仙台市の冬の風物詩になった光のページェントも12月18日から定禅寺通りに点灯しました。今年は週末だけの点灯ですが多くの方々で賑わっていました。
12月24日はクリスマスイブです。新型コロナの自粛の中、かえって静かに迎えることが出来るかもしれません。
2020年12月19日ひかたま(光の魂たち)さんのサイトより記事を紹介します。
再掲です。
クリスマス。今年も流れ星のように 時が過ぎ まもなくクリスマスの時期になりました。
いまや企業にとっては すっかりお金儲けのための行事。クリスマス商戦という言葉も定着しました。キリスト教徒も少なくクリスマスがあまり盛んとは言えない日本でさえ 経済効果は7,000億円以上です。 今年はステイホームによってどこにも行かない分、プレゼントは豪華なものになるのでしょうか。
一般の人たちにとっては 企業の戦略通りに仕立て上げられたイメージに盲目的に従う行事となっています。
人の意識というのは簡単に変えられるもの。良い方にも、悪い方にも。浅い意識の人であれば外側からの情報だけでも簡単に・。できれば日々、良い方向へと変えていきたいものです。
私たちが毎日食べるもので身体が作られていくように毎日見るもの聞くもの触るもので心が作られていきます。
話は戻って
現在のサンタクロースのイメージは 米国の作家が1822年に作った絵本のサンタクロースを土台にして コカ・コーラ社がコークボトルのイメージにして宣伝したことによって 広まり、定着したのです。
それ以前にも 別の企業がイメージをつくっています。 寒い国に住むリアルな感じです。
クリスマスもバレンタインデーも 日本では その本質を大切にするよりも 単なるお祭り騒ぎやお金儲け目的で普及しているようです。
では、本当のクリスマスはどうなのでしょう。
クリスマスは クリスChrist(キリスト)とマスMas(礼拝)「キリストの礼拝」という二つを合わせた語に由来しています。最近ではメリークリスマス(素敵なキリストの礼拝を)という言い方は自粛され、ハッピー・ホリデイ(幸せな休日を)の方が一般的になりつつあります。
基本的にクリスマスだとキリスト教のイメージが強く、多民族国家においてはイスラム教やヒンズー教もとても多いから、そのことが配慮されて、ハッピー・ホリデイと呼び始めているのです。この三つは信者数を元に世界三大宗教と呼ばれています。
一説には、 クリスマスは イエス・キリストが誕生したことのお祝いという意味として、
キリスト教徒の礼拝が世界中に広まっていきました。
でもイエスが12月25日に誕生した記録はありません。
古代のローマ人やゲルマン人やケルト人など、 太陽を神として信仰していた民族の間では 太陽の至点というものが重要視されていました。
至点(solstice)とは 1年に2回、 太陽の赤道面からの地球の距離が最大最少となる瞬間のことをいいます。 英語の 至点solstice は ラテン語 solstitium に由来します。
これは sol (太陽)とsistere(静止する)という意味が語源です。 地球から見て北回帰線と南回帰線の間を動いている太陽が、 一瞬動きを止めるように見えることに由来します。
太陽の赤緯が最大となる点は、夏至点
太陽の赤緯が最小となる点は、冬至点
です。
この冬至点つまり日が最も短くなった時期を、太陽(神)の恵みが最も小さくなった時になぞらえ、イエス・キリストが光の使者として地上に来てくれることを象徴しているのです。
冬至を過ぎると数日を経て、 日が長くなりはじめたことが実感し始める日 、12月25日にクリスマスは設定されました。
クリスマスがこの日に設定されたのは 4世紀の頃です。 古代ローマでは太陽復活の日としての太陽神の誕生日の祝日と制定されていた日です。 人々が 潜在意識の中でも光を求める日。 それが現在のクリスマスのイルミネーションにも表れています。
この当時のキリスト教の司祭たちは この太陽神の誕生日を利用して 新たなキリストの日と制定し 風習や祭儀に意味を与えることで キリストの福音を、より多くの人々に思い起こしてほしいという願いを込めたのだと思います。
キリスト教では、キリスト教を広める戦略として他の民族の祝日をキリスト教の祝日に置き換えることはよくありました。 例えば ハロウィンも古代ケルトの祭事からサウィンを経て キリスト教の祭事となっています。
そして クリスマスといえば プレゼント。クリスマスにプレゼントを贈る風習は、サンタクロースの起源となった聖ニコラオスが、困った人たちへ贈り物をしたことなど いくつかの逸話に由来しています。
それを マタイによる福音書25章40節
「わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである。」 という一節を引用して、自分の身近にいる人たちに善意を施すことは神に施すことと同じことという考え方に由来しています。
クリスマスをお祝いしたい人も もう一度原点に戻ってクリスマスを見直すことでその質がよりよく変わるのではないでしょうか。
世界中では、クリスマスには、礼拝や祈り、瞑想が真摯におこなわれています。
クリスマスは、 世界で一番普及しているお祝いの一つですが、 けっして商業主義によって形式化されたイベントではなく、その本質は、冬至点を過ぎた新しい年の始まりという節目にキリストを通して神を改めて思い起こし神と共に在ることにあります。
私のクリスマスの祝い方は いつもクリスマスイブの夜からクリスマスの朝にかけて 祈りと瞑想で静かに過ごします。
このクリスマスの時期には特殊な高い波動で地球全体が包まれ万人にとって心穏やかに過ごしたり祈ったり瞑想しやすい磁場が形成されます。 もともと 欲望のままに過ごす日ではないのです。 クリスマスの祝日 Holiday ホリデイは Holy day ホーリーデイ(聖なる日)です。祝日休日は 神と共に過ごすためにある日。
静寂の中で瞑想して過ごすクリスマスを何年も続けていると本当に驚くようなサプライズが待っているかもしれません。
私は 本当のクリスマスを経験しました。 光の中で 生きているイエス御本人にも会うことができました。 光が降り注ぎ霊光に包まれたその時に本当のクリスマスの真意がわかるのです。