2025年9月30日火曜日

4031「全てに宿る魂」2025.9.30

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年09月16日の記事を紹介します。


「全てに宿る魂」


私達 宇宙に住む者は全て、大本の神様から魂を分けていただき、

それぞれ別個の生命体として生きています。

それぞれの宇宙、それぞれの銀河などによって、

価値観は様々変わるようですが、変わらない真実もあります。

それは、私たち生命体の目的は、魂を磨き、霊性を開発し、

もともとの神様と一体化するということです。 

魂を磨くとは、 

・心を磨き洗うこと(恨みや、憎しみ、人を陥れようとする悪しき心を洗うこと)

・何か不思議な力や、力ある人に頼るのではなく、自分自身の足でしっかりと、置かれた場所に立つこと

・お互い様、おかげ様の真理(縁起の法則)に気づき、周りに優しく、感謝の気持ちで生きること  

それでは、今日も真の幸せを手にしていただくために、

神々により近づけるように、心(霊性)のお話をしたいと思います。

今日は「すべての物には魂が宿っている」ということで、

小林正観さんのお話をご紹介します。

<転載開始> 転載元 

お金にかぎらず、人間をはじめ、動物、植物から鉱物にいたるまで、

あらゆる物に当てはまる宇宙の法則があります。

それは次のようなこと。

すべての存在は、感謝して大切にされると、その人を応援してくれる。

なぜなら、すべての物には魂が宿っているからです。

毎日使っているコップには、水や飲み物を入れて飲んでもらうという機能があります。

機能とは、誰かの役に立つということ。

落としたりしてこわれないかぎり、コップには飲み物を入れるという機能があります。

電車も自動車も、動いて人を乗せることができるかぎり、 

機能を果たしている。

生きているのです。

壊れて動かなくなったら、人の役に立たなくなったので、死んだということになります。

そしてその魂たちはみんな、他の人たちの役に立ちたいと願っています。

物は言葉をしゃべりませんし、手足もありませんが、 

つねに誰かの役に立って、喜ばれたいと思っている。

だから、使っている人がその物に

「ありがとう」という感謝の念を送り、大切に扱うと、

その物は喜んで、その感謝を返そうとします。

大切にしてくれた人を応援するように働いてくれるのです。

毎日使うコップに「愛してる、大好き、ありがとう」と言っていると、

その人を応援したと思うようです。

アメリカのメジャーリーグで活躍するイチロー選手は、

自分が使う道具を大事にすることで知られています。

グローブやスパイクの手入れは絶対に用具係の人にまかせずに、

必ず自分の手で丁寧に手入れをするそうです。

バットも地面に寝かせずにボールが当たる面を上にしておくなど、

道具を丁寧に扱うのです。

試合中、ヒットを打って塁に出るときも、けっしてバットを放り投げたりはしません。

ヘッドの部分を地面につけて、やさしくバットを地面に置いて走り出すのです。

以前、このようにバットを投げなかったのは、現役時代の王貞治選手でした。

この人もホームランを打ったときに、バットを静かに地面に倒してから塁に出ていた。

以来、30年ぶりにバットを放り投げない選手として球界に現れたのが、

イチロー選手だったのです。

それに対して、ヒットを打つと、

乱暴に地面にバットをたたきつけて走り出す選手がいます。

外国人選手などで三振に打ち取られると、

はらいせにバットを折ってしまう人などもいますし、

ピッチャーでも打たれたときに

グローブを地面にたたきつける投手をしばしば見かけます。

見ていると、こうした選手で大成した人はいません。

一時期はよい成績をあげて話題になることはありますが、

長く続けることはできません。

どうやら、長く活躍しつづける選手とそうでない選手の差は、

野球の神さまに応援されるかどうからしい。

イチロー選手はおそらくそのことがよくわかっているのでしょう。

<転載終了>

人間をはじめ、動物、植物から鉱物にいたるまで、あらゆる物に魂が宿っている。

つまり神様が、全宇宙に浸透しているということです。

ですから、私たちが、それらの者(物)に、

感謝の気持ちや「ありがとう」という言葉をかけると、

喜んで、その感謝を返そうとするのだそうです。

同じ神様が、その相手や、物にも宿っているのですから、同調・共鳴するわけです。

人に対して、誠意をもって感謝の気持ちを伝えれば、

相手は喜んで、その後は大切な味方になってくれます。

たとえ相手が、悪意や憎悪、意地悪な気持ちで接してきても、

私たちが、相手と同じ波長で「不平、不満、悪口、愚痴」で返さずに、

感謝の気持ちを伝えたら、必ず相手の中の魂(神様)の部分が共鳴しますから、

味方に変わってしまいます。

これは、人間だけでなく、植物や動物でも同じです。

「愛してる、大好き、ありがとう」と愛の心で接すれば、

必ず、私たちの味方をしてくれます。

車やパソコンでも同じです。

車に乗る時に、「いつもありがとう、

今日も無事に目的地に届けてね」って感謝を伝えておけば、

きっと事故も起きないでしょう。

私の仕事は、ソフトウェアを作る仕事ですが、

どうしても作っていてうまく動かない時があります。

そんな時は、パソコンを通じ、プログラムにお願いします。

「いつもありがとう、うまく動いてね」って

そうすると、専門用語では「バグ」っていうのですが、

それが、いつの間にか解決してしまいます。

論理だけのプログラムの世界でさえ、こうです。

ちょっと、話が脇道に行ってしまいました。

この正観さんが教えてくれた宇宙の法則を、日常生活で生かすとしたら・・

・何時も自分のことを目の敵のようにイジワルしてくる人

・怖い上司

・いつも怒ってくる人

つまり「私が嫌いな人」や、「私のことを嫌いな人」に対して、

「ありがとうございます」や「感謝しています」などの言葉を使っていると・・

いえ、直接言葉をかけなくともよいです。

心の中で、お顔を思い浮かべて「ありがとう」と言霊を唱えていると、

私たちの意識は、つながっていますから、相手にその感謝の波動が伝わります。

その結果、

「不要になったエネルギーが解放(消滅)されて、

愛のエネルギーで置き換わった」状態となります。

また、病気や経済的な状態、子供や配偶者の問題なども同じです。

私たちには、不必要なことは起こりません。

神様はサイコロを振りませんから、偶然で発生する出来事は一つもありません。

ですから、これらのことも、「問題」として捉えるのではなく、

私たちの魂を磨くために、神様が用意して下さったもの。 

そう考え方を入れ替えるだけで、 「ありがとうございます」や

「感謝しています」という言葉を使うことができるかもしれません。

最初は、この言葉を出すのが苦しいかもしれません。

ですが、最初の苦しさだけ、そこだけを乗り越えてみてください。

必ず、自然を含め宇宙が味方をしてくれるようになりますから。

サポートオブネーチャーを実感することができますから。


2025年9月29日月曜日

4030「進化する地球とともに」2025.9.29

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年09月15日の記事を紹介します。


「進化する地球とともに」


16歳の光の子、ほのかちゃんの言う

・昼の時代

・夜の時代

は、その時代の持つ特色からして

・うお座の時代

・みずがめ座の時代 

と言い換えることができるかもしれません。 

「うお座の時代」から「みずがめ座の時代」へ

今、私達の地球は、みずがめ座の時代に入ったのですが、

同時に光の子が言うには、

地球が最後のアセンションに挑戦するために

いろいろな準備がなされているとのこと

・未熟な魂のための地球から、愛の魂の星に変化

・愛を学ぶための修行の星から、本当の愛の星への進化

・輪廻転生のシステムの終了

・地球の外側に張ってあるバリアの解放

・地球人類の進む方向の分岐

・地球と同じような惑星への移行か?

・アセンションして愛の星となった地球とともに移行するか?

