2018年12月7日金曜日

1511「卒業3」2018.12.7

 卒業式は引き続き、今回欠席のお導師 杉浦和尚からのメッセージの映像を上映となりました。忙しい中に近藤太郎社長がお山の根本道場まで出向き、お導師に面談した時の様子も含めて、皆さんへのお言葉です。
 
「私はいつも自分が好きで生きています。好きな自分でいられること、そして生きている間に色んな事があってそれで良いと思います。家内と二人で色んな事を話していますが、先日、自分が死んだらどう言う人だったか?自分をどう言われたいのか?という事が話題になりました。
 私は「面白い人だった。」と言われたらそれで良いと思っています。そう言われることが私の唯一の誇りです。人間が面白さを無くしたらまったく面白くない。「あんたはアホな事を言っている。」と家内に言われるのですが、それが自分の取り得です。自分は面白い為に生きているもので、何処まで行ってもそれを無くしたらダメだ、と思います。

 人間が悧巧になり過ぎて、自分が皆に尊敬され様と一喜一憂することがありますが、それはナンセンスです。しょうもないことがあるのが人間です。生き方を追求する為に偉そうにいう事は嫌いです。この前、ノーベル賞を受賞した本所さんが「混沌が好きだ。」と言っていましたが、訳けが分からないから面白く、混沌が面白いのです。だから人から見て、「あれは何と言う人だ?」と言われるのが面白いのです。
 分からない方が混沌で、賢くなろうとしたらそれは退化です。分からんから面白く、分からん事を楽しむ、そのスタンスで生きて行って欲しいと思います。分からないから生きているのであって、分かろうとするのはナンセンスなのです。そういう分かろうと言う想いを捨てて行く、という思いを持ってほしいです。兎に角、馬鹿になることです。しかし本当にそう思わないと成れないものです。

 今の世の中は人より優れて、賢くなろうと言う風潮がありますが、それが問題なのです。人間が人間であることは分からないはずだから、分かる事を放棄して、生きる事を面白く生きることなのです。
 PPKのこれからの生き方は、元々馬鹿なのだから、馬鹿さで生きるのがこれからの生き方です。こう言うと、どうすれば馬鹿になれるのか?の質問が来るが、その質問はナンセンスです。面白い人間は馬鹿な人間なのですから。」

 映像のお導師は椅子に座って話していますが、元気に身振を交えて話が尽きない感じです。太郎さんとの対談は1時間半ほどに及んだ様ですが25分に編集してくださっています。脚は弱っても口は健在で頭も面白さ加減が進んでいる様で何よりでした。ただ物でない正真正銘の面白人間です。
 お導師から今日の卒業式に参加の皆さんに「贈る言葉」を頂いています。一人一人にジミーさんから授与してくださいました。   
 皆さんに頂いたお導師からのラスト言霊があります。
 「本来無一物」


 その解説は
「何もないから何でもできる。万物は元々、空。
  執着すべきものは何もない。
  一切のものから自由自在に。」



 究極の認識、悟りです。これが皆さんへの卒業の言葉です。自由自在に生き、面白き人生を満喫することがPPKの真髄でしょう。
 私が頂いた贈る言葉です。
「大久保直政さん
 我が思いが世界を創る」


 そうなんです。お導師ありがとうございます。お導師は少し違う、異なった視点でこの次元を捉え紐解いて下さる稀有な方です。
 仙台天命塾の育ての親で小山市の根本道場には毎年新年早々に皆さんで伺い、信念会を開催しています。今度は2019年2月11日月曜日、建国記念日です。ご縁の方は是非参加下さい。詳しくは以下をご覧ください。
http://genkiup.net/seminar/seminar326.pdf


2018年12月6日木曜日

1510「卒業2」2018.12.6

 2008年4月5日に開催されたPPKの設立会、ある意味での入学式の模様を報告書から少し紹介します。
「設立会は、大久保直政代表世話人の挨拶に引き続き、“輝いて生き、輝いて還る”チャレンジPPK発足の目指すところについて、“21世紀の風”を届ける近藤洋一代表と“あるがまま”を生きる杉浦清始代表のコラボレーションにより、それぞれ熱い想いを語っていただき、精妙な波調に場が共鳴して、“イキイキわくわく”したのではないでしょうか。

