2024年6月8日土曜日

3452「私たちの秘められた力」2024.6.8

 今回は「いっぷくからのありがとう」さんの2024年05月25日「私たちの秘められた力」と2024年05月27日「喜びの世界への帰還」の2つの記事を紹介いします。


「私たちの秘められた力」


今日は、私たち人間が持っている本来の力について書こうと思います。 

その本当の力を知ることにより、その本当の力を使いこなし、目の前の辛く、苦しく見える経験を、勇気と笑顔で、乗り越えて行って頂きたいからです。

返って、その逆境を自分の魂の糧として幸せへの、飛躍のバネとして頂きたいからです。 

この力については、ある邪悪な意図を持って昔から私たち人類に隠されて来ました。 

それは、私たちを無知と恐怖に縛り付けていた方が、彼らにとって都合が良いからです。 

 

さて、マザーテレサは、毎日何百回も、彼女の内なる神さまに対し、下記の祈りを繰り返していたそうです。

私の心の中におられるイエスよ、

あなたの優しい愛を信じます。

あなたを愛しています。

マザーも、自分の心の中の神さまを信じていたのですね。

何時も祈りを通じ、内なる神さまとお話していたのですね。

私たち人間は、本来、神さまと同じ能力を持つと言われています。

今はこの地球という時間・空間に縛られていますが、本来の私たちの意識は

途方もない能力を持っています。

私たちはあえて、この制約の星と言われる「3次元の地球」に来ていますが、

それは、ここでしか味わえない濃密な経験をするためです。 

それは喜び、悲しみ、楽しみ、苦しみなど様々な経験です。

本来私たちは、「上にあるが如く、下にかくある」と言われるように、 元居た上の世界のように、意識によってあらゆるものを作り出し、変えて行く能力を持っています。 

意識の力により、対象となるものにパワー(エネルギー)を与えることもできます。

そして、私たちが意識を向けない限り、つまりパワーを与えない状態が続くと、そのものの力は衰え、いつしか消滅してしまいます。

逆のことを言えば、意識する限り、その意識の強さ、そして回数が多いほど、対象に対し、大きなパワーを与えていることになります。

これが神社仏閣や、神さまゆかりの地のパワーの源泉でもあります。

もともとの神さまの神聖なパワーと、私たち生きている人間たちの、継続的な祈りのパワーによって、その場の力が維持され、強力になっていきます。

ですから、マザーが毎日何百回も、内なる神さまに対して語りかけていたということは、

それだけ、内なる神さまに大きな愛のパワーを、人間側である、マザーが与えていたということになります。

その結果、マザーの中の神さまは、大きな愛の力を持つに至りました。

そしてもう内側だけでは収まりきらず、多くの愛の光を、マザーの肉体を通して放射していたことでしょう。

その見えない愛の光を感知した多くの人たちが、見えない糸により引き寄せられ、より大きな愛のパワーが生まれてきました。

このように私たちの意識には大きな力があります。

私たちは見た目だけのちっぽけな肉体だけの存在ではありません。

神さまに愛されて、神さまの能力を分けて頂き、この世に生まれてきました。 

そして全ては繋がっています。

マザーはこうも仰っています。

あなたの身体中の一個一個の細胞に、世界中を照らし出すほどのパワーが潜んでいるのです。

神様はあなたが生まれた日に、そのパワーをそこに吹き込んでくれました。

そして、あなたが考えうる限りの愛の思いが、さんさんと光を発し、この世界を照らし出し、

そしてこの地球を、よりよい場所に変えていくのです。

 

それだけあなたはパワフルなんです。

それほどに、あなたは愛に満ちているのです。

私たちは、自分自身を卑下することなく、嫌うことなく、内なる神さまと、

生まれる時に神さまから頂いた、その息吹を信じて生きていきたいですね。

どんな人にも内側に神さまがいらっしゃいます。

その神さまは、私たちが意識を向けるたび、話しかけるたびにパワーを増していきます。

そして、周りの人たちの内に居らっしゃる神さまと同調する力も大きくなります。

動物、植物、鉱物、構築物、機械、自然現象の中に、居らっしゃる神さまと同調する力も強くなります。

それこそが、サポートオブネーチャー(自然界の協力)と言われる、全宇宙が味方になってくれる瞬間です。

まずは、自分の内なる神さまを 

・信じること、

・愛すること、

・話しかけてみること・・

そこから始まります。

皆様もどうぞ、内に居らっしゃる神さまに、話しかけてみてください。 

必ず答えは返ってきます。 

それは直截的な言葉の閃きであったり、

後に人の口を介して語られたり、 

もしくは笑い声、川の流れ、風などの外応として示されるかもしれません。

愛すれば愛するほど、答えてくださいます。

 



