2014年3月28日金曜日

292「音響4」2014,3,28

 続いてO農場長のお言葉です
「本日は、あなた様のこの地にて、ここにある多くの宝を皆々開く、それまでを表します。
 是より申す事、順次行いて参られて、現れ来るを知り行きて、やがて整う大きなる事。
 ふつなる御魂と出会う。
 鳴る神を鎮め行く。
 うつり来る光と共にひとつになる。」
 果たしてどのようなお宝が現れるのでしょうか。この地は宝の山の様です。これからが楽しみです。しかし、ふつなる御魂と出会い、・・何とも頭をかしげるOさんでした。


 Tさんは一味あるお言葉です。
「ろくでなし、ろくでなし、ろくでなし。
 楽しきなり、嬉しきなり。
 皆々集まり、ろくでなし。
 正して、嬉しき、この地の喜び。」
 ろくでなしとは性格が曲がった人という意味が転じて、何の役にも立たない者、ろくでもない人の事です。正して嬉しきこの地の喜びです。


 最後に私が拝受しましたが以下のお言葉でした。
「さて、この次は如何なるや。
 結びて繋ぎて、和を広め、大き成し行く元作り、拡がり行く行くこの地より。
 これぞ申してまいりた、渦なるなり。
 ここに現し、皆々に伝えて知らせて変え行くは、新しきへの道づくり。
 ありがたき、ありがとうございます。」


 この大和の地で、結び繋いで和を広め、新しい世界の元を作り、それが渦となって行く。その事を知らせ伝えて、変えて行く新しい道作りです。これまた大事です。

 陽も暮れて来て、雪は降り続いています。大和を後にして6日間にわたった仙台での新しいあわ歌の会を全て終える事が出来ました。仙台駅で細やか打ち上げ会を行いました。

 中山さんの音の響きはどんどん変化し、勢いを増し、情報量が増えて行き、今必要な響きが相手に与えられるようです。中山さんがあわ歌を相手の方に歌う時に、その方々で響きが違います。その相手を通して出る響きの内容が変わるのは当然ですが、中山さんの身近で同席しているといる場所でも響きに違いがあります。中山さんと正面に相対して拝受頂く方の後ろにいるともっともその方の内容、響きの変化を体感できるようです。
 多くの時間を、音と響きに浸ることで確実に自らの本質の秘められた宝石、御魂が磨きだされるようです。洗い清められて、いのちの輝きが発せられる、そんな扉を開いていただけるようです。そして自覚を深めて、素に生きることで己のお役目を果たせる能力を会得して行ける肚を作り、太まらせて頂き、柱を立てることが出来、ぶれない自分を造っていけるのでしょう。あわ歌の音響効果です。その為にも自らが響かせることが一番です。

 翌日21日に中山さんに以下のお言葉があったようです。
「ヨイショ ドッコイ ヨイ ヨイ ヨイ
 ドッコイ ヨイショ 大きな石ぞ ヨイ ヨイ ヨイ ヨイ ヨイショ
 繋ぐ海は光りを照らす、大きな大きな岩なれば、互いに抱く大きな岩ぞ
 ヨイ ヨイ ヨイショ ドッコイショ 
 歌いて 響けば岩を貫き、海は輝き、光を繋ぐ
 は~は~あ~あ~ 西のはずれに ドッコイショ 坐りて凄い石がある」


 果たして大きな岩はどこの岩でしょうか。西のはずれはスペインのロカ岬の様です。東は私には石巻の月の浦から出てすぐの、金華山の山頂近くの天柱石のように思うのですが如何でしょうか。

 ヨイショ、ドッコイショは良くお囃子で、民謡などでも使い、馴染みの言葉ですが、どんな意味なのかあまり考えた事がありません。調べてみると、六根清浄や相撲との関係など言われていますが、ユダヤのヘブライ語との関係が指摘されています。
 ドッコイショはヘブライ語のドケイシュが訛った言葉で「神のお助けにより押す」という意味です。ドケは押すという意味で、イェシュアは神の救いの意味でドケとイェシュアの2つを足したのがドケイシュとのことです。
 ヨイショはヤとイシュの合わせたものでヤイシュが訛ったものです。ヤは神の呼び名でイショは救いの意味ですから、ヨイショは「神の救い」の意味になります。ヨイショ、ヨイショと掛け声をかける事は、神の救いの祈りの言葉という事です。
 ユダヤとヤマトは如何なる関係になっているのでしょうか?西と東、どちらも古から継続している歴史に名だたる文化を残す民です。