この分かれ道に今私たちは立っているわけですが、 

これはまさにノアの箱船の「火の洗礼」の次に

神々の起こす「水の洗礼」そのものです。

涙、心の浄化

火(霊)の洗礼まっ最中

今まで修行の星だった地球の外側にはバリアが張ってあったため

一定の基準の「愛」を持てるまでは外に出られない仕組みだったのですが、 

それが無くなった今、

地球とともにアセンションできない、「愛」を持てない魂は、

地球と似た環境の星で転生輪廻を繰り返していく。

それも、その新しい惑星で一から「愛」を学び直すのだそうです。

一定基準の「愛」を持てた人は

進化する地球とともに「愛」の星に住む者となります。

聖書の黙示録の記載では

天から降りてきた新しい地上天国(エルサレム)と書かれています。

そこに門がありますが、この門を通過できるのは

・心の浄化、改心がなされたもの

しか入ることができないと書かれています。

心が浄化され 神に近づいているかどうかで 選別されるとされています。

そして助け出される人は 

たとえ 物質、お金や地位や名誉などなくとも必ず救い出される。

と書かれています。

私たちの、今の心の状態に「愛」があるかどうかで、

火の洗礼(人間の心の状態による建て分け)が行われるのだそうです。

一朝一夕に、心を洗い、純粋にし愛で満たす・・・

は難しいことかもしれません。

ですが、自らの意思で「変わろう」と決心し、

「洗心」に努めようとすれば、

その志は必ず、天に、そして変わり行く地球意識にも通じることでしょう。

洗心


2025年9月28日日曜日

4029「光の子 まとめ」2025.9.28

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年09月13日の記事を紹介します。


「光の子 まとめ」


先日、「光の子」シリーズで、No.1~No.4まで書きました。

NO.1

NO.2

NO.3

NO.4

今日は、その内容について重要な点をまとめたいと思います。 

光の子とは、レインボーチルドレンとも言いますが、明確な違いがあります。 

「光の子」には、いくつか次のような特色があります。

・地球よりはるかに文明や科学の進化した惑星から直接地球に生まれてきた。

・地球で転生していても、せいぜい5回ほど

・目的は、地球のアセンションを手助けするため

・地球は過去、何度かアセンションしようとしたが、全て失敗してきた

・この子達の惑星では、物質的な肉体で生存している者も、

・さらには、別の子たちの惑星では、肉体を持たず、魂の状態で生きている

・今回紹介した「ほのかちゃん」の出身星では肉体を持たず、魂の状態で生活している

などです。従って 

・単に出生前の天国に居た時の記憶を持っている

・不可思議なものが見える

・宇宙人とコンタクトが取れる

・神と称する者からメッセージを受け取る

といった単なるレインボーチルドレンとは違いがあります。

彼らは  自らの強い意志で、 

地球のアセンションを助ける・・ 

という目的を持って生まれて来ています。 

この「光の子」たちの出身星では、

文明や科学が高度に発展し、

既に、

・肉体と魂の関係性を明確に解明し

・私たちがスピの世界のことと思っている事を、科学的に実現している

・例えば、転生輪廻、光の速度を超える空間移動

・この科学的な知識によって、魂、肉体の2つの状態を自由に行き来できる

・また、遥か彼方の出身星から瞬時に地球に来ることができる

・過去、現在、未来を行き来できる科学知識、技術を持っている

これは、レインボーチルドレンのそうた君が

クラリオン星から、今現在、地球に転生してきている方法と同じです。

ただ、そうた君の場合の目的は、

「感情」を放棄したクラリオン星のレベルを一気に上げるために

地球に「感情」を経験しに来て、故郷の星にその経験を伝える。。

という光の子とは少し違った目的があります。

また、「神さまが見える子供たち」のお兄ちゃんの方は

神様からの転生ではなく、「光の子」たちと同じく宇宙からの直接転生組です。

生まれて来た目的は、弟の神様(山幸彦の転生)を助けるため・・

と言う事だと思うので、「光の子」たちと同じだと考えられます。

またこれら「光の子」の共通的な能力としては

・地球の神様の存在を神社などで認識でき、更に

・神さま達とコミュニケーションできる

と言うことです。

今回紹介した16歳のほのかちゃんも同じ能力を持っています。

※神様が見える子供たちのお兄ちゃんも同じ・・

先日書いた記事の中の

・昼の時代

・夜の時代

のお話なども、一部、お稲荷さんに聞いたお話も含まれています。 

またこの使命、目的を持って生まれて来た「光の子」たちが話している中で重要なこととして

・感謝の心

・起きてくる現象、事件、出来事は、本来ニュートラル

・良い、悪いの色は付いていない(光の子はゼロという表現を使っています)

・生まれる前に、出会い、別れ、起きる出来事など全てを計画して来ている

これは、2,500年前にブッダ(釈迦)が説いた

般若心経の「空」の概念と全く同じです。

物質的な眼だけで見たら、 

10代の年端も行かない子供たちの口から

ブッダの深い真理が、サラリと語られたら・・・

驚き以外の何物でもありません。

地球外の知的生命体

地球よりはるかに文明も、科学知識も進んだ星では

このブッダの説いた「空」の概念が当たり前のことであり、

それを基本として、文明が進化して行ったのでしょう。

更に魂も進化して行ったのでしょう。

ブッダは、2,500年前に、既に私たちに

この宇宙の真理を教えてくれていたのです。

今現代の私たちが、般若心経を読んで、

その神髄を理解するのは難しいかもしれませんが、

先日書いた「光の子」シリーズNo.1~No.4で

ある程度その内容をかみ砕いて書きました。

是非参考になさってください。

この光の子たちの活動は、

今を生きる大人たちにも非常に示唆に富んでいます。

また何か気づきがあれば書きたいと思います。


2025年9月27日土曜日

4028「青空ひろば」2025.9.27

今回は立花大敬さんの大敬ワンディー・メッセージ「青空ひろば」から最新記事を紹介します。


1555 2025.09.10

あせらないこと

しっかり充電しないで 走り出しても すぐ止まってしまう

人より出発は おくれても

まず、しっかり いのちの充電に 心がけよう


1554 2025.09.09

誰もが 傷つき、悲しみをかかえながら

それでも 思いかえして けんめいに生きている

そんな自分や人の姿が 何ものにもかえがたく

とうとく、ありがたい


1553 2025.09.08 

自分の力で やれるところまでは 精一杯努力して

でも自分の能力には 限界があるので

手にあまるところは 神さまにお任せして 悔いはない

それが人としての 正しい生き方ですね


1552 2025.09.07

みんな 一体のいのちと 分かれば

私が私であり あなたがあなたである

その尊さが 身に染みて分かる


1544 2025.08.27 ~ 1551 2025.09.06 

<Aさんの事例>

・Aさんは、精神世界については詳しく、その世界の悟りもあり、能力者でもある。

・セラピストとして世に出ようとした。

・次々色んな妨害が入り、お金もなくなって、親の家に引きこもってしまった。

・眠ると光いっぱいで、調和した絶対の世界にゆける。しかし、目覚めるとそこは現実の理不尽な世界で、苦しくてしょうがない。

・もう、いっそのこと、光に満ちた世界に行ききりにしてしまおうかと思う。

・大敬先生が前世のことや、業(いのちの傾向性)について語られるのも、また、徳を積むというような話をされるのも方便の教えで、本当は、あの光いっぱいの、絶対の世界があるだけなんだと言っておられる。


<Aさんへの道元禅師のアドバイス>(正法眼蔵『光明』の巻より)

<光明の巻 第1公案>

ある時、雲門(うんもん)禅師は弟子たちに問いを投げかけた。

「どの人も、<尽有(じんゆう)>というあり方が出来れば、光明的存在なのだ。

しかし、この光明は見ようとしても、暗昏々(あんこんこん)、決して見ることはできない。

さて、光明的存在であるというのは、どういうことなのだろうか」

雲門禅師は、20年の間、この質問を弟子達に投げかけ続けたが、弟子達は、誰も答えられなかった。 

そこで、一番弟子の香林(きょうりん)が、答えを示してくださるよう、師にお願いした。

雲門は「僧堂(そうどう)・仏殿(ぶつでん)・厨庫(ちゅうく)・山門(さんもん)」と、解答を示された。


<光明の巻 第1公案の解説>

『尽有(じんゆう)』=『いのちの全体』というあり方

人が『尽有(ことごとくが有り)』というあり方で行動できているとき(全体作用(ぜんたいさゆう)できているとき)、その人は『光明的存在』となっている(その人の今・ココ・私の全体から「光明」が放たれているのだ)。

Q.なぜ、この光明は見ようとしても、決して見ることはできない(暗昏々)のでしょうか?

