2024年8月13日火曜日

3518「青空ひろば」2024.8.13

今回は立花大敬さんの大敬ワンディー・メッセージ「青空ひろば」の最新の記事を紹介します。


1428 2024.07.28  ~ 1435 2024.08.05

H.28.12.18実施「大阪の感動塾」のレジメより

テーマは「如来と菩薩との縁を楽しむ」  

<人類の魂の進化モデル(金平糖大作戦)>

・大敬の「金平糖大作戦」という進化モデルの基本構造は、「一」→「多」→「一」。名付けて「ウニタイプモデル」

・ケン・ウイルバーの進化モデルは、「前個」→「個」→「超個」 これをウイルバーは「アートマン・プロジェクト」と命名している。

・ロバート・モンローの進化モデルも、「一」→「多」→「一」。名付けて「イソギンチャクタイプモデル」


<金平糖大作戦神話の概要>

① 他の星での進化過程を終え、ジャンプして地球次元に到着

② さらに一層進化する必要があると自覚(作戦を立てる)

③ 金平糖大作戦(「一(小)」→「多(個、ツノを生やす)」→「一(大)」)でゆくことに決める

④ ツノを生やしても、順調に伸びてゆかないで、すぐ本体(エデンの園)に戻ってしまう→根っこにフタをして封鎖、ケルビム(智)天使が担当

→封鎖によって、本体とツノの情報交換が困難になる

⑤ ようやく、ツノの成長が続くようになる→転生がスタート→霊界(次の生のための準備期間)が形成される

⑥ いのちの故郷(本体)を忘れ、「個(孤・粉)の自分」という錯覚

→恐怖心から生存のための争いが始まる

→罪(積み)、穢れ(気枯れ)が発生

⑦ しかし、ツノの成長とともに、ツノ同士のいのちや情報の共有が始まる(いのちの共感、思いやり、一体感)

⑧ いのちの共有化(一体化)が加速する

→いのちの共有が進んだ人ほど、高度の能力を発揮出来るようになる

→恐怖心をもととする社会システム(資本主義、共産主義など)が崩壊し、いのちの一体性に基づいた社会システムが育つ

⑨ 進化の最終ゴール(進化のゴール「ひとついのち」に、全員で到達)


<「如来」とは?>

「如来」=「一如(いのちの故郷)」から「来生(らいしょう)」した存在 私もあなたもイヌもネコも山も川も「如来」だ。


<「仏」とは?>

「仏」=「ほどけ」。自他弁別の錯覚による「囲い、仕切り」がほどけると他の存在や世界と生き通しとなる。そうなった存在が「仏」


<「菩薩」とはどんな存在か?>

自他一体の自覚を得れば、A君もBさんも、イヌ君もネコさんも山も海も川も、実はみんな自分であると気づく。だから、この世に一人でも苦悩の中にいる人がいれば、実は私が悩んでいて、私が未完成なのだから、私は何度でも地上世界に戻ってきて救済活動(実は、我が身を救い、養い、育てる活動)に務めようというのが「菩薩」。


<「自他一体の悟り」が開けるとどうなる?>

「白隠禅師坐禅和讃」で説明。

「因果一如の門ひらけ」→想いがすぐ叶うようになり

「無二無三の道なほし」→人生の進路に迷いがなくなり

「無相の相を相として」→こうでなければという意固地がなくなり

「行も帰るも余所ならず」→どこにいっても、そこが宇宙のど真ん中で

「無念の念を念として」→必要な時に必要なアイデアがやって来て

「謡ふも舞ふも法の声」→なにを言っても行動しても神ながら


<自他一体の自覚を得たらどう生きることになる?>

「三昧無礙(さんまい むげ)の空ひろく」→東西南北、生き通しのいのち

「四智円明の月さえん」

(註)四智(しち):

①大円鏡智(だいえんきょうち):世界全体が自分の身内という実感

②平等性智(びょうどうしょうち):すべての存在が、上下なく、平等に尊い「いのち」であるという実感

③妙観察智(みょうかんさつち):すべての存在が、その人(モノ)にしか歩めない、人類の進化にとって、大変重要で必要な道を歩んでいるのだという実感

④成所作智(じょうしょさち):今・ココで、自分がとるべき、人類の進化のために最適の行動を、損得利害に迷うことなく、咄嗟にとれる境地

(続く)


1435 2024.08.05 (前日の続き)

<青い鳥は、自分の中にいた!>

「此の時何をか求むべき/寂滅現前するゆゑに/當所即ち蓮華国/此の身即ち仏なり」

「蓮華国」:自他一体、「ひとついのち」の世界国が現実化する。

「此の身即ち仏なり」:ボクはボクでOKだったんだ!へたくそでも、自分の足で歩いていこう。時々、支えられたり、支えたりしながらね。(完)