2015年11月30日月曜日

515「真の事2」2015,11,29

 皆さんにお示しを下さり,まとめのお話です。
「自分に言われている内容よりも、隣の人の言われていることが、よりしっくりするものもあります。自分に言われている様です。それぞれの霊団が1人1人に下ろしているのですが、まとめて言っています。ですから全ての言葉が、今日ここに集まっている人に下ろされたということです。ですからおおよそ、それらの内容が、皆さんに当てはまっているのです。
 念に流れてくるものへの反応を最大公約数に捉えて、言語にして書いているのがブログです。鏡の役割をするのが霊媒です。思考を映し出して返っていくのです。ですから己で決められないで、そのまま分かりやすく返って行く感じです。ですから多重人格者と言われるのですが、この霊媒システムを理解してから安定してきました。
 神人の役割は、人に伝えることで、自分らしく生きることです。自分の霊媒体質を理解して生きることが出来たこと、カミングアウト出来たことが凄いことです。それで人間関係ががらっと変わったのです。言う行為が凄いのです。
 世の中で霊媒体質を受け入れられない人が多いです。霊吸収タイプ、霊媒に近い人、憑依タイプの人もいます。沢山のエネルギー体として捉えられます。
 自分の意識をどこへ向けるか大事です。肉体へ向かうと、五感を満たすだけのなり、飲食、お金、仕事、女に向かいます。
 霊意識を主体にすると、霊意識を喜ばすこと、人に喜ばれる生き方をすることになります。出来ることは幾らでもあります。笑顔、唄を歌う、それをどういう思いでするかで変わります。霊体を喜ばせる生き方、喜びを与える生き方を選択すると、喜びのエネルギー体となります。
 人に愛される人、人の為に生きている人は輝いているので、周りの人はその人のところに寄って行きたくなります。そのエネルギーが心地良いのです。そこへ行く事が分かり易いのです。与えて、霊意識を高めて行く事、そうすると嬉しくなります。人が良く思ってくれるその意識を受けることで、どんどん喜んで行くのです。そうすると人に恨まれ、嫌われることが無くなるのです。しかし本当のことを伝えるとマイナスを受けるので、自分の立ち位置が大事です。」

  お示しを頂いている時はそうかと思っていても直ぐ忘れてしまいます。メモを書いて清書すると納得の内容です。言い当てていて、守護霊、指導霊との神人さんの霊媒通信の能力には驚いてしまします。将に、今必要な事が与えられているのでしょう。
 3部は祈り唄&ギター三味線&祭り唄Liveです。以前よりインストが多くなり、唄が少なくない感じです。津軽などの祭り唄がエネルギッシュで、「アラハバキ」という曲は即興的で何種類ものアラハバキが登場して、それぞれが持ち味を発揮して競演している様で面白い世界です。みちのく、東北の古代土着神のアラハバキが現われ出でて、新しい時代に大きなエネルギーを発信、放射して行く様です。最後にリクエストと言うことで、静かな祈り唄で4時間ライブは終わりました。
 今回のライブ参加者は今までの中で一番少ないのですが、必要な方が集まって頂いた様です。内容が濃厚で、懇親会も深いお話を沢山聞くことが出来て、嬉しい時間でした。


 22日午後は浄音(きよね)ライブです。全員が始から床に寝て、心身の浄化、ヒーリングをしていただきました。単なる浄化でなく、今回はヒーリングでした。参加者が少ないこともあり、一人一人への時間を多く費やして頂き、深いところまでエネルギーを注入してその変化は明らかでした。

 私はかれこれ3年前に左肋骨4本、7箇所の骨折をして1週間ほどの入院治療をしていました。退院後はほとんど痛みも無く、しかし骨折部の骨の陥没はそのままで、生活に一切支障なく過ごしていました。しかし、今回の浄音ライブが始まり暫くすると、その骨折の場所が俄かに痛み出すでは有りませんか。痛みが増して来て、じっと仰向けに寝ているのが辛くなり、ごそごそと姿勢を変えて必死に堪える状態で、何と長いライブだったのか、との思いで2時間を終わりました。
 前回も含め、是までの浄音ライブでは痛みを感じたことが無かったので驚きでした。神人さんのライブなど仙台で新しいことが始まることが是までもいろいろありました。霊伝が始めて行われたのが仙台の青麻神社でのライブからでしたし、神人ツアーも仙台から始まりました。今回はヒーリングライブを意図しておられたようで、これからどんどん成されていくようです。そして、講演会も是まではテキストを中心にお話をして下さっていましたが、今回は内容を決めずに、今必要なことをお話いただくことになっています。

