この岩山からタイハル岩の方向に向かって岩山が連なっています。
博物館の中にチベット仏教のお寺の拝殿がありました。そこで皆さんであわ歌を歌い、大きな響き、光を発しました。その時のお言葉です。
「果たして下され、この地の元なる大きなるを、今一度ここに現すこと。
この地をこの奥の岩山を通し、元へと繋ぎて、広き地、豊かなると成したり。
その時の大きなる伝えを水と共に、全てを生かすなり。
大切に守り行かれませ。」16:21
タイハル岩は先のお言葉の通りに川の流れる草原の中に岩山を北にしてポツンと立っていました。ガイドブック等の写真と違って、回りにはゲルやお土産屋さん、乗馬体験の店など、観光地化しています。そして岩には無数の落書きがあります。
タイハル岩を過ぎて北にある素晴らしい岩山との間で丸に十の配置を成してあわ歌を響かせました。
「あ~ 繋がりて、繋ぎ行き、結びて、大きな輪(和)を作り、この地球の東より西へと回して、ひとつの大きな輪(和)と成りて、この地球守りて、大いなる宇宙と繋ぎ、ひとつと成して、遥かなる新しきへ変わりて参りましょうぞ。
大いなる柱と成し行きて参りましょう。」17:40
大きな輪とありますが、大和の白石の繋がりです。目出度く大いなる意図はここで果たすことが出来ました。
私にはタイハル岩は目印で、タイハル岩よりもその北側の岩山が素晴らしい存在に思えました。この地は岩盤がしっかりして地からのエネルギーを放射し、天空へと情報を発信する格好なところです。この時点で明らかに大和の白石へのネットワークラインが整ったようです。
2日の宿泊所はツェンヘル温泉にあるツーリストキャンのゲルです。そこへの道は将に道なき道、草原を走り、橋のない川を越えてのスリリングなドライブでした。途中、多くの家畜の放牧が成されていますが、沢山の土ねずみ、リスが走り回っています。ガイドさんによるとこのリスはとても美味だそうですが、現在は捕獲が禁じられているようです。
温泉に水着で入りましたが快適です。夜空は満月で別世界です。ゲルにストーブをたいてくれるのですが、煙突の回りはテントが開いていて天空と繋がっています。いささか寒かったゲルもあったようですが私は熟睡できました。
3日朝にツーリストキャンプで中山さんが響かせましたがその時のお言葉です。
「雨降り来たりて、大きなる繋ぎと成りたり。
大いなり。嬉しかり。は~。」9:00
この日はキャンプから延々と600キロほど10時間かけてウランバートルへ向かいます。走り出して山、川を越えて暫く進むと神秘的な湖が現れました。湧き水に満たされた「冷え湖」と言う湖で、水温が低く、それにちなんだ名がついています。そこで「あいうえお」を響かせました。その時のお言葉です。
「はるばるの旅はご苦労なり。
大きく広げて、清らかに成し行くを助けられませ。
この池の水の如きなり。
進は大きなる喜びと成し行きましょう。」9:58
嬉しいお言葉です。
バスの旅は楽しい世界で、見る景色も興味深いもので私は体も元気で飽きずに過ごせました。この日は車中でビールを飲んだりアイスクリームを食べたり和気藹々と過ごせました。
途中のトイレ休憩が一息入れるのにベストです。そんな車中で以下のお言葉がありました。
「モンゴルの北の端より、南へ86KM。そこから東に13KM。
岩山の麓に印あり。
地下より吹き出る大きなる穴、地下の入口。」16:02
えっ?地図を広げてみるとロシア国境近くです。新たにその地に向かうのは無理があります。ガイドさんも行ったことがないようなところです。モンゴルは岩手県と地形が瓜二つの如くに似ています。岩手県でその地を当て嵌めてみると、和賀岳、真昼山地の辺りです。
話の流れで、俄かにその地を訪れることになりました。
そして車中で以下のお言葉がありました。
「止めの大きな光なすこの地にありて、成し行かれませ。明日の働きを願う。
そのことは大切なるなり。所縁の地ぞ。
ヤラ ラン タルタリ。」16:35
明日には大事なことが待ち受けているようです。