 まず、近藤洋一代表(13時30分~14時30分)から、
「全く面白くない業種交流会(テイク&テイク)の如くでなくギブ&ギブ精神で、“楽しく生きる”をテーマに」、
「時代は明らかに“物から波動へ”変容」、
「バンクシア(山火事という自然災害を積極的に活用し生き延びていくオーストラリア自生の木)のように、“百匹目の猿現象”で政治や経済の再生を」、
「ディベートをせず否定をせず、自然の取組みで」、
「2012年12月21日に関連して、マヤの大神官アルハンドラさんの話しとして、マヤ太陽年(5200年/周期×5周期=26000年)ごとに地軸が逆転する(72年/度×360度≒26000年)」、「WHO(世界保健機構)で“健康の定義”にスピリチュアリティ(霊性、体と心を背後でまとめている直霊)を含めることが審議」、
「潜在意識の“記憶”を消すと超意識が想いを実現する」、
「アメリカ在住の嶋野榮道老師の話しとして、“If you give yourself to Dharma,Dharma will give itself to you.(もし本当に“法”のために心身を捧げるなら、“法”のほうからやってくる)」、
「ホ・オポノポノ(ハワイの癒しの手法)に関連して、ヒュー・レン博士の話として、“ごめんなさい”(I’m sorry)、“愛しています”(I love you)という言葉のすべてを含む、“ありがとうございます”(Thank you)という言葉は大切」
「命が芽生える霊止の情報が集まる」など、時空変化の最新情報がつぎつぎと紹介されました。

 つぎに、杉浦清始代表(14時45分~15時45分)から、
「あの世のことが分かる人」、「2008年4月5日の今日が楽しいと思える人」との問いかけに応じた方の体験談を受けて、“思えば、なる”ということを、「“心鏡払拭”、マイナスの“映像”の枠を取る」、「プラス思考とは、“心層暗在圏の浄化”」など真髄をつく、喩え話で悟りました。
 そして、大久保直政代表世話人(16時~16時30分)から、チャレンジPPKの運営について、総括説明があり、当日ご参加いただいた方の自己紹介(16時30分~17時)をはさんで、参加者全員の拍手をもって、ご確認いただきました。
 愈々、チャレンジPPK運営規則に則り、杉浦清始代表、近藤洋一代表を中心に大久保直政代表世話人、両代表が任命する世話人で構成する世話人会のもと、チャレンジPPKが発足しました。
 各地から思いを同じくする総勢33人、自己紹介、懇親会(17時30分~19時)を通じ、素晴らしい出会いに感謝して、次回、5月24日(土)、25日(日)、京都・大阪での第2回例会でお会いしましょう。」

 始まりの熱気が伝わって来る内容です。杉浦御導師に亡くなった時に送られる方は死後硬直が起きないと言う不思議があり、残された家族の方々も喜びで送り出せるとの事です。死してその体験をするのでなく、生きて死を迎える生前葬、新生祭はPPKの大きな役割でした。10年で1つの役割が終わり、関わった方々の人間的成長に如何に活かされていったのかが問われますが、先ず先ずこれはこれで面白き事でした。

2018年12月5日水曜日

1509「卒業1」2018.12.5

 11月3日は文化の日です。1948年に文化の日は制定されました。あまり知られていませんが1852年のこの日に明治天皇が誕生されています。明治期に天長節、昭和初期に明治節として1947年まで祝日となっていた日です。そして1946年に日本国憲法が公布された日です。つまり、明治天皇の誕生日は名を変えながら現在に至るまで祝日とされているのです。

