2016年3月1日火曜日

582「20周年」2016,3,1

 今日から3月です。北日本を襲った寒波の影響で朝、起きると深々と雪が降り、積もっているではありませんか。昨夜も冷え込んでいましたが夜半から雪になったようです。3月になっても仙台は雪が降りますから油断できません。今回は午前中で雪はあがりさほど影響はなさそうです。
 しかし、今でも鮮明に覚えているのは昭和45年の確か3月3、4日が大学入学試験でしたがその時の大雪です。その日の朝起きたら大雪で宿泊先から市電を乗り継ぎ会場に向かったのですが、10センチを越える積雪です。確か長町近くの県立農業高校で受けた記憶があるのですが、なんと校門を過ぎてその雪道で滑って転んだのです。縁起が悪いな、と思いながら受験したのですが、当時は確か9教科の試験だったように思いますが、目出度く合格できたのですってんころりん、は良き思い出で記憶に残っています。

 さて、2月7日はホロトロピック・ネットワークの創立20周年記念パーティーでした。ホロトロピック・ネットワークは1997年創立のマハーサマディ研究会から始まる会で、主催者は天外伺朗さんです。当初は理想的な死に方の追求に始まり、医療改革、教育改革などに活動の場を広げ、意識の成長と進化の場として活動してきている会です。
 天外伺朗さんは、当時はソニーの上席常務役員で、CDの開発やロボット犬のアイボの製作や、コンピューター部門の責任者で活躍された方です。著書は45冊もあり、ソニーを2006年に退任した時には、本名の土井利忠としての生前葬をされています。その葬儀を執り行ったのが私の断食の師、野口法蔵師です。
 天下伺朗のペンネームは手塚冶虫の作品に登場する名前で、手塚さんに許可を頂いて使用しているようです。
ホロトロピック・ネットワーク http://holotropic.wix.com/network

 天外塾の天外伺朗さんのプロフィールによると社外活動として以下の様な紹介があります。
「1997年には、瞑想をしながら至福のうちに亡くなる手法を追求する「マハーサマディ研究会」を立ち上げた。じつは、人間は、「死」と直面することで、はじめて意識の変容が可能になるので、「どうせ死ぬなら、理想的な死に方をしたい」と、思うだけで、死を避けていた気持ちが少し軽くなり、生きている瞬間が輝いてくる。
 活動の展開の中で、病気になると死に直面するので意識の変容が起きやすくなることを発見し、「病院をなくす」という過激な医療改革を提唱した。病院に代わり、「すべての住民の健康維持と意識の成長・進化をサポートする」(病気の治療もするが、それが主務ではない)ことを目的とした「ホロトロピック・センター」という概念を提案した。多くの医療者のご賛同をいただき、現在では、北海道の札幌市から鹿児島の指宿市まで、19の医療施設が、「ホロトロピック・センター」を目指して努力中だ。2004年には、会の名称を「ホロトロピック・ネットワーク」に改称した。」
http://www.officejk.jp/category/1327012.html

 何故か1997年のマハーサマディ研究会の立ち上げの準備会で会員を募集している時に、ある講演会でその紹介があり、これは面白そうと思い、入会したのが私のご縁の始まりです。ですから私の会員番号は確か47番だったようです。
 私も天下さんの著書、「未来を開くあの世の科学」、「般若心経の科学」等を読んでいましたが、マハーサマディ研究会主催の松原泰道老師の座禅会などに何度か参加し、やがて仙台で天下さんとゲスト講師のジョイント講演会を開催するようになりました。お陰様で長い御付き合いをさせていただいています。そんなこともあり20周年記念パーティーに足を運ぶことになりました。

 140名ほどのパーティーですが顔なじみの方と同じテーブルで四方山話を楽しみましたが天下さんのお話は概略以下のような内容でした。
「マハーサマディとは瞑想しながら至福の内に死ぬことを目指したもので、普通は病院で亡くなる。死に直面することで意識の変容も起きることがある。病気になって気付き、やはり意識の変容が起きるがそれを実存的変容と言う。経営者でも京セラの稲盛さんはじめ多数いる。そこで医療者がサポートをする。しかし密かにするので何のメリットも無い中で、全国15のクリニックで考えに賛同してやってくれている。
 今年から日本列島祈りの旅をする。日本でも先住民族が虐待、虐殺された歴史がある。その怨念を封印して大和朝廷が続いている。アイヌ、出雲族3500年位経っている。今年は最初の年で5月28日から30日に北海道に行き、長老のアシリ・レラさんとアイヌの霊を治める予定だ。キーパーソンは真言宗の口羽秀典和尚だ。和尚の導きで2014年に四国剣山、2015年に出雲に行った。後2012年に行ったビジョンクエストも関係している。その様なシナリオを書いている人がいる。その事に抵抗できない。そのシナリオに沿って事を粛々と進めるしかない。
 ビジョンクエストを岐阜の船戸先生の洞戸と言うところでやったが、参加者で意識の変容が起きた。終わった時、結界を作ってくれた神主さんに、「アイヌの怨念が柔らかくなった。戸が付く地名のところはアイヌの怨念が封印されている。」と言われた。
 今、日本中でその封印が解けて来ている。東北は鬼門と言われ、アイヌを怨念から守るためで、家康の東照宮で鬼門を防いだ。
 口羽和尚と剣山、淡路島に行きパイプセレモニーで施餓鬼供養をしたが、その時に啓示を受け、翌年出雲へも行った。天孫族が支配する前には出雲族がはびこっていて、クナト大神と言われていた。3500年前にインドから来ている。シュメール、アーリア人に駆逐され日本に来たが、いろんな民族が来ている。北イスラエルは紀元前750年に滅んでいる。秦もその失われた10支族で、秦からも日本に来ている。これから20年間は祈りの旅が続く。」


 引き続きネットワークの全国の医療の中核の先生方、佐賀の矢山利彦先生、札幌の西谷雅史先生、岐阜の船戸崇史先生など5人のお話がありました。その後は乾杯してパーティー開始です。程なくしてゲストの紹介です。ネットワークの大魔女3人、湯川れいこさん、桐島洋子さん、中森じゅあんさん、はじめ野口法蔵さんなど30名近くの著名人の挨拶自己紹介です。




 何故か私も挨拶をさせて頂きました。実は今年7月9日(土)・10日(日)に佐藤青児さんと天外伺朗のジョイント講演会&セミナーIN仙台の開催が決まっています。そのリンパケアー療法の創始者の歯科医師の佐藤青児先生も参加していましたのでの、名刺交換して挨拶させていただきました。
 20年の区切りで、ホロトロピック・ネットワークも祈りの旅に大きくシフトして行く流れのようです。やがて東北の祈りの旅も行われるかもしれません。まずは7月の天下さん達の講演会、セミナーに参加下さい。詳細は決まり次第、HPで案内します。