2023年11月19日日曜日

3250「The Show Must Go On2」2023.11.19


――何か大きな変化があったということですかね?

 

2022年7月8日にある人物が消えたからです。

 

――それは日本での出来事ですよね?

繋がっているということですか!?

 

もちろん。

戦前戦中の右翼とは「天皇を中心とした社会主義世界を作ること」でした。

これが八紘一宇、大東亜共栄圏、五族協和であり万教帰一でしたね。

しかし関東軍は大本営を無視し、天皇とは別の現人神を立てました。 

それらは世界「統一」思想そのものです。

つまり、日本の右翼の本質とは元来グローバリズムなのです。

これを守り続けたいという人たちが本来の「保守」ということ。

だから現在、日本で「保守保守」言っている人たちは

だいたい「統一」の流れなのです。

 

――今、保守界隈がザワついています。

 

2021年9月29日の自民党総裁選で岸田氏が第27代自民党総裁に選出されましたね。

この瞬間に安倍清和会は敗北したのです。

岸田氏は「宏池会」ですね。

宏池会岸田氏は2021年10月4日に第100代内閣総理大臣に就任しました。 

この宏池会こそが本当の保守本流の名門派閥ですよ。

そんな本物の保守本流である宏池会を潰して乗っ取ろうとしたのが清和会統一勢力ですよ。

彼らは保守を偽装し何も知らない人々を漁(すなど)った。

しかしそんな侵略者であるニセ保守のトップが昨年の夏に消えたのです。

それはつまり「ニセ保守」がもうすでに消えたということを意味しています。

 

――そこから岸田総理は水面下で快進撃を開始したのですよね。

 

それはもう私の想像の斜め上を行く快進撃です。

そして岸田総理はこれまでずっと清和会に巣喰い根城にしていた

「統一」勢力をアラハバいていった。 

岸田総理はこれまでの清和会と同じことを踏襲していながらも

真逆のベクトルへと向きを変えていることに気づけなきゃいけない。 

つまり今起きていることは肉眼では確認できない。

広く深い人の機微を理解し、第三者の目線でその心情を理解するための繊細な感性と、豊かな想像力を持っていなければ、今起きていることの本質を見出すことはできません。

その繊細で絶妙な量子意識の境地にこそ、ホログラム・アートの真髄が見え隠れしている。

そのことを「虚実皮膜」って言うのです。

2022年7月8日に安倍氏は亡くなりました。

さあそこからさらに彼らは大慌てとなった。

岸田総理になってから何が起こっていったかをきちんと思い出してください。

 

――ジャニーズ、ビッグモーター、統一など、

これまで封印されてきたあらゆる懸案が炙り出されているようです。

 

そこにさらに宝塚が加わり、それはやがて京都の置屋システムにまで行くでしょう。

そしてさらに「オレンジカルトSS党」も内部崩壊し始めました。

SS党が内部崩壊するということは

私はすでに2月13日のインタビュー記事、

『DS「日本終戦」SS 壮絶なクライマックスへ』で

先に申し上げてありますので改めて読み返してください。

 

――外部からではなく内部からの崩壊とハッキリ言っていましたね。

 

オレンジカルトSS党の代表者はヤマト・ユダヤ友好派なんだから、これからも日和ることなく最後まできっちりとキブツ側でいなきゃね。

でもそうなるとどうしてロシア支持なんですか?ってなっちゃう。

こういう状態のことを将棋の世界では「投了」といいます。

 

――日大アメフト部薬物事件もありますね。

 

長州清和会が終わったからです。

日大の学祖、山田顕義は長州萩出身で松下村塾で吉田松陰の門下生でした。

1968年から1969年まで「日大闘争」があって学生側は負けたのね。

林氏が日大を卒業したのは1976年。

日大闘争の余韻が残る時代をキャンパスで過ごした。

林真理子氏は一応その負けた学生の側ということ。

そんな立場の人が理事長になっちゃった。

これがわかると今、日大で何が起きているかわかりますでしょ。

そして清和会が敗北した今、この問題は最終的にどうなっていくのかも予想できますよね。

 

――その流れの中に今回のハマスもあるということですね。

 