A.行為の今・ココにある光明→あなたは傍観者ではなく、当事者だから→自分が放っている光明は自分には見えない(自分の顔は自分には見えない)。「傍観」ではなく、「当観」だから。(続く)


1548 2025.09.03 (前日の続き)

Aさんが光を見るというのは、自身が「光」に成りきれていないから(光を外に見ている)→「尽有」というあり方が、まだできていないから。 

「尽有(全体作用)」になりきっている人の実感→真っ暗闇の中、何が何やらちっとも手ごたえがない。知らないうちに、手が動き、足がはたらいて、投球というひとつの動作が完了している。→それなのに、その投球が、その場、その時、その相手にふさわしい、最高のピッチングになっている。

Q.なぜ、雲門禅師は、光明とは「僧堂・仏殿・厨庫・山門」のことだと解答したのでしょうか?

A.「尽有(じんゆう)」に成りきれている時、自分にはさっぱり分からないが(当事者だから)、自分から世界に向けて「光明」が放たれており、その光明によって、自分が関わっている環境のすべてが、必要に応じて鮮明に照らし出される。→だから、今ココで、最高の行動が取れる(しかし、自分にはすべてが暗闇の中のまま)→「明暗双々底(めいあんそうそうてい)の時節(じせつ)」という禅語がある。


<光明の巻 第2公案>

雪峰(せっぽう)禅師が説法の場(僧堂)で、弟子たちに向かって語られた。

「この僧堂で今君たちと出会っている。しかし、それ以前に、もう君たちとの出会いは済んでいるのだよ」 

この雪峰禅師の話の後、弟子の保福(ほふく)と鵞湖(がう)が問答した。

保福は言う「僧堂以前のことは置いておいて、では、望州亭や烏石嶺との出会いや対面についてはどうなんだ」

鵞湖は、駆け足で自室に帰っていった。

保福は、僧堂に入っていった。

Q.「光明」が説かれていないのに、なぜこの公案は『光明の巻』に採り上げられているのでしょうか?

A.「光明」=「尽有」

「尽有」=「今・ココの一動・一作」にすべての時間と空間を含んでいる。そのすべてを光明で包みこんでいる。宇宙中の、世界中のすべての存在と、今・ココの「一行」において対面し、一体となっているのだ。

鵞湖の駆け足の「今・ココ」も、保福の僧堂に入ってゆく「今・ココ」も、光いっぱいで、全時空・全存在を温かく包みこんでいる。(続く)


1551 2025.09.06 (前日の続き)

<光明の巻 第3公案>

地蔵院(じぞういん)真応(しんおう)禅師が言われた。「ご覧、典座(てんぞ、食事係)が庫堂(台所)に入ってゆくよ」 

(解説)

台所で、皆のために食事を調理する。もしその典座の一動・一作が「尽有」になっていれば、その愛の光明が全時間、全空間を包みこんでいる(癒やしている、養っている)。 

声高に世界平和を叫び/世界を乱している人がいる

トントントン/台所でキュウリを切りながら/その音で世界を救っている人がいる

(完)


1543 2025.08.25

<ティヤール・ド・シャルダン -織物のたとえ->

(註)「ティヤール・ド・シャルダン」:フランスのカトリック司祭(イエズス会)、古生物学者、地質学者、思想家、「キリスト教的進化論」を提唱。北京原人の発見者。 

「すべての人は、時を超えて1つの織物を共に織っているのである。

生きるとは、織ることである。

生きている間、裏側を見て織りつづけるから、自分がどんな模様を織りなしているか想像もつかない。

しかし、全人類が1つの織物を完成させたとき、全人類が織りあげた芸術品の織物は、はじめて、人々の前に表をみせ、その模様がはっきりと、意味を持って示されるのである。

一人、ひとりが、自分の織った部分を認めることができる。

どんな小さな部分でも、大きなデザインの一部として、想像を絶するほど大切なのである。

一つ、ひとつの部分の完成度が高いことが、全人類の織りなす価値を決めてゆくのである。

この世で生を受けた人は、一人残らず大切な存在であり、全人類の大事業に関わる、大切な使命を授かっているのである」


2025年9月26日金曜日

4027「ありがとうの功徳」2025.9.26

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年09月12日の記事を紹介します。


「ありがとうの功徳」


ブッダの教えの本質、神髄は感謝の心 

決して、お経や呪文で、不思議な力を発動せよ・・ 

ではありません。

自分の心を感謝の心で満たすという、大変地味でシンプルな方法です。 

またイエスや空海の本質も同じです。 

そして不思議なことに

地球のアセンションを手助けに来ている子供たち 

いわゆるレインボーチルドレンたちも、感謝の心を、一番重要視しています。 

レインボーチルドレンは、地球外の非常に進んだ惑星から

地球に転生してきている魂です。 

私達一般人は誤解しがちです。

悩みや苦しみは

・神社仏閣でお願いする

・医者にお願いする

・占い師にアドバイスを頂く

・霊能者にアドバイスしていただき、何か効力在るものを買う

・神さまと繋がっていると自称する者に、お金をつぎ込む

そのようなことをすれば、自分では何もせずに、 

今の悩み苦しみの環境から

棚からぼた餅のように 救われると信じています。 

でも神様は、そのように安直な世界をお創りになるでしょうか?

自分では何もしない・・そのような他人依存的なことを

良きかなとするでしょうか?

よく考えてみればわかることです。

病気なども、もちろん生まれる前に計画してきたことですが、 

それ等も、感謝の心を持つことで緩和されるケースが多いようです。

心の中に、不平不満、愚痴など、 

自分の思い通りにいかないことに対し

・イライラして

・腹をたて

・回りに当たり散らし

・憎しみを心の中に抱いていては 

治るどころか、ますます悪化させ、

更には別の部位にまで病状が広がることでしょう。 

心の中の怒りや憎しみは

自分自身の身体を痛めつけ、蝕みます。

人に嫌なことをされても

意地悪をされても 

・それを気にしたりしなければ、

または、

・気づかなければ、 

自分の心に相手に対する怒りや憎しみを持つことはありません。  

自分の心を清浄に保つことこそ、

私たちの魂にとって一番重要なことです。

自分の心の中に、たとえ 相手から嫌なことをされても、

悪の感情、黒い心を起こさなければ、

私たちの心は清浄のままです。 

悪意ある言葉を掛けられたり行動されたりした時 

・気にしない

更に一歩進んで

・気にならない

更に更に心が進化して

・気づかない 

そのような段階まで心が浄化されれば、心に怒りや、

憎しみなどの毒をため込まず、

神様の道を一気に進むことができるでしょう。

大愚 良寛さんは、そのような人でした。 

ですが、私たち凡人はなかなかそこまで進みませんから、

簡単な方法を一つお話したいと思います。

・今まで自分が生きてきて

・赤ん坊から今の年になるまで

・出会った人 すべての人の一人一人の顔を思い出し

・「ありがとう、ありがとう」と 深く感謝してみてください

何日間かかけて行ってみてください。 

憎い相手の場合、少し難しいかもしれません。

そんな時は、感謝の気持ちになれなくとも口だけでも構いません。

「ありがとう、ありがとう」と言ってみてください。 

また体のどこかが痛かったり悪い場合、

そこに意識を集中し、

「ありがとう、ありがとう」と繰り返し言ってみてください。 

きっと何日かするうちに

痛みや苦しみが和らいでいることに気づくことでしょう。 

この方法こそ、ブッダや聖人たちが伝え

そして、今の時代、宇宙から来た愛溢れた子供たち

レインボーチルドレンが、言葉を変えて教えて来てくれていることです。

驚くことに

この極意は般若心経で説いていることと全く同一です。


2025年9月25日木曜日

4026「諦めないで、理不尽な時」2025.9.25

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年09月11日の記事を紹介します。


「諦めないで、理不尽な時」


私たち人間は、自分で

・悲しみ

・悔しさ

・寂しさ

・苦しみ

などの経験を味わってみないと、

人の心の痛みを本当にわかることはできないのかもしれません。

また

・人間とは

・神様とは

・恵とは

・感謝とは

等について、深く考えてみることもないかもしれません。 

その結果、薄っぺらな人生しか歩めないかもしれません。 

魂の向上も望めないかもしれません。

それほど、人生にとって、苦しみ、悲しみは、

出来れば避けて通りたい出来事かもしれませんが、 

神さまの目、私たちの永遠の魂にとって、

大切な出来事かもしれません。

さて、今日は「理不尽」のお話です。

もしかしたら、そんな時は、

大きな大きなチャンスが訪れの時かもしれません。

特に、心が清められ、準備ができた人に、起こりやすいことです。

皆さんの中には、 今現在、

回りから、ひどい仕打ちを受けたり、

理不尽なことをされていらっしゃる方は居られませんか?