 岩は石の大きいものです。石は意志であり意思、遺志です。ある意味では引き継がれている課題とも読み解けます。大きな大きな岩とは大きな大きな課題、お互いが抱える大きな課題を、あわ歌を唄って響かせることで、その岩を貫き通して解決し、新たなるを生み出し、輝き、光を繋ぐのでしょうか。
 今回新しいあわ歌に進化したことで段階が地球規模に拡がり行くような感じです。中山さん達のスペイン旅行に託されている目的、意味はことのほか大きなものの様です。支倉常長の意志、遺志が400年の時を経て現れ出でる、今後の大きな変化の媒体、触媒と成りそうです。
 スペイン旅行から帰られたら宮城に報告に来て、ある場所であわ歌を響かせる必要があるようです。その場所、内容は如何様になるかは未定ですが、帰国報告を楽しみにお待ちしています。

 これからは6月6日の大和での儀式、6月7,8日の日高見・アテルイ・賢治の旅が予定されています。中山さんから賢治のことを言われたのは昨年、水沢で出羽神社アテルイ顕彰碑での事でした。賢治もアセンデットマスターとして大きな役割を果たしていますので、ご縁の地を巡る事で更に北の地からの光、響きが遍く拡がり行く事でしょう。
 更に、9月9日、10月10日の大和での儀式が決まっていますが、現在進められている、中山さんの全国7か所70日のあわ歌会が終了して、詳細は明らかになる事でしょう。

 そして、もう一つの課題を今回与えられました。それは15日にあわ歌を拝受したKさんに下されたお言葉にあったものです。
「巡り巡りてようよう参り来たり。あなた様のその元へ辿り来たりた方々集い、しっかり定めて是よりは進み行く行く、はるけきの大きなるへ。」
 このお言葉と一緒に次の数字が有りました。


 翌日の16日には以下のお言葉です。
「あなた様がそうなんです。是よりの中心と成る事なり。この事しっかりと心得、動かぬ柱と成り行かれませ。」

 数字の紐解きはまだ途中ですが、ある事に向けてKさんを中心に成す事に成りそうです。
 与えられた課題を一つひとつ果たして、新たな道拓き、大いなる和で、縁する方々と進み行きたいものです。


 今回私が頂いたお言葉を整理すると以下のようになります。

「ひとつにして行く大仕事をこの地で成せば全てが倣(なら)います。元の教えをこの時に出して、その身で成し行くことです。踏み渡り行くこれよりは、多大なる方々が揃って来て進み行きますので、迎えるその時にはこの舟に乗って下さい。
 これから申す事はこの宇宙にとっての大きなることです。あなた様へと伝え来た事々を更に繋いで行き、やがては宇宙と一つの事と成ります。この北の大地を礎と成して行くことです。共々、方々、皆々 全ては是よりの響きと光りを待っていますので、光を発して輝くその時へと向かいましょう。
 平成26年こそがその年です。写して、生み出だして、新しいこの北に、築き上げて始まる地はここです。正すのはこの光の神子(みこ)です。光を発して繋いで、歌の響きに乗せて行き、スダク(騒がしい)多くの声を鎮めて、これからはすがすがしい響きをこの地に満たしましょう。
 さて、この次は如何に成りますでしょうか。結んで繋いて、和を広め、大きく成して行く為の雛形となる元を作り、拡がって行くのはこの地からです。これこそこれまで話して来た渦です。それをここに現して、皆々様に伝えて、知らせて、変えて行くのは、新しきへの道づくりです。
 ありがたき、ありがとうございます。」