 23日3日目は4時間半講演会でしたが、封印を説かれて、今だから必要な真の事をお話くださいました。初めて聞く方には驚きの内容だった様ですが、事実を知り、今自分がいる位置に気付き、新たな視点を得ることで生き方に変化がもたらされるのではないかと思います。その内容を簡単に紹介します。

 3,11から4年、5年が経ちますが、どう受け止めるかから始めたいと思います。
 地震とは何か。それは地球の動きの1つです。地球は生命体なので変化がお起きます。しかし、それに対する教育を現代人は受けていません。例えば、雨は降られると都合悪く悪者的に思うのですが、農家には雨は必要なもので感謝できるものです。私たちは大切な教育を受けていないので、メディア操作がされて、洗脳、マインドコントロールされているのが実情です。
 好奇心を持ち、真実を知りたいと思う。しかし、そもそも真実を受け入れられるのか。マインドコントロールを解く勇気があるのか、にかかわることです。なかなか無として受け入れられないのが大方です。しかし大事なことを残したいと思い、仙台の人が変わるために必要な事を集約してお話したいと思います。

514「真の事1」2015,11,29

 11月21日から23日まで神人さんのライブ、浄音ライブ、講演会、お示しと盛りだくさんの時空間を満喫できました。神人さんも今年はいろいろなことがあり、大変な時だったようですが、大峠を越えて、かなりすっきりして居られました。霊媒としとのお役目、能力も格段に進化されたようです。今回の様子を御言葉、講演を中心にお伝えします。

 初日、21日午後はライブでした。天命舎の間仕切り、内装を変えていましたので音の響きがとても良くなって、神人さんもお喜びいただきました。また控え室?、お示しの面談にぴったりの部屋も出来ていましたので全てが丁度良い感じでした。



1部の浄音ライブの後の2部は御伝えLive、「今これから貴方にとって必要なメッセージを御伝えします」です。その内容を少し紹介します。
 冒頭にこのお示しの内容を説明くださいました。

「霊媒としてのチャネリングは指導霊からのメッセージで、そこにチャンネルに合わせています。守護霊は自分チームのリーダーで、守護霊が変わると生き方が変わります。
 チャネリングはどこに合わせるか、そしてDJがしっかりしているか、でその内容はピンキリです。宇宙人もいろいろなレベルがいますので、どこに合わせるか次第です。
 聞いた内容をしっかり考えることです。霊存在も高い、低いがあります。感情論は比較的自分の存在レベルに近い霊で、本来の指導霊は霊性を高めるようなメッセージを伝えてきます。それは守護霊団の1つとして伝えてくるものです。
 私の~という考えは指導霊には無いです。指導霊は所有意識を持ちません。この世は損得ですが、全ては愛すべき存在で、それが全ての存在です。話されることが各自に言っているようで、周りの人に言っていることであり、そして周りの人に言っていて、自分に言っていることです。霊性相応に受け止めることです。
 神人は感情を入れないで伝えるだけです。皆さんも聞いてその内容を確認する作業だけにして、感情的に受け取らない方が良いです。」

 いよいよ一人一人にお言葉を頂きました。何人かの方のお言葉を紹介します。
・HYさん
「人生の大きな目的を立てる時、小さい目的を経てそこに向かっていると考える。恐れを手放す仕組みがあると考えること。ゆっくりまとめることが必要。自分が自分で良い。自分らしく歩めること。人の生き方をまねるのではなく、己の生き方をまとめて、歩み方、歩幅、自分のもので。タイミングを見失った時はそれに逆らった時。流がされると不安だが、先を見ると不満は無い。本来、不安は存在しない。移り変わる流れを眺める。」

・SMさん
「時が来てすべき事ははっきりする。準備段階が1から2,3,4と片付けて行き、生かされて自分がここまで成長できたことが見えてくる。謙虚とは別。整理が出来れば自信となり、人様の為になる。喜びとなる。是までの事を整理、整頓できる。その時は近づいて来ている。自分を整理するとおのずと現われてくる。」

・OYさん
「全ての答えは自分の中にある。自分の宇宙、その中に全てある。この次元でも、多次元でも同じ。全ては繋がっていて、同じ法則で成り立っている。己を知りたければ宇宙を知る。己を知ると世間が変わる。己がどうしたいのか、己に問うしかない。日々、己に問いかけ、耳を傾けると良い。」

・SEさん
「ゆっくり、ゆったり、のんびりがキーワード。あせらず、恐れず、柔らかくが生き方。人に囚われず、己に驕れず、迷わぬ道。目安は常に己に聞かせてあげればよい。難しくない。伝えられたい思いがある。1つ1つどの言葉をどなたに、と考えてみると楽になる。」

