2022年8月11日木曜日

2785「人生の転機の時」2022.8.11

 今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2022年08月08日「人生の転機の時」と

2020年12月15日「苦の後に楽が来る」の2つの記事を紹介します。


人生の転機の時」


今日は、「人生の転機の時」に、どのような兆候や、前兆があるのか書きたいと思います。

誰でも、人生において、何回かの大変革の時が訪れます。

その理由は、私たちが、この世に生まれてきた目的が魂の成長のためだからです。

どうして、魂の成長のために、苦痛ともいえる、大きな出来事が必要なのでしょうか?

それは、当たり障りのない、幸せだけの人生では、

魂はほとんど成長することができないからです。

・苦労なんて嫌だ、

・いつも笑顔で、幸せだけの楽な人生でありたい

そう思っていても、

・苦しみや、

・悲しみ、

・自分ではどうにもならない出来事

などを通じ、魂が磨かれることを、

ほとんどの方は、もう気づいていらっしゃると思います。

その大きな目的である「魂の成長」を促すために

一番ベストなタイミングで、周りの役者が揃えられて、環境も整って

「人生の転機」が起きて来ます。

そして、その前兆である現象も、実は起きています。

人生で忘れられないような大きな事件や事故が起きる時

その出来事は、

その後の人生の大きな転機の為に「軌道修正」をするために起こされます。

・病気や事故、怪我による入院

・結婚

・離婚

・リストラ

・子供や配偶者などとの死別

・会社の倒産

などが、例としてあげられます。

転機の時には、こういったことがよく起きるようです。

いわゆるショック療法です。

では、いったい誰が、

私たちの人生に軌道修正を起こすようなカタチで「転機」を起こしてくれるかと言えば

常に、私たちを見守り、一緒に居てくださっている神さまです。

目の前のことしか見えない私たちの知恵をはるかに超えた、英知の塊であり、

とてつもなく大きな存在が、私たちの人生を正しい方向へ向かわせるために、

私たちに転機となる事件。出来事をもたらしてくれています。


そして、大切なことは私たちの身に、

・何か辛いこと

・何か苦しいこと

・何か悲しいこと

が起きたとしても、それは決して「罰、バチ」ではないということです。

昔からよく「バチが当たる」なんて言いますが、

神様は、愛する私たちに、バチなど与えません。

また、過去の私たちの犯した

・判断、決断の誤り

・誤った考え、行動

これらによって、不幸が引き寄せられることもありません。

皆さんの中で、もし物凄く辛い出来事を今まさに経験している方がいましたら、

まずは、その事柄を悲観せず、

「これはきっと自分の近い将来をより良くする為の軌道修正が行われたのだ」と

解釈して見てください。

人によっては、人生のどん底と思われるような、辛い出来事が起きるかもしれません。

ですが、神様は、必ず

一見、悪いことに見える出来事の後に、幸福を準備してくださっているからです。

その出来事はまさに、神様が幸運を下さるための前準備、

人生の大きな方向転換を図るための吉兆なのですから。

・喜んで、

・笑顔で

・感謝して

受け取ってください。

すぐそこまで幸運が来ている証拠ですから。

私たちは「幸せ」になるためにこの世に生まれてきました。

周りの人々と、おかげ様、お互い様と、助け合い

笑顔で美しい愛を紡ぐために生まれてきました。

 



「苦の後に楽が来る」


今日は美輪明宏さんのお話です。

尚、文章の中で「修業」など、美輪さん一流の言葉使いをされています。 

ですが、それは文章中でも述べられていますが、

人間はその美しい姿、完全なる人格、つまり神と同じ純粋エネルギーに近づくために

生まれてきている・・ という意味で使われています。

ですので言葉尻だけを捉え、艱難苦難の修業と、誤解なされないようにお願いいたします。

文章表現の細かいところではなく、美輪さんが仰りたい大意・真意をご理解下されば幸いです。

 

