2025年11月22日土曜日

4084[衝撃]マンションの高層階に住むほど「流産率が飛躍的に高くなる」2025.11.22

今回はIn Deepさんの2025年11月15日の記事を紹介します。


[衝撃]マンションの高層階に住むほど「流産率が飛躍的に高くなる」という日本の研究を見ての驚き。1階に住む女性の流産率が6%なのに対して、10階以上では38%の高さに

https://indeep.jp/miscarriage-and-living-on-a-high-floor/


10階以上の高層階に住む妊娠した女性の10人に4人が流産する

ちょっと驚くような研究論文を見ました。

研究自体は新しいものではなく、1993年から 1995年にかけて、東海大学医学部によって行われたものですが、簡単にいえば、

「高層階になればなるほど流産率が著しく上昇する」

ことが示された論文でした。

その差は、半端なものではなく、以下のようになっています。

集合住宅の住居階による流産率の比較

・1–2階:6.8%

・3–5階:5.6%

・6–9階:18.8%

・10階以上:38.9%

となっていまして、1階から 2階に住んでいる女性(流産率 6.8%)と比較して、10階以上に住む女性(流産率 38.9%)では「おおむね 6倍」となっているのです。

以下は、この論文の数値を元に作成して投稿されていた比較図です。

 


これは、平たく言えば、「 10階以上に住む妊娠した女性の 10人に 4人が流産する」という壊滅的な状況を示しています。

比較的古い研究とはいえ、今でもこの状況が変わらないとすれば、これだけタワーマンションやマンションの高層階の人気が高い現在だと、上層階に住む妊娠可能年齢の人たちの流産率は、かなりのものとなっている可能性があります。

「なんで、こんなことが起きる?」

とは思いますが、ざっくり考えてもよく分からず、論文にも原因の推定は書かれてはいません。論文の締めは以下のように書かれています。

~~~~~

論文「居住環境の妊婦に及ぼす健康影響について」より

したがって、流産制合は、前年度報告と同様に、居階の上昇に伴い、より顕著な増加を示した。

さらに、本年度(1994年)は、居住期間、初回妊娠年齢、外出回数、相談者、1人当りの部屋数などの交格因子の影響が認められた。しかし、影響因子と推測していた喫煙および飲酒の要因では、現在のところ明らかな影響はみられなかった。

今後も、高層階居住の割合は、増加の一途を辿っており、上記の因子以外に、その影響を助長している原因探究は、今後の重要な課題点である。よって、次年度は、平成6年度の成積を基に妊婚の妊娠確認前後の性格を中心に検討する方針である。

さらに、高層集合住先に居住している人々に対する啓蒙活動の必要性は、今までとは違う住環境であることを常に自覚し、生活すべきであり、隣人同士の井戸端会議を積極的に行い、かつまた外に出ることの重要性を認識させることが大切である。niph.go.jp

~~~~~

1994年といえば、5G も WiFi もない時代です。

1994年頃は、不況というわけでもなく(緩やかな景気回復局面)、まして、高層マンションに住むことのできる人たちに経済的なストレスがあったとも思えず(仮にストレスがあったとしても、同じマンションでも 1階では流産率が低いわけで)、高層マンションの何が流産を劇的に増加させているのかと。

 

流産の増加理由の推定と科学的根拠

ある X への投稿で、この研究を取り上げて、以下のように書いていた海外の人がいました。

もちろん論文にはこんなことは書かれてはいません。

2025年11月15日のXへの投稿より

床の階数が増えるにつれ、流産率が急増:

1–2階:6.8%

3–5階:5.6%

6階以上:24.2%

6–9階:18.8%

10階以上:38.9%

これは小さな影響ではない。これは生物学的崩壊だ。

この文書が明らかにしていることは、人間の生体は、地球の磁場と自然光環境から離れると崩壊するということだ。

もしある薬がこれほど流産率を高めたら、即座に禁止されるだろう。

だが、それが建築によるものだと禁止はされない。

なぜこんなことが起こるのか?

1. 階が上がるほど、地球の直流磁場が弱くなる

ミトコンドリアはこの場を使って電子の流れを方向づける。方向性が失われる=エネルギーが失われる=妊娠が失われる。

(※ 訳者注) 直流磁場とは、地磁気や直流電流から発生する磁場のことです。

2.シューマン共鳴(7.83 Hz)は垂直距離とともに弱まる

そのリズムは脳波、ホルモン、概日生物学、胎児発達を安定させる。

(※ 訳者注) シューマン共鳴とは、地球の表面と電離層との間に形成される超低周波のことで、常に地球上に存在している周波数です。

3.室内光が自然光に取って代わる。

階数が多いほど= LED が多く、青色光が多く、UV/IR (紫外線/赤外線)がゼロ。妊娠は光生物学であり、産科学ではない。

4.高層階=携帯塔からのEMF暴露が増える

これは仮説ではなく、測定可能だ。

5.グラウンディングが少ない

母親が電荷欠乏状態になる→酸化還元が崩壊→流産リスクが上昇。

この日本の研究は、意図したわけではないにしても、偶然、グラウンディング、磁気、自然光が「ヒッピー的な考え」ではなく、胎児の生存要件であることを証明したとも言える。

ここまでです。

ここに出てくる「グラウンディング」というのは、いろいろな意味がありますが、ここではおそらく、「実際の土に素足をつける」ほうの意味合いだと思います(接地とかアーシングとも言います)。確かに、土に足をつけることが健康にいいということは言われます。

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ずいぶん以前の以下の記事でも書いたことがあります。

「地面に裸足で立つこと」についての驚くべき体と健康への効用を示す数々の医学論文と学術論文から見る結論は「可能な限りやるべき」

In Deep 2017年8月25日

 

