野口法蔵師の坐禅断食を私が初めて受けたのは10年前、長野でしたが、食断ちし坐禅の3日間は結構きつく、いろいろな苦の反応が伴い、明け食後の排便も些か時間を要した記憶があります。行なれば目的達成の為にそれも致し方なき事と納得し、ある意味でそれをクリアする喜びも感じていたようです。新しい未体験ゾーンに入り、身体の反応を楽しみながら継続して長野に通いました。
初めて参加した1日目に法蔵師に仙台での断食会の開催をお願いしたのですが、快諾して頂き、仙台での座禅断食会が実現の運びに成りました。仲間を募り開催しましたが、皆さんやはり苦行の様でしたが、私も同様でしたのでそれが皆当たり前の感じでした。当時は生体エネルギーの活用は医院の水誘導翻訳装置きわみ水をポリタンクで運び、明け食の食材を吟味する程度でしたので、会場の場作りはほとんどせずに、法蔵師の指導に従う形でした。
法蔵師の直接指導の断食会は7回で終わり、それからは法蔵師の許可の基に私が指導するようになりました。法蔵師の指導時の会場は現在の大崎市松山町の青少年向けの施設を使用していました。しかし諸事情があり、私が指導するようになってから現在の蔵王町遠刈田温泉の蔵王高原荘に移り開催するようになりました。
松山町の施設は2段式ベットの4人部屋、座禅会場は板の間でしたが、調理場で自炊をする必要があり、他に可能な場も見当たらず、行の場としては致し方ないと諦めていました。
しかし、その会場での開催が出来なくなり、やむ終えず他会場を探さなくてはならなくなり、いろいろな幸運、導き配慮で現在の会場に巡り合えました。現在の会場、蔵王高原荘は温泉で旅館の様な施設でしたので、会場移転した時は皆さんにとても快適になったと喜ばれました。
そして蔵王高原荘で開催するようになってから、しらべ等の生体エネルギー活用商品の設置を始めて行き、更に生態系、環境場を作る技術活用へと進化して来ています。
生体エネルギーの新商品等が発売されたり、応用技術を学び取り入れると常にプラスしていきました。その効果で、断食期間中の参加者の皆さんの身体反応がどんどん軽く済み、宿便出しもとてもスムーズに起きてどんどん時間が速く進むようになってきました。
昔の会場を体験しているベテランの方々はその変化を十二分に感じておられます。その辺のことは、法蔵師がまとめられた「全国座禅断食道場」の本に仙台の事を私が記しましたので興味のある方はお読みください。
現在の生体エネルギー的場作りの為の仕掛けとしては、電気の元付けの固定式の電気誘導翻訳装置さとり等は無理ですが、コンセントから使用できる、中山歯科に設置してある一連の電気システムを基本に持ち込みました。それは食品用さとり、環境用さとり、音響用さとり、いのちえシリーズの3種4個、と天智を1つの箱に詰めて運びます。その先にしらべ4台、しらべS3台を接続して電波システムでの環境を作ります。電波情報の到達距離は50mですから建物全部をカバーできます。
さらにコンクリートブロックでの生態系環境作りです。坐禅会場の四隅に2種類のブロックを置き、中央には3種類のものを設置しました。中央に置いたブロックの大きなものは力丸、力丸X,にトワXを加算したもの、小さい方はそれらに力丸S(スペシャル)を加算したものです。これらにより坐禅をする会場には生態系が出来ています。
果たしてその特別情報とは何かが問題です。佐藤先生は有機質水溶液で長年培養して色々な情報内容を教育しています。そこには個別の情報があり何種類かの水溶液を混ぜて情報体のコンクリートブロックを作ります。昨年作成したブロックに含まれる情報内容機能は「身体、能、成長可逆、薬草、経営、産業、経済、教育」まで網羅されています。そこに更に私個人用のプラスαのものもあります。作成後丁度3か月になりますので時間と共にその機能が発揮されてきています。
そして今回は携帯用しらべくきみも登場しています。私も含めどうやら参加者で8名の方々が、歩く生態系の方々です。そんなことで私も今回の断食会の変化を楽しみに参加しました。
