生体エネルギー建築理論では構造体が完成し、直ぐにリフォームが出来、必要なら何度でもする事が可能と考えています。前にも触れましたがリフォームとは能力が不足したという時に、その能力の追加、加算を言います。その中には一般的に言われるリフォームもありますが、形態、機能の修正、向上だけでなく能力の加算が入りますので視点が少し違います。
そもそも家の能力という視点が現在の建築にはありません。しかし単に雨露をしのぎ、文明的な生活を享受できるのが住まいと考えているとしたら、メーカー、業者の土俵の上の理想でしかありません。最近は天然素材で健康住宅が売りですが、果たして現代社会の劣化環境でいのちと健康を得て安心して暮らせるのかはなはだ疑問です。
ウイキペディアにリフォームについて以下の様に記されています。
「リフォームとは、居住の改築や改装のことで、特に内外装の改装を差す和製英語。
英語の reform は「改心する、改正する」もしくは広く「作り直す」の意であり、日本語の「住宅リフォーム」に相当する語は renovation、refurbish である。また、建築業者の中には「リフォーム」ではなく、「家を作り直す」との意を込めて「リホーム」 (rehome) としているところもある(これも和製英語)。
住宅リフォームの主なものとしては
雨漏りなどの修繕
外壁の取り替え
住宅設備(キッチン、浴室などの水周り主体)の取り替え、補修
今の住宅の床面積を増やす(増築)
今の住宅の床面積を増やさずに中の間取りを変える(改築)
省エネルギー性能の強化(エコガラス(省エネ複層ガラス)、サッシなど)
耐震性の強化(補強工事など)
手すりや階段昇降機の設置などのバリアフリー対応化
オール電化
などが挙げられる。」
今回、敷地、家屋の能力、機能を高めるためのリフォームに「八倉(やっくら)」を設置しました。敷地に前からあった家屋を解体し敷地の造成をした時に、大きな石が沢山出てきました。多分、それは地元石で、元々この地の山を宅地造成する時にあったものと思われます。その中で大きくて良さそうな石を20個ほど取り置きしておきました。外構工事が終わったら作業しようと予定していたのですが、大雪で延期になっていました。それを2月15日にようやく作業が出来ました。
想創の若者2人で作業しましたが、石の重さに難儀しました。翌日は筋肉痛で大変だったようです。
この「八倉」は検索してもほとんど出てきません。佐藤政二先生の地元の長野県東御市辺りで先人が行なっていた知恵の賜物です。元々畑で出てきた石を脇に積み重ねていたものですが、それに方位と機能が加味されたものの様です。
更にそこに生体エネルギー技術が加わる事で「じんち」的な機能が更に発揮出来ます。その要が生体エネルギー資材の「岩森力」です。液体と土を混ぜることで機能がスタートします。今回はコンクリート等を混和する舟に岩森力を入れそこに中山水と特別な液を混入して、石をドブ漬けします。相当に加算した情報処理を特別にしました。
それを北東の生門と南西の裏鬼門に10個くらい積み上げます。更に北西に一番大きな石を石宗(きひんせき)として設置しました。大きな石組みが出来上がりました。知らない人には異様なものに見えることでしょう。
設置後の敷地のエネルギー位置を確認しましたが驚くほど高まっていました。O様に最高のギフトになりました。
鍵の引渡しの2月17日朝に現地に行き、最終確認をしてきました。朝日が降り注ぎエネルギーに満ちた清楚で力あふれる気持が清清しくなる素敵な邸宅になっていました。
O様が明日には引越しされるとの事ですが、健康住宅は当たり前として豊かさ、能力が向上していく、施主様が満足の行く家を提供でき嬉しいことです。これから常にプラス1の加算を継続し、健康で豊かに楽しい生活を満喫頂けることでしょう。