今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2021年08月12日の記事を紹介します。
「祓い清め」
感謝の心を持つことこそ、生きている今、幸せになる方法です。
今の状況を何とかしたいのに・・・
もし、それがどういうことか分からず、何をすれば分からないようでしたら、
日本と言う国だけに存在する「ありがとう」という言葉、言霊を、何度も何度も毎日毎日
朝から晩まで、寝ていても、心の中で結構ですので、唱えてみてください。
さて、今日の本題です。
私たちは神社に行くとよくお祓いやご祈祷をしていただきます。
この祓い、清めることについて日本の形成外科の草分け的存在である医師であり、かつ元春日大社宮司、故人 葉室頼昭さんが以下のように説明してくださっています。
<一部引用開始> 引用元
特に申し上げたいのが、日本人は、人間は自分で生きているのではなく、すべて神さまの恵みと、祖先の恩によって生かされているという感謝の生活を送ってきたということです。
これは、人間の生きる、素晴らしい真実の道です。
この世の中にはいろいろな、悩みや苦しみ、病気などがありますが、それらすべては、生かされているという感謝の気持ちを忘れ、自分の力だけで生きているという「我」の心が原因で現れてきます。
いろいろな悩みが現れるのは、神さまからいただいた、清浄で健康な素晴らしい姿を覆って包んでしまう、罪(包身 つみ)や、私たちを生かしてくださる神さまの尊い気を枯らしてしまうような穢(けが)れ(気枯れ)が身についたためだということを、昔の日本人は直感で知っていました。
ですから、これらの罪穢れを祓(はら)い除けば、もとの健康で幸せな姿が現れるとして、
古来より祓いということを行ってきたのです。
これは、世界に誇るべきことであると私は思います。
今の医学では、病気は存在するものであり、それを撲滅するのが治療だと思われています。
しかし私は、この日本人の罪穢れを祓えば、もとの健康が現れるという考え方のほうが、真実の医学ではないかと思うのです。
その他にも、素晴らしい特質を挙げていくと、きりがありません。
日本人は古来より素晴らしい真実の生活を続けてきた世界でも珍しい民族でありますから、
これらをひとりでも多くの人が自覚し、日本人の誇りをもって、胸を張って生きてほしいと願っているのです。
<引用終了>
私たち人間は、生まれた時には神さまからいただいた、清浄で美しい心をしていました。
生まれる前に、誰もが、神さまから人生の目的や、人生で起こること全てこれらを承認していただいて、生まれることを許され、「行っておいで」と祝福されて、地球に生まれてきたからです。
ですが、この世に生まれてきた後、制約の多いこの地球で、いろいろな、しがらみ、悪意、陰謀の波にさらされ、何時しか、自我(自分の意志や考え方を言い張って、わがまままこと)に翻弄され、罪、氣枯れで、魂が覆われてしまいます。
神社などでの、お祓いや、祝詞は、これらを祓い清め、魂の本来の輝きを取り戻すために行われます。
祓われるのは、悪しきことだけではありません。良きことも、祓い清められ、「無」つまり、
ニュートラルな状態にしてくれるのだそうです。
一旦、無の状態になることで、内なる神聖が輝きだし、本来の道(生まれてきた目的)に立ち返り物事が、スムーズに運ぶようになるのだそうです。
スムーズに運ぶ。。。とは、「安楽な道」だけではありません。
例えば自分の生まれてきた目的があえて、困難、苦難な状況に身を置くことで、その中で、
・投げ出さず
・希望を捨てず
・不平、不満、愚痴、悪口、呪いの言葉を言わず
・感謝の心を忘れず
・笑顔を絶やさず
そのような魂を輝かせるための訓練の場を、自ら設定して、生まれてくる人もいるからです。
人それぞれ、
・生まれてきた目的も
・その達成するための道のりも
・必要な時間も
全て違います。
自分のことは、おぼろげにわかるかもしれませんが、ましては、他人のことは、分かりません。
分からないのに、他人の一面だけの姿を切り取って見て、勝手に解釈し自分のフィルター越しに見て批判、中傷していては、自分自身の心を曇らせ、闇に置き、一気に運気をどん底にまで引き落としてしまいます。
であれば、人を批判・非難することなく、そして自分の身に降りかかる運命も、抵抗せず、感謝をもって素直に受け入れ、周りの人に対しては、
・寛容な心
・優しい心
・あたたかな心
で接して行きたいものですね。
そのような、暖かく、美しい心こそ、自分の人生を、暖かく、美しいものにしてくれるからです。