今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2021年10月5日の記事を紹介します。
「先祖供養の神髄」
先日、「先祖供養」の大切さについて竹之高地不動社を舞台にまざまざと示された出来事がありました。
この奇跡的な出来事は、昨年、竹之高地不動社で行われた「魂入れの神事」にご寄付くださった皆さんだけに向けた、プライベートなブログでも載せたのですが、その後この神々の奇跡に、ご先祖の働きが深く関わっていることが分かり、ご本人、先達の了解を得てここでもご紹介することにしました。
先祖供養と言うと皆さん、どれだけ重要なことかピンとこないかもしれませんが
私達と、神々を結ぶために、非常に重要な役割をなさってくださっているのがご先祖なので、
そこの関係性をクリアにする先祖供養には大きな意味が在ります。
まずは、実際に起こった事実からご紹介します。
皆さんは、イエスのこんな逸話をご存知ですか?
イエスは通りすがりに、生まれつき目の見えない人を見かけられた。
弟子たちがイエスに尋ねた。
「ラビ、この人が生まれつき目が見えないのは、だれが罪を犯したからですか。
本人ですか。それとも、両親ですか。」
イエスはお答えになった。
「本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。神のみ業がこの人に現れるためである。そして神々の力を借り目を癒され、見える様になさいました。
当時、ユダヤ人の間では、障害をもって生まれたり、大きな苦難に見舞われた人は、
本人か両親、先祖が罪を犯したためだと考えられていました。
そしてその人は周りの人たちから、冷たい目で見られるとともに、自分もみじめになるのでした。生まれつきのことなのに・・
自分ではどうすることもできないのに・・
ですが、イエスは明確に言ったのでした。
本人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。
神のみ業がこの人に現れるためである。
これと同じことが、生命にかかわることが先日 竹之高地不動社の裏手の神の山で起こりました。 神の山のてっぺんにある天空農園への道すがらです。
今日の天空農園からの景色
先日、天空農園の女性の車が路肩から外れ崖から転落しそうになってSTOPしました。
右側は急峻な崖です(落ちたら大けがするかもしれません)左は山、
運転していた方は、考え事をしたり、よそ見をしていたわけではないそうです。
それなのに、通り慣れた道で、脱輪。
皆さん この状態で、車が崖から落ちない・・と言うことが信じられるでしょうか?
完全に物理法則から逸脱しています。幸いケガもしませんでした。
ですが、この写真、物理的にあり得ないような状態で止まっているように見えませんか?
普通なら崖から転がり落ちていても不思議ではありません。そんな態勢で止まっています。
そして、その後 分かった真実があります。この時、お不動様が助けてくださったんです。
つまり神々の奇跡が起こるためのお膳立てだったのです。
そして、お不動様だけでなく、お不動様の待従の、
・セイタカ童子
・コンガラ童子
も手伝ってくださり、車を止めてくださったのだそうです。
左の前後の車輪が、まるで道路をかき込むように咥えこんでいるのはそのせいです。
今回のこの脱輪は、この事故が起こる日の朝から先達には、お知らせがあったのだそうです。
いざという時に、目に見える形で助けてくださることを、一般の私達でもわかる形で見せてくださった出来事でした。
神々の栄光を表すために路肩を外した女性に役割が与えられ、事件(悲劇)が起こり
神々の力が発揮され、全てが無事に収まりました。残ったのは感謝の心です。
ありがとうございました。いつもありがとうございます。
その後、危険防止のために、ロープが張られました。
そして、つい最近、神様からのお知らせでわかった事実があります。
それは、この事故、命の危険に際して、この女性の既に亡くなったお父様の働きがあったのです。見えない世界、つまり黄泉の国のお父様が、この命の危険に際し、お不動様に彼女の助命を求めてくださったのです。そして神々が動いてくださいました。
以前、宝徳様の神職の女性が「先祖供養」について話してくださったことがあります。
それは、私達生きている者と、神さまの間に、ずらっとご先祖がいらっしゃる。
つまり、神さまと生きている私たちを繋いでくださっているのが、ご先祖
先祖供養をすることで、私たちまで命を繋いでくださったことに対する感謝を伝え
(どんなにか、苦労を重ね、喜び悲しみを経験し、生き抜いてくださったことでしょう)
そして、神様と私たちの、その道の間にいらっしゃるご先祖
どなたも、神の光の道からそれないように、
真っすぐに神様の方向へ進めるように足元を照らすようにお祈りするのが、先祖供養です。
そう教えていただいたことがあります。
先祖の方々が、連綿と繋がり、神様と繋がってくださっているために私達生きている人間と
神々とが繋がることができます。間にはご先祖がいらっしゃいます。
何か命の危険や、危機が迫った時、人間側ではいかんともしがたい事態が起こった時
先祖の方々が、神様にその「危機」伝えてくださいます。
私達から神様まで繋がる長い長い道、その間にいらっしゃる先祖の方々が
一人でも
・誤った道にいらしたり
・日の当たらない場所にいらっしゃると
この私達--神様のラインが途切れてしまいます。
日ごろから「先祖供養」を行い、ご先祖に「感謝」の念を送ることで
黄泉の国にいらっしゃるご先祖の足元が神さまの光で照らされ
真っすぐと神様へと続く道に戻ることができます。
先祖供養とはこのように決して迷信や、抹香臭い古めかしいしきたりではなく、
現実世界、そして黄泉の国までもまたぎ
私達と、神様をしっかりと結びつけるために非常に重要な役割があります。
元春日大社宮司で、日本の形成外科の草分けだった葉室頼昭さんによれば
縄文の時代、古き日本に伝わる神道では
・感謝の心
・先祖供養
この2つが最重要なものとして語られています。
皆さんも是非、普段からご先祖をしのび、感謝の心を向けてみてください。
きっと黄泉の国にいらっしゃる皆さんが喜んでくださり
そして、いざという時に私達と神々をつないでくださることでしょう。