今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2021年12月02日の記事を紹介します。
「心が作り出す世界」
今日も、心のお話です。何故なら、私たちが暮らしているこの世界、環境は、全て私たちの心が作り出した世界だからです。
本当の幸せになるには、周りを変えるのではなく、私たちの心を変えるしかないからです。
力のある誰かに頼ったり、神々に頼り切ったりしていても、決して幸せになることはなく、
全ての幸せのスタートは自分の心が変わることから始まるからです。
お金も、肩書も、家も車も、家族も友人も。にこやかな関係も、嫉妬の関係も。
そして、よくある疑心暗鬼の関係も。全て、私たちの心ひとつで作られています。
さて、私たち物質界に住んでいるものは、全て原子からできています。
原子は、中心の原子核の周りを電子がくるくる回っている構造です。
この原子核をサッカーボールとすると、その周りの電子は、はるか数キロも離れた先で回っています。まさに私たちが硬い物質であると思っているものは、実はスカスカです。
中心にある原子核は、陽子と、中性子からできています。
※これらを結び付けているのが、造化三神である高皇産霊神(たかみむすびのかみ)・神皇産霊神(かみむすびのかみ)の神々の力
そして波動の法則 足立育朗さんによれば、
この2つの実態は
・中性子 =意識、調和
・陽子 =意志=愛
つまり、原子核というのは、
・意識と感情
・意思と愛
が結びついて構成されているということです。
このため、地球上の全ての存在物は、愛と調和が素になっています。
まさに神さまの作りだした世界です。
私たちが元居た場所、つまりあの世では、物質の身体ではなく、光、波動の世界ですから、
こんな面倒なことをしなくても、直接的に神さまの愛のエネルギーを頂けます。
※6歳の神様トキ君によれば、神々と直接的に話すことも可能なのだそうです。
物質次元では、全ての物質の大本である原子を媒体として、神さまの愛が発動することになります。でも現在の科学の方向性は、宇宙の全部を「現象」で理解しようとしています。
波動で理解しようとしないために、この地球上の物質と現象を正しく理解できないそうなのです。
私たちの心のはたらきである、
・意識
・感情
・意思
・愛
これらが、「感謝」という接着剤で調和されることで、心が作り出す世界、つまり私たちの住む世界が一変してしまいます。
それでは小林正観さんの「努力ゼロの幸福論」というお話をご紹介します。
<転載開始> 転載元
思い通りにならない、それが「苦」。その最初の「思い」がなければ、思い通りにならないという現象は起きません。「苦」は生じません。つまり、「思い」を持たないこと。
それはどう言うことかというと、目の前で次々と起きる一般的に不幸だといわれている現象に対しても、「ああ、そうなりましたか」と単なる日常の1ページとして、淡々として受け入れていくということです。
病気や事故、愛する人との別れといった、思いがけず自分の身に起こる出来事を、人生の一部として受け入れていく。
「何でこんなことが起こったのだろう」という「思い」を持たない。
目の前で起こるすべての現象を、「ああ、そうなりましたか」と受け入れていく、ただそれだけです。家が火事になっても、事故に遭ってケガをしたとしても、「ああ、そうなりましたか」と受け入れる。
私たちは、「この世に修行にきたわけではなく、ただこの世で起こるいろんな現象を、
人間の肉体を借りて、味わいにきただけ」だからです。
そんな観音様のような世界観を、自分の人生観に取り込めば良いのです。
「私たちは観音様の化身(けしん)なのだ」そう思えば、人生はぐっとラクになります。
(中略)
正観さんは、同書の中で「努力」についてこう語っています。
「よく誤解されるのですが、私は『絶対に努力をしてはいけない』とか『頑張ってはいけない』と言っているのではありません。必死に努力して頑張ることで、達成できることや解決できる問題も、確かにあると考えています。
しかし、自分の努力や頑張りだけではどうしても解決できない問題もある。
人生では次から次へと手強い問題が押し寄せる時期もあるでしょう。そのときは、『自分ひとりでは解決できない』と思い定め、『謙虚』にならざるを得ないのです。
それが、
・努力しない
・頑張らない
・必死にならない
の本来の意味です。
最終的に私たちができるのは神さまに『おまかせ』をすることだけ、ということになります。
おまかせをするとは、目に見えない 4者
・神
・仏
・聖霊
・守護霊
と、目に見える4者
・友人
・知人
・家族
・自分の身体
に対して、いつも笑顔で『ありがとう』と言いながら、宇宙と周りの全てに感謝の心を捧げて生きていくことです」
世の中には、自分の努力や頑張りだけではどうにもならないことが多くあります。
お釈迦様がおっしゃった「生老病死」という4つの苦です。
・生まれること、
・老いること、
・病気にかかること、
・死ぬこと
の4つは、人間として、免(まぬが)れない苦悩です。
それに、「4つの苦しみ」を加えて、「四苦八苦」といいます。
4つの苦しみとは、
・愛する者との別れ
・嫌な奴や憎んでいる者と会わなければならないこと
・欲しいモノが手に入らないこと
・自分の肉体と精神のコントロールがうまくできないこと
どうしても避けることのできない、これらの「苦」に遭ったときに必要なのが、
「ああ、そうなりましたか」と、淡々と受け入れること。
この世には、「人間の肉体を借りて、味わいにきた」と思えるなら、生きるのずっとラクになります。<転載終了>
まさに淡々と、起きてきた現象を受け入れて抵抗しないこと。感謝で受け入れること。
ただそれだけで、心はラクになり、私たちの実際に住むこの世界も、私たちの心が明るく、
清らかになった分、光り輝く、穏やかで優しい世界に変わっていくことでしょう。
他人が、自分の思い通りに、行動してくれない、自分の価値観にそぐわないことをする、、
そんなことで、イライラするのはやめましょう。
スーパーの障害者用駐車場に、我が物顔で駐車しようとする人に腹を立てるのはやめましょう。
人には人の心があります。それに従った、住む世界があります。 私たちは、他人の心を推し量ることはできません。
私たちが集中しなければならないこと、それは、他人のことではありません。
まさに私たち自身の心の在り方だけです。
私たちの心が幸せであれば、ご家族も幸せになれます。
何故なら、私たちの心が作り出した世界に一緒に住み私たちと共に演じてくれる同じプレーヤーだからです。
私たちの心の在り方こそ、私たちの住む世界を決めているのです。
私たちが、生まれる前に決めて来た人生のシナリオを信じ、見守ってくださっている内なる神さまを信じ、お任せし、その流れに逆らわず、身を宇宙に委ね、流され、起こってくること。いえ、神さまが、全て良きタイミングで起こしてくださることに対して、
・感謝し、歓び
・信じ、安心し
・心から笑い
・楽しめば
内なる神々と繋がり、一瞬一瞬に神々の恩寵を感じることができるでしょう。
とめどもなく起きているミラクルに気付くことでしょう。