・AFさん
「しっかりと己の計画を念蜜に。時には流されても良いが、流されてどこに行くのか分からなくなる。己の立てた計画に従ってみる。それは束縛でなく、己の喜びに従って生きて、己の喜びの計画で生きる。喜びが手薄になるのはもったいない。喜びは求め得たら、感謝し、清め、暖かめ、次に繋げる。」

・KYさん
「どこに行って、何をしても良い。制限が無い。どこへ行きたいか。場所が己を変えてくる。必要だからそこにいた。経緯がある、根拠がある。手放すことも出来る。己の魂の記憶はいたるところにある。悲しい、楽しい、思い出を1つ1つ確認する生き方。それをして今があると理解する。そこに至るまでの経験を認めることで、この先に起こる事は、全て喜びだ。過去をどう思えるかが、未来をどう思えるか繋がってくる。」

・TSさん
「深める。課題より深く説き、どっしり構える。本当に必要と思えるもの確認し、1つ1つ深める。自分自身がどっしりとし深めることで、人の支えになる。あれもこれも要らない。どっしりとして、安定し、揺ぎ無い心で良い。」

・OHさん
「仕事は幾らでもある。成すべきはこと沢山ある。出来ること、必要ないことある。出来ないものを可能にする案がある。1番に人を集める。し続けられる環境を作り、己の中のシステムを整理整頓しておく。それぞれに喜び、生きがいとして生きて行けるか考える。喜びに人が集まる。集まらないには喜びが少なく、感じられないと写っている。喜びと感じられるようにするのが今の課題だ。」

・ONさん
「理解できない人達がいる。分かりにくいということ。分からない人には分かり易く説く。分かり易く説けば己を考える。それで分かってもらえると思う自分がいる。より分かり易いとは、相手を知り、呼吸を同じにすること。確認をすること。より分かり易い表現形、余裕が必要。1人1人に合わせて、優しさ、自分の中の分かり易さで無い。相手のより分かり易い事を考えることでより多くの人が集まってくる。」

2015年11月23日月曜日

513「大敬」2015.11.23

 少し前のことです。このブログ「498ギブ2015,11,4」で紹介した今年の船井フォーラムで2日目に立花大敬さんがお話をしました。印象深い内容でしたので少しかいつまんで紹介します。
 この内容は、私がスペインで感じてきた西洋、キリスト教的な文化への違和感を違う角度から明らかにしてくれる、そんな気付きの内容でした。

「私は45歳で今の高校に勤めました。それまでフリーターで定職に就けず、精神的にもダメな状態でした。
19歳の時に大学紛争があり、1年間ストライキでしたが、どちらの思想のグループにも入れませんでした。その思想の土壌は崩壊しているし、もっと混乱がこれから来ると1960年位に思っていました。その当時、私は21世紀の理念を確立したい、と思っていたのですが定職に就けませんでした。今で言うところの、パラダイムシフトしようと思っていました。
 20世紀の西洋文明の枠組みを標準にして行動していたことが矛盾、混乱を来たしたので、そこから卒業して、シフトしたいと思っていました。
 境界線があり、それで各自を区切っているのが西洋文明のあり方です。更にその上に神がいて、そことも断絶している状態です。その境界があることで葛藤があり、混乱があるのです。その辺のことは、ケンウイルバーの著書「無境界」で述べられています。このように個で分けていく事で不幸が起きているのです。
 
 私は45歳から48歳に掛けて、新しいパラダイムを2つ作れました。
 意識の座、の円が上にあり、そこから各自に円錐形の頂点のように繋がっているのです。他の皆さんも、各自が同じ様にそこから下りる円錐形の頂点です。その各自の段階で重なるレベルがあるのです。意識が拡大するということは周りの人を思いやれることです。
 もう一つは人類の魂の進化論で、いのちは成長したい欲望があり、その意志を持っているのです。球の上の角があり、1つ1つの角が1人1人の人間であり、各自の存在です。その角を持たせて、それぞれに成長させることでエデンの園から出たのです。しかしキリスト教はそれを罪悪として教えたのです。
 肉体が死ぬとその球に帰ってきて、家庭やエデンの園が良かったのです。そうしてだんだんと各角が成長して、それぞれが重なって来るのです。元々は1ついのちから、個のいのちに分裂して、又1ついのちに帰る、ということです。
 
 45歳に想いついたのです。その後、今の学校に就職しました。何故か、試験を受けずに採用されてしまいます。1年目で初めて教える物理を担当して、全国1の成績を上げてしまします。そして7年目で部長になり、その後、教頭になったのです。
 47歳でしあわせ通信を始めて、皆さんに通信を発信し、定年後の嘱託も終える来年から大敬カンパニーが出来ることになっています。
 これまでいろいろな実験していました。それは理論だけでない、新しいパラダイムを試していたのです。そして今は、資本主義の枠の中でも実験して、そこでも幸せに成れます。
 
