2015年2月15日日曜日

406「祀り6」2015.2,14

 2月9日を迎え仙台は程々に良い天気でした。8時半に出発して一路、岩手県遠野市を目指します。岩手県とモンゴルの相似象に気付いた後は、今回の巡りも関係がありそうです。
今日は車中では中山さんがあわ歌を10回歌う予定でいます。あわ歌3回を2度で丁度遠野に着く加減です。午後に3回、最後に仙台に帰る時に1回の計画で進みました。

 始めの3回が終わってのお言葉です。
「訪ねる先は、古き大きなる地にありて、見まごうばかりのその姿、光を限りなく注ぎゆき、大きく発する事となる。
 大地の中心、岩は三つに分かれて、その身の多くは地に埋もれ、頭の一部は現れて、悠々流れる風の中。
 南に大きく山広がりて、北の地を大きく西よりの川あり。
 日は高きとなり、その岩の上にかかりたる果てしなき大地が目覚め行き、多くの方々立ち上がり、悠々大地を満たし行き、西の広きを守り行く。」10:19


 この言葉の内容はモンゴルの地のことの様です。お言葉にある大地の中心にある岩、南に大きく山が拡がり、北を西より川が流れる処です。Kさんの購入した旅行ガイドブックやパソコンでいろいろ調べてみるとぴったり、何と、その条件に該当するところがありました。驚きです。それは「タイハル岩」です。写真を見ると将にここだ確信します。中山さんに下される情報の大元は如何なる存在なのか、インターネットと同じような情報通信の仕組みなのでしょう。いずれにしても中山さんのアドレスは常に大元とアクセスされている状態で、こちらの状況に応じて次々と必要な言葉や絵などが送られてくる感じです。

タイハル岩
車中では何やら次の言葉がありました。意味不明です。
「ターン ヅルイ ハーン   ウラリ  ターダー  ターン  ヅオイ タムカラ 」

 後で翻訳して頂いたら以下の内容でした。
「ターン ヅルイ ハーン ( 独立して 集いて バランス保ち)
  ウラリ (うみいだし)
  ターダー  ターン  ヅオイ (それぞれが拡散、凝縮をくりかえし)
 タムカラ (空(から)となる)」

 いずれにしてもどんな意味かはっきりしません。モンゴルに関係することなのでしょう。彼の地では人々がそのような部族、国の勃興、消滅、拡散を繰り返し、営みの中に今は空になっている歴史を語っているのかもしれません。
 引き続き、中山さんは3回あわ歌を歌い終わり、6回目の後に頂いたお言葉です。
「ある時に渡り行きたる身なり。
 広き大地は繁る大地、水澄みて、清き川、とうとうと流れ、
 つれてはいきいき、皆々いきいきそれぞれ楽しみ、大きくのびのび、
 只々その日を、我思うままにありた。
 大きなる地ぞ。この地只今、見るはその影も無きなり。
 水枯れ、地荒れ、心荒み行くは真に惜しまるる。
 再び皆々立ち上がりて、元へと還す、大きなる思いあり。
 この地へ新たなるをお頼み申す。皆々方々共に参る。」11:48


 やはりここでもモンゴルの事が語られています。いよいよモンゴルへの旅の準備が必要なようです。
 そうこうするうちに目的地の遠野市宮守町にある「呼ばれ石」に着きました。氷点下6度です。雪舞う中、国道脇にある巨石の前に立ち、さながらあわ歌ペンギン合唱団のように、呼ばれ石に向かってあわ歌を響かせました。


 その時のお言葉です。
「只今より申すは醍醐(第五?)の広き空、この地へと繋ぎ行く光の元なり。
 大きな時を費やしてここに在り。
 遥かな響きをこの身に入り、伝え行くなり。
 必ず記録し伝えませ。写すはこの地を守り行くためぞ。
 この身より出で行く光、皆々共に受け、更なる進みへ。
 ツーム ユール フラルリ ヒカリ
 ユラルリ タイム ウミ ハナツミ」12:23


 最後のカタカナの意味は後で判読したところ、以下の様です。
 ツームユル フラルリ ヒカリ (集いて、湧きて 光巡り)
 ユラルリ タイム ウミ (溶けあい 生み広がりて)
  ハナツミ (花となり、実となる。)


 とにかく冷えました。急いで近くの道の駅に直行です。すっきりして暖かい昼食を頂き、生き返りました。ゼザートにプリンやソフトクリーム、たい焼き等を美味しく頂き、満腹です。
 午後の目的地へ元気に出発です。食後の幸福感の中で中山さんはあわ歌を3回響かせました。夢心地の響きでしたがしっかり終えることが出来ました。今日9回目のあわ歌を終えてのお言葉です。

「この身はこの地に在りて、元なるへと戻るを皆々様へとお知らせ致し、この星の新しきを伝えるなり。
 如何なるやは、この地の言葉にて伝えるは難しき。
 只々表し知らせて、皆々様の思いを変え行く事なり。
 変え行く時はこの身の響きと共なれば、大いに励みて参る事となります。
 古き大きな響きへ参り行く道なり。
 あーおーうーあーおーおーあーうー」14:40


 目的地は一関市千厩町磐清水にある重箱石です。国道沿いに巨石が重なりさながら、名前の通りの重箱の様です。


「1.8m四方の大石(花崗岩)が3重に重なり、約3m余りの高さがあり、弁慶が重ねた石と伝えられている」と記載があります。
 重箱石の脇を少しあがると山の斜面に巨石が何個もあり、青麻社が祀られて在りました。そこで中山さんがお尋ねされた時に以下のお言葉がありました。


「三億七千来りて在るぞ。下りた柱は幾億なるが、ここに残りて見届け来たり。
 働き生みいだすは天なる響きぞ。伝えて参れよその響き。」15:22


 この地に天下った御霊の数でしょうか。働きを生み出だす天の響きをしっかりと伝えて行くようにとのことです。車は氷が張りついていて如何に冷えているのか分かります。
 次は同じ町内で直ぐ近くにある、夫婦岩を見ましたが、ここは何も無しと言う事で次へ向かいました。
 車が走り出して程なく次のお言葉がありました。

「あった あった あったりた。呼んで 呼んで 呼ばれたよ。
 ヒンズー遥か離れたよ。みつだは未だ 未だ此処に居る。
 早く早く見せて聞かせよ。待ちますよ。」15:38


 意味が良く分かりません。モンゴルで私達のあわの歌の響きのお伝えを待っているのでしょうか。車は次の目的地一関市藤沢町にある立石神社に向かいます。