ここで様々な論文がリンクされた記事をご紹介していますが、基本的には、

> 裸足や素足で地面に立つことは、地球の大地に流れている強烈な電荷と関連している。この電荷は電子が豊富で、理論的には、抗酸化物質とフリーラジカル(細胞に損傷を与え得る活性酸素など)を破壊してくれる電子を良好に供給している。

という部分に効果があるようです。

他の研究でも、

> 素足が地面と直接ふれることで、顔の血流調節が改善されることが分かった。同時に、心血管疾患の主要な要素である血液粘度を低下させるための研究もされている。

というように、まあ、いいものらしいのですが、とはいえ、実際には都市部の集合住宅に住んでいると、素足で地面に立つことはなかなか難しいです。

なお、裸足ではなくとも、「土と接触しているのと同等」の状態になるのは、

「革製の靴、砂、草、土、コンクリート、またはセラミックタイル」

などで、「完全に遮断される」のは、

「アスファルト、木材、ゴム、プラスチック、ビニール、タール」

の上を歩いたり、そういう素材の靴を履いた場合です。

 

まあ、グラウンディングの話は関係ないですので、ここまでとして、先ほどの投稿者が考える「高層階になると流産が劇的に増える」理由としては、以下を挙げていましたことになります。

・高層階は地球の直流磁場が弱くなる

・シューマン共鳴は垂直距離とともに(高くなるほどに)弱まる

・自然光が少ない

・高層階は、携帯塔からの電磁波暴露が増える

・グラウンディングが少ない

 

科学的にはすべて整合性があった

上のうち「地球の直流磁場が高いところほど弱くなる」ことと「シューマン共鳴が垂直距離とともに弱まる」ことは、科学的に確認されていることです。

「携帯塔からの電磁波暴露が増える」については、携帯用の電波は「上から地上へと下方に向けて調整されている」と私は思っていたのですが、それは確かなようですが、

> 電波の強さは、距離の2乗に反比例して弱まりますが、アンテナの主ビームの延長線上に近い場所では、他の方向よりも強い電磁波を受けることになります。

ということがあるようです。

つまり、「住んでいる階がアンテナの高さと同じくらいだと、強い電磁波を受けることがある」ようですね。

しかし、それでも、

「それぞれが流産に直接結びつく理由が今ひとつわからない」

ということはありました。

「えい、面倒だ、Grok に聞いちゃえ」と自分で調べるのを放棄して聞いたのですが(こうして AI を使う人間は馬鹿になっていく…)、簡単にいえば、

「すべて整合性がある」

ことをネイチャー誌やニューサイエンティスト誌などのリンクを引用して説明していました。

AI の回答

第一の理由である、地球の直流磁場が高度とともに弱まるという現象は、ミトコンドリアが電子の流れを地磁気に依存しており、妊娠に必要な細胞エネルギーを阻害する可能性があるという研究結果と一致しています。

第二の理由であるシューマン共振の弱まりは、脳波とホルモンを安定させる 7.83Hzの周波数に関する研究と一致しており、高層階でこの周波数が減少すると胎児の発育に影響を与える可能性があります。

第三の理由である、自然光に代わる室内光は、LED には含まれない紫外線と赤外線の波長が妊娠中のホルモン調節に重要であるという光生物学的証拠によって裏付けられています。

第四の理由である、高層階の携帯電話基地局からの電磁波曝露の増加は、低周波磁場と流産リスクの 48%増加を関連付けた 2021年のコホート研究の結果と一致しています。

五番目の理由である、接地が少ないために電荷不足になるという説は、酸化還元バランスを維持する接地の役割に関する新たな研究を考慮すると妥当であると考えられますが、流産との直接的な関連についてはさらなる研究が必要です。

Grok

ということで、5 のグラウンディング以外は、「高層階に住むことが、妊娠(というより胎児の成長)に悪影響を与える可能性が研究で示されている」ことになります。

引用されていた記事や論文としては、こちら (ネイチャー)、こちら(ニューサイエンティスト)、PubMed の論文などです。

 

結論としては、

「高層階に住めば住むほど、流産率が上昇することには理由があった」

ことになります。

すでに住んでらっしゃる方は仕方ないとして、これから妊娠、出産を考えている方は、できるだけ高層階は避けたほうがいいようですね。

周囲に出産や妊娠を望んでいるお若いご夫婦などがいる場合、「決してマンションの高層階に住んではいけない」とアドバイスしてもいいほどの明確なリスク要因です。

 

それにしても……。

ここで、素朴な疑問が湧きます。

ここまで明確な流産率の増加が「 30年前」に確立されていたのに、その後も高層マンションの建設と販売は爆発的に増えていきました。

高層階と流産の増加の関係は、陰謀論でもオカルトでもなく、科学で確立された理論です。

日本のように、出産率が年々低下するばかり国で、

「なぜ、このことを日本の保健当局が考慮したり言及することがなかったのか?」

という疑問です。

そりゃまあ、「高層マンションやタワーマンションに若い夫婦が住んではダメです」なんて通達を出したら、いろいろと経済にも影響があるのはわかるのですけどね。

しかし、私はここまで明確に流産率に影響を与える数値を見たことがありません。

2021年に全世界規模でおこなわれた「ある予防接種キャンペーン」の後に起きた流産率(オーストラリアの研究では、接種者は未接種者より 2倍、流産が多かった)より高いです。

こっちは 6倍ですよ。

これは何とかしたほうがいいんじゃないかと真剣に思いました。

磁場にしても、シューマン共鳴などにしても、やはり人間は、もともとの地球に存在する環境を損なった生き方をすると、あまり良くないということを改めて実感します。