 今の幸せと45歳までの不幸せの状態の違いは以下のように言えます。
 不幸:貧しい、淋しいし孤独、虚しい
 幸せ:豊か、賑やか、生きがい
 今日この会場に来ている人は、前世で皆さんと集っていたグループの人達です。私たちが今生ですることは頑張ってやること。そしてゴールは35世紀です。そこまで共同で修行していくのです。
 お金を使うことは無いのですが回りはあらゆる面で豊かになっています。そしてこれからはリーダーシップでなくメンバーシップの時代です。

 西洋文明観は各自が囲いの中にいて、各自が殻で包まれているものです。そこでは不安、孤独なので、中へお金、物を入れて解決しようとしたのですが、逆に益々不安となり、囲いを更に高く、厚くするのです。すると益々、行き詰まり、苦しくなり、恐怖心に襲われるのです。
 これからは各自の囲い、殻に隙間があり、その隙間から周りが入り込むのです。そうすると思いが早く叶うようになり、自他一体の豊かさに成っていくのです。
 何のためにお金を使うのか。空っぽ財布では必要な時に、必要なお金が入っているのです。これが本当の豊かさです。
賑やかとは友達が多いことではありません。私は人付き合いをしません。酒は飲まないし、学校で子供達といると楽しそうだと見えるのですが、しかし義務感はないのです。しかし年齢と共に賑やかになっていくのが良いです。
 生きがい、自分のお役立ちは何かです。今の子供たちの方が進化しています。昔の方が今よりも殺人が多かったのですが、マスコミは正しく報道していません。生きがいを感じると自分を肯定できます。私は、自分は他人で、他人も他人と分かった。ノーベル賞受賞者も自分で、自分は自分で華々しいこと無くてもOKなのです。どの角も必要で、ジグソーパズルのワンピースを完成させていくのです。
 マリアさんの生き方の中で、長男のイエスは能力が無い大工でダメなひとでした。そして30数歳で死刑になりました。しかし、マリアさんはイエスを精一杯育てました。そして彼はワンピースになっていったのです。
 それぞれに価値のある生き方が分かってきて、そこの自他一体が分かってきたのです。そう想定して生きることです。

(会場から質問がありました)
 嫉妬されるとしても、自分が自分と落ち着けられたらOKです。気にしている自分でなく、自分のペースで専念することです。関係に左右されてはならないのです。そうすると傷付けられるがやがて収まります。それが自分の道で他者は出来ないことです。
 そして、自分の特性で、やれないことはしないことです。ものごとは、自分が全部引き寄せているのです。向上するために、私が引き寄せたものを解決できたら、又新しい世界が出来るのです。祈りを込めてするのです。全員でなく、特定の人に喜んでもらえば良いのです。そうすることで向こうの世界に信頼されているのです。私たちは、集合する人達のグループの為にしているのです。

 具体的に幸せになれるか。
① テクニック的なことは言えないし、意味が無いことです。個人性を超えた祈りか、志を持つことです。この仕事によって世の中の為になる為の事をしたい、それをするのです。私は42歳に伊勢神宮で自分にふさわしい仕事を下さいとお願いした。そしてお筆の御用が来たのです。
② 自分が出来るギブ&ギブ、布施、ダーマナを持続すること。それを1つ持つことです。
私は幸せ通信を書いていますが、自分にお金は一切入っていないのです。家内にアホと言われています。そして人より10年遅れている、といつも言われ、今は20年遅れていると言われています。家内は普通の人です。私は著作権を放棄しているのですが、ギブしていると必要な時に、必要なものが入ってくるのです。まず与えなさい。入るのは後です。私はフリーターで家を3軒建てました。無償な行為を持続することです。
③ 自他一体、随喜です。人の成功を喜んであげることです。あれも自分、と分かってきたら自分も喜べるようになって来た。許すことが必要です。許さないと自分を自分で縛っているのです。それは経験して勉強するしかありません。ここでの出逢いは自分が引き寄せたものです。覚悟を決めてやることで、次の世界が開かれるのです。しかし、追い詰められないとなかなか覚悟が決まらないものです。

 座禅をすることです。座禅をすることで自他一体が分かってきました。おおらかな座禅です。
 そして延命十句観音経を唱えること。これで癌が治り、死にそうな人が生き返ったという人がいます。3000回唱えること。
 これらをやってみて下さい。そして来年からの大敬カンパニーをサポートして下さい。」