また運命に翻弄されている方もおられるかもしれません。

そういう時というのは、

集中して、厄介なこと、嫌なことが続くものです。

もしかしたら、そういう時期は、「リセット」の時期かもしれません。 

一旦、今までの人生の方向性について立ち止まり、 

向きを変えるための、思索の時間(考えをめぐらす時間)を持つために、

神さまから強制的に、リセットがかかっているのかも知れません。 

そのことに気づいて欲しくて 

「理不尽の炎」の中に投げ込まれているのでしょう。

自分の今まで持っていた価値観の大転換を図るため、強制的なリセットです。

こういう時、その(理不尽に見えて)起きて来る沢山の現象は、 

自分ではどうしようも無い事、

つまり、人間側の問題ではなく、「神様の領域」のことです。

ですので、その事に対して、

不平、不満、愚痴、ねたみ、そねみ、うらみ、後悔、嫉妬、

などしないことにこしたことはありません。

ですが、生きている本人にとっては、あまりに辛く、

神様に「どうにかして」と思うかもしれませんね。 

人間ですもの・・・

そういう時は、もう、言霊で乗り切るしかありません。

ただひたすら、

最強の言霊、「ありがとう」を言い続ける・・ 

そうすると不思議と、朝に苦しかった理不尽なことが、夕方には解決しています。 

全く気にならなくなるのです。

こういう時期は、誰にも訪れるものです。 

そして、しばらくは続くものです。

また翌日には、次の別な理不尽なことが起きてきます。その繰り返し。

私も経験がありますので良く分かります。

そんな最中に読んだ、小林正観さんの本の一節をご紹介します。

<引用開始>

「理不尽」とは、神様から見込まれたということ。

そして「自分が成長しているという証明」。

「理不尽」とは、こちらの側に落ち度がないのに、

一方的にひどいことを言われた、されたこと。

「だんだんと理不尽度が増していき、それでも文句を言わずにいると、 

神様は「合格」と判を押してくれるのだそうです。

理不尽度10で文句を言わずにいると、理不尽度20の現象が起き、 

だんだんと増していって、最後は理不尽度100%の現象が起こります。」

五戒(不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句)を言っているあいだは

理不尽なことは起こりません。 

(まだ、神さまに、成長の時期ではないと思われているからです)

最後の理不尽度100%の現象の時も、五戒を言わずに受け入れていくと、 

神様から合格の判をいただけて、人生がラクに楽しくなってくるのだそうです。

理不尽度の高い現象が起きたときは、 

大きなステップアップが約束されているらしいのです。 

ですので、その時に 

・文句や愚痴を言わないこと、

・戦わないこと、

・争わないことが

大切らしいのです。

<引用終了>

そう正観さんは仰っています。

正観さんの言う神さまに見込まれた人というのは、 

きっと五戒(不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句)

を思わない、言わない人という意味です。

ですので、多くの人が「神さまに見込まれた人」になります。 

私の周りにも五戒を守っている人は沢山いらっしゃいます。

そして皆さん、お幸せです。

さて理不尽なことが起きると、その人にどのような事が起きるのでしょうか?

まず、一番大きな事は、

・自分の力ではどうする事も出来ないという

「あきらめ」(諦観-あきらめ、悟って超然とすること。)

