2023年12月1日金曜日

3262「般若心経の神髄」2023.12.1

 今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2023年11月22日の記事を紹介します。


「般若心経の神髄」


今日は「宇宙にお任せ」というテーマで小林正観さんさんのお話をご紹介します。

これはブッダの説いた般若心経と、全く同じことを教えてくださっています。 

悩み多き私たちの、悩みを取り去り、一気に感謝と幸せの人生にしてしまう方法です。 

<引用開始> 引用元 

  

「自分の子供が不登校になってしまった。どうしたらいいのだろうか?」

という相談を受けたという話を書きました。

結局、不登校になった子供を受け容れれば、

受け容れた瞬間に、その問題は何も生じなくなってしまうのです。

問題が解決してしまうというよりは、問題そのものがなかったということに気がつきます。

「問題だ、問題だ」と言っていた自分自身の問題であって、

もともと不登校そのものが問題なのではなくて、

それを「問題だ、問題だ」と言っている自分の心の問題として、

それが悩み・苦しみになってしまったということでした。

子供が不登校になった、学校に行かなくなった。

ただそれを淡々とした事実として受け容れた瞬間に、

・子供にとっても

・自分にとっても、

何の悩みも苦しみもなくなってしまうのです。

思いどおりにしようとしないこと。

それはイコール、その目の前の現象を受け容れるということでもあります。

生老病死(しょうろうびょうし)、

・生まれること、

・老いること、

・病むこと、

・死ぬことも、

そのまま受け容れる。

そうすると、悩み・苦しみから遠ざかることができます。

悩み・苦しみを持たなくても済むことができます。

・病気をしたら病気をしたでよし。

・死ぬようになったら死ぬようになってそれでよし。

・愛している人と別れなければいけない状況になたらそれもよし。

それについて評価・評論をしない。

感想もいちいち言わない。

「ああ、そういうふうになりましたか」というふうに

受け容れることが、自分にとっていちばん楽なのです。

そんなに簡単に受け容れられるわけがないではないかと言う人がいるかもしれません。

私は受け容れる「べき」だという理論を展開しようとは思っていません。

受け容れることでいちばん得をするのは、

いちばん楽になるのは、受け容れた本人なのですから。

私は、こうするべきだ、ああするべきだというような「べき論」として話をしているのではありません。

悩み・苦しみが多い人は、実は自分の思いがたくさんあり、

それを想いどおりにしなければいけない。

思いどおりにならなければ、嫌だと思う「思い」がたくさんある

という宇宙の構造や事実に気がついてしまったのです。

悩み・苦しみが多い人は、「思い」が強い。

あるいは「思い」をたくさん持っている人にほかなりません。

宇宙に、地球に、すべてを委ねている人、

自分の思いや我儘(わがまま)をほとんど言わないで、

静かに穏やかに穏やかに淡々と暮らしている人ほど、

悩み・苦しみは少ないのです。

ほとんど悩んでいなくて、苦しんでいなくて、

いつも笑顔で静かに穏やかに暮らしている人を私はたくさん知っています。

そういう人はほとんどの人が「思い」を持っていません。

思いどおりにしようという心が著しく少ない人ほど、

楽に静かに楽しく生きることができるように思います。

<引用終了>

 

大愚、良寛さんもこう仰っています。

・災難にあう時節には、災難にてあうがよく候。

・死ぬる時節には、死ぬがよく候。 

是はこれ、災難をのがるる妙法にて候

小林正観さんは、前世において、ブッダ、そして空海の弟子だったそうです。

その正観さんが、幸せになるための「3秒」の方法をこう述べています。

● 1秒目…過去のすべての出来事を受け入れること

● 2秒目…現在のすべての出来事を受け入れること

● 3秒目…未来のすべての出来事を受け入れること

※受け入れるとは、それでよかったのだ。

その出来事があったからこそ、今の私が生きていると全て肯定して感謝して受け入れる事

 どれ一つ欠けても、今の私にはなれなかった。。 

これで終わりです。 

  

自分に起きたことやこれから起きることは、すべて自分が成長するために 

必要なことだったと、思うこと、感じること。 

そのように目の前の状況を受け入れれば、感謝できれば、

悩みも苦しみもなくなって、ラクに生きることができるでしょう。

実際に、目の前の苦労、悲しみは、全て、私たちの魂を輝かせるために

神さまが起こしてくださっていることだからです。

不幸の後には、必ず幸運が来ることになっています。

宇宙はバランスを取ろうと常にエネルギーが動いているからです。

隣の芝生は青く見えると言います。 

今、現在、幸せそうに笑っている人を見ると自分と比べてしまって、

自分だけどうして・・・

と、気持ちが沈んだり、嫉妬の心が芽生えてくるかもしれません。

ですが、今笑って暮らしている人は、人生に勝ち抜き、成功を手に入れ、

幸せを満喫している人ではなく、もしかしたら、 

・辛い出来事も

・悲しい出来事も、 

一時は抵抗したかもしれませんが、最後には、受け入れて、

それを自分の運命と、受け入れ、そこから、その場所で、その環境の中で小さな幸せを見つけ、今与えられているものに、感謝の心を芽生えさせた人かもしれません。 

自分を運命の流れに任せ、今までの自分を、変えることのできた人かもしれません。

他人を許すとは・・・

・他人の言葉、行動を気にしない

・さらに進んで、他人の言葉、行動が気にならない

・もっと進んで他人の言葉、行動に気づかない

こと。 

自分を許すとは・・・ 

・今までの自分の全ての行動と、判断、言葉は

・失敗に見えても、今の自分を作り上げるために、全て必要で大切な事だった 

と気づくこと(後悔は必要ありません)