今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2021年08月28日の記事を紹介します。
「神々の恩寵」
「ありがとう」
そう私たちが言う時、感謝の念と共に、この言葉を口にします。
また小林正観さんが仰るように
全く感情(感謝の念)を込めなくとも、ただ言葉を発するだけでも良いと言われています。
感情を込める、込めないに関わらず、
いつの間にか、自然と、無意識に涙のこぼれる時が、訪れるそうです。
春日大社の元宮司、葉室頼昭さんの仰るように
神々の恩寵は、いたるところに、平等に注がれているのに、
それを受け取れる人、受け取れない人がいる。
その違いは、「感謝の心」を持つかどうか?
感謝の心を持つことで、その心を媒介として神々の祝福が、現実化されると仰っています。
日本には、縄文の古くの時代から日本人特有の生きざまがありました。
フランシスコ・ザビエルなどの時代。
世界の中で、日本が発見(再認識)された時、進んだ西洋文明の人々が、驚異と畏敬の念で
日本人の中に発見した生きざまです。
それは、
・自然を敬い、
・和をを尊び、
・足ることを知り、
・平和を愛し、
・助けあい、
・お互いさま、お陰さまの気持ちで生きる、
まさに 日本の 古神道と言われる生き方です。
まさに日本人の生き方そのものが神道であると言われています。
ですから、私たちの心を縛るものは一切ありません。
支配し、コントロールしようとする者もありません。
私たちの心は、本来の無垢の姿を失わず、
伸びやかに、躍動的で神々の創造の世界を生きることができます。
私たち日本人は、古くから
自然や天候、山、川、動物、植物の中に神々を見出し、
・生かされていることに、
・そして命の恵みを頂くことに
感謝の思いで日々を生きてきました。
・これが無い、あれが無い
・人に認められたい、愛されたい
・あれも欲しい、これも欲しい
・人より上に立ちたい
・尊敬されたい、一目おかれたい
そんな意識はこれっぽっちも持ちませんでした。
ですが、時が下るにつれ、
ものが溢れ、物質文明が発達し
持てる者
持たざるものが生まれ
嫉妬の心が生まれました。
欲しいものが手に入らなければ、幼児のように、駄々をこね、拗ねて(すねて)
不平不満、愚痴を外に吐き出します。
嫉妬します。
口から吐き出された
不平・不満・愚痴
そして、
嫉妬と疑心暗鬼の心は
漆黒の渦のエネルギーとなり、
ご自分だけでなく、
身近な人まで巻き込んで
不幸の種となることでしょう。
これらのエネルギーは時空を超えて滞留します。
逆に
感謝の心、ありがとうの言葉を口にして、
助け合い、認め合い足るを知る心を持ち、
笑顔で日々暮らしていくならば、
神々のエネルギーで満たされ、
物は無くとも、健康ではなくとも
そこには笑顔が絶えず、
幸せなエネルギーで満たされることでしょう。
ありがとうの言霊
この言霊は、
その深い意味を知らずとも、それを発する者の周りを
このような神々のエネルギーで満たす力があります。
不平、不満、愚痴を言う前に
もし嫉妬の心に駆られてしまったら
黒いエネルギーを吐き出す代わりに
まず、感謝の言霊、「ありがとう」を口に出してみてください。
最初は、苦痛かもしれません。
「あ」という言葉も言えないかもしれません。
ですが、小林正観さんが仰るように
念仏のような、呪文のような言い方でも最初は構いません。
試してみてください。
きっと
あきらめさえしなければ、 いつかは黒い霧は晴れ、
気付けば、爽やかな日が差し込み
神々の恩寵が現われてくることでしょう。
ご自分も、ご家族も笑顔で、お幸せになれるでしょう。