2018年1月5日金曜日

1175「伊達5」2018,1,5

 巡りは順調に進み、予定より早めに昼食です。白石の名物料理うーめんのお店「うーめん番所」に12時頃到着です。このお店で吉永小百合さんのJR東日本の大人の休日倶楽部の白石うーめん編の撮影がされたようです。ご主人がうーめんの誕生の物語を語って下さいました。
 以下がうーめんの紹介です。
「温麺(うーめん)は粉を練るときのつなぎとして、油を用いないのが特徴です。長さは三寸三分(およそ9センチメートル)と短く、茹であがった麺を醤油で作った汁で食べるのが一般的です。冷たいつけ汁でも、温かいかけ汁でも美味しく食べることができます。
 茹で時間の短さと麺の短さから調理し易く、また消化、吸収がよいため、小さいお子様やご年配の方、胃腸の弱い方もお召し上がりいただけます。
 油なしのさっぱりとした味が好まれ、片倉家、藩主の伊達家から大名や公家への贈答に用いられた歴史があります。」
 詳しくは以下をご覧下さい。http://umenbansho.com/umen.php

 おくずかけうーめん或いは山菜うーめんをお好みで頂きましたが、みそおにぎりやたまねぎのかき揚げの付け合せもあり、沢山の料理に大満足、お腹いっぱい美味しく頂きました。 




 午後の最初の目的地は白石市の材木岩です。七ヶ宿ダムの直ぐ下流にあります。観光シーズンは終わっていますので私たちだけでその巨大な景観を堪能出来ました。東日本大震災で崩れたのでしょうか、かなりの崩落が見られます。

 




 以下が紹介です。
「材木岩、材木を並べたような岩。天然記念物 小原の材木岩 国指定 昭和九年五月一日 所在地 白石市小原字清水 
 巨斑晶紫蘇輝石石英安山岩質の岩漿(マグマ)が第三紀層の基盤(水平層状の水成岩)を貫いて噴出し、冷え固まるときに三角〜六角柱状の節理をあらわしたものである。
 材木を立て並べたような景観は自然の造形の妙である。材木岩高さ約六十五メートル、幅約百メートル 」
 ここも観光だけで響かせることなく失礼しました。

 次の目的地は傾城(けいせい)森です。七ヶ宿町にあり、七ヶ宿ダムの上流の川沿いに聳える岩山です。一際目を引くその山容は強烈です。
 傾城森の紹介です。   
「横川と白石川の合流点にある、傾城森と山伏森。春のつつじ・秋の紅葉が特に美しく、遊歩道も整備されています。駐車場から吊り橋を渡ると約20分で頂上。西に七ヶ宿の町並み、東に七ヶ宿ダム、北に蔵王連邦不忘山を望むことができます。
 この山には京都祇園の名鼓と、山伏の悲恋の伝説が語りつがれています。
 今から300年ほど昔のある冬の日暮れに、人目を避けるようにして、修験者風の男と気品の漂う美女がこの付近にたどりつきました。男は修行中の山伏、女は傾城の誉れ高い京都祇園の芸妓。厳しい掟に縛られた山伏と、自由のない芸妓との恋は世間に認められず、二人は手に手を取って京都を逃げるしかありませんでした。不安に満ちた長旅の末、ようやくこの地にたどりついたのも束の間、追手に追い詰められて白石川の渕に身を投げたのです。
 その後、誰いうとなく「傾城森・山伏森」の名前がついたということです。また、二人が入水したあたりは地獄渕と呼ばれるようになり、芸妓の侍婢も、後を追ったため、東にある小さな岩山を侍婢山といいます。」

 雪が舞って来ました。赤い橋を渡って傾城森に行かれた方も居ましたが、特に何も無くここも観光だけで響かせることなく終わりました。