・その結果、鼻っ柱の強かった人のお鼻はポキンと折られます。

・目に見えない大いなる何かの存在を、意識するようになります。

これだけでも大きな魂の成長。意味があることです。

時に人は、自分自身の力を過信し、

・人に迷惑をかけないように生きていきたい

・人の役に立つ人間になりたい

と思います。

ですが、病気をしたり、挫折の苦しみを味わうと、

「助け合い」

「お互い様」

こそが本来の人間の生きる道、ではないのかと思えてくるのです。

誰一人として、他人の世話なしに生きることはできません。

農家の方が作った野菜を、運送業者の方々が運んで下さり、お店の人が販売してくれる。

それらを頂き、それらの生命を頂いて、私たちは生きていくことが出来ます。

他の人の世話にならずに、誰一人生きていけません。

ですので、「人に迷惑をかけないように生きていきたい。」

というのは、少し傲慢な考え方かもしれませんね。

この染みついた考え方を矯正する為に、今世では病気になったり事故に会ったりと、

色々な苦しい事象が自分のタイムラインに、埋め込まれることでしょう。

理不尽な出来事。

自分ではどうしようもない、大きな辛く悲しい出来事にも、 

きっとそんな意味があるのかもしれません。

何故なら神様は無駄なことは一切なさいませんし、

常に私達の真の幸せを考えて下さっているのですから。

外にあるもの、見えるものは、すべて自分の心の世界を映し出す鏡。

人は理不尽な体験をすると、他人を責めたり、周囲の環境に不満を抱いたりしがち。

でもそれらは皆、私達の心の反映にすぎず、不満の矛先を他人や環境に向けることは、

見当違いかもしれません。

きっとそんな時は、自分の心を顧みる、丁度良い時が訪れたのですね。

神様に感謝する時です。

その後に、大きな大きなギフトが用意されているからです。


2025年9月24日水曜日

4025「研ぎ石の役割」2025.9.24

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年09月10日の記事を紹介します。


「研ぎ石の役割」


以前書いた、前世を記憶する日本の子どもたちの記事(中間世記憶を持つ子供たち)で、

私達がこの世に生まれて来た目的を 

子供たちが語っている内容をご紹介しました。 

その目的とは、

・お母さんを助けるため

・人の役に立つため

・魂を磨くため

なのだそうです。

さて、この「魂を磨くため」について、

小林正観さんが講演会でお話していましたので、ご紹介します。

今回も正観さん流の噛み砕いた、解り易い方法で説明しています。

内容の正確性ではなく、そこで何が言いたいのかという・・  

本質を見ていただくとありがたいです。

<引用開始>

人生は人間関係が基本。その学び。

釈迦に 全てはあなたに丁度いいという 有名な 言葉があります。

そこで正観さん。

今の子どもは 今のあなたに丁度いい。

ご主人 妻が 親が 兄弟が 友人も 今のあなたに丁度いい。

さらに 上司が部下が仕事が、死ぬ日も あなたに丁度いい。

どうしようもない子どもが あなたの前に居ます。

その子どもに口うるさく文句を言っている貴方がいます。

そのお二人は 結局のところは同じレベルです。

その子どもに対して感情的になる訳でもなく、笑顔で穏やかにお話ができる。

絶対怒ったり怒鳴ったりしない人になることが、もしできたら、

その人を人格者といいますけれども、

その人格者になったときに、初めてその人格に対応する子どもになる。

相手ではなくこちら側が先なんです。 

離婚を考えている女性の質問がありました。

正観さん曰く。どちらでも構わないんです。

例え話でわかりやすく説明して下さいました。

結婚とは砥石を手にしていること。

お互いが砥石。削りあう 夫婦。 

子どもが1人できたらその子ども砥石。 

2つの砥石を手に入れた妻の立場です。

子ども2人で3つの砥石を手に入れた。

砥石で 自分の我がままや自己主張を少しずつ削って削って、

折り合うという方法論を身につけたということになる。

砥石には3つのジャンルがあります。 

家庭夫婦。仕事関係。その他交友関係。

つまり人間関係全て。その3つの関係に集約されます。

その関係の関与の割合が

10:10:80 になっているか

20:20:60 になっているか

30:30:40 になっているか  

個人ごとに違いがあるが 全部同じように砥石の役割を果たします。

結婚しない人は その砥石はないけれど、

その分 他の仕事職場で削られているし、 

そこで削られない人は 他の交友関係で砥石の関係が生じます。 

ジャンルが違うだけで人間関係全部砥石です。

正観さん曰く

魂の研究をして判ったことは、

結婚相手というのは価値観が一番遠い人同士が結婚します。

会場騒然。

具体的に判りやすくと 正観さんが説明しました。

1000ピースのジグソーパズルがあるとする。

999は出来上がっているけれど1つだけ 

人間の形をしていてそこがポコッと空いていて何処を探しても全然ない。

その時 そのジグソーパズル 

1ピースにぴったりの姿かたちをした人が通りかかります。

それで その人ぴったりジグソーパズルにはまってしまうことになるんです。

あ~この人が私が待っていた人だと思うことになります。

そのように頭の中で事前にジグソーパズルが作られている。

そうしてその人はものすごく遠い価値観の人と結婚するようになっています。

このように ひとつだけ空いているジグソーパズルの設定をしなければ

価値観の違う人と結婚しようとは思わないのです。

その意味で皆さん99%は見てくれで選んでいます。

つまり自分の条件にぴったりの姿かたちを作っていて実際その人は現れる。

正観さんの奥さんは・・・とご自分のことを教えて下さいました。

二つの条件を挙げていたらしいです。

・鉛筆のようにひょろっと細長い人。

・自分が下手だから 話の上手な人。

正観さんの奥さんは 何も知らないで見てくれと 

話し上手だけで正観さんに一目ぼれしました。

自分で生まれる前に、自分でそうなるように設定してきたのです。

見てくれ99%。1%は 声。その人が現れるとドキッとするようになっていたのです。

何故 価値観が遠い人と結婚するのかとの問いには。

魂を向上させるため結婚というものがあるからです。

結婚はゴールインではなくて砥石のスタートなんだと理解して下さい。

それが判ってくると 夫婦関係が変わってきます。

お互いに砥石です。

実際の離婚に対して 

正観さんは離婚してもしなくても結構ですが砥石 

削りあうのは同じなんですと仰います。

30年間の 結婚生活のエネルギーを1000とすると、

3年間の離婚調停でつかうエネルギーも1000です。

ようするに砥石磨きのエネルギー総量は同じ。

時間が長いか短いかだけなんです。

疲れ果てるという点ではどちらでも同じなんです。

結局のところ磨かれる場 3つの人間関係でその度合いの総量は誰もが同じ。

それで総量が100%。何を選んでも総量は同じです。

その目的はただひとつ、自分の魂の人格を磨くためなのです。

<引用終了>


確かにそう考えると人間関係は大切なものですね。

心の通い合う心地よい役周りの人もいれば、

自分を怒らせたり、嫉妬させたりする役割の方もいらっしゃいます。

全てが、そこで発生させる感情で、私達の魂を磨くためなのです。

ですので、見た目や、一時の感情で、

人を傷つけたり、無視したりしたら申し訳ないですね。

その様なことをすれば、今度は別の人が

磨ぎ石の役割を持って現れて来るだけなのですから。

 

2025年9月23日火曜日

4024「好意は好意で返される」2025.9.23

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年09月09日の記事を紹介します。


「好意は好意で返される」


沢山の人々が、普段の生活の中で、

心無い、「悪口・陰口」に苦しめられているようです。

逆の言い方をすれば、

もし、それを乗り越えることができれば、

相当、魂の洗濯(魂の浄化)が進むということになります。 

そうなれば、ご自身だけでなく、身近な周りの方々にも

幸せや笑顔のおすそ分けができるようになります。

私も、もうずいぶん前から実践していますが

よく記事でご紹介しているブッダの方法は、

凄い効き目があります。ぜひ試してみてください。

それは、悪口や陰口を聞いても

・すぐに忘れるようにすること

・根に持たない

・考えない

・相手の良い所を見つけるようにする

とすることで、

悪しき「悪口・陰口」に、それ以上、エネルギーを与えなくなります。

・エネルギーを与えられない物、

・意識を向けられない物は 

放っておいても、消滅する運命です。

良きところに目を向け、そこに意識を移すことは、

その良きことにエネルギーを与えることになります。

エネルギーの法則から、

その人は、「良き人」、「味方」にいつの間にか変わってしまいます。

そんなことも、ここ地球だからこそ、経験し、実験し、学ぶことができます。 

学びの最中は、辛く苦しいこともあるのですが、

実際に渦中の入ることで、よりしっかりとした知恵となり、

魂に刻み付け、死を超えて持ち帰ることができます。

魂の仲間たちとの共有の財産になります。

それでは、今日は逆のパターンについて書きたいと思います。 

テーマは「好意の返報性」です。

これは、与えたものが受け取るもの、

という宇宙の大原則を人間の「好意」についてみたものです。

これも非常に、普遍的、かつ現実的で、速攻で効果が出てくるものです。

もし人間関係でお悩みの人がいらしたら、是非試してみてください。

精神科医・作家、樺沢紫苑さんのお話です。

<引用開始> 引用元

以前、私はある病院で認知症専門外来をやっていました。 

この外来は、

通称「もの忘れ外来」と呼ばれているところで

「最近、もの忘れが進んできたのですが」という方が来られるほか、

認知症患者の介護をしている家族も相談に訪れます。

介護に抵抗したり、興奮したりする認知症の患者さんの介護は、

想像を絶するほど苦しいものです。 

その介護が今後何年続くか、わからないという不安もあります。

認知症のお舅さんを介護しているお嫁さんから、相談を受けました。

いくら介護をしても、悪口や嫌味、悪態ばかり。 

黙って介護されていればなんとか頑張れるものの、精神的にも限界だと。

そこで私は彼女に

「そんなあなたの、介護したくない という気持ちが、

お舅さんに伝わっているのではないでしょうか?」

と質問しました。 

彼女は無言になってしまいました。

介護でも「返報性の法則」は存在します。

イヤイヤ介護していると、それは介護される側に、すべて筒抜けになります。 

結果として、それが介護への抵抗、悪口や悪態、興奮や暴力など、

「悪意の返報性」として返ってくるのです。

介護する人が、心から明るい気持ちで介護していると、

介護される側も、明るい気持ちになって、気持ちよく介護を受けてくれるのです。

そこで、彼女にアドバイスしました。

1週間だけでいいので、「お舅さんと初めて会った」と思い込んで、

心の中を空っぽにしてください。

そして、心を込めて、献身的に、笑顔で介護してください。

彼女は最初「そんなことはできません!」と否定的な態度を示していましたが、

「1週間で、必ず相手の態度は変わります」

と私が断言したのを聞いて、

「それなら、なんとかやってみます」と言いました。

1ヵ月後に彼女が来院しました。

陰鬱な表情はどこにもなく、笑顔で言いました。

「おじいちゃんが変わりました!」

数年の介護の結果、悪口や悪態が日常的となり、泥沼となった嫁舅関係。 

それが、「好意」を持って1週間接しただけで、

お舅さんの態度は柔らかになり、悪口や悪態もなくなり、

最期には「ありがとう」と感謝の言葉まで口にしたのだそうです。

「好意の返報性」は、非常に普遍的な心理法則ですから、

認知症になって理解力の低下した方にも、すべての人に効果があるのです。 

重要なのは、先に「悪意」を引き下げて、

「好意」を差し出すのは、自分でなければいけないということです。

言うのは簡単ですが、これはとても難しい。

なぜならば、既に泥沼の関係になっているということは、

「悪意」と「悪意」のキャッチボールをしている

「悪意の返報性」にすっぽりとはまった状態です。 

その状態で、いきなり「好意」を投げるのは、

相当の勇気と思い切りが必要となります。

しかし、このように「悪意」を「好意」に変えることによって、

人間関係をリセットすることは可能です。

私の経験では、このアドバイスを受けて、

きちんと実行した方は、全て成功しています。

あなたも、泥沼の人間関係を「好意の返報性」によって、覆すことが可能なのです。

<引用終了>

私たちの心の中には 、どなたにも神さまが居らっしゃいます。

それを良心と呼ぶ人もいます。 

そこは宇宙の神さまと繋がる場所です。 

相手の方の 一面だけ、一時的な姿や態度を見て 

切り捨ててしまうのではなく、

この人は「ダメな人」と判断を下してしまうのではなく、 

相手の内に隠れている神さまを、常に見つめていたいものですね。

良寛さんも、そのように生きた人でした。 

私たちが、相手の方に、好意や、愛情、思いやりを持って接した時、

必ず、相手の方の同じ部分が反応します。

私たちは、与えたものが受け取るもの、という宇宙の大原則の通り、

与えたものと同じものを、倍受け取ることになります。  

樺沢先生も仰っていますが、ここで大切なのが、

まず自分が先に・・・

と言うことです。 

人間関係に悩んでいる皆さん 

ご興味があれば、是非試してみてください。


2025年9月22日月曜日

4023「学校は子どもたちを狂気に導いている」2025.9.22

今回はIn Deepさんの2025年9月3日の記事を紹介します。


「学校は子どもたちを狂気に導いている」

https://indeep.jp/an-age-where-children-are-going-crazy/


アメリカのブラウンストーン研究所のウェブサイトに寄稿された記事に、今回のタイトルにしたのとほぼ同じ「学校は子どもたちを狂気に導く」というものがありました。内容としては、アメリカの子どもや若者たちのメンタルヘルスについてが主なものです。

