2022年8月6日土曜日

2780「今後の日本の医療崩壊」2022.8.6

今回はIn Deepさんの2022年7月30日の記事を紹介します。

https://indeep.jp/booster-kills-japan/


「オーストラリアのデータでは、4回接種者の入院率は「未接種者の100倍」。それが導く今後の日本の医療崩壊」


日本でもすでに1000万人が4回目を接種

昨日、メルマガで、4回目接種がもたらしている結果について、英国やカナダなどでの非常に厳しいデータをご紹介させていただきました。

そうしましたら、その後、アメリカのカトリック系のサイトで、オーストラリアなどの新たなデータを使用した検証記事がリリースされていまして、その内容をご紹介させていただこうと思います。

これは、アメリカの疫学専門家のポール・アレクサンダー博士という方が、サブスタック記事として投稿していたもので、それを編集して記事にしたものだと思われます。

そこにあるオーストラリア・ニューサウスウェールズ州の州政府データによると、


「ワクチン 4回接種者のコロナ入院率は、未接種者の約 100倍」 


であることが示されていました。 

先日のメルマガでご紹介させていただいたデータでは、英国やカナダの死亡率に焦点を当てていましたが、メルマガでは、グラフを提示していませんでしたので、グラフと共にメルマガに載せた数字を改めて記させていただきますと、以下のようになります。数値は、カナダ政府のデータによります。

カナダはも 4回目の接種が始まっていますが、 6月6日から 6月12日までのデータです。期間が短いですので、全体の実数は多くはありません。

以下のようになっていました。 


・全コロナ死亡者  521人

それに対して、その死亡者の内訳は、

・ワクチン未接種者      36人 

・ワクチン2回接種者    43人

・ワクチン3回接種者 200人

・ワクチン4回接種者 242人 

となっており、全死亡者の 94%が、ワクチンを接種した人の死亡で、特に、ワクチン 4回目接種の死亡率は全死亡者の 50%となっていて、飛び抜けて多いことがわかります。

以下は日本語化したグラフです。


カナダでの 4回接種は、この時点では「まだ始まったばかり」の頃だということに留意いただきたいと思います。

つまり、現在この傾向は、さらに拡大している可能性があるということです。

数字の元となっているカナダ政府ウェブサイトのアーカイブは以下にあります。

COVID-19 疫学の最新情報 (2022年6月17日)

COVID-19 epidemiology update 

また、カナダでの同じ期間の「コロナ入院数」は、4回接種者が全体の 74%を占めているということになっています。以下のグラフです。

 

赤の「接種」は、先ほどのグラフ同様に、1回目から 4回目までのすべてのワクチン接種者で、カナダの入院患者の 90%がワクチン接種者であることが示されます。

 

現状では、4回目接種者に関する詳細なデータが出されているのは、このカナダくらいだと思っていたのですが、オーストラリアでも出されていることを今日見たライフサイトで知りました。

その状況は、入院の状況に関してはカナダの状況より「悲惨」です。

そのカトリック系サイトの報道をそのままご紹介しようとも思ったのですけれど、このアレクサンダー博士という方の文章の意味が「とてもわかりにくい」のです。

それで、その記事の中から、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の公式データの数値をご紹介しようと思います。

ライフサイトの該当記事は以下です。

これは決して「未接種者のパンデミック」ではなく「接種者のパンデミック」であることが公式の公衆衛生データが証明している

It was never a ‘pandemic of the unvaccinated’ and official public health data prove it

LIFE SITE 2022/07/29 

以下が、その数値が載せられた表です。

 

「全体の平均値 (Mean)」は以下のようになっています。 

入院数

・ワクチン未接種   1.5人

・ワクチン1回接種  45.8人

・ワクチン4回接種 151.9人 

このようになり、ワクチン未接種の入院数の平均が 1.5人であるのに対して、4回接種では、平均 151.9人となり、これが、「 100倍」という表現の根拠です。

実際には、2022年6月25日のデータのように、未接種者のコロナによる入院がゼロという日もあり、何倍という比較は当てはまりにくいかもしれません。

 

コロナ死亡数の平均の内訳は以下のようになっています。

死亡数

・ワクチン未接種    11.9人

・ワクチン1回接種    2.6人

・ワクチン4回接種 20.9人 

死亡に関しては、「 1回接種」が最も少なく、そして、やはり「 4回接種が最大」となっています。

平均値として未接種の 2倍ですが、英国やカナダのデータを見る限りは、この差は今後開いていくと見られます。

いずれにしましても、このオーストラリアのデータは、 

「 4回接種した方々が最もコロナで重症化しやすく、死亡しやすい」 

ことを示していると思います。

 

日本でも 4回目接種が始まっており、接種実績の状況は、首相官邸ホームページにありますが、7月29日の時点で、10,269,271人が 4回目を接種しています。1000万人です。

これが現在のコロナ感染拡大状況にどんな影響を与えるのかはわからないですが、英国、カナダ、オーストラリア等のデータを見る限り、先行きは悲観的です。

それと共に、これらのどの国でも、4回接種者の入院率が最も高くなっているため、日本でも医療の逼迫は今後さらに進むと見られます。

「4回目接種が原因となる医療崩壊」という懸念がかなり現実に近くなっているように思われます。

来たるべき医療崩壊も、さらなるコロナの感染拡大も、3回目と 4回目のワクチン接種が原因であり、それ以外の理由は何もありません。

データ上からはそれが理由のすべてです。