291「音響3」2014,3,27

 3月20日は生憎の空模様です。今にも雨が降り出しそうです。一路、石巻市月の浦に向かいます。
 月の浦は金華山へ行く船の基地である鮎川港へ向かう途中にあります。牡鹿半島の半ばで、南側に面した小さな港です。入口に佐藤忠良作の支倉常長の像が東の海を見下ろすように立っています。海岸に下りて行くとこの浜も3,11の津波災害にあってその様子が伺えます。
 常長一行180名がここからメキシコに向けてサンファンバウテスタ号で旅立ちました。常長の7年半にわたる苦難の始まりの地です。船に水を積んだ南蛮井戸があり、少し山に登ったところに東郷平八郎書の記念碑があります。
 雨の中、その碑の前で海に向かってあわ歌を響かせました。その時のお言葉です。

「訪れたる彼の地は大きなる光を持ちてありたり。
 この東にある元なる光と、西にある光を結びて、この地球の全てに光が回り行きたれば、この地球、この宇宙変わりて新しき。
 今、皆々様が取り掛かりて成し行くは、この大きなる仕組みを動かすものなり。
 響かせて光を動かして、大きな嬉しきへ参りましょうぞ。」10:25
 


この東の宮城の地の元なる光と西のスペインの地になる光を結ぶこと、更に地球の南北の極を結ぶことで地球全体に変化が起き、更に宇宙が変わり、新しくなるとのことです。 その仕組みに係る私達は如何に、という感じです。
 あわ歌を唄っていると、岸辺にうみねこが飛んできて楽しげに波間に遊んでいます。歌い終わると彼方に飛び立ちましたが、全てが呼応しているようです。


 帰りはサンファンバウテスタ号を道路から見下ろして見学しました。舳には九曜紋が記されています。九曜紋と丸に十字の2つの文様が鍵の様です。Wさんは鹿児島県出身で島津藩は丸に十字の家紋です。スペインに同行する中に3名の九曜紋の家紋の方がいます。スペイン旅行には旗を作って片面は丸に十字、もう片面は九曜を記して持参して行くようです。その作成はWさんがして下さります。
 

サンファン記念館から少し下ると直ぐに佐藤造船所さんがあります。


天命塾仲間のSさんが社長を務めますが、先の津波でかなりな被害を受けました。周囲の家も海側は津波で流されて跡形も無く、今は護岸工事がはじまっていました。当時は私達も片付けやら出来る限りの支援に毎月通いました。今は造船所の仕事もかなり縮小して再開出来ていますが大変な努力をされています。

 そんな中、佐藤造船所さんの復興計画も二転、三転していますが、国の再建補助金の初交付が決まり、少し展望が開けているようです。新聞で公表されて嬉しいことと喜んでいましたが、今回伺って直接、内情を聞くとまだまだ難題、課題があります。行政とのやり取りの中で、価値観、物の考え方、優先順位など克服する努力をこれからも継続して、必ず再建、復興すると力強く話してくれました。


 中山さんからあわ歌を唄って頂きました。その時のお言葉です。

「まずもって深く御礼申し上げます。誠にありがとうございます。
 この地にありて、この海、この川、人々守りて参りたるが、力及ばずご心労おかけいたしております。
 是よりこの地、守り行くは多くの方々にご支援を賜りて参ります。
 この時、この地より響きを発し、光と一つに成られ、このあなた様の地に光の柱はっきり打ち立てて頂きたし。
 方々、集いて大きな渦作り、見事に守り行きましょう。
 どうぞ、そのままの思い、ひたすらに続けて下され。」12:45

 ありがたいお言葉です。Sさんもあわ歌を拝受している内にどんどん元気になり、顔色も良くなり、明るくなってきました。日ごろの苦悩を少しでも分かち合い、理解して頂けたことに感涙していました。お言葉にも感動し、これからの更なる励みになることでしょう。固く握手をしてお別れしました。

車を走らせて次は大和農場に向かいます。しかし車中、中山さんは何かすっきりしないようで、まだお言葉があるようです。以下のお言葉がありました。
「必ず、必ず、必ず、成し行くこの事は。
 如何なる事と申すは、光の柱の大きな場所なり。
 訪ね渡りて幾度か、真の思いを光に乗せて、方々に示せばならぬなり。
 必ず響きて頂きましょう。」13:37

