2023年12月2日土曜日

3263「持って帰るもの」2023.12.2

 今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2023年11月23日の記事を紹介します。


「持って帰るもの」

みずがめ座の時代に入り、今まで隠されてきた真実である霊主体従の時代、

つまり、人間の心で思ったことが、この物理的な次元でも、

現実化するスピードが、非常に早まる時代になりました。 

物やお金が絶対の価値を持つ時代から、

情報やネットワーク、コミュニケーションなど 

・目に見えないもの

・物質ではないもの 

が大切にされる社会に変容しようとしています。 

現在はその過渡期であり、

非常には早いスピードで、終わろうとしている時代の遺物 

つまり、お金によって縛り付けられた

不安と恐怖の時代の遺物が、醜い姿をさらけ出しています。 

また、この時代は、宇宙の法則

与えたものが、受け取るもの

の法則が、あまり時間差なく、目の前に現れる時代でもあります。 

常に 

・優しさ、

・真心、

・愛情、

・笑顔、

・お互いさま、

・お陰さま 

を心がけようとしている人にとっては、物凄い朗報です。 


その心を相手に対して出した良き思いが、

倍のパワーで、神さまの恩寵も伴って

同じ物が、時間を置かずに、自分自身に帰ってくるからです。 

作家、故三浦綾子さんの「氷点」「続・氷点」の言葉をご紹介します。

一生を終えて後に残るのは、我々が集めたものではなくて、我々が与えたもの

あくせくして集めた金や財産は、誰の心にも残らない。 

しかし

・かくれた施し、

・真実な忠告、

・あたたかい励ましの言葉 

などは、いつまでも残るのだ。

これに対して、

故ノートルダム清心学園理事長渡辺和子さんは、こう仰います。

<引用開始>

 

一生の終りに残るものは集めたものだと思いがちである。 

方々に旅行して集めためずらしい品、買ったもの、

預金通帳に集めた金、土地、建物。 

しかしながら、人はこれらのものを、持って死ぬことはできない。

お棺の中に入れたとしても、焼けて灰になるものばかりであり、

そうでなければ、遺品として他の人に分けられるものでしかない。

その人が、死後も「自分のもの」と呼べるもの、

その人とともに永遠に残るものは、生存中に与えたもの、つまり愛なのだ。

この愛と呼ばれる目に見えないもの、

レントゲンで写しても決して映らないもの、

手術をしても解剖してもメスに触れえないものこそ、

人生を生かす大切なものなのである。

<引用終了>

 

私達は肉体が亡くなっても、その精神、魂は生き続けます。

どちらかと言えば、そちらの方が本物の生とも言えます。

私達が人間として生まれることは大変なことなのだそうです。

それこそ、文字通り、「有難し」なのだそうです。

沢山の生命体が人間として生まれてきたがっているそうです。

それは、人間としてしか味わえない、何物にも代えがたい経験が出来るからです。

そうまでして、はかない人生を通じ、

元居た世界(天国)に戻る時、私達が、そこへ持って帰れるものは・・

我々が集めたものではなくて、我々が与えたもの

なのだそうです。

皆さん、愛 を感じたことはありますか?

お一人お一人、その感覚は違うものかもしれません。

ですが日常の生活の中に、いくらでも、その種は潜んでいるものですね。。

愛を感じた時、胸がじんわり、そして自然に両手が合わさります。

 

1508年、友情と感謝の心で制作された「祈りの手」


相手に対する

・優しさ

・思いやり

・受容(そのままを受け入れる)

・寛容

・愛情 

そしてそこから生まれる 

・助け合いの心

・お互いさまの心 

そんなものが

大切なのかもしれないですね。 

そこから育まれた愛は、永遠の宝として、肉体無き後も魂に刻まれることでしょう。 

愛に溢れた心で、世の中を見渡してみれば、全ての営みが調和しており、 

いたるところに神々の恩寵を見ることができるでしょう。 

すると、もう感謝の心しか湧いてこなくなることでしょう。