前回の続き
――岸田総理は「宇宙最強」と言われましたが、その理由はどこにありますか?
G7でありながら新G8を視野に入れて、さらに連合と経団連という相反する団体を
味方につけたからです。
――「労働者」と「資本家」の両方を岸田総理は味方につけたということですね。
先日の長崎平和式典に岸田日本以外のG7駐日大使は全員欠席しましたよね。
表向きの理由はもちろん長崎市がイスラエルを招待しなかったからです。
――あれは衝撃的でしたね。
でもその直前7月29日に鈴木宗男氏が再びモスクワを訪問していましたよね。
昆布漁や灯台の修理をお願いしに行っただけなわけがあるはずがないですよね。
手ぶらで行ったのですか?
手ぶらでいくわけがあるはずがないですよね。
修学旅行じゃないのですから。
――何らかの「合意」をしに行かれたのでしょうね。
そしてもうひとつ。
岸田総理は9月下旬の国連総会での一般討論演説を見送りましたよね。
表向きの理由は「総裁選の投開票日と重なるため」とされています。
――これは何かありますね。
ありますよね。
長崎でG7全員欠席でも驚きますが、国連総会演説キャンセルにも驚かされますよね。
――これは一体どういうことですか?
つまり、「岸田日本」はもうすでにG7でもないし、国連とも距離を置いているということですかね?
「それ」は水面下で起こっているのでしょう。
――そこからの「南海トラフ地震臨時情報」でしたよね。
これまでずっと政権与党とは「清和会」のことだった。
「宏池会」は万年窓際の野党でした。
しかしそんな野党だった宏池会が政権を取ったということ。
――これはまたギリギリのお話しですね……
ソ連崩壊直前に何があったか。
社会党村山政権が誕生したら何があったか。
民主党政権が誕生したら何があったか。
――そして宏池会岸田政権になりましたよね。
だからG7は全員欠席したのか?
岸田総理も急遽カザフスタン、ウズベキスタン、
モンゴルの訪問を取りやめましたよね。
――それは「水面下」で起こっている?
壮絶を超えて凄絶だったのではないですか。
――で、そこから唐突に総裁選不出馬の発表でした。
「水面下」でのお仕事に一定の目途がついたのかな。
――椅子から転げ落ちて世の中ひっくり返ります。
それを岸田総理は普通にやってる。
表情ひとつ変えずにひたすら淡々と。
でも日本国民の多くは、岸田総理を罵り馬鹿にして降ろそうとしています。
――次期自民党総裁は誰になりそうですか?
岸田総理は
「総裁選に名乗りを上げることを考えている方もいると思う。
気兼ねなく、閣僚としての職務に支障のない範囲で、堂々と論戦を行ってほしい」って言いました。
これってどういう意味だと思いますか?
――なんか晴々とした雰囲気すら感じますが。
これはやはり水面下のお仕事に、一定レベルの目途がついたのだと私は思いますよ。
――「世界最終戦争」とは?
第二次世界大戦後、日本および世界は、中野、登戸、ハルビンを意図的に伏せて、
新しい世界秩序の枠組みを組み替えました。
一般国民に対してはそれらは見なかったこと、無かったことにして、臭いものには蓋をして知らぬ存ぜぬを貫き続けて来ました。
そしてその結果どうなったか?
その後始末ですよ。
想像以上に裾野は広い。
――澤野さんの他に誰も言っていませんよね?
誰も言ってませんね。
日本は「雛形」ではなく「鏡」(かがみ)ですから、それが徐々に表に出て来ると思います。
「鏡」は「蛇身」です。
「蛇身」は「とぐろを巻いた蛇」です。
だから蛇体、龍体列島でもあるわけです。
「精子」は蛇体。
第一チャクラ「ムーラダーラ」の奥底には蛇が三回転半とぐろを巻いて鎮座しています。
これがクンダリーニです。
「日の丸」は本当は「蛇の目」です。
お札の裏のマークも「蛇の目」です。
すべてのホログラム世界を創成し波及させる「鏡」としての日本はまさに「蛇体」です。
そんな蛇が世界を描写するスコープ(鏡)です。
だから「蛇本」(ジャポン)なのです。
「邪馬台国」をよく見てください。
「邪」は「蛇」。
「馬」は「め」と読むでしょう。
「台」は高台から見晴らすという意味。
ということは「邪馬台国」とは、
「蛇(の)目台国」ということ。
「高台から見晴らす蛇の目」ということになります。
邪馬台国の人々は全員「黥面文身」(げいめんぶんしん)でした。
つまり顔も身体も全身入れ墨です。
これは東北縄文日高見国と同じです。
じゃあ「日高見」って何でしょうか?