 ここ最近はこの11月3日はチャレンジPPK(ピンピン倶楽部)で代表の杉浦清始宇宙僧が執行される生前葬が行われていました。今年もその予定で内容も決まり、皆さんに告知されていたのですが、杉浦清始御導師の足腰が弱り、栃木県小山市のお住まいから京都まで遠路はお越し頂けない状態になってしまいました。御導師が不在では生前葬そのものが出来ませんので、残念ながら中止になりました。
 もう一人の代表のトータルヘルスデザイン(THD)の創業者のジミーさんこと近藤洋一さんも高齢を理由に、最近は東京等遠方に出張は控えていて、京都近辺の行動範囲になっていました。そしてこの状況でPPK両代表の意向を受けてこの際、PPKを解散してはということになったのです。
 PPKの代表世話人を私が発足時以来、長年させて頂いていましたので最終的に単に解散という事でなく、可能ならばお越しに成れる方々と終了の会が出来たら良いですねと提案していました。そして当初、生前葬の予定の11月3日が急遽、PPK卒業式の開催となった次第です。
 
 当日、仙台を始発はやぶさで6時半過ぎに出発しTHD京都本社に向かいました。11時半前に会場に着きましたが高の原の本社は久しぶりです。ジミーさんと挨拶しましたが、お元気そうです。相変わらず痩せていて飄々として流れるままの風貌は顕在です。しかし80歳を過ぎて身体的に色々相応な変化があるようです。今年4月からTHD社長に成られたご子息の太郎さんははつらつとして手腕を発揮できている様です。THDも良き後継者を得てこれからが楽しみです。
 会場にNさんも家族でわざわざ来てくださっています。Nさんは2011年3月の東日本大震災のTHDの支援イベントで仙台テンメイにご縁を頂き、それから私たちの考え、活動に共感して頻繁に千葉県から毎月仙台に来て数々の支援をしてくださいました。やがて仙台に移住しはまり込む寸前に、THDにハンティングされ5年ほど前から京都本社に勤務しているのです。2人のお子様も健やかに成長し、奥様も明るく良き家庭を築いておられます。元気に活躍されていて嬉しい事です。

 卒業式は12時から開始されました。代表世話人の私からPPKの発足からの経緯を述べさせていただきました。
 そもそもは近藤代表と杉浦御導師の両代表の発案でピンピンと輝いて生き、ピンピンコロリとあの世に還る、その生き方の秘訣を皆さんで学び会得する、面白い事をやろうと、2007年春ごろに私に声掛けを頂き、私も良いですねとお二人のお神輿担ぎをすることになったのです。私は両代表とは20年以上のご縁があり、何かにとお世話になりご指導を頂いていたので二つ返事でお引き受けした次第です。
 PPK設立準備会は第1回2007年9月に東京、第2回、同年11月に京都、第3回は同年11月東京で開催されています。そして設立会は2008年4月5日に東京で33名の参加で開催されました。
 以来、年に6回位、東京と京都で例会を開催し、旅行会も行い活発な活動を展開でき、会員も140名程になっていました。両代表の人間性、能力、特に杉浦御導師の特殊能力に寄る活動もやがて10年を迎え、寄る年波に勝てず身体的都合で停滞し現在に至っていました。
 

2018年12月4日火曜日

1508「唱導85周年9」2018,12,4

 そして翌日朝にY先生から電話を頂きました。信じられないほどに身体の調子が良いとのことです。同じ真向法体操ですが、そのアプローチの工夫、視点の違いで体操の効果を明らかに引き出すことが出来るのです。Y先生は私より大分先輩に成りますが、明るい未来を感じられる喜びを話されていました。
 これまではご自分も教科書的な体操をして来ていて、生徒さん達にもその様な指導をしてきていたと言いますが、今後の指導の参考にして、活かせそうだと言ってくださいました。
 教室の生徒さんたちは先生よりも多くは高齢者で、年々膝や腰の不調を訴えていて、真向法で改善するはずが、なぜか遠ざかる方が多くみられていて、どうしたものかと思案していたと言います。今回自分の身体の体験を通して、仙台で学んだ真向法はその方たちにもきっと効果があるのではと希望が持てる、とおっしゃいます。早速教室で指導してみたいと言います。宮城の考え方、手法を活用していただけ、必要な皆さんに指導していただく事で健康な方が増える事はとても嬉しい事です。

