今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2024年10月04日の記事を紹介します。
「神々が望むもの」
新しい希望の世界に向けて、現在戦争やパンデミック、
その他もろもろの悪しき現象が世界中で起こっています。
まさに夜明け前の一番暗い闇の中ですが、明けない夜はありません。
その全てが終わった後、地球の希望の灯として残されているのが
私たち日本人の大和心(やまとごころ)、古き良き日本の縄文の心です。
・例え武力はなくとも
・経済力は弱くとも
私達には胸に秘めた大和心が存在します。
諦めずに、その心を呼び覚ますことこそが、美しき新たな地球の姿に繋がります。
それでは今日も、その大和心を思い出すために、心のことを書きたいと思います。
古事記によれば、宇宙で一番はじめに現れる神は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)です。
ですが、すぐにお隠れになりました。
その後まもなく高御産巣日神(たかみむすひのかみ)が現れ、
続けて、神産巣日神(かみむすひのかみ)が現れましたが、
やはり同じようにすぐに姿を隠してしまいました。
この3柱の神を造化三神(ぞうけさんしん)と呼びます。
ちなみに斎藤一人さんについていらっしゃるのは天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)だそうです。
天照大神や月読の尊、スサノオなどは、もう少し時代を下ってから生まれます。
これら宇宙規模の大本の神々は何を望んでいるでしょうか?
神道では、願い事は、自分の願いを言うのではなく、神々を喜ばすのが先。
喜んで頂けば、自然と願いをかなえてくださる。。
そのような考え方をします。
今流行りのパワースポット巡りのように
・あれをしてくれ
・これをしてくれ
・お金を儲けさせてくれ
・病気を治してくれ
などの自分の欲が先・・という考え方とは正反対です。
この喜んでいただくとは・・・
・神様にお酒を奉納することなのか?
・卵を奉納することなのか?
・美味しい肴を奉納することなのか?
もちろん、そういった形あるもので表現することも大切なことでしょう。
ですが、神々の系譜の先頭の大本の神々(宇宙神)は、
・俺は龍神だから卵を持ってこい
・お酒を持ってこい、但し辛口が良いぞ
・ビックリするような不思議な現象を見せてやるぞ
・欲まみれのどんな願いもかなえてやるぞ
そんなことは決して言わないし、望んでもいないと思うのです。
神さまが望むことは、私たち人間たちが
・素直な心で
・互いを思いやり、助けいあい、
・お互いさま、お陰さまの気持ちで
仲良く笑顔で暮らしていく そんなことではないかと思うのです。
それこそが、神々が私たち人間に、一番望んでいらっしゃる心ではないかと思うのです。
だからこそ、宇宙神は、私たちの心の浄化を一番の喜びとされるのではないかと思います。
私たちの心の霧が晴れ、神々しい光が差し込んだ時、宇宙神は、小躍りして喜んでくださると思うのです。
そして、その私たちのま心こそが、神々のエネルギーの源泉であり、
神さまと人間たちが、共に幸せになる道だと思うのです。
・神さまから一方的に何かを頂いたり、
・不思議な現象を見せて頂き、好奇心を満たしたり、
・それを自慢し、人に羨ましがられたり、尊敬されたいと言う欲を満たしたり
・自分は神さまと繋がっている特別な人間と、周りの人を支配しようとしたり
神さまは決して、そのようなことを良しとなさる方とは思えないのです。
神社に行くと必ず、神殿の中に鏡が置いてあります。
鏡は、私たち自身の ありのままの姿を映し出すものです。
神道の本質は「鏡」にあるとも言われています。
神社の社殿の鏡は、参拝する人自身の姿を映し出すとともに、その人の自分の中にある神さま、つまり、自分の本質、本当の姿を思い出し、自覚する場所でもあるからです。
鏡に映るのは、自分の中に居らっしゃる神さまの姿です。
この鏡の前に座り、敬虔な気持ちで手を合わせ、祈る時、神さまと私たちは繋がります。
そして、神さまの前に素直になった心そのもので、自分の周りに居てくれた人たち、
家族、友人、同僚、そんな人たちに、感謝と、祈りにも似た気持ちで接することができれば、
神々は喜び、今度はそこで、その場において 、私たちと神々のエネルギー交換がなされることでしょう。
その時、私たちはきっと気付くはずです。
・私が好きな人も
・私が嫌いな人も
・私を好きな人も
・私を嫌いな人も
みんな、みんな大切な人だったと。
かけがえのない人だったと。
溢れる感謝の気持ちと共に。
私たちは、人の 嫉妬、やっかみ、悪意には鈍感でも構いません。
ですが、人の優しさ、温かさ、思いやり、愛情には敏感でありたいものです。
なぜなら、そこには神さまがいらっしゃるからです。
心の浄化が始まった時、神々の喜びとともに、大いなる幸せも、続々と現れることでしょう。
何故なら、人の心の浄化こそが、神々のなさる最大の奇跡だからです。
私たちの運命と言うものは、どこでどう転ぶかわからないものです。
ですが、その未来の方向性を決めるものこそが、普段の私たち自身の心の状態。
そして、日々の生活の中で、
・お陰様
・お互い様
とみんなが仲良く笑やって、助けあって生きていくこと。
そういった些細ではあるけれど、心温かな交流こそが、めぐりめぐり、将来において、自分自身に帰ってきます。
そして自分自身の運命を良き方向に運んで行ってくれま。
決してどこかの誰かが何かをしてくれたから幸せになるわけではありません。