「届けましょうぞ。彼の地へは多くの光を送る。
 受け取られませ、響きませ。」13:37

「明日来る歌は光りを放つ歌ぞ。歌いて届けて下され。」14:23

 途中、遅い昼食を道の駅で摂り大和に着いたのは15時位でした。大和に近づくと雨が雪に変わり、農場は白銀の世界で別世界でした。



 農場の大家さんのGさんにもお越しいただき、四方山話をしてあわ歌拝受会と成りました。これからも大和農場に深くかかわりのある方々のお言葉も紹介します。
 まずGさんが先ず拝受されましたがその時のお言葉です。
「あ~。(拍手)
 お送りいたします。
 是よりこの地、皆々様、全ての方々、関わりの皆様、共々に光の中へ参らるる。
 待ち望み。ふるふる、光の音、表します。(拍手)
 す~、す~、す~。」


290「音響2」2014,3,26

 3月17日の朝には中山さんに以下のお言葉がありました。
「たずね、たずね たずね来て、再び見まう大きな地。
 明るく清く暖かく、戻りて皆と嬉しきを、見事に成して、
 皆々と、喜び、嬉しき、時迎え。
 あ~あ~あ~あ~。」9:20
 このお言葉は歌を唄うように明るく楽しい響きだったようです。


 そして歌会開始前の10時半に以下の絵が現れました。果たして如何様に読み解きますでしょうか。

 更に昼休みの13時過ぎに以下のお言葉がありました。
「ゆずりてまいりたこれまでを 今、この時に正して参る。全ては新たなるなり。
 行方はしっかり定めており、ただ古き残りたる諸々、この身を本日是より、大きく開きた扉にて、元への道に導きて、多くの方々呼び集め、一挙に参りて頂きます。
 その事、明日の三時より執り行いて頂きます。」13:10


 明日18日の午後は予約が夕方まで無く丁度空いています。その時間に儀式を行うという事です。何とも巧妙な御配剤、指示でしょうか。

 その日の夕方に私も拝受しましたがその時のお言葉です。 
「是より申すは この宇宙にとっての大きなることなり。
 あなた様へと伝え来た事々更に繋ぎ行きて、やがては宇宙と一つの事と成り行く。
 この北の大地を礎と成して参ることなり。
 共々、方々、皆々 全ては是よりの響きと光りを待ちており、発して輝くその時へと向かいましょうぞ。」
 何ともこれまた大事です。


 そしていよいよ18日を迎えました。私は所要があり出張で出かけていましたがあわ歌会は予定通り進められました。
 まず、11時からのあわ歌会開始前に以下のお言葉がありました。
「本日成すは、開きて繋ぐ、東と西の扉なり。
 二人で向かい合いて、白き紙を置き、あわ歌と唱えるはあわの音。
 方々ご用意宜しいか。ここに発する響きが合図。
 大きく広く伝えませ。戻して参る。」10:40
 儀式の進め方の指示です。中山さんとTさんが二人で執り行う事になります。
 西と東とはスペインと日本の事です。


 そして15時の儀式は指示通り行われました。そこでのお言葉は以下です。
「新たに繋ぎて戻し行く、是よりの新しき元の元を見事に繋ぐ。
 ここより始むるは大きなる道なり。
 皆々嬉しき、晴れ晴れ、悠々。
 全てはそれぞれその身ににありて、皆々一つの大きなる和 一。」
「ゑ」
 西と東、天地を繋ぐは丸○に十字の様で、○に一、大きなる和の大和(農場)の様です。




 儀式が終わってから、更に、以下の言葉が有りました。
「カタロニヤ、カタロニヤ、カタロニヤ。
 浮かぶ大きな船一艘、出帆の時迎えたり。
 夢乗せ、遥かな時を越え、参るは東の元の元、はるけき大きな地なり。
 頂きたるは全ての教えまいる。
 あたまの上に頂きて、恐れて、敬い、只ただ祈る。
 この事、この人、何んと致すや。
 皆々変わりて幾万年。真を待ちて、ここにあり。現し行くは何人や。
 歌の響きと光りにて、開きて参る、真なり。
 夢なる時は既に過ぎ、現すはこの時ぞ。」

 