2015年11月13日金曜日

512「光と陰12」2015,11,13

 スペインの巡りが終わり仙台に帰って来て、時差ぼけも解消して今、日常の流れにあります。少し客観的に振り返る立ち位置も出来てきています。
 中山さんとのご縁は8年になりますが、仙台で営みをする中で、あわ歌の世界での、北の地のエネルギーを南へ、西へと大きく動くきっかけは、2年半前のテンメイ大和農場の白石の出現でした。全ては中山さんからのメッセージを受けて、腑に落ちる意味を見出しての選択行動でした。
 そこから白頭山→モンゴルのタイハル岩へと繋がり、今年の7月に封印していた海外旅行を20数年ぶりにして、かの地モンゴルでの意味ある体験をすることができました。その後、日本の10大地点の1つとして、今年の10月10日に白石で共にあわ歌を響かせました。そしてその日に我々の総意でその白石を埋め戻し、貴重なる白石の888日の姿ある容でのお役目を終えることになりました。
 そんな中、新たなる思いで、スペインの巡りに臨んだのですが、果たして如何なる哉です。
 この巡りでは「光と陰」を強く感じました。1神教の世界でありながら一元論的ではなく、二元論的な善悪、清濁、強弱、陰陽の世界は大いなる歪が始から伏在し、それを超えるものが不可欠に思いました。自然は素晴らしい、しかしそこに興ったキリスト教的文化は私にとってはそれ程心地良いものではありませんでした。それは当初から予測できたことですが、しかし中山さんにはカタロニアが呼びかけて強く招致することが続き、モンゴルの帰りの飛行機の中でも働きがありました。
 全ての体験は新たなる理を教え頂くもので、縁した中にその仕掛けがなされているのでしょう。今回はお客様気分での参加でしたが、後でその深遠さを改めて知ることになりました。将に丁度合わせているチャンネルの世界はとても上手く出来ていて、上手く動かされるし、流れに乗ることで更なる展開が拡がるところで、それらを十分に味わうことが出来た、という感じです。
 資料の5つの絵の存在が今回の巡りの目的として与えた想造主の意図であり、それに見合った行程を組めていたことは驚きです。そして旅に先立って参加者に頂いた3文字の言葉の拝受、その紐解きと言う各自への課題を同じく与えたことも単なるグループ旅行ではないという頂でした。
 中山さんにそのような絵や言葉の情報がなぜに下りるのか、がまずもって不思議なことですが、中山さんの能力の中には大いなる存在の仲介者のお役目で、繋がるラインがあるのでしょう。そこでは私たちに自覚が乏しくても、行為の中にその意を体現していると、徐々に必要な変化がもたらされるのでしょう。発せられる情報への感応、己の今の必要度と目的、生きている意味、いのちの営みの継続への意思です。

 今回のスペインでの中山さんのお言葉を取捨選択して、少し言葉の表現を変えてまとめてみると以下のようになります。
「いよいよ参りました。その時を迎え、この身は如何なるを発すか、大きな篩い、輝き、美しく新たなるを生み出だします。開いて、届ける、遥かな大きなるは、皆々様をお待ち申します。全てを預けて、元へと参りませ。

 ここに申し上げるこの事は、是より起こる動きなり。その動きを知り行くは、二つを一つの身と成して、移り来ることを、その身に止められ、歌の響きに乗せて行けば、遥かなる大きな身へ繋ぎ行きます。踏み参りたるこの地を共に参られませ。
 離れずに響かせて、まみえて共に、改め進めて、多くの皆と共々参るは、一つと成り行くこと。是よりを嬉しき想いで迎えませ。新しきへと参りましょう。

「元なる教え 絵→元へ帰る」(この絵がポイントと思います)
 留まる事なきこの宇宙を、皆々で大きく広く、嬉しきへと進めるは、この響きと共にあり。続けてひたすら参りましょう。改めて、大きなるこの地よありがとう。
 踏みわたり来たこの地にありて、為し来たる事々は、全てはこれよりの御用意なり。新しきへと参るは、この身を全て新しきと成し、ここに現すことなり。そのこと真に大きな変化なり。多くの方々に、このこと知らせ、真を行い行くを、真の目標といたしたきなり。再三申し上げている、一切無しへと参るとは、この事と皆々様が知りて、それぞれが達する事なり。
 写しましょう是よりも。この身を大きく動かして、篩いて参る事となります。はらからなる身を作り行き、まだ見ぬ動きへと変えて行く、その事、篩うこと、音の響きなり。
 大三元と申し来た。この地にありて、元へと参る大きなる三つの元、このこと成せば完成なり。この身、この思い、この音。全ては無しで、漂う響き。

