今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2021年12月11日の記事を紹介します。
「イエスの魂」
さて早くも師走12月。怒涛の年も最後の月です。
世の中は急速に変化し続け、神さまと、悪魔的な存在とのせめぎあいも続いているようです。
今日はせっかく12月、クイリスマスの月ですからイエスの魂の遍歴について、物語(フィクション)を載せようと思います。
レインボーチルドレンのそうた君や、6歳の神様、トキ君のお兄さんなど、地球上での輪廻転生を経ずに、直接的に宇宙人の魂(レインボーチルドレン)が、ここ地球に人間として生まれて来ているパターンが最近多いようです。
このパターンでは、出身星に3次元的な肉体を置いたまま、人間として生まれ、同じ魂を地球上の肉体に宿しているようです。
人間としての一生の時間は、故郷の星に置いてある彼らの肉体にとって、たった数時間の睡眠の時間のようなものなのだそうです。
彼ら、高度に精神性や文明の発達した星々の人にとって「神さま」は、お互いが尊敬できる友人のような関係性であるのだそうです。
ですが決して同じ類魂ではなく、厳粛に区別されているようです。
6歳の神様トキ君のお兄さんの場合は、友人でかつ神様でもある弟の山幸彦(トキ君)の、
地上での仕事の手伝いをするために地球に兄として生まれたようです。
神さまと宇宙人が友人同士何だか素敵なことですね。
高度に精神性と文明が発達した彼らにとっては、肉体と魂の関係性もしっかり解明され、それらを応用して、私達地球人が「神さまのお仕事」、「神さまの御業」と理解している。
魂のみを惑星間の複数の肉体に宿すことも科学的に可能なようです。
またレインボーのそうた君の場合には地球での生活で感じる感情の一つ「愛情」を、出身星であるクラリオン星に転送し続け、その「感情」を利用して、クラリオンの文明の発達に寄与しようとしているのだそうです。
またトキ君のお兄さんの場合、魂は常に自由で、時々出身星に戻るようですが、その際には天国も神々の居る天界も、地獄界も通過できるし、もちろん見えるようです。
また地球の生命体ではないにも関わらず、閻魔様の存在や仕事なども、しっかりと理解しています。
彼らは、地球外知的生命体、それも、とびっきり進化した精神性と科学力を持っていますが、
決して神様ではありません。
ですが、彼らの行っていることはまさに私達地球人から見たら「神さまの御業」です。
ですから私たちの知る神様も肉体を超える霊的な存在ではありますが、決して自然科学を逸脱した摩訶不思議な方法で「御業」を行っているわけではなく、私達地球文明よりも、何億年も進んでいるかもしれませんが、しっかりと科学に基づいた方法をお使いのようです。
では、前置きが長くなりましたが、イエスと宇宙人との関係について書きたいと思います。※フィクションです。
■ 決断の時
こと座のベガ(織姫星)という恒星から、約1光年の近傍の、太陽系第三惑星。
そこでは、約50万人ほどの知的生命体、いわゆるヒューマノイド型の人類に似た、生命体が住んでいました。
地球から見えること座 |
彼らは既に進化を遂げており、肉体の平均寿命は 約1万年。
半霊半物質で生活していたため、肉体を去った同族たちとも、交流する事が出来ました。
自分自身も、肉体を抜け出し、霊としても行動する事が出来ました。
死に対しても、今の地球人が持つような恐怖心はなく、単に物質的生命体から、より自由度の高い霊的な、純粋な生命体として生きていくだけであるという認識が、既に浸透していたからです。
彼ら、ベガ近傍の星々に住む生命体の宇宙的な特性は、
・心の法則に精通していること。
・まじめであること。
・そして集団ではなく、個で行動すること。
これは現在、この銀河系が所属している宇宙では、大変珍しい特性でした。
何故なら、他の銀河のほとんどの生命体が集団での行動様式をとっていたからです。
そして、地球の時間軸で言うと今から約10万年ほど前、彼らは重大な事実に気付きます。
