2021年11月10日水曜日

2512「祈り」2021.11.10

 今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2021年11月04日「祈り」と2021年11月06日「シリウスと瀬織津姫」の2つの記事を紹介します。


「祈り」


今日は、渡辺和子さんのお話を通して、神さまは、どうやって人間の祈りに答えてくださるのか、考えてみたいと思います。 

<引用開始> 引用元

 

・もし私が祈ったことが全部叶えられたら、どうなるのだろう

・神様のお役目というものは、人間の願いを全部叶えることなのだろうか

・いくら祈っても、所詮(しょせん)神はご自分の好きなようになさるのだとしたら、

祈っても、祈らなくても同じではないか

その上で渡辺さんはイエスの言葉を紹介します。


・求めなさい。そうすれば、与えられる。

・探しなさい。そうすれば、見つかる。

・門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。

だれでも、

・求める者は受けとり、

・探す者は見つけ、

・門をたたく者には開かれる

 


そして渡辺さんは続けます。

でも、この言葉には

・求めたもの、そのものが与えられると約束されていませんし、

・探したそのものが見つかるとも約束されていません。

むしろその後には、あなたがたの中で、子どもが魚を下さいと言うときに、魚の代わりに蛇を与えるような父親が、いったいいるでしょうか。

卵を下さいと言うのに、だれが、さそりを与えるでしょうか。

してみると、あなたがたも悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天の父が求める人たちに、どうして聖霊を下さらないことがありましょうか。


と続く言葉があって、求めたものの「代わりに」何かを下さる可能性があることを示唆されています。

祈ることは大切なことです。

しかし、人々が願う前から、その必要とするものを知っておられる天の父は、人間が願ったことをそのまま叶えることをもってして、ご自分の、その人に対する愛の証、とはなさらないのです。

なぜならば、私たちはいつも、「欲しいもの」を願っているからであり、それに対し、

神様が私たちに叶えてくださるのは私たちの魂にとって「必要なもの」だからです。

<引用終了>

  

神さまは、私たち自身より、私たちのそば近くにおり、例え口に出さずとも、私たち以上に、私たちの望むものを知っておられます。

そして、私たちの望み、願いを全て聞いてくださっています。 

私たちの人生が、平和で順風で

・友達や家族の笑顔に恵まれ

・健康で金銭的な憂いが全くなく

・将来の不安など、みじんもない 

そんな時にはきっと 

・神さまに祈ることも、

・全てを用意してくださった神様に感謝することも

・人々の優しさに気づくことも 

あまりないかもしれません。 

神さまの恩寵は2段階で現れると言います。

・まずは、不幸に見える出来事 

これを通じ、私たちは、悲しみ、苦しみのどん底に落とされます。 

嘆き、悲しみ、涙を流し、不平不満を口にして、世の中、全てを呪うかもしれません。 

自分の力ではどうしようもないと諦めかけた時、神さまを思い出すかもしれません。

人知を超えた力にすがろうとするかもしれません。

そして「祈り」始めます。 

この時、神さまは、全ての全てを見ており、私たちの心の中まで、把握しています。 

なぜなら、「不幸に見える出来事」を持ってきてくださったのは神さま自身だからです。

私たちは、早く苦しい状況から抜け出したくて、具体的に神様に「祈り」ます。 

神さまは、その「祈り」をじっと聞いておられます。 

私たちは、苦しみ、悲しみの中で神さまに祈ることを通じ、 心、魂が、どんどん、どんどん成熟していきます。

・人々の小さな優しさに気づきだします。

・健康だったことが、どれだけ、ありがたいことだったかに気づきます。

・同じ苦しみを持つ人の、心の叫びが聞こえるようになります。 

その時です。 私たちの心に気づきが起こります。

どうして神様が、私たちに「悲しみ、苦しみ」を運んできてくださったのか?

