2023年5月4日木曜日

3051「心が変わらなければ」2023.5.4

今回は「いっぷくからありがとう」さんの2023年04月25日の「心が変わらなければ」と2023年04月28日の「感謝の心」の2つの記事を紹介します。


「心が変わらなければ」


今日のテーマ「心が変わらなければ」です。 

人は、自分で経験してみないと他人の苦しみや悲しみなどを、

本当の意味で理解できないかもしれません。 

苦労や悲しみ、闇を知った瞳でなければ、光を知ることはできないからです。

自分で経験した

・悲しみ

・苦しみ

・孤独

・不安

は、たとえその最中は、苦しくて、切なくて、息をするのも絶え絶えになるほどで、

どれだけ布団をかぶって声を押し殺し、涙を流したか、分からないほどかもしれません。 

ですが、その経験こそが、神さまの恵みかもしれません。


しかし、そのような深い意味の分からない私たちは、このような状態の時、とかく安直に 

・神頼み

・医者頼み

・薬頼み

・他人頼み

・霊能者頼み 

に陥りがちです。

手っ取り早く、早く楽になりたいから 、自分では何もせず、自分以外の何かに頼り、依存し、丸投げしがちです。 

ですが、このような苦難は、 

神様が、私たちの魂を輝かせようと、他人の痛みのわかる人間になって欲しいと 

私達の生まれる前の、私たち自身の計画通りに、起こしてくださった出来事です。 

安直に、そこから逃げ出したとしても、 

また別の時、形を変え、役者を変えて同じ現象が起こります。 

私たちが気づくまで 何度も何度も、

例え、神様や霊的な能力のある人、神社でのご祈祷、お祓いなどで、 

一時改善されたかに見えても、

私たちの心が変わらず、以前のままで、他人依存、執着、憎しみの心のままでは、 

そこから発せられる波長に引き寄せられて、また同じ現象が現れることでしょう。 

自らの心が変わらない限り、周りの現象は、根本から解決することはありません。

「天、自ら助くる者を助く」という言葉があります。

自分自身で、自分の心を見つめなおし、

一歩一歩、もともとの清浄な心に近づけていくことが、幸福への王道だと思います。 

心がもともとの清浄な状態に戻るまでは、神さまは、沢山の環境を与えてくださいます。 

・病気

・貧困

・別れ

・死

・裏切り

・いじめ

これらを通じ、ボロボロになりながらも、魂は磨かれ、鍛えられ

ついには、このような環境の中でさえ「感謝の心」が芽生えることができた時、

この出来事は役割を終えます。 

このような環境の中に置かれた時、

安直に、

・誰かに依存するのではなく、

・丸投げするのではなく、 

じっくり、その感情を自ら味わった後、 

神さまは「何故、その環境を今、与えてくださったのか?」

深く考え、感謝の心に変化させたいものです。 

感謝の心が芽生えた時、 

その環境を引き寄せた、心の灰汁(あく)が消滅し、

神さまからいただいた、もともとの清浄な魂が顔を出してくれることでしょう。

  


「感謝の心」


この肉体の最後の時、

「あぁ、いい人生だったな」ってつぶやいて天に帰りたいと思いませんか? 

いい人生だなと思えるのはどんな人生でしょうか?

・全くお金に困らない裕福だった人生

・ずっと健康で健やかだった人生

・沢山の友人、知人にめぐまれた人生 

なのでしょうか?  

それとは逆に、「あぁつまらない人生だったな」って言う人生とはどんなでしょうか?

・貧乏な一生だった

・病気がちの一生だった

・数人の親友しかいなかった 

そんな人生でしょうか?

私は思います。

良い人生だったと言えるのは、最後の最後「ありがとう」と感謝の言葉を残せる人生 

悪い人生だったと思えるのは、心に憎しみや嫉妬、恨みを残したまま逝く人生 

それは、目に見えるものや、地位や名誉、健康などに依存しません。 

ただ心の持ちようだけです。

 

心が、肉体の最後を迎える時、どのような状態であったか? 

でもそれは死ぬ時だけに限った話ではありません。 

空海は仰いました。

「生きているうちに、天国にも地獄にも、生きることができるのだよ」って 

このことを即身成仏と言います。 

そして死の直前の意識状態は死後の世界にも大きな影響を与えます。

肉体が無くなれば、波動の世界。 

思ったこと、考えたことがすぐさま現実化する世界ですから、

死の直前の心の状態が、そのまま自分の周りに出現します。

私たちは神様と同じように創造する力を与えられているからです。

タイムラグはありますが、この生きている物質世界でも同じことです。

ですから、

・よりよく生きるとか

・感謝の人生を送るとか

・周りの人たちと仲良く助け合って生きていくなど 

そのように生きていきたいならば、自分の心をそのような状態にしておけば、

自然と、周りが整い、心と同じ状況が出現します。 

何時までも状況が好転しないのは、自分の心の中に

・社会や誰かを憎む心

・呪う心

・嫉妬の心 

などが巣くっていて、何時までも黒い霧、無明が晴れないからです。 

苦しい状況が現れる時、

神様は、同じくらいの祝福を、後ろ手に持って用意してくださっています。 

一旦、自分の置かれている状況を受け入れ、許し

「ありがとうございます」と感謝の言葉を言うことができた時、 

無明は晴れ、神々の祝福がふんだんに表れてくることでしょう。

神々の恩寵は、「感謝の心」を媒体とするからです。