2015年3月29日日曜日

418「空間場5」2015.3.28

 佐藤政二先生は著書をお書きに成りません。生体エネルギーについては是まで何冊かの本が書かれて出版されていますが、生体エネルギーを佐藤先生から学ばれた方、あるいは取材して書かれたものです。
 先生の勉強会でのお話もほとんど資料は無く、お話しと実験が主です。ですから先生のお話が活字になり、新しい言葉などを正確に確認できるのは、生体システム実践研究会の機関紙「真和」で毎年の秋期特別セミナーでの先生のお話の内容が掲載されるところでと成ります。
 そんな中で他方での講演会や対談をされた中にとても参考に成るものがあります。以下は(株)トータルヘルスデザインで船井本社社長の舩井勝仁さんとの対談をまとめたものです。「元気な暮らし」2012年2月のもので3年前に成りますが、携帯用しらべが発売されて少し経った頃のもので、とても分かり易い内容ですので紹介します。

「100年経っても必要とされるのが“本物商品”」

船井勝仁さん(以下、勝仁さん):生体エネルギー応用商品『しらべ』シリーズのおかげで、佐藤先生が提唱されてきた生体エネルギーの存在を多くの人が感じられるようになりました。とくに私が最近重宝しているのは『携帯用しらべ』です。ほぼ24時間、お風呂に入っているとき以外は身につけています。ずっと一緒にいることで、親和性がどんどん増していくのが分かります。生体エネルギーがどんなものか、お試し商品として使われるにはいいと思います。これは、もともと先生が欲しいと思って考え出された商品なんですよね?

佐藤政二さん(以下、佐藤さん): そうです。私は生まれてすぐに肺炎にかかってしまって、肺の機能が弱いんです。呼吸器系が弱いから電磁波にすごく敏感で、ずっと自分で作った電磁波対策用のセラミックを持ち歩いていました。『しらべ』ができてからはそれを持つようにしましたが、重いから(笑)、軽くしたくて携帯用を出しました。
勝仁さん:電波を発しないように設計されているので、飛行機の中で使っても大丈夫ですしね。私もしょっちゅう出張するので、すごくありがたい商品になっています。 電磁波がなぜ人体に良くないかというと、私たち人間のからだには微弱な電気が流れているので、強力な電磁波を受けるとその磁性がバラバラになってしまうと考えられるからです。『携帯用しらべ』を持っていると、この磁性を本来の状態に治め正す「釐正(りせい)」の機能が働いて、きちんと流れるようになります。『しらべ』や『しらべS』は、さらに強力な釐正機能をもっているので、多くの時間を過ごす自宅や仕事場に置いておくと電磁波による悪影響を受けにくくなるということですね。
佐藤さん: 自分の行動を人類・自然から必要とされる方向に導くことを「釐正(りせい)反応」といい、磁性を整えることを「磁区を正す」といいます。構造体がもっている反応系をきちんと正すことで磁性が整然と並び、からだが正常に機能するようになります。 また『携帯用しらべ』には、持っているだけでその人の意識がどんどん上がり、能力が高まっていくようなプログラムも入れています。

勝仁さん:使う順番としては、個人的にはまず『しらべ』をおすすめします。自宅に『しらべ』、もしくは『しらべS』を置いてから『携帯用しらべ』を使ったほうがより良い影響を受けやすくなると思います。普通であれば、新商品が出たら昔からある商品の価値は下がりますよね。ですが、生体エネルギーの商品は、いつまでたっても商品の価値が下がらないのです。時間の経過とともに、商品も進化するようにプログラムされているからです。値段だけをみると高いように感じますが、ちゃんとした使い方をすれば、費用対効果は確実に出せるといっていいと思います。

