2015年2月1日日曜日

397「酔狂2」2015,1,31

 この新年1月に、皆さんが根本道場に参詣したことは素晴らしいことだ。本当の事を言う人間はいのちを狙われる。声を大にして言うと殺そうとして来るおかしい世の中だ。魂が行きつくところに行くには、お題目を唱える事で出来きる。そうすると宇宙エネルギーに合致して、その人の良い処にエネルギーが合って来て、マイナスを吹き飛ばして行ける。
今回は14名、選りすぐられて選ばれてきている。私は今、声が出ない。大事な事を言わされない様にされている。お題目で都合の悪い事を全部消滅させて頂くバージョンになっている。
 その後、お屠蘇を一人ずつ頂き、この場で今年1年、何に向かって関心を持って生きるか宣言する。そうすると宇宙エネルギーは入り、定着する事でその関心事にエネルギーが入って行く。喜ぼうこの人生、もっと喜ぼうこの人生、喜べば喜びが入ってくる。

 2015年は「酔狂年」で、「月がとっても綺麗だったので持ち金すべてを散財して、危険を承知で、自由で酔狂な人生を選びました。」と言う事です。訳が分からないけど、ただ月が綺麗だったからその選択をした。そんな生き方を今年は目指して下さい。まずは生きている限り、今を精一杯に生きる事です。」


 御導師のお話の後に、皆さんの名前入りのお題目のお言葉が記されてあるの栞を皆さんに頂きました。その中には以下の様に記されています。

「無始己来(むしいらい)、訪法罪障消滅(ほうぼうざいしょうしょうめつ)、今身(こんじん)より、佛身(ぶっしん)に至るまで、持奉(たもちたてまつ)る本門(ほんもん)の本尊(ほんぞん)、本門の戒壇(かいだん)、本門の事行(じぎょう)、八品所顕(はっぽんしょうけん)・上行(じょうぎょう)所伝(しょでん)本因(ほんいん)下種(げしゅ)の南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」

 この言葉を皆さんと唱和し、その後お題目を10分ほど唱えました。その後に一人一人お屠蘇を頂き、今年の杉浦先生直筆のお言葉入りのカードを頂きました。その順番は名前入りのカードを皆さんでカットして順不同にしてのものです。カードには私が頂いたものと同様に、以下の言葉がありました。
「羊年は、ふんわり まあるく 酔狂で お幸せに」
 私は既に頂いていますのでお屠蘇は最後に頂くことに成りました。



 仏前でお屠蘇の拝受の後、前に立ち、各自が今年の関心事を宣言しました。その各自の宣言に対しての杉浦先生のお言葉を幾つか紹介します。



「全ては自分。人の事や他からの知恵や生き方を捨てて、全て自分が自分の人生を切り開いて行くこと。それが自灯明となる。全てはここにある。自分で自分の人生を、自分で生きる事を決心することです。」

「そうかもしれないが、そうでないかもしれない。の視点で生きると人生が素晴らしい事になる。素直が一番で、思うような幸せに成れる。」

「自分が素晴らしいと思う事をする。人と同調せずに自分でやって行くこと。ずうずうしくする。そして素直が一番。経験した事が自分の核心となります。」

「いつも笑っているのが一番良いことだ。もう流れは変わった。面白味のないことにも笑える。訳なく笑えるのが素晴らしい。それは持ち技で特技だ。オリジナルなものを持っている。誰からも分かってもらえなくても、上が分かってくれたと言ったが、これからは幸せなバージョンになります。」

「人間、誰しも歩く時にいちいち右足を出して次に左足を出してと考えない。目標を決めたら自然に歩いてそこへ行ける。不思議な事は何もない。当たり前の只々に感謝していること、そうしてエネルギーを頂ける事は素晴らしいことです。」

「不思議なくらい思いが実現する。目の前にいない人の批判は相手が知らないと思ってしているが、それは相手でなく自分の問題で、その跳ね返りが自分に来ている。政治家やタレント、身の回りの人の非難をすればそれは自分の問題だ。非難、批判している人の話しを聞いて、それは止めたらいいのにと思う、今日この頃です。」

「普通の生活をしていると、理想の生活が来ないと思う。思うように行かずに、箪笥の裏が引っくり返った気持ちだと言うが、後になったら良く分かる。渦中にいると分からない。それが我。かく言う私もそうだ。昨夜、夜中にうなされた。これは必然と反省するしかない。ごめんなさいをして誰を恨むものでもなく、切り換えて行く。人間はひっくり返らないと起き上がれない。それは生きている証拠で、起きて当たり前。起こる事は全てベストなことと思う。」

 私の宣言の時に成りました。何故か言葉を発する前に訳も無く声を失い、感涙してしまいました。顕在意識ではどうしようもない何か深い感動があり、開放されたのかもしれません。言葉にならずに暫し棒立ちしていましたが、兎にも角にもありがたき頂きでした。



 最後に御導師からまとめのお話がありました。
「先日入院した時に何と39種類の薬を飲まされた。飲むほどに体調が悪くなり全部捨てた、飲まなくなったらどんどん元気になった。死のうが生きようがそれは自分だ。薬は怖いものだと改めて思い知った。  
 全てを淡く、淡く思う事。それが一番思いが叶うことになる。そして今年は酔狂で生きること。がむしゃらに生きるバージョンの流が変わり、生きているいのちを楽しく、面白く、嬉しくの流れにすること。そして遊ぶために生きていることを理解する。遊ぶのはこれまではタブーだったが、しかし宇宙エネルギーはイキイキ、楽しく生きる姿勢を叶えるバージョンが全てだ。そう確信して今年も行きましょう。」

 丁度13時に終わりました。引き続きは後は食事会です。今年も宇都宮のTさんとSさんにお世話になりました。特にお弁当等の食事の用意をして下さったTさんのオリジナルのマクロビ食は美味しく、皆さんに好評でした。
 彼女も昨年は、この信念会以来好調に進んでいたのですが昨年末に思いがけない事が起きたようで、どの顔下げて参加するのか躊躇したようです。しかしそれはそれで、素晴らしい場で新たなスタートが切れそうです。Tさんの小学2年生のお譲さんも参加してくださり、とても可愛いく、直ぐに皆さんに溶け込んで楽しいひと時だったようです。帰宅した後も何度も今日は楽しかったと話して、参加していた方々を自由人で善い人達だったと言っていたそうです。Tさんから、来年はもっと腕を揮って食事を用意したいと話して下さいました。嬉しいことで、来年も楽しみです。









 差し入れの日本酒や御導師が毎年用意して下さるにごり酒の1升瓶も空いて和気藹々の交流会、懇親会でした。