 Y先生が岩手で真向法の会を立ち上げて15年程になるかと思います。ゼロから始めて100数十名の会員を擁する会に成長させて来ている、素晴らしい能力のある指導者です。生徒さんの中には前東京五輪担当大臣の鈴木俊一衆議院議員ご夫妻もおられます。
 今回の全国大会の祝辞は鴨池一郎衆議院議員と鈴木俊一議員でしたが、鈴木先生の代理で奥様の敦子様がお話し頂いていました。実は真向法の大先輩の東京都元知事の鈴木俊一先生と岩手県の鈴木先生は同姓同名で、なんと奥様も敦子様で同名との事です。驚きの世界です。偶然なのか何かの神計らいなのか、真向法には面白きご縁があります。
 今回もたまたま全国大会でY先生が私に弱音、本音を漏らして下さり、改めてご縁が深まりましたが、後で伺ったところによると、今回の全国大会への参加は諦めていたと言います。ところが10月初めに、敦子様から全国大会でご主人に変わり挨拶をすることになったと連絡が入ったのです。自分の生徒の敦子様が挨拶をする会に是が非でも参加しなければと一念奮起したと言います。
 その時、すでに介護保険の認定を受けますかと連絡があり、このままではもう再起不能となると思い認定は断り全国大会に参加していたのです。そして今回の私とのご縁で望外の答えを得る事が出来たのでした。この機会が更なる展開を生むきっかけに成れば幸いです。

 やがて1か月が過ぎ、11月26日に開催した夜間教室にもY先生が参加くださいました。先生の教室でも仙台方式を指導したところ生徒さん達から好評で、これならこれからも真向法が続けられそうだと言われたとのことです。次回の教室は前回よりも沢山の出席があり、この方法は素晴らしいと自信を深めているとお話しになっていました。
 先生の腰はかなり改善したのですが未だ膝に不調が残っているといいます。右膝は何度も転んでぶつけ、外傷を受けているとのことです。
 体操の基本は重力系のバランスの改善で血液循環の改善が主になりますが、局所的な問題には生体エネルギー的励起が不可欠です。そのことを電話で伺ったので、生体エネルギー応用商品オリベックスクリームの使用を勧めました。すると、直ぐに分かりました、使って見ます。という事です。教室の当日、私の特別加算処理のオリベックスクリームをお渡しして使用法を説明しました。


 参加者の中にやはり生体エネルギー技術の活用商品のアイアイ社のマットを持参している方がいましたので借用してその上で体験して頂きました。先にマットに立って頂くと、身体が揺れ始め重心が整ってくるのを体感頂けました。不思議だと言いますが、身体が一人でに動くので。そして顔面で汗が滴り落ちるほどに汗だくになり、身体が熱くなったのです。
 そして具合の悪い膝にクリームを塗布して頂き、その変化を暫し体感して頂きました。すると、膝だけが脚の中で別物の様に感じで何か身体の活性化が起きている様だと言います。感受性が鋭く、しっかり身体の反応、変化を感知出来るセンスは素晴らしいものをお持ちです。

 今回はY先生が教室の生徒さんに指導するに参考になる様に1時間15分ほどで真向法の4動作の一人補導が一通りできるメニューを指導しました。前回よりも少しペースが早く少しきつかった様ですが、先ずは正しい動作を再確認頂け、無事に全て終える事が出来ました。明るく、希望を抱いて盛岡へ帰って行かれました。

 翌日、お礼の電話とその後の身体の変化の報告を頂きました。嬉しき事でした。そして私の指導した真向法の内容が今後の真向法普及に不可欠、必須と思われて、東京の真向法協会本部の佐藤会長に電話をして今回の経緯をお話しして下さったと言います。ありがたい事です。
 11月28日に、佐藤会長が高校の同級の真向法の会員の方が亡くなられ、そのお別れ会に来仙されました。私もお別れ会に参列しましたが、会長とお会いして昼食を共にしながら色々お話しをしました。会長のある決意もお聞きしましたが私は再考を促しました。そんな中にY先生のお話があり本部の研修会で取り上げてみましょうと言うお話しを頂きました。来年早々に何かのお役立ちが出来るかもしれません。
 真向法唱導85周年のありがたき、良き流れです。

