今回の宿は、丸に十の円の丁度、真南に当たるところでした。今日は南から東を巡って北東まで上り、中心の田沢湖へ、そして仙台への行程です。走行距離は昨日よりも長い強行軍です。
皆さん朝風呂、朝食を頂いて定時に出発です。実は、先のモンゴルで頂いたお言葉で、9月に岩手県の真昼山地あたりを巡ることが予定されています。まだ計画が確定していないのですが、皆さん今回の宿が気に入ったようで又宿泊したいとの希望がありました。それではと宿に予約可能か聞いたのですが、その日は全館満室との事です。平日なのに驚きです。それはそれで何かの意味があると思い、宿を後にしました。
東鳥海山神社の里宮は宿から直ぐのところです。朝日が社殿に降り注ぎ、光が満ち溢れています。そこであわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「繋ぎて是より73日。
続けて、続けて、この身が成し行き、大きな柱と大きな帯を作りて結べば、たちまち起こる流れは急なり。
変わり行くこの身の繋ぎは大きなり。見事に成し行き、始めましょうぞ。」8:58
果たして73日後は如何なっているのでしょうか。
次の目的地は遠野市の巌龍神社です。奥羽山脈を越えて東に向かいます。その車中に以下のお言葉がありました。
「過ぐる日、歌いたこのあわ歌を、続けて、繋ぎて、その上に、天地よりの音、発し給え。
あんたれら、うんたるら、はるられ。」9:16
途中、西和賀町の道の駅錦秋湖で休憩しました。西和賀町は9月に訪れる地ですが、未知の世界で興味深々です。
目的の岩龍神社の不動岩は将に龍が登るが如くでいつ訪れても圧巻です。
http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_tohoku/iwa_ganryu/ganryu.htm
以前もあわ歌を響かせた岩の前であわ歌を歌いました。その時のお言葉です。
「赤き布、赤き紐、携えて、橋渡り、一礼三拍手。
左へ一度回りたる後、この場に立ちて、あわ歌響かせ、終わりたる後、九度拍手なさりて、恙無きを喜び、この地を讃え、大きなる岩とひとつ成るを願いて、この十月十日十時の儀式と成されませ。」11:13
この内容は、10月10日に成される、日本の10大地点のひとつにこの物見山・巌龍神社が選定されていますが、その時の儀式の行い方をお教えいただいたようです。
この地のお役を担うのは岩手県在住のK・Yさんです。既にここには個人としても何度か訪れてあわ歌を響かせていますが、ここまで親切にお教え頂けるとはありがたいことです。赤い布、赤き紐はすでに以前にお母さんから布を、おばさんから紐を頂いているということで、あまりにも出来すぎな印象です。
彼女はモンゴルにも行き今回の巡りにも参加しています。今朝、宿で中山さんから特別にあわ歌を拝受いただいていました。その時のお言葉は以下です。
「この地にありて、ご自分が分かりたる、まだ見ぬ世界を知らせ行くは、
大いなる喜び。つかみて嬉しき、遥かなる道なり」2015年8月9日
KYさんが用意したモンゴルと岩手県地図 |
まずは早池峰神社に向かい、拝殿前であわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「届けて参りたこの歌の、残る日、720日。
この身は構えて、大きなる響きへ参る。
皆々様のその身を変えて、全てを統べる方々と成り行くなり。
是この時に申すは、この度の大きな巡り、ひとつと成りて参る為。
皆に知らせる事に非ず。
生み出だされし新たなる時を待たれませ。」12:21
果たして如何成るのでしょうか。いまだ分からないことです。
昼食は遠野ふるさと村で美味しい料理を頂きました。
お腹を満たして、午後は急遽決まった呼ばれ石から巡りが再開です。
呼ばれ石の巨石の上にK・Yさんが立ち、皆さんで響かせました。その時のお言葉です。
「安心の扉へ向かう皆々へ。
尽きせぬそれぞれの思いを発し行きて、無しへと向かいませ。
この岩、大きく伝えんと致すなるが、皆々分からず、それ故、是よりは発して参る。
大きなるこの白き光をいつまでも発し行く。(拍手)
大いなり。是よりはしっかりお願い申す。」13:53