今回は15名の参加者でしたが、そのうち初めての参加は1名です。そんな中、私は是までで最高と思えるほどすこぶる快調です。前回は坐禅の休憩時間はほとんど睡眠状態でしたが、今回はほとんど眠らずに過ごせました。しかし、夜は終わって直ぐに寝て睡眠時間は十分でした。
毎回の事ですが、座禅の間の休憩時間はほとんどの方が会場で休まれます。身体が無意識に心地良い環境を選択しているようです。ひたすら眠る方が3名程いますが、参加する前までの仕事の忙しさで寝不足、疲労がたまっている方々の様です。ほとんどの方は快調に過ごして、2日目の合掌行も難なく終えて野菜ジュースを飲んで折り返し点を過ぎました。
2日目夕方に講話の時間があります。今回も生体エネルギーの視点をお伝えして、携帯用しらべくきみを中心に環境、場の大切さを体験して頂きました。
初参加のHさんは坐禅の座りが難しく、身体が傾き、姿勢が乱れています。元々膝に痛みがあり、半跏坐、あぐらをかくのにも難儀しています。普段はほとんど椅子の生活で座る事が無く過ごしていて、歩くのも膝に痛みがあると言います。
その彼に体験のモデルをお願いしました。そこで行ったのは以下の実験です。
① 生態系を設定している会場からでて廊下を歩いてもらいます。→ 膝に痛みがあります。オーリングは力が抜けます。立って前屈して頂くと、指先が床から3~5cmの位置です。
② 生態系の設定してある会場を歩いてもらいます。→ 膝の痛みはまだあり変化があまりわからない。オーリングは強まります。前屈して頂くと指が床に着きます。
③ 生態系の設定してある会場の中の携帯用しらべくきみの生態系の中を歩いてもらいます。→ 少し膝の痛みが楽になり歩きやすい感じです。オーリングは更につよまります。前屈して頂くと余裕で楽々と指が付いてしまいます。
④ 生態系の設定してある会場の中の携帯用しらべくきみの生態系の中を携帯用しらべくきみを持って歩いてもらいます。→ 歩くと同時に痛くないと声を発し、歩きもスムーズです。オーリングは全く開かず、次の指でも強くなっています。前屈して頂くと最も軽く、楽々で、手のひらが半分ほども着く感じです。
思った通りの結果です。しかしHさんは何が何なのか理解出来ていないようです。この変化を周りで見ている、ベテランの皆さんはその反応変化に理解を示し、納得です。
くきみは場を高める最高の機能をもたらします。その前提条件、環境がその効果を更に高める事は明らかです。
会場から質問がありました。「今迄の携帯用しらべは無しで、誰かにあげてしまって、携帯用しらべくきみだけで良いのか。」と。早速実験をしてみました。
① 携帯用しらべだけ持った場合。→ 持たないよりもオーリング強まります。
② 携帯用しらべと携帯用しらべくきみを持った場合。→ 更に強まり次の指でも強いです。
③ 携帯用しらべくきみだけ持った場合。→ ②にくらべて明らかに力が抜けてしまいます。
2種を携帯することがやはりベストです。歩く生態系を持つ方が3人以上、100m以内にいる事でそこに出来る生態系は素晴らしい機能を人間に発揮させることが出来ます。
かなり環境、磁場に問題がある方々もそれを持つことで、自分の周囲50cmの生態系の内容も何倍かに高めることが出来るだけでなく、100m以内に生態系を作れるので、一般住宅や仕事場での範囲を包括出来ますので、そこでのエネルギー収奪を防ぎ、身心の劣化を防御して健全な機能を果たせるように作用することでしょう。正に現在に必要とされる優れもの、必需品です。その前提として願わくば、携帯用しらべを持ち更に携帯用しらべくきみを持つことがベストです。
坐禅の座りは中央の大きなコンクリートブロックを中心を囲んで丸く座りますが出来るだけ全員が携帯用しらべくきみの生態系に含まれるように座って頂きました。そんな効果もあったのか、Hさんの座りの姿勢は背筋が伸びてどんどん整って来ています。ありがたいことです。