今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2021年08月02日の記事を紹介します。
「肉体を持った意味」
今日は「肉体を持つことの意味」と言うことで、小林正観さんのお話をご紹介します。
私たちが、この思い通りにならない3次元の地球で全ての魂の記憶を忘れ、肉体をまとっているときだけ、魂は急速な進化を遂げることができるようです。
<引用開始> 引用元
「魂」は生まれ変わりを重ねながら成長していきますが、「魂」が成長できるのは「肉体を持ったときだけ」のようです。
なぜか?
「魂」だけで過ごしているときは、「事件」が起きないからです。
「魂」は、300年~400年に一度、肉体を持って生まれ変わりますが、肉体がある分、
さまざまな制約や事件にさらされます。
・食べなくっちゃいけない
・飲まなくっちゃいけない
・お風呂に入らなくっちゃいけない
・トイレに行かなくちゃいけない
・寝なくちゃいけない
・上司に怒られるのも、
・恋愛」ができるのも、
・夫婦喧嘩をするのも、
・親子喧嘩をするのも、
肉体があってこそ。
「魂」だけの状態であれば、制約も事件もなく、とても「ラクな状態」で過ごせますが、
そのかわり、まったく「成長」しません。
「魂の成長」には、事故、病気、災難などが必要です。
病気によって優しさを知り、事故に遭って謙虚さを知る。
「魂」は自ら「シナリオ」を書いて、さまざまな事故・病気・災難を設定しています。
それもすべて、「魂の成長」のためなのです。
「魂」を成長・進化させる方法とは、目の前で起こる一つひとつの現象に対して、
つべこべ愚痴を言わず、「感謝」を持ってとらえること。
ある現象に対して 「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」を言うのは
「初期の段階(マイナスの段階)」です。
その後、マイナスから「ゼロになる段階」があり、
その先に「嬉しい、楽しい、幸せと思う段階」があります。
この高みに登り、あらゆる現象について「ありがたい」と思えるようになったら、
「魂」が大きな成長を遂げています。
<引用終了>
私たちは、よく願い事を口にします。
・お金持ちになりますように
・良い人と出会えますように
・病気が治りますように
様々な願い事があります。
それはもしかしたら今、与えられた現状に不満があり、満足していないからかもしれません。
その結果、感謝の気持ちなど起ころうはずもありません。
ですが、そのような苦労を味わえるのも肉体がある時だけなのだそうです。
肉体が無ければ、制約がありませんから波動の法則の通り、
心の状態がダイレクトに周りに現れます。(自分の想いが すぐに周りに現れる)
自分自身で、恐怖や執着の心でいなければ、まさに、事件は起こりません。
出生前記憶のある子供たちの証言では、肉体を持つ時に、
この人生で起こることを決めてから出てくるのだそうです。
つまり、今味わっている苦労も、全部、自分で決めて来たこと。
目的は、自分の「魂」を向上させるため・・
であれば、もう、それに乗っかってしまって、あらゆる現象について「ありがたい」と
気持ちを切り替えてみるのも良いかもしれません。
全ての出来事は私たちが、私たちの魂の進化のために自分で決め、
タイミングを見計らって起こるように神さまにお願いして、生まれて来ているからです。
ブッダの般若心経には、全ての出来事に、良いも悪いもないのだよ。
良いこと、悪いことと色を付け、ジャッジするのは私たちの心なんだよと書いてあります。
全部自分の心が、決めていること。
ある現象が私の前を通り過ぎて行くとき、私が何の感情も抱かなかったら
これは単に通り過ぎるだけのこと。
ある現象が私の目の前に来たとき、この現象が私にとって不幸だと思ったら
その瞬間に この現象は不幸になります。
私が不幸だと思わなかったら、これは何の関係もなくただ通り過ぎるだけのことです。
次に来たときに、この現象にについて私が幸せだと思ったとしたら
思った瞬間にこれは幸せなこととなってしまいます。
全ては、心の捉え方一つで幸福と不幸が決まってしまいます。
今自分を取り巻く状況に不平不満、文句、愚痴を言ってはいませんか?
それらの現象は、全て、私たちの心が生み出しています。作り出しています。
幸せになること、生きながら天国に暮らすとは、 全ての出来事を、受け入れて、
感謝して受け入れて、「ありがとう」と言うことです。
何故なら、その出来事は、私たちの心の内を、そのまま見せてくれているからです。
経験を重ね、生まれ死にの、転生を繰り返し、私たちは、そのことに少しずつ気づき、
そしてだんだんと魂は磨かれ輝きを増していくことができます。
このことに気づくまで、そのことの繰り返しです。
その仕組みは、私たちを苦しめるためではなく、神さまの愛から作られました。