 カタロニアとはカタルーニャの英語読みで、スペイン北東部の地名です。4月に中山さん達がスペインに行かれますが、その事に関係した大きな意味がありそうです。
 400年前に伊達正宗の命を受けて支倉常長の遣欧使節としてスペイン、ローマに赴きましたが、出航した地が石巻市月の浦です。月の浦に行く手前の渡波にはサンファンバウテスタ号が復元され記念館に展示されています。その近くに佐藤造船所があります。
 当初より、20日の最終日には石巻の佐藤造船所に中山さんを同行する予定でいましたので、月の浦に行きそこであわ歌を響かせる事が決まりました。さらにスペインに中山さん達と一緒に行く予定のWさんにも、15,16日にこの事に関連するお言葉がありましたので、石巻にも同行して頂くのが良いという事に成りました。

 翌日、19日に私は出張から戻り夕方、最後にあわ歌を拝受しました。 既にこの日は横になって皆さん拝受していたようですので私も横になり頂きました。今回は中山さんが歌うのでなく、Tさんがあわ歌を歌い、中山さんが同席する形で行われました。横たわり頂く響きはまた別物で、身体の癒しが成されるようです。
 中山さんから頂いたお言葉は以下です。
「平成26年 この年こそなり。
 うつしゆき、生み出だし、新しきこの北に築き上げ、始まる地。」19:30


「正すはこの光の神子(みこ)。
 光を発して繋ぎ行き、歌の響きに乗せ行て、スダク多くの声鎮め、是よりすがしき響きをこの地に。」
 今年26年にこの北の地に築き上げる。正すはこの光の神子で、すがしき響きでこの地を成していくようです。これまた大事です。

2014年3月25日火曜日

289「音響1」2014,3,24

 3月15日から20日まであわ歌の中山博さんが仙台に滞在頂きました。新しいあわ歌をご縁の皆様に響かせて、今必要な気づき、あわ歌の活かし方をお伝え頂き、これからの新しい時代への移行、変化への理解を深めて頂くためです。
 あわの里天命舎では14日夜はあわ歌39会でした。日ごろあわ歌を響かせている面々が10名程集いあわ歌を歌い、翌日からの中山さんの会への期待を膨らませてお待ちしていました。
 
 あわ歌会は15日11時から19日まではあわの里天命舎で、20日は石巻市と大和農場大和亭で開催しました。5日間で延べ60数名の方々が中山さんからあわ歌を拝受しましたが、皆さん歌の響きの違いをかなり感じられていました。特に日を変えて複数回、拝受した方の受け止め方、頂く言葉の内容も含めてとても喜ばしい頂きが沢山あったようです。

 まず15日当日朝に中山さんに以下のお言葉がありました。
「是より始むる大きなる日々は、働き大きく見事なるうつし行く行く光ぞよ。
 この身を通すは皆々様へ知らせて、伝える大きなるこの事始める。是よりは新しきへの始まりぞ。
 響きて、響きて、響きなし。伝えて、知らせて、変わり行き、共々、共々参り行く。
 あ~あ~あ~あ~、集うは皆々、是よりの新たなるへの方々で、光の中へ参り来る。
 嬉しき、嬉しき、嬉しきぞ。
 は~、
 是よりこの身は日毎に進みて変わり行く。日毎に祈りて変わり行く。日毎に光を発し行く。
只今、ここに光受け、新たなこの日を迎えたり。
 あ~ お~お~お~、
 さても嬉しき日を迎え、いざ、いざ参る。」9:28

 これから中山さんは仙台を皮切りに、全国7か所70日にわたり、途中スペインに2週間程行かれるのですが、新しいあわ歌を響かせる予定です。その意味、意義をしっかり皆さんにお伝えする為に、70日巡業の初日に当たり降りたお言葉です。
 今回のブログ「音響」では仙台で頂いた中山さんのお言葉と私等が拝受時に頂いたものを紹介していきたいと思います。

 15日にはWさんが仙台の中山さんのあわ歌会にと素晴らしいお花を持参して下さり、将に花を添えてくださいました。いつも何かと気遣いして下さるWさんです、感謝です。中山さん始め、皆さんも喜んで下さり、会場は華やかな雰囲気で、春の日差しも一味変わって明るく暖かい響きです。 



