まず自分の必要、目的を定めることが大事です。そして具現化できる理論、その手段、技術を得ること。それを具体的に作ってくれる理解ある専門家、建築業者に縁することです。今の建築業界では中々この条件を満たしてくれる業者は少ない様で、いのちを育む、価値感を共有出来る方は稀有です。
実際、私が必須と考えている生体エネルギー建築を具体的に施工してくれる理解ある専門家を育成する必要を痛感し、若い志のある皆さんと自前に建築工房「想創」を1年半前に始めることにしました。
住環境工房「想創」 http://www.j-sousou.com/
今回の勉強会に参加下さった皆さんはほとんどが生体エネルギーの勉強会に是までも参加下さり、勉強を既に始めて継続している方です。その中で初めて参加の方がいました。それは天外伺朗(本名 土井利忠)さんです。天外さんはソニーの上席常務、ソニー系列研究所の社長等を勤め、CDの開発やロボットのAIBOの開発責任者で数々の業績を残し、数多くの著書を出版しています。
私は天外さんが主催するホロトロピックネットワーク(旧マハーサマディー研究会)が設立された1997年からの会員で、そのご縁で、仙台天命塾で天外さんの講演会をこれまで毎年のように開催してきています。
昨年、ホロトロピックネットワークの東北祈りの旅の青森ツアーに私が参加した時に、天外さんから住宅を新築するつもりで生体エネルギーの水誘導翻訳装置のことを尋ねられました。当然、それは必需で是非とも設置下さいと話しました。
その後に、構想中の住宅のプランニングをお聞きしたのですが、残念ながら色々の疑念、問題点を指摘することになりました。私の生体エネルギー建築理論からみて禁忌の事が何点もあり、天外さんからすると工務店と相談して良いと思えることを進めていたのですから意外だった様です。
丁度、私たちの仲間のAさんが神奈川県で自宅を新築し、私と相談して生体エネルギー建築理論を取り入れて素晴らしい家が完成していました。天外さんに一度その家を見学してみませんか、とお勧めしました。論より証拠、実際に体感して頂くことがベストです。
時間を調整して天外さんと奥様、工務店の社長様と私でAさんのお宅の体験、見学会を実施しました。皆さんは驚きの体験でその素晴らしさに感動し、全てに納得頂けました。
何しろ施主さんのAさん御家族の住みだしてからの変化、特にAさんのお母様がどんどん元気になり、姿勢も良くなり活動的に変化したことはビックリです。いずれ介護用にと工夫したものは使わずに済んだことは嬉しい大誤算だったとのことで、今はお母様のお友達のたまり場になっているとのことです。ここに至るまで、Aさんが仙台に生体勉強会に毎月のように通い、熱心に勉強を重ねた事などのお話にも納得です。天外さんの奥様は直感的に理解されたようで、これだと思われたようです。
その後、天外さんの設計図面を見せて頂いたのですが、そこで多くの問題点をお話したところ、私の指摘を受け入れて、契約をキャンセルしてゼロから作り直すことにされました。善き決断だと思います。それから奥様が2回、仙台の生体エネルギーの勉強会に参加し、生体エネルギー商品も使用くださるようになりました。その後、具体的な設計相談もあり、一度東京でお会いして図面を拝見し、その後はメールで遣り取りして来ていました。
今回、「じんち」の特別勉強会を開催するのでお誘いした所、多忙な中、奥様同伴で参加して下さいました。今回のように、生体エネルギーの建築の事だけお話することは是までありませんでした。ですからタイムリーで新築家屋の見学会をして、リフォーム事例として中山歯科での数々の取り組みをご覧頂ける貴重な機会になった様です。
昼食はお弁当を頂き、8台の車に分乗して現地に移動です。