今回は「いっぷくからのありがとう」の2022年04月27日の記事を紹介します。
「自己顕示と嫉妬」
今日は、小林正観さんの「自己顕示と嫉妬」というお話をご紹介します。
自己顕示欲が強すぎたり、嫉妬の心を持つと、心を汚し、本来持っていた「魂の神様の輝き」を曇らせ、運気をどんどん下げていきます。
そこから発せられるどす黒い波長に引き寄せられて、同じような心の人が集まり、
ますます泥沼にはまっていくことになります。
<引用開始> 引用元
人間は、そもそも「たいしたものでない」のに、
成長していくにつれて、心の中に「3つの感情」が芽生えてきます。
・自己顕示欲
・復讐心
・嫉妬
です。この3つは、人からもてはやされて、
高い評価を受けるようになった頃に出てきます。
これらはすべて「マイナスのエネルギー」であり、神様から嫌われる性質です。
自分のことを「たいしたものだ」と認識したいと思うから、
「自己顕示欲」が湧いてきます。
みんなが自分のことを「たいした人だと認めるべきだ」と思っているから、
そうならないときに、「嫉妬」が芽生えます。
他の人がちやほやされているのを見て、
「どうして自分にはそうしないのか」という思いが、「嫉妬」です。
また、人から何か気に入らないことをされたとき、それを「5倍、6倍にして徹底的に嫌がらせをしてやるぞ」と思う気持ちが、「復讐心」です。
先日、高い技術を持った人にお会いしました。
その人の実力は、たしかに誰もが認めるところです。
しかし、話を聞いていると「自分がどれほどすごい人か」という話に終始していました。
自分の話ではなく、「技術」の解説をしていたら、聞いている人はさらにその人を尊敬したでしょうし、その人は、さらに「喜ばれる存在」になっていたでしょう。
ところが、
・雑誌に紹介された
・有名人と知り合いだ
という自慢話が続いたのです。
どれほど「すごい実力」を持った人でも、
口から出るのが「自分がどれほどすごい人か」という自己顕示欲、
「自分はこんなにすごいんだけど、別の人が評価されているのは許せない」という嫉妬、
「いつか見返してやるんだ」という復讐の言葉ばかりなら、
誰も話を聞きたいと思いません。
「自己顕示」「復讐心」「嫉妬」の3つの感情を持つ人は、損をしています。
とても、もったいないと思います。
「どれほどすごい人物か」というのは、自分から話さなくても、伝わるものです。
「すごい実力」を持っているのだったら、
ただ黙って行動で示せば、誰もが認めてくれるでしょう。
<引用終了>
この「自己顕示」「復讐心」「嫉妬」という感情は、
どなたの心の中にも浮かんでくると思います。
ですが、気が付いたら一つづつ、感謝の心で昇華してきたいものですね。
この3つの感情があると、どんどん美しかった心が曇ってきます。
最終的には真っ黒け。
周りの人も、話さなくとも、その気配(氣、オーラ)を感じ、
だんだんと離れてしまいます。
寄って来るのは、同じ波長、同じ心を持つ人ばかり。
自分のことを認めて欲しい、尊敬して欲しい、丁寧に扱って欲しい
そんなことを思って、必死になって心を汚さなくとも、
神さまは、私たち一人一人が、あるがままの姿であっても
居場所を用意してくださっています。
そして、必要な人を周りに配置してくださっています。
神さまを信じ、安心して、周りの人と、お互い様、おかげ様と
愛と優しさ、笑顔で接していれば、必ず、自分らしくいるだけで、
人々と仲良く、幸せに人生を歩んでいくことができます。
そして、気づいてみれば、いつの間にか人生の目的を達成していることでしょう。
皆様が内なる神さまに気づき、お幸せになられますように。