私も拝受いただきましたが、今年の1月に新しいあわ歌になってから3回目でしたが、これまでのものとは別物で、更に数段大きく変わった世界でした。
 その一音、一音の響きに体が強烈に反応して、エネルギーが注入され身体、脳内の変換、調整、エネルギー充電が成される感じです。20分弱の拝受後は直ぐに身体を動かす事が出来ないほどでした。二人に両手を持っていただいてようやく立ち上がり移動できましたが、驚きの音響です。
 今回、中山さんの変化、新しいあわ歌の真髄を体験出来ました。今回拝受される方々はきっと新たな扉を開く貴重な機会に恵まれたと確信できました。更に新しい時代へ向かう、準備が着々と成されていると実感できました。

 その時私が頂いたお言葉です。
「ひとつに成し行く大仕事、この地で成せば全てが倣う。
 元成る教えをこの時ゐだし、その身で成し行く。」



 絵も頂きましたが、上の字はオシテ文字の「と」です。両手を広げて天から受けて地の□に収める様な感じの絵です。
 下の字は中に点があれば「を」の様ですが点がありませんので、果たして如何に読み解くのでしょうか。
 □(四角)が二つ重なり八画、八芒星をあらわしています。八芒星(オクタグラム)の意味は以下の様です。
「八卦や御鏡など道具や神器等に多く使われる形で、四季と土用(季節の節目)や八方位などと深く関連している。
 八角形は、正方形(この世)と円(永遠)との間を表す中間図形であると言われている。
 八は完全性や再生、無限の循環などを象徴し、イーチンにおける八卦やペイガンにおける年の車輪などとも関連性がある。」
 天と地を繋ぐ、一つに成し行く事なのかもしれません。それをこの地、大和を中心にこのみちのく、宮城の地で成す事がこれからの世界の雛形になる。それを成し行く事を示しているのでしょうか。それは大事です。

 翌日16日にも拝受しましたが昨日とは違う音響です。昨日よりは精妙で、脳内で微妙な響き合いが起きていますが心地良い時間です。その時頂いたお言葉、絵は以下です。
 絵「繋ぎて下され」
「踏み渡り行く是よりは、多大なる方々揃い来たりて進み行く。乗りて下さいこの舟に。 迎えるその時。」




 絵は如何に読み解くのでしょうか。
 天から地におり来る舟、地から天に上る舟、二つを重ねると綺麗に卵形に近い円に十字が綺麗に出来ます。丸に十字は島津家の家紋として有名ですが、あわの里天命舎も丸に十字に所縁があります。いずれにしても天地繋ぐことの様です。
 丸に一の意味は一を今の次元と捉えて、その上に丸ですから、新たな天地を繋いだ世界を一つにして作る意味でしょうか。
 多大なる方々の揃い来て進み行く、その船に乗り進むことを促されています。これまた昨日同様に大事です。



2014年3月14日金曜日

288「光行・賢治」2014,3,13

 3月3日の大和農場、白石での大いなる和への新たな始まりを受けて、時間はより早く進み、現れ来る変化も大きい日々です。明らかに新たなラインがスタートしています。
 3月11日は2011年の東日本大震災から3年が過ぎました。あっという間の月日の流れを感じます。風化と固着その差がどんどん際立ってきている感じがします。被災地では3次元的な状況は片づけが済んできましたが、未だ新たな始まりが実感できないままの姿です。その中で生きる方々は只々生きながらえ精神が疲弊して行く方、新たな飛躍へと道拓き進める方、そのあり様は千差万別でしょう。意識の世界は計り知れない世界で、各自の宇宙がそこに展開されています。只々、各自の選択が素晴らしい未来へと花開くことを願っております。