2018年12月3日月曜日

1507「唱導85周年8」2018,12,3

 今回の真向法研修全国大会で岩手県の会長のY先生とお会いしました。お話を伺うと最近体調が思わしくないとの事です。今回の全国大会にも直前まで参加を躊躇していたと言います。

 この1年程の間に脊椎の圧迫骨折をしたり、転んで膝を痛めたり、再々転倒して歩行もままならない状態で、痛みがあり、正座が出来ずに日常生体も支障をきたしていたのですが、それでも責任者としてその状況を見せずに頑張って真向法教室で指導を続けて来ていたそうです。
 この間、整形外科始め、針治療やその他、良さそうな施術を受けたのですが、あまり芳しくなく、最後は原点に戻って真向法をするしかないとの結論に至っていた、と言います。
 そのお話を伺い、もし良かったら私の仙台の真向法教室に参加しませんかとお誘いしました。直近、1週間後に夜間教室があり、そこでしたら少数の参加者ですからY先生の為の特別なメニューにして指導が出来ます。先生のお話の内容ではメスを入れていないとのことですし、姿を拝見して私の見立てでは体操で十分に対応が出来そうに思ったのです。
 Y先生は半信半疑、果たして仙台に伺い・・との思いがよぎった事は伺い知れましたが、少し逡巡して、「それでしたら仙台の先生の教室に参加します。」とおっしゃいます。素晴らしい判断、決断をされたものと感心して、詳しい時間や場所を同席していた宮城の事務局の方に伝えて頂きました。

 10月29日、天命舎で行われる夜間教室に開始時間の少し前に行くと既にY先生が来ておられます。正座をして皆さんと歓談しています。お話では座れないと話していたのに、と思ったのですが。後で伺うと、やはりそれまでは正座が出来ずにいたのが教室に入って直ぐに座れたと言います。不思議と思いながらこの場の気が良いのか、何なのだろうかと思っていたそうです。
 Y先生は感性が豊かな方の様です。この場のエネルギーに感応して身体が活性化されている事に気づかれています。天命舎は生体エネルギー技術を活用して仕掛けを色々しています。場作り、「じんち」作りがありますので分かる人にはしっかり感じられます。
 生体エネルギー準拠位置が高い所では勾配が成立して、低位のものにエネルギーが注入されて励起が起こります。結果的にその生体が賦活化され本来の能力、機能を発揮できるように改善がされるのです。知って活用している者には当たり前のことですが、知らない方には不思議に映る世界です。

 Y先生の姿を皆さんで見て身体の状態を診断します。神経筋反射、オーリングテストでその状態を本人にも確認して頂きます。
 腰は身体の要です。その腰を整える基本の動作、私の付けた通称「和式トイレ座り」を最初に指導します。先生は膝、腰が病んでいますので自力では出来ません。私が手を握り、ゆっくりしゃがみ、腹式呼吸を繰り返して起き上がりの動作を何度か繰り返して頂きます。
 その後、前屈、つま先立ち、背伸びなどをして頂き、正座の正しい座り方の指導です。そして座位、長座位、寝ての仰臥位、伏臥位での一人で行う緩やかな優しい体操を指導しました。



  全ては真向法の基本の4つの動作を補導する体操です。ゆっくりした動作で無理せずに、呼吸を意識して身体の反応を聴きながら行います。そして1つの動作の後には少し休息を取り、身体の変化を味わって鎮まるのを待ち、次の動作に移ります。
 これらの動作は各自のペースで行って頂きます。一通り終わり、最後に真向法体操を皆さんで揃って号令を掛けて行います。それもゆっくりしたペースです。
 かれこれ1時間半を超える実技指導です。Y先生が言うには、こんなにゆっくりした体操は初めてだったとのこと。いつも早いスピードで行っていたようです。しかし、体操のポーズをとる事、身体を軽く動かすだけでも痛みが走ったといいます。




 全てを終わって明らかに身体が変化し好転した様です。笑顔がこぼれて嬉しそうです。諦めていたことに可能性が見えた、そんな感じです。不可能とは可能を知らないという事です。知ってしまうとそれが当たり前に出来る様になるのです。しかし身体がこれまでにない体験をして大きな変化があったようです。
 その身体の変化は仙台駅に着くまで色々起きていたのがホームに立ったら嘘の様に消えてスッキリして快調に激変したと言います。足取りも軽く、盛岡へ新幹線で帰られました。