<引用開始> 引用元 


美しい生き方というのは、たとえば死後にも、ものすごく影響することだと思うのです。

楽あれば苦あり。すごく悪いことがあった後に、ものすごくいいことが起きるようになっている。この地球という星はそういう場所なのです。

そして私たちの開発途中の魂は、

・あらゆる人種、職業、容姿、性格と、

・あらゆるパターンの人間の人生を、

心を、体験し、修業しなければならないのです。

あるときは

・黒人になったり、

・白人になったり、あるいは

・黄色人種になったり。

・男になったり、

・女になったり、 

私のように真ん中になってみたり(笑)。

いろいろなタイプの人生を何千何万回と生まれ変わり、死に変わり、輪廻転生を繰り返して体験して生きていかなくちゃいけないのです。そしてそこで苦労して勉強していく。

「私はどうしてこんなに孤独で、ひどい人生を歩まなくてはいけないのかしら」と思っても、

実は、生まれる前に、あの世で自分でプログラミングしてそれを選んで生まれてきたのだから、その人はその人生を体験しなきゃいけない義務を持っている。

この地球に修業しにきているのだから。だから文句はいえないわけ。

よく人生に疲れたからといって自殺する人がいるけれども、これは言ってみれば、人生の職場放棄で人生の中途退学なのです。ですから次に生まれ変わっても、また一からやりなおさなければいけない。辛い思いをして死んだとしても、結局、また同じコースを生まれかわってきて同じことを繰り返さないといけない。


だから自殺で死ぬのは痛いし苦しい目にあっただけ骨折り損のくたびれ儲け。だからどんなに苦しくても辛くても、人生は自然死までがんばった方がいいということです。

反対に苦労が多い人生でも、前向きにすべてクリアして経験していくと、優しくて厳しくて温かい思いやりある、自信にあふれた人格へ成長していく。

人間はその美しい姿、完全なる人格、つまり神と同じ、純粋エネルギーに近づくために生まれてきているのです。あの世ではこの世の権力や地位、肩書なんて何の役にも立ちません。

本当に平等なのです。魂が純粋で、美しければ美しいほど、それに準じ比例した高いところにいける。真っ黒で汚くて、恨みつらみ憎しみで想念が固まり、ストップしたまま、あの世で暮らすなんて嫌でしょう。

だからこそ、私は現世で、ウォーミングアップとしてまず心の優しさ温かさ美しさを、といつも呼びかけているのです。

そう、未来永劫(みらいえいごう)、この世でも、あの世でも平和で安らかで美しく生きていくために…。

<引用終了>


・輪廻転生があること。

・自分の人生は、生まれる前にあの世で、自分自身で設計して生まれてきた。

・人間はその美しい姿、完全なる人格、つまり神と同じ純粋エネルギーに近づくために生まれてきている

・自分の生前の考え方、癖(不平不満、愚痴)が死後の行き先さえ変えてしまう。

これらは全て、中間世記憶を持つ子供たちが、思い出したことと同じです。

また、ここで頻繁に紹介している小林正観さんの考えと同じです。私も、それが真実であろうと思います。

そしてそれが真実であるならば、

・今、例え不幸のどん底でも、それは自分で計画してきたこと

・従って、自分を破滅に追いやるためでなく、自分の魂を輝かせるための苦労である。

ということですね。

そして地球に生まれてきた幸運な魂たちは、皆それぞれの、魂磨きの環境を選んで生まれて来ているわけですから、見た目で人を判断したり、バカにしたりしてはいけないと言うことになります。

生きている私たちには、その見えない深い理由など分からないのですから。縁があって、

・同じ時代、

・同じ地域

に生まれてきているのですから、お互いの長所も短所もひっくるめて「個性」を尊重し、

相手の尊厳を尊び、助け合って生きていきたいものですね。

それがひいては自分の宇宙全体を、幸せにしてくれますから。