚な生活を送らないでください。
先に旅立った縁ある魂たちや、神々を悲しませないでください。
血の涙を流させないでください。