私がそれらの中で注目したものは、秋田安東家の末裔の三春藩藩主の方の写真でした。
津軽の安倍氏の流れでウイキペディアによると以下のようにあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E6%9D%B1%E6%B0%8F
「安倍貞任第2子の高星を始祖とする系譜を伝えている。
安東氏の後裔である旧子爵秋田家には、家祖の安倍貞任を長髄彦の兄である安日の子孫とする系図が残っており、このため安東氏を蝦夷とする見解と蝦夷ではないとする見解の対立があるが、家系伝承については蝦夷の祖を安日に求めた室町期成立の『曽我物語』の影響を受けている可能性が高いため、信憑性は低いと考えられている。ただし、自らを「朝敵」であった蝦夷の子孫とする系図を伝えてきたことが、北奥地方に独特の系譜認識を示すものとされている。」
安藤家で有名な当主は安東 愛季(あんどう ちかすえ/よしすえ)です。
「文武に秀で、秋田郡・檜山郡・由利郡などを版図に収めて羽後(出羽北半)最大の大名となった彼は、「斗星(北斗七星)の北天に在るにさも似たり」と評された。」
とあり、あだ名を「北天の斗星」といわれた存在です。
4月に津軽半島を巡りましたが、偽書といわれる東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)は、「古史古伝の一つで、古代における日本の東北地方の知られざる歴史が書かれているとされていた、いわゆる和田家文書を代表する文献。」といわれるものですが、私から避けて通れない頭の片隅にある情報です。
13日朝8時には宿を出発して赤神神社五社堂に向かい出発しました。早々にあわ歌を車中で歌いましたがその時のお言葉です。
「皆様ご覧のあの光、見事に写したるは天地のハーモニー。
音は発せられたるなり。その音に乗り来る光なり。
写して参ろう是よりも。皆様の響きと共に。」8時半ごろ?
昨日見た光は天地のハーモニーとあります。天と地と人を繋ぐ音と光を人を介して響きを会得し発していくことがお役目なのでしょうか。
赤神神社五社堂は999段の石段を登った山の中腹にあります。この神社の由緒には「男鹿半島の本山、真山に祭られている赤神は古くから「漢の武帝」であるとされています。」とあります。更に、五社堂への石段には地元では有名な言い伝えがあります。
「およそ2000年の昔、漢の武帝が5匹のコウモリを連れて男鹿にやってきました。コウモリは5匹の鬼に変わった。武帝は5匹の鬼たちを家来として使ったが、1年に一度正月を休みにさせました。鬼たちは大喜びして里へ降り、作物や家畜を奪って大暴れし、ついには里の娘までさらっていくようになりました。困った村人たいちは、一夜で千段の石段を築くことができれば1年に1人ずつ娘を差しだすが、もしできない時には二度と里に降りてこない、という賭けをしました。鬼たちは精魂を尽くして積み上げあと一段!正に完成寸前、というところで「コケコッコー」と一番鶏の鳴き声。鬼たちはあきらめて、約束どおり山奥へと立ち去ったといわれています。
この鳥の鳴き声は、モノマネの上手な村人が石段完成を阻むために鳴き真似をしたとか、いつも鬼に馬鹿にされている天邪鬼が腹いせに鳴き真似をしたとか言われています。
鬼が来なくなって何か心寂しく感じた村人たちが、年に一度正月15日に鬼の真似をして村中を回り歩く様になったのが、あのナマハゲの始まりだと言われています。」
999段を登りきり他に見られない5社の佇まい中で秋田の方々が前面に立ち、あわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「この度、この地球を進めるこの時にあたり、このあわ歌にて皆々様が天地繋ぎ行く、この北の地を、それぞれ定めてしっかり柱と成し行かれ、大きなる1歩へ進まれて、来る7日、大きなるを確認いたす。是より回るこの地、大きなる地なり。」9:12
下りはあっという間に楽々と出来ました。次は秋田の名峰、太平山の三吉神社です。
その車中に以下のお言葉がありました。
「新たなるのひとつは、この地の方々、皆々大きく広きと成り行き、見えます、聞こえます。二つのその身の器官を変え行きて、振動捉えて分かり行く方々多くなりまする。
その為の事、この身を通して伝え行く。」10:08
太平山三吉神社でなくその先にある金山滝であわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「助けは無しなり。皆々その身の全てを開き、全てに響きて、その身の全て、動きて働き、この地の全て讃えて参れば大安心。
皆々生き生き、嬉しきなるなり。無しとはこのこと。
その身以外は皆々大いなるこの地球にあり。11:30
素晴らしい滝です。太平山の登山口にありますが、地球の大自然の中に生かされているエネルギーを満々といただけました。午前の巡りを終えて大平山リゾート公園内の自然学習センターまんたらめで美味しい豪華なお弁当を頂ました。センターではよさこい踊りでしょうか、多くの若者が練習していました。