2022年5月25日水曜日

2708「死を選んでも良いですか?」2022.5.25

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2022年05月17日の記事を紹介します。


「死を選んでも良いですか?」


今日はショッキングな題名ですが、 小林正観さんの「投げかけ」とは・・からご紹介します。 

いま、自ら命を絶ちたいとお考えの方に向けたメッセージです。 

<転載開始> 転載元

 

それまで一度も会ったことのない人からこんな質問を受けることがありました。 

毎日が楽しくありません。

死んでしまいたいのですが、自殺してもかまわないでしょうか?

初めて会った方なので、その人がどういう人生を歩んできたのか、私はまったく知りません。その人の精神に関して私がとやかく述べる立場にはありませんし、そんな資格もありません。

そいういう質問をされたときの私の答えは必ず同じものでした。

「生死に関して私がとやかく述べる立場ではありませんが、一つだけ質問があります。 

あなたは今まで『投げかけ』をしてきましたか?」

その問いに返ってくる答えは、必ず決まっていました。

「『投げかけ』って何ですか」

周りの人に喜ばれるように自分が生きてきたならば、同じように周りの人が

自分を喜ばせてくれるような状況でその人は生きているはずなのです。

しかし「投げかけ」をしてこないから 

・何も楽しいことが起きず、

・楽しい状況ではなくて 

生きているわけです。

「死んじゃいたい」というのは、

「楽しいことが何もない」ということを言っているのです。

人間は喜ばれるとうれしい、という本能を神様からいただきました。

 


喜ばれるように生きれば生きるほど、自分の中に喜びが湧いてきます。

喜ばれたその瞬間に自分の喜びが得られるのですから、

十分に対価をいただいているわけですが、

その喜ばれるという状況を投げかけた結果として、

さらにその数年後、自分も喜ばれる状況に囲まれることになります。

つまりダブルで喜びがいただけるのです。

「喜ばれるとうれしい」+「同じ状況に自分が囲まれる」ということです。

温かさに囲まれたい人は、温かさをたくさん投げかければいいのです。

やさしさに包まれたいのであれば、やさしさをたくさん投げかければいいのです。

不機嫌に囲まれたいのであれば、どんどん不機嫌を投げかければいいのです。

嫌みや皮肉の言葉に囲まれたいのであれば、

嫌みや皮肉をたくさん投げかければよいのです。

宇宙の法則はとても単純で簡単です。

とてもわかりやすい仕組みになっています。 

<転載終了>

 

日々の暮らしの中で周りの人から 

・ひがみや

・嫉妬

・悪口、陰口

・根も葉もない悪い噂

・一面だけを見た、「悪い人」のレッテル張り 

様々な 

・嫌なこと、

・胸の苦しくなること、

・憂鬱になること

・悲しいこと 

をされることもあります。 

ですが、そのような人たちもあえて、その悪役を引き受けて、生まれてくださいました。

正観さんは、そのことを次のように説明しています。

<引用開始>

  

人生で出会う全ての人100%が「あなたはえらい。好きなようにやりなさい」とか 

「あなたは全て正しい」と言ったとしたら、

どんな人もいい気になり、うぬぼれて傲慢になり、

自分を見失い、ダメな人間になるでしょう。

逆に、出会う人全て100%が

「あんたは駄目だ」

「それじゃあいけない」

「間違っている」

「何とかしろ」と言い続けたとしましょう。

言われたほうは委縮し、自信を失い、やる気も失って、やはり駄目になることでしょう。

では、最も確実に人を成長、向上させるのは…。

そうです。

温かい言葉や環境50%、冷たい言葉や環境50%、それが最も人間を向上させる。

ですから、人生は常に、温かい側の人50%、冷たい側の人50%です。

そのように自分で設計し、それぞれの人にお願いし、居てもらったのです。 

<引用終了>

 

嫌な上司や、同僚、友人、言うことを聞かない家族は、どこの世界にもいます。 

ですが、それにいちいちへこんでしまい、根に持って、自分の心に、毒をため込み 

憎しみの心や、仕返しの心を醸成してしまっては、元も子もありません。

せっかく、魂を輝かせるために、悪役をお願いしてきたのに・・・ 

ですが、そのような人たちの行動を止める方法もあります。 

正確に言えば、役割の「目的を完成させてしまう」ということです。 

彼らの目的とは、私たちの前に立ちはだかり、 

まるで砥石(とぎいし)のように私たちの魂を磨き、輝かせることです。 

そして、魂の輝きとは私たちの心が「感謝の心」になったとき、輝きだします。

悪役の方々の一面だけを見て憎み、恨むのではなく、 

どこか良いところを見つける努力をすることです。

鬼心ではなく、仏心だけを見つめることです。

そして、その部分だけを、クローズアップしてそこに感謝すること、

「ありがとう」の言葉をかけることです。

  

その時、私たちの魂は、輝きだすと同時に、悪役をしてくださった皆さんも 

「喜ばれるとうれしい」という、本能を持っていますから 

魂が共鳴して嬉しくなるのです。

暖かな気持ちになるのです。 

そうなった時、その悪役のお役目は終わります。

目的であった魂が輝き始めたからです。

その後は、悪役という役割を終え、その方々も、美しき心に満たされ、

味方に変わってくれることでしょう。 

感謝の心、言い換えれば、神さまの心には、このように強い力があります。 

是非、みなさんも経験なさってみてくださいね。