今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2024年09月18日の記事を紹介します。
「天に帰ろうとしている方へ」
今まさに
天に帰られようとしていらっしゃる方々にも、
普段このブログで言っている、「感謝」や「ありがとう」が通用するのか?
綺麗事では無いのか? について書きたいと思います。
アメリカの著名な心理学者、
レイモンド・ムーディー博士が臨死体験者150人の証言をもとに、
「臨死状態に陥るとどんな感覚になるのか」をまとめあげたものがあります。
それによると、蘇生にいたるまで計14の過程があると言います。
私達は過去、何百回も死を経験し生まれ変わっていますが、
今生きている間は、それらの記憶が封印されていますから、
あちらでの生活や、その移行過程(生まれる、死ぬ)の記憶はありません。
ですので、この臨死体験者の経験が何か役立つかもしれません。
臨死体験者は、臨死状態から生還にいたるまでまで
次の14の過程を踏むのだと言います。
1、自分の死の宣告が聞こえる
2、これまで経験したことがないような穏やかで愉快な感覚に包まれる
3、不思議な声が聞こえる。中には美しいメロディーという人も
4、突然暗いトンネルの中に引っ張られる
5、魂が肉体から離脱し、外部から自分の身体を観察する
6、懸命に自らの苦境を他人に訴えるが、誰にも聞こえない
7、時間の感覚がなくなる
8、視覚や聴覚が非常に敏感になる
9、強烈な孤独感に襲われる
10、周囲に様々な“人”が現れる
11、「光の存在」と出会う
12、自分の一生が走馬灯のように映し出される
13、先に進むことを遮られる
14、蘇生する
臨死ではなく、実際に向こうから戻らない場合には、
上記の13と14が無いことになります。
また肉体が死を迎える時、脳から大量のドーパミン(快感物質)が
分泌されることが解っていますので、痛みはありません。
これから、元の世界に戻ろうとされる方は、
意識の中で光が見えたら、そちらの方向へ進んで下さい。
瞬間的に亡くなるのではなく
一般的には、肺の機能が低下し、血中酸素濃度が減り、
脳の機能停止が起こると言われています。
ですので、私達一般人が 「死ぬ時って痛いんじゃない?」という心配は要りません。
肉体が機能停止した時、光が現れるので、そちらに入って行く・・
と言う事さえ間違わなければ大丈夫らしいです。
どうか元の世界に、帰られる皆さん、安心して下さい。
遅い早いの違いはあれ、みんなが通る道です。
また私達は、もうすでに、何百回も輪廻を繰り返していますので、
生と死は怖いものではありません。
さて、これで死と言う境界を通過する際の心配は無くなりました。
後は、死ぬ瞬間まで どう生きるか?
と言う事が問題となります。
瀬戸内寂聴さんは、死ぬ瞬間に付いてこう仰っています。
どんな辛い病気をしても、死ぬ瞬間まで、努力して下さい。
人の命は、そうするに値するものなのですから。
何に努力するのでしょうか?
寂聴さんは、私達の知っている「努力」と少し違った意味でこの言葉を使っています。
それは、この世に生まれてくる時に自分で決心したことを、やり遂げることです。
それは、もしかしたら、ブッダが2500年前に説いた、般若心経の真髄のことかもしれませんね。
この般若心経はブッダが一番後世に伝えたかったことなのだそうです。
日本には三蔵法師を介してもたらされました。
そしてこの般若心経の真髄こそが、日々の生活の中での
「ありがとう」、「感謝の心」なのでした。
・全ての人、
・動物、
・植物、
・自然現象に
感謝すること、ありがとうと言うこと。
そして感謝の真心を込めて日々を過ごすこと。。
私たちには、元の世界に帰るまで、
時間はあまり残されていないかもしれません。
健康な人でさえ、明日、帰らなくてはならないかもしれません。
どうか後悔せぬように、最後の一息を吐き終わるまで、感謝の日々をお過ごしください。
この最後の意識状態こそが、
次の生へと大きく影響すると言われているからです。