「喜びの世界への帰還」


死とは、私たち平凡な人々にとって一大事なことです。 

身近な人であれば、悲しみ、時によっては、「ああしてあげればよかった」と、

一生後悔を背負って生きていくかもしれません。 

ですが、臨死体験を経験された方のお話や、生まれる前の記憶を持つ子供たちの話を聞けば、

死とは、それほど深刻なことではなく、元居た場所に、また帰るだけ。 

肉体がある時よりも、はるかに長い時を過ごしている本来の場所に戻るだけ・・ のようです。

ですので、あまり深刻なお話にはなりません。 

また他の星団から直接地球に転生し、その記憶を持ったまま生まれて来た

レインボーチルドレンのお話では、どうしても疑問があって、分からない時には、

元居た星団に残している自分自身の本体と通信し、その答えを得ることもあるとのこと・・ 

これの意味するところは、私たちの魂は、物理的などこの地点(宇宙)及び、多次元に同時に存在できるということです。 

また、光よりも早く通信できるということ。 

量子力学の電子の蓋然性と同じです。 

本人が意識をフォーカスさせているところに強く出ます。 

つまり、肉体を持つ時は、強く肉体に意識を向けているために、自分自身が神々と同じく

多次元的な存在だとは気づかないけれど、本来、魂は、肉体を超えて生き、存在する・・

と言うことだと思います。

そういった観点から、今日は、聖心女子大学教授、シスターの鈴木秀子さんのお話をご紹介します。 

鈴木さんの臨死体験にまつわるお話で、亡くなった方のために「喜ぶ」という内容です。 

<引用開始> 引用元

  

≪臨死体験で変わったこと≫

司会者―臨死体験をした後、何か変わったことは?

誰かがなくなったときに、家族は泣いてますよね、亡くなったときに、

あの人はあの素晴らしい世界へ行ったんだから、その人のために喜ぶ。 

家族は悲しいから家族のためには祈りますけれども、亡くなった人のためには

喜びを感じるようになりました。 

それがとても大きなことですね。 

司会者――あちらの世界が素晴らしい世界だから、

(患者が)病気で苦しんでいらして、厳しい状態の時にも、

「安心なさってください」という言葉が説得力を持つんでしょうか?

(死がまじかに迫っている人たちに)私は手を当てたまま、本当に神様の愛が伝わって

私を通ってその方に伝わり、神様の愛が循環しているような、臨死体験で味わった

無条件の愛の中にいる安らぎというか、安心感というか、そういうものをもう一度、再現している幸せを感じます。

司会者――なぜ臨死体験の幸福感が再現されるのですか?

つらい人とか、もう死が控えている苦しい苦しい人はもう見栄とか、体面をつくろうことができない。 

いのちのギリギリまで迫られているから、その人の“ありのまま”をさらけ出しているわけです。 

だから私はその人たちから刺激を受けて、自分も飾ることなく、 

その人たちから自分の“ありのまま”を引き出されて、そうすると、お互いに一体感が浮かんでくるんですね。

  

もう死ぬ前の人間が一番望むのは“愛”だけですよ。 

だから自分も愛を溢れさせるし、愛を受け止める。

だから病人をお見舞いに伺うのは大きな喜びであり、恵みであり、癒しを与えてもらう瞬間でもあるんですね。 

司会者――最後に、これからの目標は?

一つ大きな目標があるんです。

年を取るにつれて全部、どんどん、昨日までできたことが、今日はできなくなる。失われてゆく。 

じゃあ、自分が最後の最後まですることは何だろうかと考えたときに、

気づいたことは、息を吸うことと吐くことじゃありません?   

だから、息を吸うことと吐くことは死の瞬間までするから、これを使わない方法はないと思ったんです。 

・吸うときに感謝を込めて吸い、

・吐く息に神を讃美する。 

感謝、讃美という思いを込めて、吸ったり吐いたりする特訓を自分にしているんです。 

<引用終了>

   

鈴木秀子さんは臨死体験をしてから後、不思議な力に突き動かされて

病院などに、死に行く人々を訪ね歩く活動をされています。 

そこでは、ただ 

・同調

・肯定 

・息を合わせる 

・寄り添うこと 

それしか行われませんが、2人の間に神聖な結びつきが生まれ、神々のエネルギーが循環するのだそうです。  

その結果、死を待つ人々の心は、愛に満たされ、穏やかな気持ちで、神さまに抱かれて行くのだそうです。 

派手さはありませんが、それこそが、まさに神々のやり方です。

愛の交流を通じ、心を救って行くのです。 

イエスも同じことをなさいました。