 いや いや 嬉しき、参り来た。遥かなるへと参り行く。その時へ参るは、共々に、うんたりあ、大きく開きて参ります。揺るぎは全てを動かし、現す。遥かなるの全ての揺るぎは、この大きな宇宙を変えて、進み行く。この地の、この中にあるも、皆々ひとつ。この地の中の揺らぎも新たへと成り行くなり。その時は大きな変化、来るはこの身の大変化。揺らぎは激しく、その時に写して見せます。真あり。
 湧き出るは大きく成り行きて、揺らぎ、中心は固き地なり。崩れ行く地は多くなり、水は高きと成り、遥かなるへと戻り行く。新しき時は参ります。是よりの人々は如何なるや。真の中にしっかりと新しきへの道を開き、全ては嬉しきへと参らんと、皆々様方はひとつと成りて、この宇宙と共に。
 さて、この身なるが、これより発する響きは、高く、大きく、広がりて、揺るぎと成りて、光を送り、皆々へとその元の思いを伝え行き、新しきを知らせ、変えて行きます。大きな流れは整いて参りました。皆々様方、ご自分の足元、確か成るや。揺らぎはそれぞれ現われ出でます。これ乗り越えて、真のご自分を御用意なさりて下されませ。
 発して、伝えて、参る。是よりこの身に起こるは全き新しき成れば、何たるやと疑われる事、多々起こり行く。されど、全ては古きを変え行くこと。それぞれのご自分の古きを見ることと成る。

 そして更にまとめると以下になります。
「時を迎え、この身は如何なるを発すか、大きな篩い、輝き、美しく新たなるを生み出だします。開いて、届ける、遥かな大きなるは、皆々様をお待ち申します。全てを預けて、元へと参りませ。
 二つを一つの身と成して、移り来ることを、その身に止められ、歌の響きに乗せて行けば、遥かなる大きな身へ繋ぎ行きます。離れずに響かせて、まみえて共に、改め進めて、多くの皆と共々参るは、一つと成り行くこと。是よりを嬉しき想いで迎えませ。新しきへと参りましょう。留まる事なきこの宇宙を、皆々で大きく広く、嬉しきへと進めるは、この響きと共にあり。
 踏みわたり来たこの地にありて、為し来たる事々は、全てはこれよりの御用意なり。新しきへと参るは、この身を全て新しきと成し、ここに現すことなり。そのこと真に大きな変化なり。多くの方々に、このこと知らせ、真を行い行くを、真の目標といたしたきなり。再三申し上げている、一切無しへと参るとは、この事と皆々様が知りて、それぞれが達する事なり。
 この身を大きく動かして、篩いて参る事となります。大三元と申し来た、この地にありて、元へと参る大きなる三つの元、このこと成せば完成なり。この身、この思い、この音、全ては無しで、漂う響き。
 揺るぎは全てを動かし、現す。この地の、この中にあるも、皆々ひとつ。この地の中の揺らぎも新たへと成り行くなり。その時は大きな変化、来るはこの身の大変化。揺らぎは激しく、その時に写して見せます。真あり。
 この身なるが、これより発する響きは、高く、大きく、広がりて、揺るぎと成りて、光を送り、皆々へとその元の思いを伝え行き、新しきを知らせ、変えて行きます。大きな流れは整いて参りました。皆々様方、ご自分の足元、確か成るや。揺らぎはそれぞれ現われ出でます。これ乗り越えて、真のご自分を御用意なさりて下されませ。
 発して、伝えて、参る。是よりこの身に起こるは全き新しき成れば、何たるやと疑われる事、多々起こり行く。されど、全ては古きを変え行くこと。それぞれのご自分の古きを見ることと成る。」

 今回のお言葉は直接スペインに関するものはほとんどありません。しかし、スペインに我々が出向くことで、指定の場所で情報の共有と共に、無形への意を伝え、更なる人間の役割の自覚と共に、これからの変化を生きる構え、準備を教えていただいたようです。
 己の有形と無形の存在を大いなる大元に繋ぎ戻す中に、これからの変化に対応する能力、術が与えられるのでしょう。あわ歌の響きは将にそのツールです。そして縁した必要な方々に真を伝えることが重要です。大三元を身口意とも捉えられ、虚空界真如の10識、新たなるゼロ、1への次元変換の様でもあります。これまでのことは全てこれからの大きな変化への前提条件でしかありません。その変化へ向けて各自の御用意が必要です。
 
 中山さんはスペインから戻られて直ぐに、11月3日から10日まで某所に籠もられて次への準備をなされていました。そして11月11日11時に新たなるあわ歌を乗鞍岳の地で発せられたようです。これから如何なる進化、統合、大元を体現いただけるのか、更なる楽しみです。
 次回仙台お越しくださるのは12月17日です。必要な方はあわ歌会で拝受ください。翌日からは濃厚な「みちのくの光を繋ぐ旅」です。お楽しみに参加ください。
 
