24日、私は終日、大和農場の農作業を楽しみました。一面の雪景色です。農場の入り口は除雪車の雪で塞がれています。30センチ強の雪をまずは除雪です。スコップで汗だくだくで今年初めての雪かきです。少し進むと20センチほどです。そんな時に農場長も来て、この秋に新登場の雪かき器の出番です。仲間の実家で不要になったものを頂けたのです。昨年の雪かき器はショベルだけのラッセルでなかなか効率的でなかったのですが、今年入手できたものは雪をかき込んで飛ばすものですこぶる優れものです。お蔭であっという間に1時間もしないで、道と家の周りは車が入れるようになりました。文明の利器は凄いと思います。
今日の予定していた作業の一つ、まずは棒杭に乾燥していた豆の枝を畑から運びました。しかし強風で杭が倒れてしまっていて、かなりのものは雪にまみえて更なる乾燥が必要です。今年秋に入手した足踏み脱穀機も威力を発揮して、脱穀作業もかなり効率よく進みました。しかし量が多くて4分の1ほど日暮れになってしまいました。しかしもまだ予定の作業が残っています。夕暮れの中、雪に埋もれた大根も収穫も出来ました。雪の中の作業は手がかじかんで難儀でした。更には雪の中をかれこれ100本近くの大根を運ぶのもこれまた大変です。大根は綺麗な優れものでこの時を逃したら越年してダメになってしまったことでしょう。先ずは作業で来て良かったです。もう一つの麦踏は出来ませんでした。
11月半ばからの毎週のイベントも23日の澤野大樹さん講演会で無事に終わることが出来ました。かなりハードなスケジュールでしたが正直終わってホッとしています。農作業の疲労もあり流石に疲れ果てて寝てしましました。少しずつこれまでの内容を紹介して行きたいと思います。
11月30日は木内鶴彦さん今年3度目の講演会「動き出した明るい未来no3」のでしたが簡単に紹介します。
「立花隆は私の事を世界で唯一の死亡体験者で臨死体験者でないと言っている。私の30分間の心肺停止、脳死、の記録が東京医大にあり、その内容を確認した。しかし何故か今は私のデーターは消えて無くなっている。その時、多臓器不全で1週間で死ぬと言われていた。
肉体から意識が放れた。その間、かつて疑問に思っていた事を確認した。子供の時に岩が落ちてきて危険を避ける為に姉を押し倒して難を逃れたが兄に怒られたことがあった。その時「危ない」と声が聞こえたので危険に気付いたが、その声の主を知りたかった。その場にいて上から様子を見ていて自分が発した声だった。つまり自分が聞いた声は自分のものだったのだ。
未来はどうなっているのか。意識の空間で煙のようなものが肉体にくっ付いたものが自分で、三次元の制限の中で細胞に入っているのが自分だ。
これまで3度死亡体験をしているがその時に、宇宙の始まりのことや、なんで人間をしているのか等、確認して来ている。いろいろな時代に行き、その年代を大熊座の北斗七星で測定している。中国での死亡体験の時に岩に印をつけて来て、後で確認出来ている。
太陽系で地球誕生のメカニズムがあり、循環性の宇宙だ。我々は肉体は宇宙へ行けない。他星へ移住するのは難しい、他星が助けに来てくれると言うのは信仰でしかない。
火星移住する為の宇宙船は空気を循環しないと酸素が無い。その技術を作るのは大変だが、その前に地球の環境を取り戻すのが先。生態系のバランスを壊したのは人間であり、それを正すのも人間だ。その為の叡智が必要で逃げないでやって行く。
地球人は意識だけの状態では全て満たされている。しかしそこでは変化が無いので、暇なだけで楽しくない。だからそこでは苦労が楽しみになる。老人は自分の苦労の自慢話ばかりするが、変化や苦労が楽しみであり、それを求める為に三次元がある。生きる喜びは苦労を乗り越えた時にあり、その時にその人の意識が変わる。
地球の最初の生き物は藻。藻が発生し、栄養を腸から吸収されて細胞になった。細胞の化学反応で電気エネルギーが起き、磁界が発生し細胞発生エネルギーが伝達される。ミトコンドリアがその役割をしている。
栄養素はなにか。そこにはスパークが必要。地球は元々、放射性物質だった。放射線として、電子の足りないものを取り込んでいた生きもので光合成細菌。・・・」
後半は新しい村作りのお話でした。