2018年12月2日日曜日

1506「唱導85周年7」2018,12,2

LOH症候群の定義
LOH症候群の症状および徴候
・リビドー(性欲)と勃起能の質と頻度、とりわけ夜間睡眠時勃起の減退
・知的活動、認知力、見当識の低下および疲労感、抑うつ、短気などに伴う気分変調
・睡眠障害  ・筋容量と筋力低下による除脂肪体重の減少
・内臓脂肪の増加 ・体毛と皮膚の変化
・骨減少症と骨粗鬆症に伴う骨塩量の低下と骨折のリスク増加

テストステロン減少により様々な症状が起こる。 
精神症状 :集中力の低下、無気力、不安感、頭のもやもや感、イライラ感、うつ、疲労感、不眠、記憶力の低下
身体症状:不眠、精力低下、多汗、勃起障害・性機能低下、筋力低下、筋肉痛、ほてり、発汗、頭痛、めまい、耳鳴り、頻尿、Morning erectionの消失


 テステステロンは、リーダーシップを取りチームブレンとして働きます。筋肉を働かせることや、誰かに奢る、お酒仲間がいる事などが有効です。
 人の為、自分の為に、が大事です。病気になってめげない事です。誰かの為に生きるにはオキシトシンが大事になります。

※引用参考資料
 オキシトシン(Oxytocin, OXT)は、視床下部の室傍核と視索上核の神経分泌細胞で合成され、下垂体後葉から分泌されるホルモンであり、9個のアミノ酸からなるペプチドホルモンである (Cys-Tyr-Ile-Gln-Asn-Cys-Pro-Leu-Gly)。「幸せホルモン」、「愛情ホルモン」とも呼ばれ、ストレスを緩和し幸せな気分をもたらす。2つのシステインとチロシン、イソロイシン、グルタミン、アスパラギンで大きな環を作っており、環の中の2つのシステインのそれぞれの硫黄原子がジスルフィド結合をし、1つのシステインから3つのアミノ酸(プロリン、ロイシン、グリシン)が分岐した構造を取っている。 
 同じく下垂体後葉ホルモンであるバソプレッシンと構造が似ており、アミノ酸2つだけが違う。 
 オキシトシンには末梢組織で働くホルモンとしての作用、中枢神経での神経伝達物質としての作用がある。 
 末梢組織では主に平滑筋の収縮に関与し、分娩時に子宮収縮させる。また乳腺の筋線維を収縮させて乳汁分泌を促すなどの働きを持つ。このため臨床では子宮収縮薬や陣痛促進剤をはじめとして、さまざまな医学的場面で使用されてきており、その歴史は長い。最初は女性に特有な機能に必須なホルモンとして発見されたが、その後、男性にも普遍的に存在することが判明している。また、視床下部の室傍核 (PVN) や視索上核 (SON) にあるニューロンから分泌され、下垂体後葉をはじめ様々な脳の部位に作用し機能を調節している。 

 人生を楽しんでいない男性は、楽しんでいる人に比べると脳卒中の死亡率が1.75倍、狭心症・心筋梗塞の死亡率は1,91倍と高くなります。
 セロトニンリッチになる事が重要です。感動し楽しむことが大事です。特に男性はもっと楽天的になることが必要です。

・人生を楽しむ為に
 若年性アルツハイマーに45歳でなった方がいました。自ら家から出て歩いて楽しみました。今は63歳ですが元気で過ごしている。兎に角、人生を楽しむことです。

・守り続けたいこと
 先ず、自分の命は自分で決めること。そして、誰かの為に手を差し伸べること。人間の尊厳の為にするのです。1人1人がどれだけその気になるかが大事です。自己決定し自ら選択して生きる事です。
 真向法はとても理に叶っています。」