 そのような中、日本時間11月10日、カタロニアでは独立の気運がより現実化してきたようです。私たちのカタロニアの巡りで、バルセロナを基点に丸を描いたことが何らかの関係あるのでしょうか。変化は急速に起きて来ています。
[マドリード9日ロイター]- スペイン北東部カタルーニャ自治州の州議会は9日、スペインからの分離独立プロセスの開始を宣言する決議を賛成多数で可決した。独立に向けた動きは加速し、スペイン政府とのにらみ合い状態は深まった。州議会の過半数により決議された。独立支持派の政党は18カ月以内の完全独立につながることを期待している。

2015年11月12日木曜日

511「光と陰11」2015,11,12

 パリに予定通りに到着し、ここで出国手続きを済ませました。ユーロ圏内は最後の出国地での手続きになるのです。パリでの乗り継ぎは3時間ほどあります。時間つぶしで現地通貨を使い切る買い物を楽しんで、最後のヨーロッパの夕食を軽く摂り、羽田行きの飛行機に乗り込みました。


 飛行機の中は映画、そしてマージャンゲームを楽しみました。マージャンは7万点を超えてダントツでしたが、大ラス前に何と「大三元」、役満を親に振り込んでしまったのです。

 中山さんの30日のお言葉に以下がありました。
「大三元と申し来た、この地にありて、元へと参る。
 大きなる三つの元、この事成せば完成なり。
 この身、この思い、この音。
 全ては無しで、漂う響き。」9:52

 そして私の今回の旅立ちに頂いた3文字の言葉は「はなち」でした。えっえっ!と言う感じです。大三元を放ち、役満を完成させたことで、今回の旅でその事が完成したということでしょうか。

 中山さんは飛行機の中で以下のお言葉をお書きになりました。
「湧き出るは大きく成り行きて、揺らぎ、中心は固き地なり。
 崩れ行く地、多くなり、水は高きと成り、遥かなるへと戻り行く。
 新しき時は参ります。」4:35

「是よりの人々は如何なるや。
 真の中にしっかりと新しきへの道開き、全ては嬉しきへと参らんと。
 皆々様方ひとつと成りて、この宇宙と共に。」4:37

「さて、この身なるが、これより発する響きは、高く、大きく、広がりて、ゆるぎと成りて、光を送り、皆々へと、その元の思いを伝え行き、新しきを知らせ、変えて行きます。」4:38

「大きな流れは整いて参りました。
 皆々様方、ご自分の足元、確か成るや。
 揺らぎはそれぞれ現われ出でます。
 これ乗り越えて、真のご自分を御用意なさりて下されませ。」4:42

「発して、伝えて、参る是より。
 この身に起こるは全き新しき成れば、何たるや、と疑われる事、多々起こり行く。
 されど、全ては古きを変え行くこと。
 それぞれのご自分の古きを見ることと成る。」4:45



 羽田に予定より早く到着でき入国も済ませ、あわただしい中にも空港内のお店で打ち上げも皆さんで出来て、巡りは目出度く、初期の目的を達成できて解散となりました。その日の最終はやぶさで仙台に帰り着きました。中山さんはじめ皆様ありがとうございました。


 後日、Kさんから指摘されて気づいたことですが、7月からのモンゴルの旅で8月5日の帰りの飛行機の中で中山さんのお言葉の最後に以下の2つがありました。私はすっかり失念していました。
「この身に浮かび来る事ごとは、是より85日。新しきへの大きなる印。違える事無く成し行かれ、皆々ひとつのその道へ、導き、正しく参りませ。」8:55

「・サンクレメンテ フント タラルリ
 ・ヒメナンテ ウンタリア ハラス
 ・ユンテ タント ヒメネス ハラトリア
 ・ウルムント サラス
 ・サンタリアノス ユラス」9:03

 8月5日の85日後は10月29日です。このブログの「472光を繋ぐ42015,8,14」にその事は書いてありました。そして既にその時にはスペイン行きが決まっていたのでした。
 その10月29日に私たちは、ボイの谷に「サンクレメンテ教会」を訪れ、5つの絵の1つで、中山さんのお役を果たすにふさわしいと思える「サンキルク礼拝堂」を発見したのでした。
 モンゴルからスペインは繋がりがあり、そのことも含めてモンゴルを主体的に企画した面々がスペインに共に行く必要があったのかと思います。何という仕組み、仕掛けなのでしょうか。

510「光と陰10」2015,11,12

 やがて道は、サンタ・エウラリア・バルセロナ大聖堂の裏側に出ました。そこでは街道芸人が音楽を奏で、みすぼらしい姿の物乞いも徘徊していました。聖堂内に入り見学をしましたが沢山の観光客です。今回の巡りの中で最も大きく格調高いゴシック建築の聖堂です。