彼らの住む惑星に、大きな隕石が衝突する可能性があることが解ったのでした。
大きいと言っても半径50m程。ですがその衝撃は地軸を揺るがし、その星に住む生命にとって甚大な被害をもたらすことが予想できました。
当時まだ若く、この惑星のリーダー、つまり心理的な指導者の中にヨシュアと呼ばれる人物がいました。この星は既に大きな進化を遂げていたため、指導者は、精神的に進化している者。
彼らの言い方をすれば、より宇宙の一者、創造主、つまり宇宙法則をより理解した者の中から、長老組織が選び任命していました。
ヨシュアがリーダーの一員になったのは、長老達から選ばれた時、彼が1200歳の頃でした。
リーダーの一人であったヨシュアは宇宙物理学者達のこの報告を聞き、ある決断を下すことになります。
それは、希望者を募り、宇宙船に乗りこの星を離れること。そして新たな惑星で、また理想の文明を築くことでした。
惑星衝突まで、あと200年ほど。探査衛星が飛ばされ、宇宙を探しまわることになります。
そして、一つの報告がなされました。
銀河系の端にある恒星(太陽)の第三惑星、そう私達が今住んでいる地球の事です。
そこでは、もう既に個体としての惑星が出来てから数十億年が経過し、安定していること。
そして様々な宇宙からの、移植・移住が始まっていること。
神の計画の一部として、実験的に大切に成長が見守られていると言うこと。。
ヨシュアは決断します。肉体ではなく、霊的な生命体として地球に向かう事。
同じ魂の系譜を持つものは、できるだけ元の一つの魂の集合体(トータルセルフ)の形をとって移動する事。
地球移住後は、しばらくは霊的な生命体として物質的な降下を行わず、様子を見ること。
決定がなされ、人々に告知が為されました。
移住に参加する人数は 約5万人。残りは他のリーダー達の救済案に従う事となります。
出発まで 約10年。それまでに、一旦肉体を脱ぎ、そして同じトータルセルフに属する魂同士の集合・混合が為されました。魂の混合と言っても、個性が失われるわけではありません。元々一つであった魂群に戻るだけです。
宇宙船での移住が始まりました。移動にはそれほど時間がかかりません。
霊的な身体と、宇宙船であったためです。物質的な要素は何一つ無かったからです。
時は今から約9万年前、まだアトランティスやムーが存在している頃でした。
これよりヨシュアの魂は、集合・離散を繰り返し、様々な人間として、約30回ほど物質生命体として3次元に降下することになります。
彼らの理想とした文明とは何だったのか?
■ 次元降下
地球では、既に御多くの知的生命体たちが、ヨシュアらの到着を待っていました。
時代はアトランティス当時既に、沢山の星々から移住が開始されていました。
そして初期の段階で物質次元に降りた者たちは、DNA操作を繰り返していました。
半分動物で、半分人間の体を持つ生命体など、、現在もその痕跡が神話として残っています。
そして自らも3次元に降りた者たちは、時代が下るとともに、段々と物資的な欲望、そして執着に染まって行くことになります。
自らが霊的生命体で有ったこと。 神の火花の一部で有った事など全てを忘れ去っていたのでした。
それらの囚われてしまった同胞の魂を救うために、多くの知的生命体たちは、ヨシュアの力を頼りにしていたのでした。
その結果、ヨシュアは、自分の魂の多くの要素を使い、有る人格を作ります。そのヨシュアの魂の要素を持つ者こそ、アミリウスという指導者として知られることになる人物です。
ヨシュアの初めての次元降下が、このアトランティスに降り立ったアミリウスです。
アミリウスの働きにより、数多くの物質次元に囚われていた魂達の救済が為されました。
そして一時は、この地球が元の理想形であった霊主体従の世に戻ることになります。
ですが、この地球での大きな歴史の渦はヨシュアにとっても止めることはできませんでした。またしても、物質の虜となった人々が欲望のままに退廃的な文明を作り上げてしまったのです。