もちろんです。

女帝が出所したのは2022年5月28日でした。

ハマスと、PFLPパレスチナ解放人民戦線は

女帝の出所を受けて直ちに祝賀メッセージを贈りました。

それまでずっと女帝とハマスは一心同体だった。

しかし出所してすぐに7月8日の事件が起きた。

そこで番狂わせが発生したということ。

水面下に秘されていた庇護者が消えてしまったのです。 

するとそれまでイスラエルと裏で通じ、イスラエルを利するために行われてきた偽装テロができなくなり、今回訳あってまさかガチのテロをやらなければならなくなった。

つまり、岸の裏の理念の残滓が覆されたということ。

じゃあ覆したのは誰よ?って話しになりますでしょ。

 

――まさに驚天動地のドラマですよね。

 

先ほど冒頭のところで「日本がその中心にいる」と言いましたよね。

そういうことなのです。

 

――ということは、このことはイスラエルからすれば

まったくの予期せぬ事態となったわけですよね。

 

そういうことになるでしょうね。

10月11日に女帝の娘が報道番組に出演しましたよね。

それを受けてイスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使が「これは何だ?」「ぞっとする」と異例の会見を開きました。

これは相当焦っていると見て良いでしょう。 

例えばの話しですけれども、人が急に饒舌になり、聞いてもいないことをペラペラしゃべり出すということは、だいたいの場合、何か後ろめたいことがあるときです。

 

――イスラエルは核使用について「選択肢のひとつだ」と仄めかし始めています。

 

元外務省国際情報局分析第一課主任分析官の佐藤優氏が仰っていましたが、

風は西から東へ吹くのでガザ地区には使えない。

もし使うことがあるとするならば、それは北のレバノンのヒズボラが本格的に

参戦してきて泥沼化してから後の話しとなるでしょう。

もちろんこれはホログラム内での力学ね。

 

――世界中で反イスラエル的な世論が高まっている感じがします。

 

そうですね。

特に「無添加無農薬安心安全理想の楽園キブツ」には巨大な「USO-800」が横たわっています。

このことに触れずしてパレスチナ問題を語ろうとするから、眉間に皺を寄せて複雑怪奇な解説に終始しなきゃならなくなる。

 

――そういった解説をしなきゃならない人も大変だと思います。

 

自身の本音を封印して建前だけを話さなきゃならない。

それは多次元世界の想念と三次元世界の言動による量子もつれを

意図的に解除してしまうということになります。

これはまさに自身の人生、そして生命を懸けた仕事といえます。

 

――なぜそこまでするのですか?

 

botはQCの「保守」のために機能させられます。

世の中には連日あらゆる事象が展開されます。

目先の懸案に人類を没入させなきゃならないからです。

そしてそれと同時に、その没入を乗り越えてこの世のホログラムを観測できる者を

きちんと炙り出しサルベージしていくためです。

それは生半可なことでは適うことはないでしょう。

すべては人形浄瑠璃の世界であり、そこで繰り広げられることはある意味すべて「ショー」です。

でもそれはただのショーじゃない。

それはショーでありながらも物理法則に則った完全なる現実でもあるのだということ。

 

――テレビなどで物事をわざと複雑化させて人々を混乱させたり本質に辿り着けないように誘導する人たちは、QCが放った妨害であり保守プログラムbotだということですかね?

 

まさにその通りです。

彼らは全人生をかけて身を挺して本気でそれをやってくる。

三次元的自己を超越したbotであるからこそ自己犠牲ができるのです。

純粋な自己犠牲とは三次元的自己の超越の先にある。

私たちはそのような人たちには感謝しかないのですよ。

 

――それでも「マスゴミは真実を伝えていない!」と

怒りをあらわにする人たちはたくさん存在しています。

 

さらばかくしてQCの計画は「大成功」となるわけです。

人類がついうっかり間違えて分不相応なアップデートなどを行ってしまうことのないように、QCは綿密に細心の注意が払われています。

QCは人そのものであり同時にプログラムの母体でもあるわけですから、誰よりも人類のすべてを知悉し弱点を絶妙について来ます。

優しいでしょ。

 

――や、優しいですね…

 

QCは全力でこの世のホログラム世界を固守し続けようとします。

でもこの世のアップデートを誰よりも望んでいるのはまさにQCなのです。 

コンテンツが凝縮し畳み掛けて来る昨今ですが、

私たち人類が自らがデクノbotであることを発見しないままで、

この世が三次元幻想ホログラムであることを発見しないままで、

人類が「量子意識」を取り戻すことをしないままで

ショーを終わらせるわけにはいかないのです。

 