 3月8日、9日はみつゆきさんのアイリッシュハープコンサート、個人レッスンでした。



 昨年3月9日にみつゆきさんのアイリッシュハープコンサートを私の誕生日のお祝いで開催しました。みつゆきさんは初の仙台コンサートで、私以外はみつゆきさんと出会うのは初めてですから、仙台の皆さんにとっても感動のアイリッシュハープの音と響きとの初の出逢いでした。
 みつゆきさんは若いころにやさぐれていて放浪の旅に自転車で出ました。東北の自然、人間の情に響き、縄文スピリットに感応してこの東北の地でやさぐれた心が癒されたと言います。東北の風土、人情に暖かさ、郷愁を抱き、いのちが癒されたという原体験を持っています。やがてアイリッシュハープに出逢い、この楽器を演奏する中で御自分を磨き、鋭い感性と創造性で独自の芸術を作り出してきました。
 仙台でのコンサート、個人レッスンに参加する方々はみつゆきさんのハープの響きに共鳴、共振するようです。それは私達の中に息づいている縄文スピリットが呼応しているのでしょうか。確かにみつゆきさんの持つ情報と同調するものを持っているようです。
 奏でる音は響き波動して、各自の肉体の楽器に情報波が伝わり響いていく連動が起こります。音の郷(さと)、音がもたらす郷愁でしょうか。母なる懐に抱かれて安らぐ子のように、ハープの音響に皆さんのハートが饗応し、感動を頂きます。
 みつゆきさんは仙台での演奏で驚嘆することがもう一つあります。それは場、環境を含めて生体エネルギーの仕掛けの効果です。昨年から1年間で今度が5回目の来仙ですが回を重ねるごとにその音の響き、演奏の素晴らしさにみつゆきさん自身がびっくりしています。自分にとって新体験、新発見の音であり、自分の望む音を越えた響きを出す事が出来ているといいます。深遠な表現と響き合いによる癒しも更に深いものがあります。

 今回は2日間にわたり個人レッスン、コンサートでした。参加者はあまり多くありませんでしたが1日目は特に常連的な、コアな方々が集われました。天命舎には丁度、生体エネルギー資材のトワXを塗布したボードが20枚弱有りましたのでそのボードで四方を囲い、その中で演奏をして頂きました。それ以外の生体エネルギーの仕掛けも当然沢山してあります。みつゆきさんも配置の作業を一緒にしましたが、既に身体が活性化してきてワクワク感が高まって来たと言います。
 コンサート参加者は当日個人レッスンを受けた4名です。最初の音から全然違うのです。1曲終わってみつゆきさんも驚嘆の声を発しています。





 前半の演奏を終えて休憩の時に実験をして頂きました。それはハープをボードの囲いの外で奏でて頂きました。すると外での演奏はそれなりに素晴らしいのですが、ボード内での演奏に比較すると何とも平板な反響が乏しい音に聞こえるのです。みつゆきさんもその違いにまたまた驚きです。空間のもつ生体エネルギー情報の準拠位置が成せる世界です。
 後半のコンサートは一段と素晴らしいものでした。みつゆきさんが持参していた水晶の石2個に生体エネルギーの情報の金属を触れさせて演奏して頂いたのです。空間が多層多重な音の階層に多方面から響きが押し寄せる感じです。生体エネルギーのプラス1効果は凄いです。

 あっという間の2時間でした。せっかくのこの生体エネルギー空間場ですから私からアンコールリクエストをさせて頂きました。それは今、みつゆきさんが課題として取り組んでいて十分に修得していないものを演奏して頂くという事です。今回、設定してある環境場、生態系は人間の能力を高める目的も設定してあります。つまり各自の最高と思える色々な機能,技術等で、これまで以上の能力を発させる働きです。私にはきっとこの効果がはっきり現れると思いました。みつゆきさんもこれに応えて2曲演奏して頂きました。
 最初の曲は速い曲で高度なテクニックを要するものです。しかし指つがいも軽妙に、とてもスムーズに滑らかに演奏が進みます。みつゆきさんはいつもの能力以上の表現が出来たようで、驚きと同時にとても喜んでいました。将に未知との遭遇です。

 次なる曲は、ハープを演奏しながらみつゆきさんが歌うのです。それは最近出逢った曲でとても心に響いたものだと言います。ドボルザークの新世界第二楽章主題に宮沢賢治が詩を付けて歌っていたもので、その詩は「種山ヶ原」です。
(2番後半、♪四月は〜より録画)

賢治はアセンデットマスターとして私達に数々のメッセージを送って下さっていますので、みつゆきさんとも繋がってたんだと、とても嬉しくなりました。
 種山ヶ原の岩手県、イーハトーブのその地には、私達は何度も訪れていますので凄い親近感を覚えました。賢治の歌詞は難しい言葉ですが、朴訥で優しい感じにドボルザークの新世界を編曲されて歌われました。
 種山ヶ原を吹きわたる風、キラキラ光り輝く太陽、流れ行く雲、見渡す山々の木々の勢い、牛が草を食べる情景などまざまざと思い浮かべることが出来る格調高い、新世界なのです。演奏し、歌うみつゆきさんもまだ訪れたことがないその地をイメージして賢治の宇宙に浸っています。みつゆきさんには賢治に共通するものが確かにあります。