結果として、アトランティス、そしてムーは地球の怒りを買い、海中に沈むことになります。
ヨシュア達の同族もこの時一旦、霊的な身体に戻りました。
そして決断します。 BC0年ごろに、ヨシュアの魂のほぼ全体から構成された人物を作り出し、再度地球の生命体の、精神的な救済を図ること。いわゆるイエスの事です。
それまでには、多くの時間と、準備が必要でした。
まず最初になされたのが、紀元前 10,500年前、大ピラミッドを建設したトト・ヘルメスとして、さきがけの役割を果たすこと。
知恵の神 トート
トート(知恵の神として現代に伝わっています)もヨシュアの魂の一部を引き継いだ生命でした。かれは、その後1万年経った後に世に現れるヨシュアの本体と言っても良いイエスのイニシエーションの為にピラミッドを建造する事になります。
一緒に地球に来た同族たちも、数多く理想の文明を築くために、イエスの地ならしの為に、
この地域に集中して生まれて来ることになります。
エリア、エリシャ、パプテスマのヨハネ。
そしてイエスと同時代には、ヨシュアの直接的な仲間であった魂達も、弟子として同時代を選んで生まれてきました。もちろんユダもそうでした。敵として生まれたピロトもそうです。
皆、計画通り、各々の役割を果たすために、生まれました。
神の定めた舞台の配役としてどうしても必要だったからです。
ユダとしての人生を選んだ者は、同胞の中でも、進化の進んだものでした。
当時はまだ後にイシアと呼ばれることになる組織は存在していませんでしたが、その片鱗はありました。それは神の宮、つまり教会の中で商売を行っていた者たちです。
■ 輪廻の系譜
地球に来たヨシュアの魂の属性を持ち、地上に降りた主な人格と、その役割は以下の通りです。
・アミリウス-アトランティス時代、キリスト魂を最初に受肉。
・アダム-最初の人の子にして神の子。
・エノク-洪水後の族長。
・ヘルメス-トートとも呼ばれた賢人。ピラミッドの建設者。
・メルキゼデク-大祭司でサーレムの王。
・ヨセフ-ヤコブの子でエジプトの王子。
・ヨシュア-イスラエル人を約束の地へ導いた戦士。
・アサフ-音楽監督。ダビデ王やソロモン王のために働く。
・イェシュア-大祭司で神殿を再建。ケイシーによれば聖書の編纂者。
・ゼンド-ゾロアスターの父でゼンド・アヴェスタを編纂。
・イエス-神の一人子と呼ばれる。
ヨシュアの星の同族たちを含めれば、数はもっと増えることになります。
先に述べたように、彼らの宇宙的な特性は、
「個で行動すること」
これは当時、そしてイエス以降の人格にも当然受け継がれることになります。
宇宙的な特性、出自(出身宇宙)による魂の性質は変わらないからです。
ヨシュアや、同族たちの魂は、地球移住の段階で、一旦トータルセルフの形態に戻りましたが、地球移住後は、一者なる創造主と同じように、魂の分裂、そして統合を繰り返し、未知なる宇宙(地球)を探索するとともに、理想の文明を築いて行くと言う目的を達成しようとします。
地球は、神の意思及び、遥かに進化した、複数の知的生命体たちによる実験場として作られ、
育てられたため、波動の粗い物質次元での生活がメインテーマとなっています。
他の宇宙を見渡してみても、これは特筆すべき特性です。
物質次元の生活がメインテーマという事は、地球三次元空間に置いて受肉している間は、霊的な特質を概ね忘れるように、設計されていることと同じです。
また直線的な時間の概念の中に、生活する事になります。
その特性があるために、沢山の銀河から来る多くの個性的な宇宙人達の玉石混合の中で、
神の計画に従った「魂の進化」を急速に進めることが出来たのでした。
ですが、アトランティスの時代はこの計画がもろ刃の剣となり、物質次元に縛られ神の子としての意識、そして中には人間性さえも失ってしまう者まで現れたのでした。
このように、神の愛に近い、高度な知的生命体の意思により、この地球では、壮大なドラマが展開され、そしてイエスが誕生しました。
クリスマスにちなんだ創作でした。