今回の出羽の巡りのコースの大体の内容を私が決めて、大まかに私も下見をしましたが、ほとんどは秋田の皆さんにお願いして念入りに行程案を決めていただき、最終的にまとめたものです。ですから全てはお任せ状態ですので大助かりです。
森吉山は花の全国100名山といわれる秋田県北の名峰です。ゴンドラ乗り場に予定通りの時間に到着できました。
生憎の天候です。1週間前の下見の時には、ゴンドラ終着駅から目的地の森吉神社までの道の半分は雪渓で難儀したようです。寒さもきつく、事前に周到な準備をするように皆さんにお伝えしていました。ですから乗り場に着いてから皆さんは本格的登山の出で立ちに着替えて用意しています。私も防寒具と山登りの靴で臨みました。
ゴンドラの乗車時間は17分ほどで、車中で弁当の昼食を頂きました。ゴンドラは山頂に近づくほどにガスが出ていて視界不良です。山頂駅に皆さん揃いましたが、小雨の中ガスっていて風もあります。皆さん元気に登る覚悟を決めていますが、しかし、ここで私はリタイアすることに決めました。私以外にリタイアの方が2名です。皆さんを見送って直ぐに3名でゴンドラを下りることにしました。軟弱モードで後は皆様にお任せです。
ですから森吉神社でのあわ歌、冠岩については私は不明ですので以下のブログをご覧頂き、参考にして下さい。
「光と響きとあい」中山博と巡る出羽・秋田の旅①、②
http://ameblo.jp/aifukaki/entry-12039632817.html
http://ameblo.jp/aifukaki/entry-12040025135.html
後で伺った森吉神社でのお言葉は以下でした。
「伝え行くこと、是よりのことなり。
開かれてこの地球へと繋がり来る事ごと、皆々分からぬ大きなること。
この地に現わるる事ごと、皆々始めてのこと。皆々様に起こり来ること、この時に流して消し去ること。全てはすっかり新しき。
分からずとも、ただただその身を明日へと進みて下され。
揺るがぬその身は大いなる身なり。ただただ忘れず、晴れて新らしきをお迎え下され。」
新しき世への変化の内容は厳しく覚悟が必要なようです。
次の目的地は男鹿半島の寒風山です。360度見渡せる太古の時に現れ出でたこの山はかつて噴火したようです。端正な山容は遠くからも良く見えます。
「寒風山は、およそ2万年前の氷河時代の終わりころから、数回にわたる噴火活動を繰り返して形成された成層火山です。山頂(354.8m)は、安山岩の溶岩でできていて、眼下には最も大きな第一火口、すり鉢型の第二火口、浅いくぼ地の妻恋峠火口の、三つの火口を望むことができます。」
この地へ着くころには天気も回復して、山頂展望台からの眺望は素晴らしいものでした。ここではあわ歌を響かせることなく男鹿八望台へと向かいました。
八望台に着くころにはまた雲がでてきました。の展望台から西の海、日本海を見ると、曇り空なのに海面に光が見えます。その光が変化していきます。暫しその光の変化をみて不思議なことで、どういうことなのか図りかねていました。海底に海坊主の蛸がいるとか、宇宙船がいるとか、適当なことを皆で言って楽しんでいましたが、なんとも光の正体が不明なのです。
写真は以下のブログが良く撮れていますのでご覧ください。
「光と響きとあい」中山博と巡る出羽・秋田の旅③
そこであわ歌を響かせましたがその時のお言葉です。
「カンダラ ルル ラロ ヒム ウマ ラリ ロイ ウム ヲ ムル ルリ アワ フル ワス ウタ ママ ナル ナリ」17:13
これまたどういう意味なのか不明です。
一ノ目潟、二ノ目潟、三ノ目潟、そして四ノ目潟の戸賀湾などが見えるここ八望台は男鹿でも指折りの景勝地で夕日のビュウポイントでもあります。夕日は見れませんでしたが怪しげな摩訶不思議な光と遭遇できて良かったです。男鹿はUFOが良く見えるといわれるところでもあります。
男鹿の紹介記事によると以下のようです。
「一ノ目潟、二ノ目潟、三ノ目潟は日本では男鹿半島にのみ存在する爆裂火口(マール)湖です。また、戸賀湾(四ノ目潟とも)はそのような火口が海とつながった火口湾です。古くから毎年大晦日に行われる「なまはげ」行事が有名な所として知られています。真山、本山、毛無山は男鹿三山と呼ばれ、古くから山岳信仰の霊場とされています。
男鹿半島は秋田県では最も古くから開けた地域の一つで、縄文時代早期あたりからの遺物が発見されているのをはじめ、縄文・弥生時代の遺跡や遺物が多く出土している。
室町時代には津軽の十三湊を中心に勢力を誇った安東氏の支配下にあり、隆盛をきわめた。」
1日目の予定を全て巡り、余裕で男鹿温泉の宿に到着できました。素晴らしい温泉と美味しい食事で十分に満たされ、癒され無事に1日目を終えました。