今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2022年08月03日「ほんとの愛」と2022年08月05日「神さまの涙」の2つの記事を紹介します。
「ほんとの愛」
今日は、私たち人間が、誤解しがちな「愛」についてです。
私たちは、「愛」と、「執着」、「依存」をごっちゃにしがちです。
ですが、それは全く違うものです。
一方は、 (愛)魂を自由にし、軽くしてくれますが、
もう一方は、(執着、依存)魂を縛り、どんどん活力を奪ってしまいます。
地球が霊的に分裂しようとする今 この違いは決定的です。
ですが、もちろん、個人の好みによって、ご自分の進むべき道を選べばよいだけです。
良い悪いはありません。
自分が幸せになるのは、他の人次第・・
それは、
・子供であったり
・妻であったり
・夫であったり
・何かのリーダーであったり
常に、自分の内面(内に居らっしゃる神さま)ではなく、
相手の方にフォーカスしている状態。
あの人が、、あの人が、、あの人が。。の他人への依存の状態
例えば、子供が対象であれば
・子供が元気で
・成績がよく
・運動能力があって
・優しく、親切で
・友達に囲まれていれば・・
私は、幸せ・・ 子供を愛している。
そうでない状態の時には 私は、悲しく、幸せにはなれない。
子供は、悩みの種。うっとおしい存在 でも、それは、本当の愛ではないし
依存と執着の対象でしかありません。
何物にも依存せず、執着せず 自分で考え、判断し
自分の道を、自分で歩み出そうとする人
逆に何事も、執着する人の視点に置き換え、そこから見た景色、フィルターを通し
判断を委ね、手放し 依存し、執着する人
この魂の方向性の違いは決定的です。
魂は永遠です。
そして「愛」は宇宙で一番、高いエネルギーを持っています。
この魂の向かう方向性の違いは波長の違いを生みます。
波長の違うものは、混じり合うことがありません。
ですから、今の時代、地球が分裂し、それぞれの人々が住むにふさわしい
地球が用意されていると言われています。
ブッダやイエス、空海など人間の進化に寄与してきた進化した魂たちは、
長い時を経ながら、様々に人類にアプローチしてきました。
その目的は、人類の精神性の向上です。
精神、つまり魂の波長を繊細にすることです。
神々の波長に近付けるためです。
私たちは、誕生と死を繰り返し、様々な経験を積み、様々な感情を味わってきました。
それは、全て精神性の向上のためです。
そのために、縁ある魂達に頼み 様々な役割を演じてもらっています。
・病気がちの子供
・意地悪、パワハラ、モラハラをする上司
・モラルの破たんした配偶者
そのような境遇を通じ、私たちは、段々と、魂の自由を勝ち取ってきました。
魂は、本来 神さまと同じく自由闊達で 活き活きとして、
創造性に富み 幸せで、自分の周りの状況に左右されません。
人生は夢幻のごとく・・とは、そのような意味です。
祓い清めるとは、魂の本来の状態を、表すことです。
全ては、見える世界も、見えない世界も私たちの、心が作り出す世界だからです。
私たちの中には、どなたにも神さまがいらっしゃいます。
神さまと、普段から会話することは大切なことです。
ご自分の中の神さまを信じ、自分の足で、しっかりと大地を踏みしめ立ち上がり
周りに居る人に優しさや、思いやり、笑顔を向けて差し上げたいですね。
「神さまの涙」
はるかな昔、宇宙には神様がただ一人住んでました。
神様の周りには誰もいません。
ある時、神様は友達を作ろうと思いました。
そこで神様は、まず地球を作り、何十億年もかけて草や木、自然を育み、
生命を大切に育て、そして最後に自分に似せて人間を作りました。
神様は人間と、話をしたかったのです。
やっと神様にも、話し相手が出来ました。
人間は愛し合った者同士で恋をしました。
結婚をしました。
子供を作りました。
どんどん人が増えました。
神様には一つの希望しかありませんでした。
それは、みんなと仲良く暮らしていくこと。
最初の内は、人間も美しい心を持ち、神様といつでもお話しする事が出来ました。
神様は嬉しかったのです。
いつも微笑んで、優しく人間達を見守っていました。
でも、いつからか神様が想像していなかった困ったことが起きました。
人間が人と比較したり、多くの欲を持ち始めたからです。
人間は・・・
人よりも美味しい食べ物を沢山食べたいと思いました。
人よりも綺麗な着物を着たいと思いました。
人よりも大きな家に住みたいと思いました。
人よりも上の立場に立ちたいと思いました。
人間の欲はどんどんどんどん大きくなっていきました。
いつしか人間の心に、 「欲望」と言う名の黒いものが
灰汁(アク)のようにできはじめたのです。
神様とお話出来る人の数もだんだんと減ってきました。
思いやりの心を持つ者もほとんどいなくなりました。
みんな私、私、私と、自分のことしか、考えなくなりました。
神様は寂しくなりました。
でも、それでも神様は、初めて自分の話し相手になってくれた人間を愛していました。
このまま進めば、その灰汁(アク)が凝り固まって
取り返しのつかない事態になることを神様は知っていました。
神様の声が聞こえなくなった人間達に知らせようと、
神様は小さな災害をいくつか起こしてみましたが、
それでも欲望の塊となった人間達は気付きませんでした。
いつしか時が経ちました。。
もうあれから何千年も経って、
人間は21世紀というものを迎えました。
でも、もう神様の声を聞ける人間は、ほとんどいなくなりました。
神様はやはり泣いていました。
もう人間に時間は残されていないからです。
気付いて欲しくて、また昔のように、笑って話し合えるようにと、心配して心配して、
神様は、いくつかの災害を起こしましたが、やはり人間は気付きませんでした。
もう、凝り固まった灰汁は、母なる地球全体を覆う所まで来てしまったのです。
神様の目には、はっきりと、その近い未来の光景が見えていました。
それからまた時が経ちました。
神様が予見した通り、もう地球に人間はいなくなりました。
また神様は一人ぼっちに戻ってしまいました。
地上には、何もかもが無くなりました。
何も無くなった地上を、ただ風がふいてました。
神様は何も無くなった地上を眺めていました。
神様の涙が地上に落ちました。
絶えることなく落ちました。
それから後、神様はもう二度と人間を作ることはありませんでした。
遠い遠い昔のお話です。
私たちが二度と同じ過ちを繰り返しませぬように。
どうぞ、ご家族や友人を大切になさってください。
その方たちは、時空を超えて、とても大切な人たちなのですから。