2017年6月29日木曜日

985「10周年1」2017,6,29

 NGO仙台テンメイが始まり10年が過ぎ11年目を迎えています。会員の皆様、講師として御指導いただいた先生の皆様方、有形無形の縁ある存在のお陰様です。その中で大きな機縁を頂いたのは木内鶴彦さんです。
 木内さんの特異な能力、才能で近未来を見据えて、これからの状況に備えて如何に今の時代を生きるのか。価値観を共有する有意の方々と生態系を守り活かす、人間は地球の生命の一員として、新参者としてその役割を果たす為の大きな社会実験をするという、グリーンガイヤ構想の提案に呼応する形で仙台テンメイも産声を上げたのでした。
 10年、一昔と言いますが、志を同じくする仲間の協力で是まで活動を継続してくる事が出来ました。楽しく、その時に必要なことを行動する中にあっという間に時間が過ぎたと言う感じですが、協力、ご支援いただいた皆様にお礼と深く感謝を申し上げます。
 2017年は10周年記念の年として、その大きな節目の企画を6月9日から11日の木内鶴彦さんの来仙に併せて行いました。その内容を紹介します。

 9日は木内さんの講演会で「未来のスサノウの循環型社会構築へ向けてno2」と題してお話頂きました。今年1年間はこのテーマで4回お話して頂く予定で組んでいますが、その2回目です。金曜日夕方からの講演会です。


「私はもともと物理学が好きで、不可解なことは信用しませんでした。これまで自分が経験して色んな事をしてきています。私の死亡体験の中で観て来た未来に付いては前から話していますが、今、とても危なっかしい時代になってしまっています。出来るならそちらの方向に行かないで欲しいと思っていたのですが。
 
 皆さんはお金を何で信頼しているのでしょうか。今、お金は流通していますが、口座から4999万まで動かせるのですが、それ以上は駄目です。なんだかんだと理屈をつけて送金を受け付けてくれないのです。金融庁が大きなお金の動きを貼り付けて止めているようです。それはゼロ金利が実施されてからかもしれない。
 銀行はどうやって稼いでいるのか不思議です。金利がゼロなのにどうして稼げるのかです。お金を他の国へ持って行く、例えば香港や上海に持っていって、そこで運用しているようです。
 この前、北九州で7億円の現金を持っていて強奪事件が起きたましが、振り込むと足が付くので現金を持ち歩いているのです。中国の銀行は預金を凍結したようです。今、企業間同士でも調べられていて、個人は難しい状況で、こちらの研究費も契約書でやり取りしないと動かせない状態です。今、金融が危ない状況です。
 これからはクレジットカードを国際間で使えば良いと思います。今はお金の価値は無く、数字だけの世界です。お金の交換の価値はどこにあるのか。中国では偽ドル札が出回っていますが、お金のどこに価値があるのか。それで買い物をしていますが、物を売るのにお札に疑いを持ったら物を売れません。お金の信頼性がどんどん無くなって来ています。

 一番の問題は食べものをどうするかです。これからは自分達で作って行く必要があります。今、その問題が出てきているのです。もし東京でサラリーマンをしていて、お金の価値が無くなったらどうするか?
 アルゼンチンではリックいっぱいのお金でパン1個と交換すると言う時がありました。それよりは自分が小麦を持ってパンを焼いたほうが良いです。しかし小麦が無い人はどうするか?これから種を蒔いて、収穫まで待つ時間などありません。ならどうするか?です。やがて、かっぱらいが起きて、無政府状態になるのが目に見えています。その時に備えて準備が必要です。
 テンメイでは10年以上前からこの事を話していた。私が生死を彷徨って観て来た時は、世の中はそれ行けどんどんのバブルの時だったので、そんな馬鹿なと思われていた。