今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年01月27日の記事を紹介します。
「創造の源の神々」
ビッグバンにより、この宇宙が発生した 150億年前、
原初の神々、造化三神
・アメノミナカヌシ(天之御中主)、
・タカミムスヒ(高御産巣日)、
・カムムスヒ(神産巣日)
が現れて隠身となりました。
つまり見えない存在となりました。
このお隠れになるとは、
虚空に消えてしまった・・と言う意味ではありません。
この宇宙そのものが、神の中に入ったという意味なのだそうです。
ですから、私たちが住むこの宇宙は、神々の胎内に存在しています。
この宇宙とは
・物質的な距離を持つ大宇宙
・全時間(過去・現在・未来)
・全次元(物質的な3次元、4次元、黄泉の国、神々の国などの5次元以上の世界)
全てに浸透していったということです。
また神々の本質は愛ですから、この宇宙の根本も「愛」から成り立っています。
この原則から外れるものはありません。
・こういう場合には、「愛」は通じるが、
・このような場合には通用しない
そのようなことは決してありません。
また量子力学が発見した通り、私たちの宇宙は、波動であり、物質でもあります。
波動は見えませんが、
それは周期的な波であり、発すれば減衰はしても宇宙中に広がります。
波動の周波数の違いによって、物質界に様々な現象を起こします。
アインシュタインが言うように、エネルギーは決して消滅することがありません。
必ず形を変えて、常に存在し続けます。
さて、このように私たちの住む宇宙は源の神々の体内にいます。
どこにいても、いつでも神々の精神の中に存在することになります。
私たちの一挙一動は、
生きていても、黄泉の国に帰ったとしても、常に神々の知るところとなります。
(=お天道様は見ている)
神々の本質は愛ですから、私たちはどんな時も神々に守られていることになります。
絶対安心の中です。
先日お話した、バイオリズムがあって山あり谷ありありますが、
究極的には、常に神々の無償の愛の中にいます。
神々は、どこにでも満ちています。
このことを私たちの祖先は、八百万の神(やおよろずのかみ)と呼んできました。
海、山、川、木、岩、石ころ、砂、さらには家や道具、植物、動物など、
また雲、嵐、雷、台風などぽ気象現象など、
もちろん人間にも、あらゆる存在が神聖視され、それぞれに神が宿っているとされています。
自然の中に発生する微精霊、妖精なども
神々の精神が集まって命を吹き込まれています。
その中で特に神々の精神が凝縮されているのが人間です。
細胞一つ一つに神々の精神が凝縮され回転しています。
ここを通じ源の神々と繋がっています。
ですから細胞意識に、フォーカスできた時、大宇宙と繋がることができます。
細胞意識は右脳の意識と繋がっています。
右脳は、今・ここしか認識しません。
過去や未来について思い悩んだりしません。
自分と他人を区別しません。
全てが繋がっている(ひとつ)という認識です。
道元が説いた「禅」の求める究極な世界です。
禅は生活禅などを中心に、今・ここに意識を集中することで、宇宙・神々と繫がろうとします。
また人間の意識にも神々の精神は浸透していますから、人間の意識も強い力があります。
物事を創造する力があります。
魂は分離・分割することもできます。
分かりやすい例で例えると、「生霊」などがこれに当たります。
自分の精神(魂)の一部を、無意識のうちに、呪う相手に飛ばしてしまいます。
その分、大本の魂のパワーは弱まります。
これらは無意識のうちに行われますが、人を呪えば穴二つ、の例えの通り、自分自身をも、
無意識に苦しめることになりますから怖い所があります。
愛し過ぎ、心配し過ぎも、同じく、精神を分離し飛ばしてしまいます。
また強い感情は、その意識を本体から分離して、特定の場所に残してしまうことがあります。
エンパスなどがこれに当たります。
これが他人に害を与えない精神であればよいのですが、多くの場合、
恐怖、呪い、しっと、やっかみ、ひがみ、などの意識を分離して、残してしまうことがあります。
残されたこれらの意識も、元は神々の精神から構成されていますから、類は友を呼ぶの通り、
同種の波動を寄せ集め、巨大化することがあります。
このことが出口王仁三郎の書いた霊界物語に記されています。
・露国のあたりに邪気が凝りかたまって八尾八頭の大蛇が発生
・印度においては極陰性の邪気が凝りかたまって金毛九尾白面の悪狐が発生
・猶太の土地には全世界を妖魅界にしようと目論む鬼の霊が発生
これらの邪気は、どんな聖人君子であろうと生きていれば、必ずまとわりついてきます。
ですから、できれば神社などで、定期的にお祓いをしてもらうのが良いかと思います。
またこういった邪気ではなく、自然界の微精霊や妖精などは、
まだ未成熟であるがゆえに善悪の区別がなく、気に入った人間に付くことがあります。
その結果、その人の願いや希望などを、叶えてあげたいと行動することがあります。
これがいわゆるサポートオブネーチャー(大自然の助け)になります。
こういった場合、
・運のよい人
・なんとなく気持ちの良い人
・周りの方から好きと思われる
などの現象が起こりがちです。
自然や、植物や、動物、そして弱き者にも、愛を注ぎ、思いやりを持って接することが、
どうして、自分に良き縁として戻ってくるのか・・・
これが大きな要因の一つです。
私たちは、どこにいても、生きていても亡くなった後も、どの次元に居ようと、
神々の精神の中に生きています。
全ての全ての中に浸透している、神々の精神(八百万の神)は繋がっています。
分離や集合を繰り返します。
神々の精神の塊には大小ありますが、その方向性で、神にも悪魔にもなります。
一つ一つに大きな力があります。
愛や優しい気持ちで接する時、それらの中に存在する神々の精神が呼応します。
そして同じ波長のものは集まり、大きな力を発揮します。
良き波長であれば、どんどん幸せが訪れることでしょう。
悪しき波長であれば、自分をも地獄に引きづり込む魔王となることでしょう。
常に、自分の心を清浄にしておきたいものです。