 鎌田先生のお話に皆さん傾聴していましたが、とても有意義な研修になりました。




2018年12月1日土曜日

1505「唱導85周年6」2018,12,1

社会的フレイルには、閉じ籠らないこと、外に出ていく事が大事です。閉じ籠りで一気に進みます。

 日野原重明先生は以下の事を励行されていました。
1、肉を食べる 
2、歩く 
3、好奇心:98歳で書道をはじめ、105歳で乗馬をされた。
4、誰かの為に:オキシトシンという幸せホルモンが出ます。自分以外へ向けてこの意識を持つ事が大事です。普通は80歳になると閉じ籠るので、やり続けることが大事です。
 先日75歳で樹木希林さんがは病院から自宅に戻って亡くなりました。
5、センチナリアン:現在67000人が100歳を越えています。皆さん自立している人が多いです。PPK、ぴんぴんころりんが多く、慢性炎症が少ないのです。長生きすれば家族に迷惑を掛けないですみます。

 筋肉と野菜がポイントです。

・要介護の原因
 75歳以上の3人に1人が要介護です。脳血管17%、認知症16%、虚弱15%、間接疾患11%。24%がロコモ症状です。
 骨と筋肉が大事です。もっとタンパク質を摂る事が必要です。卵、肉が良いです。幸せになる為の健康法としては、好きなものを食べること。その中で減塩だけはする。
テレビは見ない方が良いです。視聴率だけで皆の健康を考えていません。健康になる為には繰り返すことが必要です。しかしテレビは繰り返しません。
1日1食になると骨粗鬆症になります。3食しっかり食べるとのが良いです。

・高所得者の死亡リスク高い
 人間的な繋がりが大事です。85歳の黒柳徹子さんはヒンズースクワットをしています。10回3セット。スクワットを4回に分けてするのです。
血糖値が下がり慢性炎症が下がります。テステステロンが上がり、チャレンジ精神が向上すします。更に踵落とし、つま先立ちを5秒する。これが効果があるのです。
 
・マイオカインの働き
 若返りホルモン向上し、認知症抑制,糖尿病減少、癌減少、血圧が下がり、鬱も減少します。
 楽しむために自分流の健康法をやり続けることが秘訣です。

・男性更年期障害
 LOH症候群、肥満、高血圧が出てきます。

※引用参考資料
LOH症候群(late-onset hypogonadism)とは、男性ホルモン(テストステロン)の部分的欠乏によって起こる症候群。加齢男性性腺機能低下症候群(PADAM(partial androgen deficiency of the aging male))とも呼ばれる。女性の更年期症候群に対する男性の加齢疾患なので男性更年期障害と呼ぶこともある。日本においては加齢に伴う変化として、長らく診療の対象外とされていたが、21世紀になり急激な高齢化社会の出現を背景に治療対象として見なされるようになった。欧米では 1980年代より老年病学や生殖内分泌学の観点から注目されていた。
 発症時期が一定しないが、概ね40歳以降、加齢などによりテストステロンが低下することにより発生する。実態は低テストステロン症候群であり、生殖能力の低下のみならず精神症状を含めた全身的な症状が認められる。インスリン感受性が悪化しメタボリック症候群を発現しやすくなる。2型糖尿病患者に高頻度で見られ骨粗鬆症、心血管疾患、内臓脂肪の増加、耐糖能異常、高脂血症のリスクが増加することが知られている。特に20代から40代でテストステロンが低い場合は、2型糖尿病、メタボリック症候群のリスクが増大する。 
 男性も精巣のライディッヒ細胞やアロマターゼ(芳香化酵素)によって血中濃度で5 - 70ピコグラム/ミリリットルのエストロゲンを生成し、50歳を過ぎても閉経した後生殖期の女性より高いレベルの濃度を維持する。加齢によるテストステロンの減少とともに、男性も閉経した女性と同様にエストロゲン欠乏の作用が生じるとも推測されている。女性の更年期障害に比較し男性の更年期障害は一般に認知度は低い。また、日本で「Aging Male 研究会」が設立された当時には、マスメディアが男性更年期障害を大きく取り上げたことから、診療に不慣れな診療現場に男性更年期障害を訴える患者が殺到したが、その中にはうつ病など精神科領域の患者も多く含まれていたことなど診療現場で混乱が生じた。