先の当ブログ「1687日本再生5」まで2019年4月19日第41回NSP時局ならびに日本再生戦略講演会での藤原直哉さんの講演を紹介しました。引き続き2019年5月18日第42回NSP時局ならびに日本再生戦略講演会で前半/藤原直哉理事長の時事解説・時局分析の講演を紹介します。
次の内容でお話し頂きました。今回ここで紹介するのは(1)令和が始まった、の部分だけです。
(1)令和が始まった
・世を覆う重苦しい天井が消えた
・今までの天津罪・国津罪のお祓いが厳しいだろう
・日本の世界も原理原則に戻るとき
(2)世界の戦争危機
・最大の焦点は6月上旬のトランプ政権によるパレスチナ和平案の提示
・イランに一番敵対的なのがイスラエル。その代弁者の米戦争屋
・偽装作戦のために戦争が始まる可能性はある
・勝負は既にロシア・イランの勝ち
・次は世界からいかに米戦争屋が撤退するか
・日本を含めた世界全体の地政学的大変動
(3)米中共倒れと日本の溶解
・米中関税戦争で米中共倒れ
・どこまでも利下げしないFRBと世界の金融危機
・日米通商協議の行方
・日銀のほふく前進しかない日本と円高株安
・夏の国政選挙が内政の山場
・冷戦崩壊後の日本のシステムの溶解
・政治も経済も膨張主義の破綻と足元からの立て直し
(4)できることは何でもやるべき時代
・学者の壁が突破されて青天井、間仕切りなしの時代
・存在することに価値がある時代
・改めて教育から始まる国づくり
藤原直哉さん講演
「今日は令和の最初の勉強会です。令和はどんな時代かについて思う事も話したいと思います。
今の天皇はとても真面目な方で、愚直に真面目で一切を疎かにせずにきちっとやって行き、揺るがない方です。もう憲法改正も無いので、要の天皇が動かないので後は国民が如何に頑張るかです。
令和は平成に比べると全然に違い、よっぽど激しい時代になります。令和の令の字は,人が跪いて神の声を聴く、という事で、元号に令の字が出たのは初めてです。それは人間の決り事では収まらない事です。
面白い事に今年は藤原不比等の没後1300年忌です。藤原不比等は日本に律令制度を入れた人です。律用や法律の様なものが独り歩きすると、この国は上手く行かないのです。その国によって姿は違いますが、日本は治めずして治まる国で、国も地方も余計なルール、法律を入れない時の方が活発です。
平成の日本は、その日本の良さが消えた30年でした。明治時代も西洋のルールの中に入れて合わせたのですが全然合わなかった。江戸時代も中国式にして身体に合わない服だった。これまで300年、400年近く身体に合わない服を着て来ている。いよいよその服を脱ぐ時です。