「オベリスクの文化は日本から行っていた。砂と石灰水で岩を作った。花崗岩の四角いものがピラミッド。四角推のクフ王のものと違う。狛犬はしし座のししで、尻を上げているものはスサノウを祀っている。ポチの狛犬はスフィンクス系。砂を固めて作っている。
北アフリカに大洪水の後1000~1500年の間にはいろんな人種が住んでいた。その血脈は消えているがDNAは伝わっている。それが日本に来た。
日本は地球と共に生きる生き方を伝える事を担っている。これから大変な時代になる。お金、物のやり取りは難しくなり、通貨が崩壊して行く。今は会社経営者や投資家のゲームに翻弄されている。やがて労働者が働く場が無くなって影響を受ける。食が手に入らなくなり、いざ農作物を作ろうと言っても、直ぐに出来るのか?その時では何ともならない。
これから人間の淘汰が始まる。最悪、食べ物が無くなると農家が襲われ作物を収奪され、さらに作物を作る技術も無くなる可能性もある。そしてやがて原始的生活に落ちることが考えられる。
しかし、そこから進化する提案をしていく。原子力発電によって24時間電気使用可能になり、ライトアップキャンペーンが成された。暗い方が目を緩めて休めるが、明るいと瞳孔が閉じて緊張してくたびれてくる。それで近視、乱視になる。昔は暗くても見通せた。電気は節約して必要な時に使う事。あからさまに原発反対をすると潰される。
モデルの村は100人位、1家4人20世帯位で田畑で自給自足をする。誰が何をするか指定しない。多種の仕事や趣味、その人の本能、役割で、三度の飯より好きをする。ストレスが解放され、本当の役割を各専門分野で必要な事を各自がする。自分がしたいことを追究して、他の人が見て喜んでもらう事が嬉しい。そんな一品持ち寄りで、ある意味普通でない人が集まって村が出来る。そこでは見返りを求めない、お金は要らない未来の村だ。しかし今の価値観では潰される。
電柱は無い。家電は電池で作動する。太陽光発電で研究会社を作ってそこで得た資金で研究として村作りをする。自然界の中で子育てし、教育する。その中でルールを学び守る。大学は要らないが必要なことは研究すればいい。人の働きを自由に学べる循環を考えて作る。
太陽光を集光して電気に変える。パラボラで太陽光を集めて蓄電、蓄熱して出来る。それは曇っていても安定して提供できるもの。原子力発電を使わないで、コンセントレスの家電を使い、停電がない。直流なので交流コンセントを使わずに済む。
現状の世界と争わずにニーズを変えること。そして今はその分岐点にいる。良い可能性へ向かう為にNGOグリーンガイヤをスタートさせた。地球の生態系を取り戻す。その為にお金や損得が必要なくなれば良い。
人種にそれぞれの働きがある。地球環境が失われたら終わりなので、目的は地球環境を取り戻す事。グループで活かせる村にお互いが自主的に参加する。そこでは他と比べる事は止める。
死亡体験の時に未来で見てきたことをしていく。各個人が認められる社会は変なストレスが無いし、人が喜ぶ姿を見る楽しさがある。地球環境を守り成長させていく産業構造、生産システムを作って行きそこでは終身雇用だ。
何があってもその村では食べて行けるし、その様に助け合っていく。未来をどう作って行くのか色々なアイディア、気付きで村作りをしていく。研究会社で村作りして広めて行く。更にお金のいらない社会へ移行して行く。
地球で生きる者の考え、哲学が良い方向に向かった時に未来永劫進んで行ける。変化を乗り切って行く楽しさ。これから起こるであろう天災を乗り越えて行く。そこで被害を受ける人もいるが兎に角、やって行く。
いろいろ迷っても良い。ストンと落ちたところでやること。不協和音のところで無理して我慢していてはダメ。人に押し付けない事が大事。苦労を乗り越えることが出来るのは、好きなところでする努力の賜物だ。嫌な事でなくその人に向いた事をやって行く。そのように乗り越えて、変わって行くことをアセンションと言う。」
今回の講演会は木内さんのお話は初めての方が半数近くいました。共感を抱いて下さった方も多くいて、NGO活動にも興味を示した下さり、テンメイにも入会して下さる方もいました。少し輪が広がる兆しが見えて来ています。明るい未来を色々な苦難を楽しく越えながら切り開いて行きたいものです。