物理的な状況は、全く変わらないかもしれません。

ですが、目に見えない、私たちの魂は、美しく純粋に生まれ変わりました。

  

祈りを通じ、神様が私たちの魂を洗い、本当に私たちの永遠の生命にとって大切なものを、くだされた瞬間です。 

祈りは、必ず聞き届けられます。



「シリウスと瀬織津姫」


今日は、大祓祝詞に出てこられる瀬織津姫について書いてみたいと思います。 

瀬織津姫は、

・水の神様

・滝の神様

・龍の神様 

と言われていますが、記紀(古事記・日本書紀)に名前はでてきません。

古の時代、藤原氏の祖先、つまり中臣氏(代々 祭祀を司っていた家系)のどなたかに神々が降りて伝えられたという、「大祓祝詞」に出てくる祓戸四柱神の一人です。 

祓戸四神とは、 

①瀬織津比咩(せおりつひめ)  → 禍事・罪・穢れを川から海へ流す

②速開都比咩(はやあきつひめ) → 海に流した禍事・罪・穢れを飲み込む

③氣吹戸主(いぶきどぬし)   → 速開津比咩が飲み込んだ禍事・罪・穢れを根の国底の国に吹放つ

④速佐須良比咩(はやさすらひめ)→ 根の国・底の国の禍事・罪・穢れを神々の清らかなエネルギーに変換して地上へ戻す


つまり罪穢れを、決して滅ぼし消し去る(西洋の思想)のではなく、 

縄文の心(古来 日本の心)の通り、例え悪であっても受け入れて循環させ、

清らかなエネルギーに変えてしまうのが祓戸四柱神です。

まさに私たちに日本人の和の精神(縄文の心)です。 

西暦700年代、日本書紀や、古事記などの成立に伴い、日本古来の神様であった、「瀬織津姫」は封印され、力を矮小化されて伝えられてきました。

歴史は常に時の権力者によって書き換えられます。


瀬織津姫が封印されてきた理由は、 一説では、女帝の持統天皇即位の正当性を示すために

伊勢神宮に祭られていた天照大神を男神から女神に性別変更したため、男神の天照大神と並祭されてきた瀬織津姫が邪魔になった。

ですが、その信ぴょう性はもちろん、今となっては推測の域を出ないものです。

 

「瀬織津姫」は日本では 

・菊理媛神、

・ミズハノメノミコト、

・市杵島姫命、

・弁財天 

等の水の神や熊野権現が瀬織津姫と同一神とされています。

はっきり判っているだけでも500近くある瀬織津姫を祀る神社の他、全国で3000社以上ある熊野神社や、白山神社、厳島神社 等、知らないうちに祭神がすり替えられた神社を含めると、この女神が1300年前までどれほどの大神であったかが窺われます。

水の神様であり龍神様でもある瀬織津姫には浄化し、祓い清める働きがあります

以下の記事の元ソースは、

「坂本政道 ベールを脱いだ日本古代史 高次意識トートが語る」からで、知恵の神トートからの情報です。(詳しくは、そちらをご覧ください)

 

瀬織津姫は、沢山の別名があります。 観音菩薩白山姫、アラハバキ、。。。シリウスからの、日本古来の姫様です。

が、天武天皇の時代に多くの神々と一緒に封印されていたそうです。十一面観音の形による封印

封印したことを詫びる供養が今でも行われています。

東大寺二月堂の修二会で、752年以来毎年続いています。

正式名称を「十一面悔過法(じゅういちめんけかほう)といいます。


2千年前に大和族(アマテラス族)が渡来してきた時、彼らはネガティブなオリオン系宇宙人と交流していたため、三輪山一帯に侵入した時に、オリオン人はシリウス人(龍型宇宙人)を封印したそうです。オリオン星人は好戦的で攻撃的な性格を持っています。

正確には、封印と言うよりも自ら三輪山に身を隠した・・と言う方が正しいかもしれません。

ですが、その封印が、数年前に解かれたそうです。

それはこの坂本さんのトート情報だけでなく、全く別の情報ソースである浅川嘉富さん著作の「龍蛇族直系の日本人よ!」にも記載されています。

神界から直接地球にやってきた少年の話として・・・

 

「六甲比命大善神」と書かれた看板とご神体の巨石。瀬織津姫の墓と呼ばれている巨石。


古代、縄文の時代より、私たちと関わりのあった、シリウス系の龍の神々が自由になれた・・ 

今まさに起きている国常立命の復権と同じく。

と言う事は、これから新しいミロクの世の出現が期待されます。

ですが、それはダライラマが言うように決して 神々任せではなく、私たち一人一人の行動があってこその事だと思います。

私たちが今できることは何か? 

それは、きっと力ある人に頼ったり、不思議な現象・能力に頼ったりするのではなく、

自分の心の持ち方の問題だと思います。

それを考えて、日々一つづつ行動に移して行けば、今も見守り続けてくださっている縄文の神々と協力して美しい世界を作ることが出来るかもしれません。