 このサンタ・エウラリア・バルセロナ大聖堂については以下のようにあります。
「かつてこの場所には原始キリスト教の教会があった。この建物は西ゴート王国時代にも使われた。教会最古の遺跡部分は現在バルセロナ市歴史博物館に保存されている。
 986年、アル=マンスールによるバルセロナ占領で教会は破壊された。1058年、ロマネスク様式に立て替えられた。現在の建物はバルセロナ伯ジャウマ2世(アラゴン王としてはハイメ2世)時代の1298年に建設が始まり、およそ150年後に完成したゴシック様式建築である。
 聖十字架及びバルセロナの守護聖人である聖エウラリア(伝承によると、ディオクレティアヌス帝時代のキリスト教徒大迫害で殉教)に献堂された。聖エウラリアの遺骸は当時のバルセロナ司教フロドイによって地下納骨堂に埋葬された。」
 この聖堂の地下に棺があるとのことです。正面玄関から入りなおしてそこへ向かいましたが、残念ながらミサの最中で入れません。改めて出直すことにして、デパートに買い物に向かうことにしました。とにかく大聖堂の正面は大変な混雑です。
 中山さんのお伝えの5枚の絵の最後の1つの謎解きができました。絵の中の小さい箱かと思っていたのは棺で、それに書かれた顔は「聖女エウラリア」のことでした。

 エウラリアはキリスト教弾圧の中、棄教を拒否した結果、残忍な13もの拷問を次々に受け、最後にはX字型の十字架にかけられ、斬首されます。エウラリアの首が切られると、そこから1羽の鳩が飛び出したといわれます。彼女が生きたのは290年頃 - 303年頃で、わずか13歳で生涯を閉じました。キリスト教徒迫害によって、バルセロナで殉教したエウラリアはやがてカトリック教会および正教会の聖人とされ、バルセロナ、そして船乗りの守護聖人とされています。

 私たちが買い物を楽しんでいる間に中山さん達は大聖堂に戻り、地下の棺に所に行かれました。最後の謎解き、絵合わせも全て完了できました。全てが予定通りの大調和に導かれるとは、何と素晴らしいことでしょうか。



 13時半、皆さんは集合場所に集まり遅めのランチを食べて、ホテルに戻り空港に向かいました。



 今回のスペイン旅行中の現地でガイドして下さった木村さんは素晴らしい方で、歴史的知識も豊富で至れり尽くせりで大変お世話になりました。ありがとうございました。バルセロナ空港でお別れしましたが、日本とスペインの益々の交流を深める役割、活躍を期待しております。

509「光と陰9」2015,11,12

 スペインの最終日の朝を無事に迎えました。昨晩は記憶が定かでなく、とにかく満たされて良い加減だったようです。
今日は18時バルセロナ発、パリ経由で羽田、帰国の旅です。予定ではホテルを15時に出発して空港に向かいます。それまでは自由時間になりましたが、バルセロナ市街地を散策、買い物をすることになりました。自由といってもほとんど団体行動です。
 そして中山さんの5枚の絵の1枚がまだ解明出来ていません。果たして今日見つけ出せるのかがポイントです。

 その日の朝にホテルの部屋で中山さんにお言葉がありました。
「彼方の揺らぎは此方に参り、等しく渡して彼方と交わり、写り行く。
 このこと障りは無しなれど、全ては一つ成り。」6:55

「揺るぎは全てを動かし、現す。
 遥かなるの全ての揺るぎは、この大きな宇宙を変えて、進み行く。
 この地の、この中にあるも、皆々ひとつ。
 この地の中の揺らぎも新たと成り行くなり。その時は大きなる変化。」6;58

「あんた すろろ はんた ゆうう 思いを 尋ね さらさらと」6:59

「絵  スルスンタルリ」7:01

「来るはこの身の大変化。揺らぎは激しき、その時に、写して見せます。真あり。
 ユン ユン ユラ ユラ フル フル リ ハンタ ハラリロ ウル ウンタルリ。」7:05


 ホテルを9時に出発してラブランス通りをのんびりと歩きましたが、丁度、朝陽が最高の光を降り注いで、街路樹、建物の輝きを増していました。



 通りに面して入り口のあるバルセロナの人々の台所、サンジョセップ市場を覗き自由に見学、買い物や買い食いを楽しみました。沢山のお店が果物、肉、魚など、カラフルに商品を並べ、買い物客であふれていました。


 ラブランス通りから小道に入ると狭い道に古い建物が林立しています。ゴシック地区の街並み、景観は西洋ならではの雰囲気です。
 ガウディが好んで訪れたという小さな広場では、新婚のカップルがウエディングドレスで記念撮影をしていました。光が降り注ぎ、素晴らしい世界がそこにありました。








 小道にあるお土産店で買い物をして、ピカソが係わったという芸術家のたまり場的なカフェ「4CATS」でコーヒーを頂き、一息ついて散策を続けました。