その2つの織りなす入り江に下りて、海に向かってあわ歌を響かせました。かなり海風が強く寒さに震えての響きでした。その時のお言葉です。
「助くるはその身の定めたる思いなり。
分かれて拡がり、多くを作りたこの地にあるが、これより還す、元の元。
それぞれの身も一つとなりて、柱を打ち立て、この宇宙と共々に参られませ。」8:31
次は下北半島で随一の名所の仏ヶ浦に向かいます。駐車場は海抜約100m程です。そこから山道、階段を下りるとそこかしこに奇岩が林立しています。パンフレットで数字で岩の名が示されています。その番号の3、5,8の三か所のところであわ歌を響かせることになりました。
最初は、双鶏門と言われる場所です。
「とーん、とーん、とーんと、参り行かれ、海原越え行き、遥かなる天空へ。
再びは無き。この時なり。皆々還す、元へと還す。おー」10:11
次は、蓬莱山です。
「わーわーわー 七柏手
タント タンタラ トロリロラ ト ト タン トロリ ハム エオアー
引き受けて参る。皆々共々、参られて、大きなる明日へ向かわれよ。」10:38
最後に、香炉岩で響かせました。
「サン サン サーンテ、タンタン タラリロ、フムフムフー
喜び溢れるこの時なり。大空に満ち満ちて参られよ。
タンタンタンタンタンタン、タンタンタンタンター、タラリロ タラリロ タララ、トーン トーン」11:04
帰りは100mの階段を登りますが、ゆっくりのんびりで悠々の帰り道でした。水分を補給して一路、脇野沢港のフェリー乗り場を目指します。途中、下北半島でもひと際目につく、山の形をしている縫道石山が見えました。車を止めて写真に収め、更に海峡ラインのくねくね道の南下を続けました。
その車中で以下のお言葉がありました。
「ターターター 大きなる事ぞ。この時、この地を踏み行けて、響と共に参る事。
是よりのこの地の大きなる力ゐ出す事と成り行く。
踏み越えて参られて、辿り行き、和を結ぶ。スサナルなり。」12:20
脇野沢の船乗り場にある食堂でスペシャルなランチを頂きました。アワビ丼、いくら帆立二色丼などここでしか味わえない豪華な食事に皆さんご満悦です。食後もフェリー出航の15時30分までのんびり過ごしました。
フェリーに車を乗せて、船室に座ると同時に中山さんにお言葉がありました。
「たいじん 風穴 貼り付け受け、許されざるは 憤怒の由来ぞ。見定められよ。」15:29
たいじんとは大きな人、偉い人の様で、風穴に貼り付けに成ったことが憤怒の原因との事です。果たしていつごろのどなたで、どういう意味でしょうか。
引き続き次々とお言葉が下されます。
「かんたれ うんたれ ひむうつ 夢なり 果たせよ 是より新しきへと向かい行きて。」15:31
「タマランタリヤ スルラリ 絵 825年6月6日」
825年の事績を調べますが分かりません。
「神の峰、登りて光るその時に、伝えて参る大きなる是よりの事。
その時必ずの時ぞ。参り来きて、響きて知らせて参られませ。」15:45
これは明日の靄山の事の様です。
「金扉、白扉、黒扉 三石集め、全てを統べる。
写した物もの元へと還し、揺らがぬこの地を現わさん。」15:56
金扉、白扉、黒扉 三石集め、全てを統べる、とは謎解きが始まりました。どうやら、これから向かう、三厩の厩石の様です。
蟹田港に定時に着いて、ここで長野から参加のMさんと合流してピックアップです。そして走り出して直ぐに電話が入りました。昨日朝に参加を取りやめたTさんが、何と三厩駅に17時過ぎに着く電車で来ているとのことです。驚きの展開です。車を三厩駅に急ぎます。
車では先ほどの船の中でのお言葉も含めて早く確認する必要があり、中山さんがあわ歌を響かせました。その時、車中で以下のお言葉がありました。
「果たし行く、生み出だす真を。全てを還して見事に定まり。
聞き及びたるお知らせに参るその地は、遙かな天竺にありし。
知らせは明日に受け取りて、大きなる明日を生み出だす。」16:53
三厩駅にてTさんをピックアップして厩石に急ぎます。義経の北帰行伝説の地でもあるこの三厩には、義経寺があり、そのすぐ近く、国道に面して厩石があります。
その巨石は穴が2つ空いていてその岩の柱の部分の色がなんと、金色、白色、黒色の岩で出来ているではありませんか。お言葉通りの内容で驚きでした。
陽が沈みはじめ、風も強く吹く中、あわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「巻き上げよ、この地の風を。
風と共に舞い上がり、大きく大きく成り成って、この天空一つと致して、新しきへ参られませ。」17:47
お言葉通りの強風が巻き上がる様に吹きすさびます。日暮が近づいてきましたので、急いで竜飛岬へ車を走らせました。竜飛岬の高台に灯台が有りますが、すさまじい強風が吹き抜けています。灯台下の駐車場から日本海側に沈む夕陽に向かってあわ歌を響かせました。その時のお言葉です。
「新たなるへと向かわれるは、この日暮れを越え行く、大きく変わりた先にあり。
是より成るぞ。しっかり立ちて参られませ。」18:15
寒さに震えながら、直ぐ目の前にある今日の宿、ホテル竜飛に直行です。温泉で疲れを癒し、豪華な夕食に皆さん舌鼓を打ちました。ここでは大きなあわびが1個付いていて、刺身か踊り焼きで食べたのですが、美味しいの一言です。