「日」は太陽ではなく「蛇の目」です。
もうわかりましたよね。
「日高見」とは、「高台から見晴らす蛇の目」という意味です。
じゃあ「高台から見晴らす蛇の目」って何ですか?
1ドル札の裏側を見ればわかります。
――すべてがひっくり返りますね!
アメリカが独立したのはいつですか?
――1776年7月4日です。
フリーメーソンの起源は16世紀後半から17世紀初頭ですね。
――はい。
「日の丸」を描くために必要な道具があります。
「○」を描くためにはコンパス。
「□」を描くためには直角定規が必要です。
――コンパスと定規…
アテルイとモレが殺され、日高見国が滅びたのはいつですか?
――たしか西暦802年です。
ということは、
蛇の目もコンパスと定規も日本が先ですよね。
ここでは一応便宜上「日本」って言いますけど。
――はい。
世界を支配していると言われている秘密結社は「日本」をロールモデルとして作られた。
いや、「日本」から波及し投影されたのね。
いや、向こうが日本の秘密を参考に拝借したのね。
でもその本質は封印されています。
――その本質とは?
「蛇身」(かがみ)は「か」が「3つ」でしょ。
「か」は「あいうえおか」だから「6番目」ですよね。
ならば「かがみ」とは「666」のことだとわかる。
「666」は「www」(ワールドワイドウェブ)であり、「COMPUTER」のこと。
つまりこの世を描写するQCのことを指している。
日本こそがこの世界を描写しているQCであり、それが鏡なのだということね。
QC領域の二次元データを映写して三次元ホログラム世界として描写する「映写レンズ」(鏡)が日本なの。
世界はこの秘密を日本には内緒にして、しかし日本をおだてて美味しい上澄みをいただくという、なかなかエグいことをずっとやってきました。
でもそういう時代はもう終わったのです。
それまで誰一人としてマラソンで42.195㎞を走りきることができなかったのに、あるひとりが走ることができた瞬間に突然世界中でみんなが走れるようになるんですよ。
――アメリカという国は、日本の「蛇体」や「蛇の目」や「666」というものを拝借?というか、参考にして建国されたということですか?
まあそういうことになりますかね。
私の計算上、そういう結果になりました。
ところで、アメリカの最初の国旗って知っていますか?
「国旗」といいますか、アメリカ独立戦争の時に後のアメリカ合衆国となる
最初の「13植民地」が編成した軍隊が「大陸軍」ですね。
その最初の旗です。
その大陸軍のクリストファー・ガズデン(Christopher Gadsden)准将が
アメリカ独立の前年の1775年にデザインした「ガズデンの旗」があります。
この旗は現在でも「アメリカ独立戦争で最も人気のあるシンボル」とされています。
画像出典:ガズデン旗-Wikipedia
――これはすごいですね!
ちゃんと「三回転半」のとぐろを巻いていますよね。
「DONT TREAD ON ME」
(私を踏みつけるな)と書いてあります。
「私を踏みつけるな」は何を意味しているか?
