2021年7月23日金曜日

2402「疫病を治めた空海」2021.7.23

 今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2021年07月19日の記事を紹介します


「疫病を治めた空海」


今から1200年前にも、日本で疫病の大流行がありました。その時治めたのが空海です。

空海と言えば、亡くなる直前に弟子たちにこう言い残しています。

私は兜率天へのぼり、弥勒菩薩の御前に参るであろう。

兜率天にのぼって私は雲の間から地上をのぞき、そなたたちのあり方をよく観察している。

そして、56億7000万年後、私は必ず弥勒菩薩とともに下生する。

私の入滅の後をよく見るべきである。

その時、よく勤めている者は天の救いを受けるであろう。不信の者は不幸になるであろう。

と述べています。

高野山 奥の院 今もなお、ここに空海がいらっしゃるといわれています。

  

弥勒菩薩と言えば、ミロクの世は3段階でなされ、最後の10年間は 

567(みろく)の世、つまりコロナとも読めますが、

その10年間で、いっきにミロクの世が完成するといわれています。

その567(みろく)の世の始まりが、2020年。つまり今年、

そのため、新たな天皇陛下の御代となったともいわれています。

弥勒菩薩(マイトレーヤー) 

それでは、1200年前に空海が疫病を収めた時の様子をご紹介します。 

「般若心経秘鍵」と言うものがあります。

これは、西暦818年頃、今から1200年ほど前に空海によって書かれた「般若心経」の注釈書であり、この中で「般若心経」は真言密教の経典であると書いてあります。


般若心経秘鍵

 弘法大師が、密教の眼をもって般若心経を解釈した独創的な見解と言えます。

さてその「般若心経秘鍵」の中に空海自身が書いた、空海の前世物語があります。

ご紹介します。

まず、少しだけ原文です。般若心経秘鍵の「上表文」原文です。


時に弘仁九年春、天下大疫す。ここに帝皇自ら黄金を筆端に染め、紺紙を爪掌に握って

般若心経一巻を書写し奉りたもふ。。。

(中略)

これを現代文に訳すと以下の通りになるそうです。→元記事

++++++++++++++++++++

西暦818年の春、疫病がはやり、多くの遺体が都のはずれの山道に捨てられるほどになりました。この状況を見て嵯峨天皇は、空海にお尋ねになりました。

「このところ、都では疫病が流行し困っている。 空海殿なにか良い智慧はないものかな?」そこで空海は 

「この世は、天・人・地一体でございます。

人々の心が乱れると、天災が起こり、地震が起こるのでございます。

すべては人々の心が、起こしているのでございます。

人々の心を治めるには、(人々の集合無意識の代表である)

あなた様が般若心経をお書きになり、祈られることが最良かと存じます。」

と答えられました。

そこで天皇は紺色の巻紙を左手に爪でしっかりと握り、すずりに用意した金箔を右手の筆先につけ、サラサラと見事な筆使いで、お書きになられました。

そこで空海は、お経を選んだ理由を説明するために、 般若心経秘鍵を書いて、お経の意味を解説いたしました。

そうしますと

「お祈りがうまくいきますように」との、結びの言葉(結願--けちがん)を言わないうちに、 

蘇生した人々が、病気で捨てられていた道端で、立ち上がり始めました。

意識レベルが変わると、別次元の世界が現れるのです。

パラレルワールド

でもこれは、私・空海が戒を守り、徳を積んだためではなく、

 「金輪・御信力(きんりん・ぎょしんりき)」のためなのです。

この世は天・人・地は一体である

ですが神社や仏閣にお参りするかたがたは、ぜひ般若心経秘鍵をお唱えください。

「なぜこのお経の意味を知っているか?

それは、前世の昔、インドの遺体・捨て場でもある霊鷲山(りょうじゅせん)で

霊鷲山(インド)

お釈迦様が説法をされているときに、筵(むしろ)を引いて般若心経の深い意味を聞いていた、過去世の記憶があるからなのです。」   

唐に入って沙門(シャーマン)となった空海が書き上げました。

++++++++++++++++++++

どうですか?

 

はっきりと空海自身が、前世に置いてブッダのそばに居たと述べています。

この中で出て来る霊鷲山はブッダが法華経を説いた山です。

山頂の形が鷲(わし)に似るので、また山中に鷲がいたのでこの名があるといいます。

また空海は意識レベル(次元)のこともここで論じています。


次元が異なる、つまり私達の固有周波数が異なれば、それにふさわしい世界(並行宇宙 パラレルワールド)が出現し、その世界で生きていくことになる。

異なる次元(意識レベル)に存在する人間は、例え同じ場所(物理的な空間)に居ても、 

交わることも見ることもできないと言われています。(つまり通り抜けてしまう)

ヒマラヤに生きる聖者達は、この宇宙法則を利用し、自分自身の固有周波数を変えることで、

瞬間的に移動する事が出来るそうです。

 またバシャールも同じことを言っています。

「般若心経」は空海の開いた真言密教の経典だったのですね。

また空海は、自分の来世に関しても亡くなる直前にのべています。

 

「私は兜率天へのぼり、弥勒菩薩の御前に参るであろう。 

兜率天にのぼって私は雲の間から地上をのぞき、そなたたちのあり方をよく観察している。

そして、56億7000万年後、私は必ず弥勒菩薩とともに下生する。 

ブッダの徳世界観では、時間の概念はありませんから、それは、もしかしたら今の時代のことかもしれません。

大きく世界がミロクの世、霊性の時代に変化を遂げようとしているのですから。

弥勒菩薩、つまりマイトレーヤーは、地上に生まれ変わり、第二のブッダとして人々を救うのだそうです。その時、空海も一緒に下生して、人類を救うのだそうです。

空海は、その時、マイトレーヤーと人間の橋渡しの役を担うのだそうです。 

この伝承(空海の真実)があるゆえに高野山の奥の院には、あれほど多くの墓標があるのだとか。

戦国時代、敵だった者も味方だった者も地位ある者も、無い者もみんな、ブッダに繋がりたいのですね。空海に、ブッダと繋げて欲しいのですね。 

また空海が仰るように 

密教の根本経典はブッダの説いた「般若心経」なのだそうです。 

空海没後1200年、人間の生まれ変わりの最小公倍数に当たる年月でもあります。

もしかしたら世界のどこかで空海は今、生を受けているのかもしれません。 

空海と、ミロク(567=コロナ)、新天皇の御代の本格的な始まり、色んな事が符合してきます。

つい先日まで私たちが暮らしていたの喧騒の社会、もう、その元の世界には戻れないといわれています。であれば、人々の心を大切にする優しい社会を作っていくために、私たちも何かできることから始めていきたいものですね。

 

夜明けは近いです。 もう少しの辛抱です。それまで命を繋いでください。

周りの人に優しくしてください。愛を分けてあげてください。

それが自分の身を助けることに繋がります。