佐藤さん: 私たち人間の成長率よりも低いものは商品とはいえません。人間から生きる力を奪う商品なんていらないですよね。100年経ってもすごいと思えるものでなければ、商品とはいえないと考えています。人間のエゴでつくったものは、いずれ必要とされなくなります。どんな時代であっても人類・自然から欲しいと言ってもらえる、私たちはそういうものでなければ商品として認めません。そして、人類・自然から求められる商品であれば、世界中が真似をします。今なぜ、日本の様々な産業が世界に負けているのか? それは、「能力」がないからです。そして、家庭が健全でなければ明日はありません。そこを健全にする一番の基礎も能力です。他人よりも能力が高ければ、発展することができます。さらに成長率も上回っていたら、時間が経てば経つほど差が出てくるでしょう。また、理論的な土台がしっかりしていないと駄目です。どんな分野の専門家がきても立ち向かえる理論。新しい商品をつくるとき、私は必ずその論法を持ちます。

勝仁さん: 少し難しい話になりますが、『しらべ』のポイントは人間の能支配系に作用する点にあると先生はおっしゃっていますね。能支配系とは、呼吸や消化などのように意識しなくてもからだが勝手に行っている機能のことです。意識しなくてもできますが、これが働かなくなると死んでしまうとても重要な機能です。ここには、人間のネガティブな思考が入る余地がないので、『しらべ』のことを全く理解していない人にも良い影響を及ぼします。能支配系の機能は、訓練することで高めることもできます。たとえばヨーガや気功は、正しい呼吸法を身につけ、チャクラを活性化することによって悟りの境地に至るというのが究極の目的といわれます。食事や生活のリズムを整え、適度な運動をすることで、からだが本来の状態に戻っていくという感覚もおわかりいただけると思います。それらと同等に大事なものにアプローチできるような仕掛けをしてあるのが『しらべ』シリーズなのです。

佐藤さん: これまで私たち人類の知恵ではできなかった「不可能」というものの多くは、じつは自然界ではとっくに行われてきたことです。生体エネルギー研究所では、そういう自然界のプログラムを、物質を構成する基本粒子であるクォークやレプトンにアプローチすることによってつくっています。
たとえば、「切った瞬間に食物を栽培し直して味がおいしくなる包丁」を、鉄で作ることも可能です。先日行った勉強会で、その包丁を使ってリンゴを切る実験をしたのですが、リンゴを切る前と切った後の重さを量ったら、水分が出たはずなのに切った後の方が重くなりました。リンゴの能力が上がったことで、質量が増えたのです。
また、バッテリーに使われているネジ1本の能力を高めることで自動車の排気ガスを瞬間的に変えて、その排気ガスで植物を活性化するということもやってみせます。公害をまき散らすよりも、街をオアシスにしていると思えたほうがいいでしょう? 農業で連作障害に困ったら、うちの車の排気ガスをかけてあげようかとかね(笑)。これは、本当の話ですよ。それくらいのことは技術的にも出来ているし、現実にやって います。
昔の人は「あらゆるものに心が宿る」と言いましたが、その「心」を使わせてもらうことで私たちの周りにあるものを万物から必要とされるものに変えられたら、世の中が変わるでしょう。大切なのは、何が本物で、何を目的としているかということです。
そして、私は決して人間をコストとして考えません。人間をコストにした資本主義社会においては、最終的には必ずコストの安いところに負けるようになっています。したがって、日本の産業が軒並み駄目になっていくのは当然のことです。そこに生態系生体システムプログラムをセットすれば、永遠に負けない産業になります。

勝仁さん:生体エネルギーのすごさは、机上の空論ではなくて、それらを実践されているところです。想造量子宇宙論という体系を構築して、この世の理(ことわり)を数学的に解き明かすことで使いこなそうという理念が基本にあります。最先端の理論物理学レベルの技術を実践して、科学的にも証明されています。では、なぜ生体エネルギーがまだ一般的に「科学」として認められていないのでしょうか?それは、権威のある大学の教授が論文を書いて、学会で認められなければいけない、という不文律があるからです。その部分を除いては、科学的にも完全に認めざるを得ないほどの実践がされています。
とにかく、行動しないと何も始まりませんので、まずは触れてみることをおすすめします。どんなに理屈を勉強しても、使ってみなければ何も変わりません。まず私たち自身が変わらないと何も変わらないということを最後にお伝えして、ぜひこの生体エネルギーの世界に無理のない範囲で、それぞれのレベルで触れて、みなさんも実践をしていただければと思います。