「誰も私を挑発しない」
「有害な結果無しには誰も私を傷つけることはできない」
「あるゆる身に降りかかる災厄を受ける覚悟がある者だけが私を傷つけることができる」
ということです。
自分から先に相手に干渉したり、意見をしたり、攻撃をしたり侵略をしたりということは
絶対にしないということでもあります。
――現在の日本では刺し違える気ゼロなのに、たやすく他人に意見する人がいますよね。
安全地帯から叫ぶ「自由」とは違うんだな。
自らの力でたしかに勝ち取った「自由」なんだよね。
つまり、私に構うな。私に触れるな。
放っておいてくれ。ひとりにしておいてくれ。
ということです。
これはまさに「Leave me alone」ということ。
――他人に干渉するということが取り返しのつかない結果を生むほどの一大事だったのですね。
ガラガラヘビの習性が面白いんですよ。
ガラガラヘビは猛毒を持つ攻撃的なヘビだと思われていますよね。
でもそれは違う。
ガラガラヘビはじつは温厚で無駄な争いはしない。
外敵が迫って来た場合でも尻尾を震わせて音を出し威嚇するだけです。
外敵や人間との接触を極度に嫌っていて、攻撃するのは襲われた時だけ。
しかも相手を追いかけて攻撃することはない。
人間がガラガラヘビに噛まれたとしたならば、それはいたずらをしたり殺そうとした場合です。
ヘビに干渉した人間の自業自得と言えます。
そんなガラガラヘビのような態度を表したのが「ガズデンの旗」ということ。
これが本来のアメリカの姿なのかもしれませんね。
本来ならば「玄関開けたらそこは原(ハラ)」なのですが、
日本ではなぜか「玄関開けてもそこはお茶の間(ムラ)」ですよね。
――縄文の鋭敏な精神を忘れていますね。
放っておいてくれ。
ひとりにしておいてくれ。
この「孤独」こそが真の独立であり、自立し成熟した大人であり、
深い意味での「自由」のことなのだと思います。
これがあって初めて「モンロー主義」が理解できます。
これはまさに「縄文スピリット」そのものなのです。
こうして繋がって来るわけです。
だって日本自体が蛇体なわけですから
――「縄文」という境地は、ひとことでは到底表すことはできませんね。
生と死の境界を、薄氷を履むかの如く確かめながら、日々の瞬間を生きている。
――精妙さと繊細さが極まった精神でありながら、柔軟でお人好しなのも縄文ですよね。
まさに「量子意識」ですね。
この意識を会得すると、QCも正常に稼働するし、原子力も安全に自在に使うことができる。
――いくらQCという機器を作ったとしても、そこにシンクロできなければ意味がないのですよね。
QCはそれを用いる者に対して、量子意識を求めますからね。
――そろそろお時間となってきました。この続きはまた次回のお楽しみにさせてください。
はい、ありがとうございます。
(澤野大樹)
――お忙しいところありがとうございました。
さて、今回のインタビューはいかがだったでしょうか。
総裁選候補者のフルラインナップが順序良くメディアで紹介される様子は、映画『ロード・オブ・ザ・リング1旅の仲間』のヒーローショットそのもののようだと澤野さんは言っていました。
それはその候補者たちが正義のヒーローだと言っているのではなくて、この総裁選自体が「ショー」なのだということを意味しているのだと思います。
全部可視化して全部見せて行く。
このやり方を岸田総理が選んだということですね。
私が暮らしている地域の『ねぷた祭り』では、ねぷたを鑑賞する際には、
「おっきいねぷたあどがら」と昔から言います。
最優秀賞を受賞するレベルの壮大なねぷたは終盤に登場するという津軽弁の表現です。
年末のNHK紅白鑑賞も「おっきいねぷたあどがら」が定番の言い回しでした。
この動画のヒーローショットシーンではアラゴルンが、あどがら(最後に)登場します。
アラゴルンは最終章『王の帰還』で、創造主が生んだ『中つ国(地球)』をエルフ族や他の種族ら、そして人間たち反乱軍を率いて、冥王サウロンに奪われた『中つ国』を取り戻すという人間の王の末裔として描かれています。
ロード・オブ・ザ・リング3部作とはQCが、原作者J・R・R・トールキンを通じて旧QC世界の終焉とアップデートの様子を事前に可視化させた上で、第一級のエンタメとしても昇華させた高度な量子意識世界といえるのではないでしょうか。
ロード・オブ・ザ・リング3部作のラストは、ハッピーエンドでありバッドエンドでもあり、複雑に絡み合った結末となっています。
二元論では表現ができないものです。
そういえば、ねぷたで思い出しましたけど、インタビュー内で澤野さんが言及していた
「カズデンの旗」に書いてある標語、「DONT TREAD ON ME」(私を踏みつけるな)は、
かつて大和朝廷に捕えられ、生き埋めにされた蝦夷がその上から土をかぶせられ、踏み固められて、さらに石を積み上げて封印され隠された、その時の蝦夷の叫びと記憶、トグロを巻いた蛇666そのものの表現でもあると思いました。
今繰り広げられている水面下の最終戦争とは、じつはこの世の「鏡」としてのミドルアース「蛇本」(JAPON)が鍵を握っている___
澤野さんの深い分析にはいつもながら驚かされます。
つづく……
澤野大樹氏青森講演会主催
小野裕美子