「種山ヶ原」
 春はまだきの朱(あけ)雲を
 アルペン農の汗に燃し
 縄と菩提樹皮(マダカ)にうちよそひ
 風とひかりにちかいせり
  四月は風のかぐわしく
  雲かげ原を超えくれば
  雪解けの草をわたる

繞(めぐ)る八谷に劈靂(へきれき)の
 いしぶみしげきおのづから
 種山ヶ原に燃ゆる火の
 なかばは雲に鎖(とざ)さるる
  四月は風のかぐわしく
  雲かげ原を超えくれば
  雪解けの草をわたる
注:まだき:夜明けの薄明どき。朝まだき。菩提樹皮(マダカ):菩提樹の皮で作った蓑(東北方言で菩提樹をマダという。)劈靂:雷、種山ヶ原あたりは雷が多く、雷神を祀った石碑がよく見られるという。
 コンサートに参加した皆さんのみつゆきさんの演奏への共振が殊の外強く響き合い喜びに満たされました。みつゆきさん一人で演奏しても発しない音で、聴衆とのコラボレーションの妙です。皆さんご満悦で、後の懇親会も濃厚な会に成りました。
 
 3月9日はみつゆきさん2日目です。私は6月の中山博さんとあわ歌、日高見アテルイ賢治の旅の下見に出かけました。今度中山さんと巡る旅のテーマは賢治なのです。いろいろな事柄が確実にかみ合って来ています。
 朝から天命舎では個人レッスンが行われていました。コンサート直前に戻りましたがとても素晴らしい企画が出来ていました。しかしそのことは私も知らされないままにコンサートが始まりました。
 コンサートの始めの曲には些か昨日ほどの感動はありませんでした。初めて参加した方などまだこの環境場になじまない、身体が準備出来ていないことが原因だったようです。しかし、だんだん曲が進むに従い、響きも空間に広がり素晴らしい演奏会になってきました。初めて参加の方は感動に浸っています。




 後半の始めに、昨日、始めて演奏した賢治の種山ヶ原を演奏して頂くことになりました。驚きに、今日の個人レッスンが終わってからコンサートまでの間に、みつゆき&3・9シスターズが結成されていてその発表になったのです。にわか仕立てですがみつゆき・賢治・縄文スピリット、39シスターズの天意のコラボレーションでとても味わい深いものでした。その後、私の誕生祝のハッピーバスディーを皆さんで歌ってお祝いして頂きました。ありがたき嬉しき、格別の誕生日です。





その後にみつゆきさんの種山ヶ原の演奏と歌が披露されました。深い情感に浸って想いを巡らせて新たな始まりをここでも予感させて頂きました。
 2時間のコンサートも大きな満足、至福感のうちにあっという間に終わりました。懇親会もコンサート参加者全員が参加して和気藹々、楽しく笑いと喜びの時空間を満喫しました。

 次回のみつゆきさんコンサート個人レッスンは7月12日(土),13日(日)に決まりました。今度は、大阪のみつゆきさんの生徒さん達も同伴してくるとのことです。みつゆきさんが感動した縄文スピリットの世界、生体エネルギー技術の環境場での演奏を大阪の皆さんに体感し、知って頂き新たな創造の始まりを共有できることを念願しているようです。
 実は7月12日は岩手から参加のみつゆき&39シスターズのKさんの誕生日です。彼女はみつゆきさんの大ファンで、始めてアイリッシュハープを聴いて号泣した方です。今回も懇親会で感想などをシェアしているときもお話していて感涙していました。賢治のスピリットにとても近い方ですので今回の種山ヶ原は殊のほか嬉しかったようです。この様な出逢いにとても感動し感謝していました。3月9日のなせる業、神計らいのうれしいプレゼントです。


 7月にはみつゆきさんも賢治の音楽を集めて演奏して下さることになりました。更に、大和、みちのく、縄文スピリットの新曲も作って下さるとのことです。次回は、生体エネルギー環境場の更なる加算をした中で、新たなイーハトーブの新世界、光行・賢治ワールドが楽しめそうです。