ちょうど先日、以下の記事で、抗うつ剤(SSRI)が、いかに若者たちの自殺念慮と暴力性の高まりをもたらせているかということについてふれました。

トランスジェンダーとSSRI。そして若者の暴力性の増大

In Deep 2025年9月1日 

そんなこともあり、このブラウンストーン研究所の記事をご紹介しようと思いますが、全体をただ翻訳するより、書かれてある文章にポイントごとに注釈(過去の資料など)をつけさせていただいて進めようと思います。

子どもたちのメンタルの崩壊はいつから加速したか

文章を書かれたのは、ジェームズ・ボバード氏という作家の方です。もちろん、内容はアメリカに向けてのものですが、日本の若い世代のメンタルの状況もある程度は同様だと思います。

たとえば、2024年の厚生労働省の人口動態統計では、

「10代から30代のすべての年齢層で死因の第一位が自殺」となっています。

2024年の死亡数(人口10万対)の年齢別の死因順位

 

人口動態統計

原因や要因は複数だろうにしても、メンタル的に健康とはとてもいえない状態です。

医療マニュアルの MSD によれば、

> 自殺により死亡する人の約85~95%は、死亡する時点で診断可能な精神疾患をもっています。 MSD

とあり、自死にいたる段階で、何らかのメンタル疾患(最も多いのはうつ病)を持っていることが、医学的には明白なのです。

先ほどの人口動態統計の「死因の第一位が自殺」である日本の 10代から 30代はそのようなメンタルになっている人たちが多いということが示されるものだと思われます。

ブラウンストーン研究所の記事に入らせていただきます。

学校は子どもたちを狂気に導く

Schools Make Kids Crazy

James Bovard 2025/09/01

全米の公立学校の約 3分の1が、現在、生徒のメンタルヘルスを監視している。イリノイ州知事JB・プリツカー氏は最近、児童行動健康変革イニシアチブの一環として、イリノイ州の生徒 200万人に「ユニバーサル・メンタルヘルス・スクリーニング」を提供する法案に署名した。

しかし、この救済策は多くの生徒に悪影響を及ぼし、全国の保護者への警告となるだろう。マンハッタン研究所の研究員アビゲイル・シュリアー氏は、イリノイ州のこの新法により「何万人ものイリノイ州の子どもたちがメンタルヘルスの検査に押し込まれ、自分は病気だと思い込まされることになる。その多く、あるいはほとんどが偽陽性となるだろう」と警告した。

(※ 注釈)

これについて、米ニューヨークポスト紙は以下のように記していました。ここにある「抗うつ剤」というのは、ほぼすべて SSRI です。

イリノイ州のこのプログラムにより、精神疾患の診断を受けた後に薬物を投与される若者の数が確実に増加するだろう。

12歳から 25歳のアメリカ人に対する抗うつ薬の処方は、2016年から 2022年の間に 66%急増した。ロバート・F・ケネディ・ジュニア保健福祉長官は最近、抗うつ薬はヘロインよりも中毒性が高いと嘆いた。

…2022年の研究によると、「精神疾患の診断を受けており、かつ現在、中等度/重度のうつ病や不安症状を抱えている大学生」は、「うつ病や不安症状が全く/軽度で、精神疾患の診断も受けていない学生」に比べて、自殺を考える可能性が 10倍、自殺未遂の可能性が 47倍高いことがわかった。

抗うつ剤(SSRI)の処方の急増は、先日の SSRI の記事にありますように、社会の暴力性を非常に高めます。

記事を続けます。

新型コロナによる学校閉鎖は、何百万人ものアメリカの若者のメンタルヘルスを破壊した。

2024年の JAMA誌(米医師会雑誌)の独自調査によると、2018年から 2021年の間に、摂食障害や自殺念慮による若者の緊急入院件数は約 300%増加した。自殺未遂は同時期に 250%増加した。

パンデミックの始まりから若者の間でうつ病や不安が急増したが、政治家や政策立案者は新型コロナ対策がもたらした精神的ダメージを無視した。

2021年のアメリカ疾病対策センター(CDC)の調査によると、高校生の 44%が「過去 1年間、悲しみや絶望感を継続的に感じていた」と回答している。女子生徒はうつ病になりやすく、男子生徒の 31%に対して 57%が「悲しみや絶望感を継続的に感じていた」と回答した。

学校閉鎖は、新型コロナの蔓延を阻止する上でまったく効果を発揮しなかった。学校が再開した後、生徒たちは不安を増幅させるだけの、馬鹿げたマスク着用義務を強制的に遵守させられた。

(※ 注釈)

2020年9月の In Deep の「世界中の多くの若者たちのメンタルヘルスの状態はそろそろ限界なのでは」という記事では、「アメリカの 4人に1人の若者が本気で自死を考えた」と回答したニューズウィークの記事を抜粋しています。2020年9月は、新型コロナのロックダウンと「ニューノーマル生活」が始まってから 6カ月ほど経った頃です。報道には以下のようにありました。

新型コロナのパンデミックが、米国の若者の心に大きな影を落としている。CDC がこのほど発表した調査では、若者の 4人に 1人は過去 30日間で真剣に自殺を考えたというショッキングな結果となった。

 …また、ここ数年の間に銃を使用しての自殺が若者の間で急増していることも明らかになった。

 

そもそも、「ニューノーマル」ですけどね。当時の世界中の異常な状況を覚えてらっしゃいますでしょうか。

狂ってるでしょう。しかし、当時は「このような光景を誰も狂っているとは思わなかった」異常な時代でした。日本もそうです。これは、たった 5年前の話です。

他の当時の写真については、2020年9月の以下の記事にあります。

「ニューノーマル」という名の異常な世界に放り込まれた世界の子どもたち

In Deep 2020年9月7日


こんな社会で何ヶ月か何年か暮らしていたのですから、メンタル的にダメージを受ける子どもや若者たちが出てくるのは当然でした。

続けます。

学校は、生徒たちに自分の体を疑ったり蔑んだりするよう際限なく説教することで、彼らの精神衛生を損なっている。

こうした学校の悪ふざけは、パンデミックが始まる前からすでに蔓延していた。2019年、メリーランド州は「生徒ひとりひとりの」「性自認と表現」を「価値あるものとみなす」ことを促進するための条例を公布した。

政府関係者と政治任命者は、メリーランド州でジェンダーを再定義する特権を自らに与えた。

州内最大の学区であるモンゴメリー郡は、学校制度に異議を申し立てて勝訴した保護者らが最高裁判所に提出した陳述書によると、「『LGBTQ+レンズ』を通してカリキュラムで使用する図書を選び、図書が『ステレオタイプ』、『シスジェンダー規範』、『権力階層』を『強化または破壊』するかどうかを問う」と発表した。

この報告書には、「教師たちは、(LGBTQ支持の)考えに反対することを『傷つける』と捉え、『マニキュアを塗る男性』や『ドレスを着る男性』といった例を挙げて反論するよう指示されている」とも記されている。郡教育委員会が認めているように、その目的は子どもたちに「親が簡単に反駁できないような新しい視点」を植え付けることだ。

この洗脳により、 モンゴメリー郡の学校では「ノンバイナリー」(男性・女性のどちらにも自分は属なさいと考える人)と自認する児童の数が 582%増加した。

この施策は大きな成果を上げ、生徒のほぼ半数がノンバイナリーを自認するようになった。しかし、ノンバイナリーの児童は精神疾患を患う可能性がはるかに高いのだ。

ある調査によると、トランスジェンダーおよびノンバイナリーの若者の 50%以上が 2022年に自殺を考えたことがあると回答している。

(※ 注釈)

