2016年2月5日金曜日

571「立春大吉」2016,2,4

 今日は立春です。いよいよ今日から2016年が始まります。時間は基準で如何様にも決まりますが、西暦と違い日本文化では節で1年を四季に分けます。ですから立春の前の日の節分2月3日は大晦日、2月4日は元旦になります。この節の際に邪気が入り易く、悪霊払いが成され、お寺、神社等で節分祭がおこなわれ、ご祈祷していただけます。各家庭でも豆まきが成され、無病息災、家庭円満、開運厄除けなどが願われます。最近は恵方巻が流行していて、巻寿司を吉兆方位を向いて無言で頂くことで幸運を頂けるようです。今年の吉兆方位は南南東です。
 
 医院のスタッフのご主人が和食ダイニングのお店で料理人をしているのですが、休暇だったようで3日のお昼にあわせて、各種の巻き物を差し入れして下さいました。美味しく恵報を頂きました。
 3日夜は真向法体操のスキルアップ教室です。お豆を皆さんで頂き、今年の自分自身の健康の為は当然ですが、ご縁の同行同修の会員縁者の皆様の健康維持増進にお役立ち出来る様に念願し、体操指導のレベルアップの修練をしました。

 私は毎年、慈眼寺の節分祭にご祈祷をお願いしております。祈祷していただいたお札が翌日4日に届きました。ありがたく収めさせていただきました。これは私にとっての立春大吉です。
 立春大吉を縦書きすると文字を中心で分けると左右対称になります。両手を合わせ合掌した姿で、鬼もこの文字を見ると家に入らないとか。素直にそう思えることが信心なのでしょう。


 立春4日朝は清清しくご来光をいただけました。ありがたく手を合わせてしまう新年元旦です。


この日は終日、大和農場で作業を楽しみました。畑は雪に覆われています。雪の上にはウサギ、鳥等の足跡がそこかしこに見られます。残飯を埋めたところをしっかり掘り起こしで食べています。動物の糞もあります。果たして牛?猪?動物たちにとっては楽園でしょう。







私は杉の木の枝の剪定作業を1日にしましたがかなりすっきりして陽も風も流れが良くなった感じです。日暮れまで作業して後はお茶を頂きながら四方山話に花が咲きます。全てが丁度良い加減に頂け、活かされている実感をありがたく頂きます。今年は激変の年ですが、淡々と行けそうです。

 節分の前日、2月2日は私の母の命日です。亡くなって35年目になりますが毎年命日前に両親、兄達の先祖回向を頂きますが、今年も31日に姉と共に頂きました。
 母が亡くなった後、この姉は一種、霊媒的になり、仏壇に座ると姉を通して母が現われていろいろなことを語ったことがありました。何年か続きましたが今は昔です。
 父は母の亡くなった翌年に鬼籍に入りましたが、明治生まれの畏怖すべき存在で、私にとっては尊敬する両親でした。先祖あればこそ、私がこうして生かさせて頂ける幸運、ご加護を受けることが出来る身と今を、ありがたく感謝で平伏させ頂きました。
 先祖回向の時に私の一文の真理を頂きましたが、そのお言葉は「つるべ井戸」です。「真理の真水を頂き、私を通して必要な方々に分け与えること。」の意のようです。今年はその様な心得で井戸を涸らす事無く、努める日暮しをさせて頂きます。子孫が救われること、因縁解脱、誓願成就を目指し、子孫を通して先祖諸共大いなる存在にお助け頂けるのでしょう。

 また、2015年末で私が講師をさせて頂いていた意叡の会の勉強会が目出度く終了しました。9年の長きにわたりお世話して下さったIさんに深く感謝申し上げます。
 新しい年を迎え、「新しい酒は新しい革袋に盛れ」とのことわざがあります。この意味は、「新しい思想や内容を表現するには、それに応じた新しい形式が必要だ」ということです。いろいろ考えて、この2月15日から「天命塾ゼミ」を開講することに決めました。ご縁の皆様と共に今必要なことを学んで生きたいと思いますので是非とも参加下さい。
http://genkiup.net/tenmeisya/jyukuzemi201602.pdf

 最後に、はせくらみゆきさんの2016年の立春を迎えての言葉を紹介します。
「私はいつも内奥の知恵、内なる叡智(いのち)と声なき声の対話をしながら、生きる指針としているのですが、そこに問うたとき、私たちの集合意識における、今年のテーマを教えられました。
 それが、「観自在」です。あらゆる瞬間、空間を、ありのままに、ありったけ、楽しむ。
そして楽しみきる。この想いが大切なようです。
 同時に、観自在でいるためには、「いのちの視点」つまり、私たちの本質は、身体でもなく、心でもなく、出来事でもなく、いのちそのものなのだということ。そして、あらゆる出来事は、贈りものを携えてやってくるのだ、ということを感じながら、いのちの視点で生きることで、より観自在を体感されるようになるのではないかと思います。
 さて、月日は立春を迎え、いよいよ、新しい28年が始まりました。いままでに培った努力が、少しずつ実を結んでいく今年の流れは、「思ったことがより具現化しやすくなる」年でもあります。ですのでどうぞ、不安や心配、恐れといった、流れをせき止める要素を加速させて、その現実を表すのではなく、たとえ不安や心配、恐れがあったとしても、
「それが、何か問題でも!?」といいながら、まず、動いてみることをおススメします。そうすると、新しいパラレルで、あっさりと現実が開きやすくなるからです。
 とりわけ、二月からは、変容へと向けて、堅実に進んでいくときであり、原点を見つめつつ、新たな挑戦への後押しがくる流れの中にあります。
 どうぞ、自分の中で、何が嬉しくて、何がしたくないのか?ワクワクを羅針盤として、
前進していってくださいね。」
 2016年6月11日、12日にはせくらみゆきさん講演会、ワークを天命塾で開催しますので是非参加下さい。詳細が決まりましたらHPで告知、案内しますので宜しくお願いします。