今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2024年10月15日の記事を紹介します。
「神さまとの約束」
今日は、「如何に自分の魂を輝かせるか?」簡単な例でご紹介します。
私たちを取り巻く現実は私たちの心が作り出しています。
私たちの心が清らかで温かければ
清らかで温かな心の人々に囲まれ幸せに暮らせることでしょう。
私たちの心が濁り、自分さえ良ければ・・ の心であれば、同じような心の人が集まり、
殺伐として心が落ち着かない辛い世界に生きることになるでしょう。
今日は、その大切な心を清めるためのお話です。
日々の地道な積み重ねが、私たちの魂を輝かせてくれます。
私たちは生まれるとき、神さまから魂をいただきました。
みんなその魂を、自分の真ん中においています。
私のブログではよく「神さま」という言葉が出てきますが、
それは宗教的な意味ではなく、例えば
・サムシンググレートでも
・ハイヤーセルフでも
・アメノミナカヌシでも
・宇宙の意思でも
構いません。
要するにすべての生命体の源の意味として使っています。
さて今日は 醍醐千里さんという、二人の子どもを持つ中学校の先生のお話です。
何気ない日常の生活の中で私たちは、沢山の分かれ道に遭遇します。
私たちの心を美しく保つことは、
・何処かの誰かがしてくれることではありません。
・神様がしてくれることでもありません。
沢山の神社仏閣を回っているから大丈夫でもありません。
大金を払ってヒーリングしてもらったから大丈夫でもありません。
前世、有名な人だったから大丈夫でもありません。
全ては、今生きている、私たちの日々の心掛けにかかっています。
<引用開始>
魂は磨けば磨くほど光ります。
漢字の練習を一生懸命しました。
魂は昨日より光ります。
電車でおじいさんに席をゆずりました。
魂は昨日より光ります。
弟におやつをあげました。
魂は昨日より光ります。
今日はごめんねが言えました。
魂は昨日より光ります。
あの人にありがとうが言えました。
魂は昨日より光ります。
頑張ることや、誰かや何かに優しくすることは、魂を磨きます。
けれど頑張ることや、優しくすることだけではなく、
楽しいこと、うれしいことも、 魂を光らせることが分かりました。
友だちと楽しく大笑い。 魂は昨日より光ります。
誕生日のプレゼント。 魂は昨日より光ります。
楽しいことやうれしいことも魂を磨くと知って、 私はなんだかホッとしました。
ある日、掃除をさぼって友だちと遊びました。
友だちと楽しく大笑い。
けれどその日、自分の中の魂を見て驚きました。
あんなに楽しく笑ったあとだったのに、魂は光るどころか曇っているのです。
ある日、友だちからネックレスをもらいました。
お店から盗ってきたネックレスだと言います。
欲しかったものなので、よく考えもせずにそれを受け取りました。
その夜、魂を見てみたら、その日もまた魂は、 昨日より曇っていました。
ある日、一人が言いました。
「ねぇ、あの子、気に入らないよね?」
あっという間に、その子はひとりぼっちになりました。
私は、その子をひとりぼっちにさせる側にいました。
その輪の中で私には、急に仲間が増えました。
新しくできた仲間とともに、 おもしろおかしく過ごしました。
そんな日々を送る中、 私は久し振りに、自分の中の魂を見てみました。
私の魂は真っ黒になっていました。
私は、自分の魂の色を見て、 とても恐ろしくなりました。
楽しいこと、うれしいことの中にも、 魂をくもらせること、
魂を濁らせることもあると分かりました。
楽しいこと、うれしいことには、 2種類あると分かったので、
これからは、 気をつけていかなければならないと思いました。
毎日魂を磨き、 毎日魂の様子を見ているうちに、私は不思議なことに気がつきました。
磨いたつもりのない日でも、魂の輝きが、増しているときがあるのです。
そういう日の一日を振り返ってみると、その日は、きれいな花を見たり、
美しい夕焼けを見たり、 そういう日だったことが分かってきました。
映画を見たり、本を読んだり、音楽を聴いたり。
そういうことでも魂を、磨くことができるのです。
楽しいことやうれしいこと、 目にした景色や、聞こえてくるメロディ、あたたかな言葉。
その日その日のなんでもないことも、私の魂を磨き続けてくれたのです。
できるだけ魂を光らせようと、毎日を送っていましたが、 ある日、私は少しだけ疲れてしまいました。
夢の中で私は、神様に会いました。
夢の中で私は、神様に聞いてみました。
神様、私はいつまで魂を磨けばいいのですか。
私の魂は、いつ完璧に美しくなるのですか。
神様は言いました。
あなたは、あなたの最後のひと呼吸まで、 魂を磨き続けなさい。
みんな、その約束をして、地上に生まれているのですよ。
でも、神様、磨き終わらないうちに、最後のひと呼吸がきたら、 どうすればよいのですか。
心配しなくて大丈夫。
あなたの魂は、最後のひと呼吸のとき、必ず、最高の光を放ちます。
神様、私にはその自信がないのです。
あなたは、毎日魂を磨いています。
だから大丈夫。
最後のひと呼吸のとき、魂はそれまでで一番美しい姿を見せてくれます。
何も心配いりませんよ。
あなたの魂は毎日、昨日より輝きを増しているのです。
ときどき、自分の魂を、離れたところから見てごらんなさい。
あなたの魂があなたの体を越えて、まわりに光を与えていることにも、 気づくことができるでしょう。
このごろでは、あなたの魂の輝きで、道を明るくする人も増えてきました。
さぁ、戻って、魂を磨いてきなさい。
毎日を楽しくうれしく感謝の気持ちで送るのですよ。
そうするとあなたの魂は、キラキラと光を強くしていきます。
あなたがここに来るのは、まだまだずっとずっと先。
あなたの人生を、楽しんでいらっしゃい。
あなたがどんなに素晴らしい魂を持って、ここに帰ってくるか、私はそれを楽しみにしています。
目が覚めた私は、 それまで気づかなかったことに気づきました。
昨日より今日。 今日より明日。
私の魂は輝きを増し続け、毎日新しく生まれ変わります。
そして必ず、その日の魂が1番光る魂。
魂を磨くという 少しの努力、優しい気持ち、そして うれしいこと、楽しいこと。
日々の中に散りばめられた美しいもの。
神様との約束を思い出したので、私は、なんにも心配しないで、
毎日を送っていくことができそうです。
なんにも心配しなくても、 私の魂は、昨日より光ります。 光り続けます。
<引用終了>
醍醐先生は、新米教師の頃は、生徒との関係も、授業もうまく行かず、
朝起きるのも、教室のドアを開けるのもつらくなってしまったといいます。
29歳で二人の子の母となり、二度の育児休暇中に母親業に徹することで、教員の在りかたに親としての視点が持てるようになり、その結果学校での姿勢も少しずつ変わっていきました。
その頃から、奇跡が訪れるようになったそうです。
行事やクラスのトラブルに、大どんでん返しのミラクルが起こり、うまくいくようになった。
教員だった両親が教えてくれた言葉、
・正しいと思うことを貫く姿勢
・自分の心を磨くこと
この二つを胸に、がむしゃらに突き進んだのだそうです。
私たちは、みんな生まれてくる時に神様と約束してきました。
「最後のひと呼吸まで、魂を磨き続けます」って。