これは先日の「トランスジェンダーとSSRI…」に示しましたように、

「トランスジェンダーの約 40% が自殺未遂を報告している」

という調査論文があります。

続けます。

現在の学校では、生徒が直面する他の危険を、奇妙な校内銃撃訓練を想定した訓練を通して大げさに誇張することで、精神衛生を損なっている。

インディアナ州では、「安全な学校」訓練の一環として、小学校教師が銃撃された。インディアナ州教師組合によると、保安官代理は教師たちに「一度に 4人ずつ部屋に入らせ、しゃがむように指示し、処刑スタイルでペレット弾を次々に発射した」という。

数人が血まみれになり、多くが悲鳴を上げた。組合は「教師たちは恐怖に震えていたが、何が起こったのか誰にも言わないように言われた。外で待っていた教師たちは叫び声を聞いて、一度に 4人ずつ部屋に連れ込まれ、銃撃が繰り返された」と訴えた。

ニューヨーク州グレートネックの学生新聞は以下のように報じている。

「学校ではますます廊下を本物の銃乱射事件の模擬演習に改造し、警察官が BB ガン (遊戯銃)を発砲し、演劇部の生徒たちが被害者役を演じ、偽の血痕や弾痕をでっち上げるといった事態が起こっている。時には、予告なしに教師や生徒に突然訓練が行われることもある」

ペンシルベニア州のある教師は、教師たちが偽の銃乱射犯にエアソフトガンで撃たれた後、「訓練を受けたというより、トラウマになった」とコメントした。「同僚が同僚を撃ったり、プラスチックの弾丸で撃たれたりしました。…人々は叫び声を上げ、逃げようとしていました。人々は互いにつまずき合っていました。本当に恐ろしい光景でした」と経験したひとりは振り返った。

こうした悪ふざけの最大の受益者の一つは、子どもたちに抗不安薬を売りつける製薬会社だ。

元警察官のレイフォード・デイビス氏は、学校銃乱射事件を想定したロックダウン訓練について、以下のように述べている。

「こうした模擬処刑儀式は、恐怖に基づく大衆社会統制を目的として実施され、トラウマを植え付け、恐怖、絶望、個人の無力感、そして権威者への依存を植え付け、救いと保護を求めるように仕向けるものです」

ジョージア工科大学の研究者による 2021年の 研究では、「学校銃乱射事件を想定したロックダウン訓練後、不安、抑うつ、ストレスが約 40%増加することが判明した」と報告されている。

学校が生徒に強制的に実施させるこれらの訓練は、 実際の危機においては、ほとんど役に立たないため (論文)、このような付随的な精神的ダメージは特に残念なことだ。

多くの学生が、監視から逃れる手段が実質的にないことを認識して落胆している。

学校は子どもたちにノートパソコンを無料で提供すると自慢しているが、それはオンラインで書き込んだ内容や行動をすべて追跡する電子足首モニターを着けているのと同じことだ。

最近の調査によると、学校が学生のオンライン監視を依頼する企業の大多数が、実際には学校支給のデバイスを使用して子どもたちを 24時間 365日追跡している。

そして、この調査では、企業の 29%が「オンライン行動に基づいて学生の『リスクスコア』を生成している」ことが明らかになった。

連邦政府の助成金政策における最近の劇的な変化は、ワシントンのメンタルヘルス介入が学生にどれほどのダメージを与えてきたかを示唆している。

今年 7月、アメリカ教育省は、連邦政府のメンタルヘルス助成金が「ジェンダーイデオロギー、政治活動、人種的ステレオタイプ、または特定の人種の学生に対する敵対的な環境を助長または支持すること」を禁止するガイドラインの改訂を提案した。

このようなことに対して新たなガイドラインが必要だという事実は、連邦政府の官僚がかつて広めてきた愚行を如実に物語っている。連邦政府の補助金を使って子どもたちに暗闇への恐怖心を植え付けるのを止めるために、新たな規制変更が必要になるのだろうか?

政治家、精神科医、そして公立学校は、メンタルヘルスを守る上で最も頼りになる場所ではない。

アメリカの若者は、何十年にもわたる虐待的で抑圧的な政策によって、すでに政治的・心理的な悪循環に陥っている。 政治権力と官僚権力の抑制こそが、アメリカを再び健全な状態に戻すための重要な第一歩だ。

________________________________________

 

ここまでです。

アメリカの学校で、「校内銃乱射を想定した訓練」が行われていることは知りませんでしたが、 記事中にもリンクしました論文には以下のようにありました。

アメリカ教育省によると、米国の学校の 96.2%が、2019年から 2020年にかけて発生する可能性のある銃撃事件に備えるために、何らかの書面による計画を策定したと報告しており、現在 40州で学校における銃撃事件対策が義務付けられている。

とあり、ほとんどの学校で、銃撃対応訓練が行われているか、計画されているようです。

論文は、「子どもたちをこのような訓練に参加させるべきではない」と書かれています。

日本もある程度そうだと思いますが、子どもや若者たちのメンタルにダメージを与えている大きな要因は学校であり(場合によっては親あるいは社会そのものであり)、そして、その若者のメンタルの問題を悪化させているのが医療という図式はあると思います。

人によるとはいえ、SSRI もベンゾジアゼピンも、結果として、服用者に大きなダメージを与える可能性が高いものです。

しかし、現代の精神医療では、「投薬以外の方法が事実上存在しない」ため、メンタルに問題がある場合、ベルトコンベア的にその医療システムへ送られます。

いずれにしても、若い世代にとっては、大変なサバイバル時代となってきているようです。


2025年9月21日日曜日

4022「神々のなさり方」2025.9.21

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年09月08日の記事を紹介します。


「神々のなさり方」


今日は、どこに神々が働いていらっしゃるのか書きたいと思います。

神々も、数字の中に、暗号、秘密、キーワードを隠されることがよくあるようです。

コロナは、数字で言うと 567 

この数字は、空海の仰った言葉に含まれています。

以前記事で、弥勒菩薩

すなわちマイトレーヤーについて書きました。

弥勒菩薩

空海が亡くなる時に弟子たちに遺訓として

私は兜率天へのぼり、弥勒菩薩の御前に参るであろう。

兜率天にのぼって私は雲の間から地上をのぞき、

そなたたちのあり方をよく観察している。 

そして、56億7000万年後、私は必ず弥勒菩薩とともに下生する。 

私の入滅の後をよく見るべきである。

その時、よく勤めている者は天の救いを受けるであろう。

不信の者は不幸になるであろう。

と述べています。ここに567の数字が出てきました。 

この200年間、世界は、「経済と物質」中心の世界でした。 

この期間、

・利権 

・権力 

・金  

を、ずるい方法で手にした人々が上に立ち、既存の秩序が成り立っていました。

もちろん、地に埋もれた、まともな人々もおりましたが、

上に上がることはありませんでした。

今までの時代は、物の力、お金の力が、あまりに強く、

お金や武力を持った人が強かったからです。

しかし今、お金、武力の力が弱まってきました。

20世紀を境に、その仕組みの矛盾が噴出し、限界に達し、

お金や武力で上に立っていた人たちが、断末魔の悲鳴を上げています。

2020年、時代の転換点、神仕組みが1つ起動しました。 

神々は世の中をぐるりと動かす時、破壊と再構築の手段を用います。 

・建て替え(古い秩序の破壊)

・建て直し(新しい秩序の再構築) 

