今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2022年07月30日「感謝の心」 と2021年07月30日「感謝が足りない」の2つの記事を紹介します。
「感謝の心」
この肉体の最後の時、
「あぁ、いい人生だったな」ってつぶやいて天に帰りたいと思いませんか?
いい人生だなと思えるのはどんな人生でしょうか?
・全くお金に困らない裕福だった人生
・ずっと健康で健やかだった人生
・沢山の友人、知人にめぐまれた人生
なのでしょうか?
それとは逆に、「あぁつまらない人生だったな」って言う人生とはどんなでしょうか?
・貧乏な一生だった
・病気がちの一生だった
・数人の親友しかいなかった
そんな人生でしょうか?
私は思います。
良い人生だったと言えるのは、最後の最後
「ありがとう」と感謝の言葉を残せる人生
悪い人生だったと思えるのは、
心に憎しみや嫉妬、恨みを残したまま逝く人生
それは、目に見えるものや、地位や名誉、健康などに依存しません。
ただ心の持ちようだけです。
心が、肉体の最後を迎える時、どのような状態であったか?
でもそれは死ぬ時だけに限った話ではありません。
空海は仰いました。
「生きているうちに、天国にも地獄にも、生きることができるのだよ」って
このことを即身成仏と言います。
そして死の直前の意識状態は死後の世界にも大きな影響を与えます。
肉体が無くなれば、波動の世界。
思ったこと、考えたことがすぐさま現実化する世界ですから、
死の直前の心の状態が、そのまま自分の周りに出現します。
私たちは神様と同じように創造する力を与えられているからです。
タイムラグはありますが、この生きている物質世界でも同じことです。
ですから、
・よりよく生きるとか
・感謝の人生を送るとか
・周りの人たちと仲良く助け合って生きていくなど
そのように生きていきたいならば、
自分の心をそのような状態にしておけば、
自然と、周りが整い、心と同じ状況が出現します。
何時までも状況が好転しないのは、
自分の心の中に
・社会や誰かを憎む心
・呪う心
・嫉妬の心
などが巣くっていて、何時までも黒い霧 無明が晴れないからです。
苦しい状況が現れる時、
神様は、同じくらいの祝福を、後ろ手に持って用意してくださっています。
一旦、自分の置かれている状況を受け入れ、許し
「ありがとうございます」と感謝の言葉を言うことができた時
無明は晴れ、神々の祝福がふんだんに表れてくることでしょう。
神々の恩寵は、「感謝の心」を媒体とするからです。
「感謝が足りない」
神々の恩寵を欲しくて
・人は、パワースポットを巡ったり
・力ある異能の人の所に通ったり
様々、自分以外の外の世界に頼ろうとします。
ですが、この世、そして黄泉の国でさえ私達の生きる世界を決めるのは
私たち自身の心の在り方です。
さて今日のテーマです。
私たちが、遭遇する、あらゆる問題と思われること・・・
それは、もしかしたら「感謝が足りていないよ」と 教えてくれているのかもしれません。
小林正観さんは、全ての問題の根本原因は、「感謝が足りない事」そうおっしゃっています。
では正観さんのお話をご紹介します。
<引用開始> 引用元
物事がうまくいかないのは、「感謝」の気持ちが足りないから。
私たちは未熟なので、
・あれが足りない
・これが足りない
と言い続けていますが、
「本当に必要なものは、すでに神さまから与えられている」と考えることができます。
私たちは
・週に1日は休みたい
・月の休みがほしい
・年の休みがほしい
と言います。
でも、人間の臓器は、お休みをしていません。もちろん、夜も寝ていません。
365日、働き続け、それでも臓器は「月に1回や2回休ませて」とは言いません。
今、こうして生きていられるのは、休まないで動き続けている細胞や臓器のおかげなのに、
そのことに「感謝」をせず、「足りないものばかり」に目を向けています。
私たちは、心臓や、肝臓や、すい臓といった臓器から、沢山のことをしてもらっています。
それなのに、感謝を言ったことはありません。
右手で心に手を当てて、「ありがとう」と思ってみてください。
それだけで、心は元気に、やる気になることでしょう。
ご家族でパン屋さんを営む女性から、相談を受けたことがあります。
「10年間、小さなパン屋をやってきました。今までそれなりに順調だったと思います。
ただひとつだけ問題があるとすれば、売上が横ばいのままで、なかなか伸びていかないんです。売り上げを右肩上がりにするには、どうしたらいいのでしょうか?」
私は、その女性に尋ねました。
「パン屋さんは、朝が早いですよね。午前4時ころには起きて、パンを焼きはじめるのではないですか?」
「そうです」
「妻を手伝って、夫はそれを10年間、一緒に続けてきてくれたわけですね」
「そうです」
「子どもはいますか?」
「2人います」
「子どもは、お店を手伝ったりしませんか?」
「小学校から帰ってくると、袋詰めなどを手伝ってくれます」
「10年間もやってこられたということは、お客さんにも恵まれているのですよね」
「そうかもしれません」
「では聞きますね。10年間、朝早く起きてパンを焼いてきた夫に、手を合わせて「あり がとう」と感謝したことはありますか?
仕事を手伝ってくれる子どもたちに、手を合わせて『ありがとう」と感謝をしたことはありますか?
ずっとパンを買いにきてくださってい るお客様一人ひとりに、『ありがとう」と感謝をしたことはありますか?」
その女性は「えっ!」と言ったきり、しばらく黙ってしまいました。
・仕事熱心な夫がいる。
・仕事を手伝ってくれる優しい子どもたちがいる。
・いつもパンを買いにきてくれるお客様がいる。
感謝すべきことは山ほどあるのに、そのことに気がつかない。
「売上が上がらない」という一点だけに気持ちを奪われ、「神様なんとかしてください」 とお願いする。それは、「神様に宣戦布告している」のと同じことです。
私が神様なら、「感謝をしない人」の味方につくことはないでしょう。
「たくさんの恵みを与えているのに、どうして気がつかないのか。
どうして不足している と思うのか」と、疑問に思ってしまうでしょう。
「物事が思うようにいかない」と感じるとしたら、それはあなたの「感謝が足りないから」かもしれません。
<引用終了>
感謝の言葉、「ありがとう」には、本当に凄い力があります。
・ありがとう
・ごちそうさま
など、相手に感謝の言葉を伝えた途端、
相手の方を心から認めたことになり、その言葉を受けた人は 心が満たされて暖かくなり、
そのまた周りの人に その感謝の光の連鎖を広めることでしょう
そしてそれは 宇宙を共鳴しながら巡り巡り、何倍にもなって私たち自身に帰ってきます。
与えたものが受け取るもの まさにこの法則の一番理想的な形です。
ありとあらゆるものに、感謝してみてください。
嬉しいとき、楽しいとき だけでなく
・苦しいとき
・悲しいとき
・悔しいとき
全ての時に感謝してみてください。
なぜなら、神様は 私たちの今の状況に 一ミリも意地悪な状況を埋め込んでいないからです。
小さな小さな出来事、 嫌な出来事さえ 私たちの魂の向上にとって、繊細で、とても大切な出来事だからこそ、経験させてくれているからです。