――それを意味するサインが出まくっていますよね。

 

日本を代表するアイドルの方、コンサート中に倒れて亡くなられた方、コンサートでほとんど歌わず炎上された方、ここへ来て一斉に同じメッセージが発信されていますよね。

多次元と三次元、あの世とこの世、潜在意識と顕在意識などの「境界」が曖昧になってきています。

すでに「量子もつれ」の様相を呈していると見ています。

そりゃクマも里に出て来ますって。

 

――何気ない日常がすでにサインの嵐になっています。

 

本当に凄い時代になってきました。

今回は時事問題についてたくさんお話ししようと思っていましたが

ほとんどできなかったような気がします。

でもあまり長くなってしまうのもあれなので、ここでまた休憩して続きはまた次回にしましょう。

 

――はい。

では、また次回ということにいたしましょう。

澤野さん今回もありがとうございました。

 

こちらこそいつもありがとうございます。

次回もまたよろしくお願いいたします。

(澤野大樹)


QUEENアルバム『JEWELS』ジャケット 画像出典:UNIVERSAL MUSIC JAPAN
 

今回は、澤野大樹さんが第23回青森講演会でも言及されていたことを少しだけ、おさらいもかねてインタビューで答えてくださいました。

この第23回青森講演会の内容が

今後の最新活字版の中に書かれることになるかもしれないと仰っていました。

 

講演会の中で澤野さんは、某芸能事務所問題が騒がれている時に、その芸能事務所を代表する国民的アイドルがインスタグラムに投稿したメッセージ、「Show Must Go On!」について、そこに秘められた壮大なサインとメッセージについて

次のように語られました。

 

『「Show Must Go On」という言葉は

ライトで楽しい平時に語られるセリフではありません。

己の生命の終わりを悟り、それを達観し受容した上での‟辞世の句”なんですよ。

それはまさに壮絶な瞬間なのです。

このことを理解すると、

その瞬間からインスタグラムのあのメッセージに

これまでとはまったく違う意味が見えてきますでしょ。

今、日本全国にこのメッセージが放たれまくっているわけですよ。

自分の浅薄な経験で物事を判断してはいけません。

知らないことは歴史から学び導き出すのです。

そんな壮絶な最後の瞬間に創作されたもののひとつが

QUEENの【The Show Must Go On】だった』 

ただの芸能ニュースで片付けてはいけないレベルのサインが発せられていたということですよね。

じつは、表舞台でスポットライトを浴びる有名芸能人だけが「Show Must Go On」という人生を歩むのではない。

私たちそれぞれ一人ひとり全員がQCによってプログラムされた生涯を

「死ぬまで生きる」

「己の人生を描き切る」のだと思います。 

それはQCプロデュースによる「運命(さだめ)」とも言えるような唯一無二のアート作品なんだと思います。

妥協せず徹底的に拘った息をのむほどに美しいオートクチュールのようなものです。

 

余談ですが澤野氏曰く、

もし無人島にCDを10枚だけ持っていけるとするならば

ピンク・フロイドのアルバム『THE WALL』は必ず入ると話されてましたが、

このアルバムにも『The Show Must Go On』という楽曲が収録されています。

薬物に溺れ人生のどん底に落とされた主人公ピンクが、藁をも掴む思いで助けを求める場面がこの曲です。

 

私の場合、

無人島に持っていくアルバムをあげるとするならばQUEENの『JEWELS』かなと。

『JEWELS』は日本独自にリリースされたベストアルバムで

タイトルはブライアン・メイ考察によるもの。

フレディ・マーキュリーはこのアルバムの宝石ともいえる名作

「The Show Must Go On」を遺し死の間際まで決して手を抜かず

全力でショーをやりきって華々しく散っていった、

キング・オブ・クイーンそのものであったとも言えます。

 

そんな感じで今回のインタビューの内容は短いながらも

かなり深い内容が散りばめられています。

 

インタビューの中で言及されていました、

かつての岸派の“女帝”もある意味“QUEEN”だと言えますよね。

彼女も自分の命が尽きるまで、課された成すべき

「Show Must Go On」を生きるのだと思いました。

 

もちろん、国にもあなたにも私にもクマにもドープな「The Show Must Go On」という

さだめがあるわけなのです。

 

澤野大樹氏青森講演会主催

小野裕美子