まずは、ぶっ壊し、そして再構築する方法です。 

悪も極まり、もう地球が滅ぶかもしれないという最期の最後の時、 

神々は、その既存の秩序の破壊(建て替え)の最初の手段として

コロナウイルスを使いました。 

この方法は、今までの経済不況などとは、比較にならないほどのダメージを、 

全世界、人々に与えました。 

同様に、今まで、上に立っていた人々の力の源泉、

お金、武力でも、ウイルスに対抗できない、通用しない、

そんな環境を、短期間のうちに一気に作り出してしまいました。 

神々の力は、綿密で偉大です。

今後、国家の力が弱まるために、行政の機能が大幅に低下する中、

今まで、お金と権力に押さえつけられ、地域の中に埋もれていた、 

まともな人たちが、下から台頭してくることでしょう。

その後の、世界の復旧、復興を担っていく、リーダー交代ののろしです。 

地に追いやられていた優れた素質を持つリーダーたちが、

今までの ずるい手法で、人々を脅し、

搾取して、上に立っていた人々と交代していく時です。

もう一般民衆が、お金の力に物を言わせていた人々の

言うことを聞くことはありません。 

大企業内の不正の暴露の連鎖に見るように、今迄の、卑怯な、自分本位なウソ、

恫喝の実態が、あぶりだされ、表面化してしまったのですから。

新しく台頭してくる人々は、沸き上がるリーダーシップを内に秘め、

更に、人を搾取することなく、自分たちの力で考えて、行動するために、

人々が信頼しついてきます。

・今まで上に居たものが下になり

・下にいたものが上になるという

激しい移動が現実化してくることでしょう。

また宇宙神からの強力なバックアップもあります。

ここ日本を中心に沢山の神々が生まれてくるという情報です。

もうお金や権力で、国民を動かそうとする時代は終わることでしょう。

お互いが納得した形で物事を進めていく

民意が大切にされる社会に移行していくことでしょう。

・国家に寄生して生きていた人たち

・他人に寄生して生きていた人たち

・誰ともネットワークを組めない人たち(仲間を作れない)

これらの人は、誰からも相手にされなくなり、

孤立してしまう可能性が高くなります。

また、これから始まろうとする世界では、自分の直感が大切になってきます。

賽は投げられました。

もう、元に戻らないのですから、私たちは前に進むしかありません。

ですが、これは絶望ではなく、今までお金、権力の力に、 

騙され、搾取され、恐怖に貶められていた、

私たち一般の人々にとっては、朗報です。 

自分の価値観を、今までとは異なる、まともな方向に戻さなければなりません。

時間はかかるかもしれません。

ですが、前に進もうとする意志は、とても重要です。

人間は、腹を決め、決心したその時、不思議な力が湧いてくるものです。 

何故なら、見えない世界、神々の世界も同期して動き出すからです。 

その相乗効果で、

・本当の優しさが沸き上がり

・本当の実力が備わってきます 

ミロクが降臨し、世の中を変えていくとは、

人々が期待し、望むような、

奇跡のような、不思議な現象によって引き起こされるのではなく、

神々が、このように人間の意識に働きかけ、

あたかも人間自身が行っているかのように見せかけ、

行われるものです。 

本当に大切なものは、隠れて見えません。

神々の意思は、

人の心に働きかけ、人の行動として表現されます。 

今、世界の人々は大きな変容を目にしていますが、 

実際には、目に見えない神々の世界でも、

大きな動き、働きがあることでしょう。

神々は、このように、一見、不幸せな現象を使い、

行くところまで来てしまった、

神々の意思とは遠く離れたところまで来てしまった人類を、

再び真の幸せな世界、心が大切にされる世界へと、

導くために、建て替えの最中なのかもしれませんね。

どうぞ、明るい未来を期待して、日々笑顔で過ごしていきましょう。 

「ありがとう」の感謝の心のあるところ、必ず神々の恩寵が現れます。


2025年9月20日土曜日

4021「妻戸神社の高いエネルギー」2025.9.20

今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2025年09月07日の記事を紹介します。


「妻戸神社の高いエネルギー」


昨日 9/6 土曜日

彌彦大神(天香山命、伊夜日古大神)の妃神・熟穂屋姫命(うましほやひめのみこと)の妻戸神社に行ってきました。 

そこで撮った写真が以下です。 

分かりづらいですので一部を拡大します。

 

光の帯の方向が一定ではないので、手振れではないことは確かです。

以前、出雲大社や竹之高地不動社の護摩焚きの時にも

このようなエネルギーの写真が撮れたことがあります。 

高いエネルギー場では、このような写真が撮れることがよくあるようです。 

さて妻戸神社と言えば、ここの神様と以前お話したことを記事にしたことがありました。

これを公開したのは、今から9年前です。 

再掲します。

今日は、弥彦神社 摂社 『妻戸神社』(つまどじんじゃ)に行ってきました。

夏至も近いので、お日様と共に行動しました。

夫の弥彦大神の弥彦神社と、山頂を中心に反対側の海側にあります。

石段を登ると、2番目の鳥居。ここには、ご神田があり、田植えがされていました。

更に石段を登ります。

ここが4番目の鳥居最後です。階段の手前に御幣(ごへい)が刺してあります。

この祠の前でお参りします。

お参りした後、第4鳥居の前に屋根がある拝殿のような場所がありました。

椅子も付いています。

竹ぼうきでお掃除させて頂いてから、そこに座って、神様の気を感じて見ました。さてここから私の感じた事を書きますが、、

これらは物理的な現象ではないため、非常に主観的な内容です。

従って毎回眉に唾を付けて下さいと、お断りしています。

非物質的なことは、証明のしようも無く、

結局は個人の感じ方次第なので、ご容赦くださいませ。

まず、弥彦大神のご妻神との事ですが、私には男性性に感じました。

そして元々は海で生活していた人々の信仰の的でありました。

この場所、もしくはこの地にあった何かがシンボルとして

海で暮らす人々の敬虔な信仰を集めていました。

そして弥彦神社の創建と同時期に摂社として合祀されたのではないかと感じます。

神様ですから、男も、女も関係ありません。

私にはそのエネルギーがちょっと力強く、男性に感じられたのでした。

そしてここのご祭神である「熟穂屋姫命」から、聞きなれない言葉を感じました。

「人々の信仰、記憶が続く限り、私達神々は存在する」

エネルギー的な存在の事を言っています。

※その言葉がきた経緯はこうです

神社境内に、誰誰が、何々を寄付して再建された・・

云々と書かれた石碑があったんです。

それを見て思ったんです。「名前出さなくてもいいんじゃ?」って、

そしたらこのお言葉でした。 

ですから、神様はそれを肯定的な温かなまなざしで捉えていたんです。

人々の記憶が無くなり、信仰するものが誰もいなくなったらどうなるのですか?

「その時には消滅する」

エネルギー不変の法則と言うものがあります。

それとどのように整合性が取れるのかは解りません。

ただ、最近の研究ではエネルギーは無から生じ、そして無に帰ると言われています、

その無に帰ると言う事かも知れません。

元々の大神様のいらっしゃる世界に戻るのかもしれません。

また、出口王仁三郎の霊界物語では、この逆パターンが描かれています。

つまり、八岐大蛇や金毛九尾の狐などと言った悪役の魂は、

元々は、人々の、不平不満悪口、恐怖、怒り、

などその様なエネルギーが段々と凝り固まって発生し、力を得て来たと。。

その反対に、人々の熱い信仰と真心、神様に通じる思いが、

こう言った神々に大きなエネルギーを与えて行ったのかもしれません。

そして、そのエネルギーの源泉が無くなった時のことを

「消滅」と言う言葉であらわしたのかもしれません。

「消滅」という言葉がでたので、

ちょっとショックで、人間についてお聞きしました。

私達、人間の場合はどうなるのでしょうか?

それは消滅ではなく、集合意識、

もともと私達がいくつも枝分かれしてきた魂の元に合流し、

その個性を失う事のようです。

決して消滅するわけでは無いようです。

それが、良いことか、悪いことかは判断できません。

でもロマンチックな人々は、生まれかわりは存在し、

それぞれの個性はまた別個にあの世で生きていて

個性を保っているに違いないと思いたいかもしれません。

ですが、今日私が感じたことは、それさえも、

人々、そして本人の記憶が続く限りである。。ということです。

魂の大本、トータルセルフと一体になることは、そう悪いことでは無いと思います。

元々私達の魂は巨大で、幾度も、分離、そして吸収、知恵や経験の攪拌をl繰り返し、

より優れたものへと進化しているからです。

この個性は、全てそこから派生したものだからです。。

ですので、今日は少しショックな面もあったのですが、発見もありました。

元々の地球や、宇宙を作った大神、そして私達生命を持つもの。

そして、人々の思い(生命を持つもの)から発生、進化していった生命体。

それぞれが、この宇宙には存在していると言う事です。。

元々の地球や、宇宙を作った神様といえば、

天之御中主神や、国之常立神なのかもしれません。

今度はこれらの大本の神様の所へ行ってみたいです。