2021年5月17日月曜日

2334「地球に生まれること」2021.5.17

 今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2021年05月13日の記事を紹介します。


「地球に生まれること」


私たちの生命(魂)は、大本の宇宙神から別れ、様々な星ぼしを旅し、沢山の経験を積み、

未知なるものだったものを、既知のものとしながら、今は地球に生まれています。

地球は「制約の星」と言われ、思ったことが直ぐには実現しないし、

・肉体的な制約、

・空間的な制約、

・時間的な制約 

など様々な制約に囲まれていますが、その分、他の星では経験できないような、濃密な経験をすることができるのだそうです。

何より肉体をまとうことで、感情を味わうことができます。魂だけの状態では「感情」の概念さえありません。 

そしてもう一つ大きな特徴が、地球には多種多様な銀河から様々な生命体が集まって来ているのだそうです。まさに玉石混合状態ですから、価値観も様々です。

私たちは、とかく、少しでも自分と異なる価値観を持った人に対し、無意識の内に苦手意識が生じ、心にバリアを張ってしまいます。

まだ魂の経験が少ない場合には、

・無視し

・悪口、陰口を言い

・攻撃してしまいます。

それも無意識の内に行われます。 悪気はないのです。

ですが、「地球とは、そのような環境である」と知った上で、神さまから肉体を授けて頂き、経験を積んでいるのですから、仲良くとまではいかなくとも、せめて、無視せずに、相手の価値観、物の考え方も許し、「そのままでも、いいんだよ」と、心の中で言って差し上げたいものですね。

宇宙では、良いも悪いもないし、全ては受け入れられています。ただ自分と波長が合うか、合わないか。。 その違いしかありません。

  


さて、地球のそのような環境を知った上で、私たちは、ある目的を持って生まれてきました。

その目的は、人 様々です。そして生きている間は、その目的を知ることができません。

日々の暮らしの中で、起こってくる様々な出来事、人との出会いと、別れ・・

そのような人生のうねりと流れの中で、自然と、生まれて来た目的の方向に流されて、

あえて言うならば、「やらされる羽目」になったことが、自分の生まれて来た目的に、

自然となっていることが、ほとんどであるようです。

常に見守ってくださる存在が、私たちの人生のタイムラインの要所要所に次へとつながる出来事を置いてくださっているからです。 

ですが、その流れを強力に阻害するものがあります。

それは、自分の魂の意思と、自分の肉体に付随する意思が一致しない時です。それは、「自分で、自分が嫌い」な時によく起こります。

ここで小林正観さんのお話をご紹介します。 

<転載開始> 転載元

 

昔は人生相談をたくさん受けていました。その中には「毎日がむなしい」という方がいました。

仕事で言うと、

・毎日がむなしい

・同じことの繰り返しで楽しくない

・やめようと思う

との内容が多いのですが、私はそういうとき、この質問をしてきました。

「あなたは 自分で自分のこと が好きですか」多くの人は、まずびっくりします。

そして考えます。多くの場合、「私は私が嫌いです」との答えです。

「どうしたら自分で自分を好きになるんでしょう」

実はそこにこそ、日常生活のなかのむなしさと縁を切る方法があるのです。 

結論的には、馬鹿なことをたくさんすること。

「馬鹿なこと」というのは(金銭的・経済的に)全く、あるいはほとんどプラスにならないこと、です。たとえば、会社に30分早く行く。そのときに自分のお金でバラを1本買って飾る。

  


人の机でなく、自分の机でいいのです。自分のために自分のお金で机に花を飾るわけ。

あるいは、廊下に落ちている紙くずを、歩くついでに拾い、近くのくずかごまで持っていって捨てる。トイレ掃除も有効です。

こういう提案をすると、必ずこういう言葉が帰ってきます。

「花は会社の費用で買うことになっており、私が買っていかなくてもちゃんと飾られてます」

「廊下やトイレの掃除は掃除のおばさんがやることになっています」 

その答えをしているうちは自分で自分を好きになることはまずないでしょう。

「一銭にもならないことをどれだけできるか、するか」が、自分で自分を好きになるポイント。馬鹿なこと、一銭にもならないこと、誰からも評価されないことを一生懸命やってみてください。

そいう馬鹿なことをしている自分が、いつの間にかとてもかわいらしく、いとおしく、思えてきます。「自分で自分を好き」になってきます。 

「馬鹿な奴だ」と思いながら、でも自分の心に温かいものを感じるはず。

 「自分で自分を嫌い」なら、それは「仕事」の問題ではなく、あなたの生き方の問題です。 

「嫌い」な自分をどこに連れていっても、どこに勤めさせても、どんな職業を選んでも、「むなしい」だけです。仕事の内容や待遇の問題ではありません。

一銭にもならないことや馬鹿なことをたくさんするのはいいのですが、「自己満足」の心も50%は必要です。

自分の生活を犠牲にしてまで「人のために尽くす」のは勧められません。 

・人のためにする

・人に喜んでもらう

50%、

・それで自分も楽しく嬉しい

50%というのが、最も健康で、長続きするような気がします。

70対30だと辛くて自己嫌悪ですし、30対70だと自分中心のエゴイストに思えて、またまた自己嫌悪です。 

もちろん、自分の心のありようが変わると、人が「どうしてあんなに人のために自分を犠牲にするんだろう」と思っても、自分は満足で楽しく、幸せに思いつつ生きることができます。

「人のために」しているのではなく、

・自分が楽しいから

・幸せだから

・嬉しいから

したい、と思えるようになるのです。

<転載終了>

 

自分で自分のことが好きになること。その事が、自分の魂に正直になり、魂と精神と、肉体を一直線に整列させてくれる、非常に有効な方法です。

私も、昔は自分のことがあまり好きではありませんでした。でも、肉体的なハンデを背負ったり、経済的に追い詰められたり、様々な試練、逆境、理不尽とも思える環境にさらされて 

・神々の意思、

・人間の魂、

・お陰さま、

・お互いさまの心

・人々の中の自分

・生かされている命

そのようなことに考えが、少しだけ及ぶようになりました。

そうしたらですね、社会的な成功者とは程遠いし、地位や名誉もないのに・・自分のことが許せて、少し好きになってきました。皆さんも、ご自分を許し、好きになれるとよいですね。

そう なれるようにお祈りしています。